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01-09_含意命題と包含関係がわかる

1_2次関数

「命題・条件・否定などが苦手!」と困っていませんか?

こういう期待に答えます。

本記事のテーマ

01-09_含意命題と包含関係がわかる
  • ①おさえるべき重要問題
  • ②解法
  • ③全問題の解説は問題集にあります
命題・条件は「軌跡・領域」の範囲で図を描くとわかりやすい

●図を描く!
●場合分けを丁寧に!
●同じ問題を何度も練習

  • ①重要問題
  • ②重要問題を解説
  • ③全問題の解説は問題集にあります
高校数学はひらめき、才能、天性は不要!
決まったパターンを反復練習すれば偏差値80は超えます!

決まったパターンを反復練習していないから、できないんですよ!って何度も言っても、それでもやってくれないんです! やったもん勝ちですよ!

①重要問題

2問あります。絶対解けるまで何度も練習しよう!

問1

【問1】
次の命題の真偽を確認し、偽の場合その反例を1つ挙げよ。ただし、\(x,y,z\)は実数とする。
(1) \(x+y\) >2 , \(xy\) > 1 ならば、\(x\) > 1 ,\(y\) > 1である。
(2) |\(x-1\)| < 2 ならば、 \(x^2+2x-3\) < 0である。
(3) \(x^2+ y^2\) > \(x+y\)ならば、 \(x\) <0、または \(y\) < 0 である。

問2

【問2】
次の各々の命題が真となるように実数\(a\)の値の範囲を定めよ。
(1)1 ≤ \(x\) < 2 ならば|\(x-3a\)| < \(a+1\)である。
(2)2 < \(x\) < 3ならば、\(x^2-4ax+3a^2\) < 0 である。
(3)0 < \(x\) < 4を満たす実数\(x\)が、\(x^2-2ax+2a+3\) > 0 を満たす。

②重要問題を解説

本ブログでは、【問1】を解説!
それ以外の問いは、「③全問題の解説は問題集にあります」をご覧ください。

問1でおさえるべきポイント

 

問1でおさえるべきポイントは、

命題・条件は「軌跡・領域」の範囲で図を描くとわかりやすい

たしかに、反例となる\(x,y\)を1つ挙げればよいですが、図形で考えましょう。ただし、図形の「軌跡・領域」は高2数学の範囲なので、高1の方は理解できればOKです。

問1の解法

(1)の解法

\(x+y\) > 2 ⇒ \(y\) > \(2-x\)
\(xy\) > 1⇒\(y\) > \(\frac{1}{x}\)
の領域と

\(x\) > 1\(y\) > 1の領域を比較しましょう。

2次関数2次関数

図を重ねて見ると
\(x+y\) > 2、\(xy\) > 1  ならば、\(x\) > 1\(y\) > 1としたいが、
満たさない領域(青斜線部)がありますね。

例えば、\(x\)=2,\(y\)=0.6は
\(x+y\)=2.6 > 2、\(xy\)=1.2 > 1 ですが、\(x\) > 1\(y\) > 1ではないですね。
よって、「偽」となります。

(2)の解法

絶対値の不等式|\(x-1\)| <2を解きましょう。
●\(x-1\) ≥0のときは、 \(x-1\) <2 より \(x\) < 3
●\(x-1\) ≤0のときは、  -\(x-1\) <2 より\(x\) <-1
と絶対値を丁寧に外せば、-1 < \(x\) < 3と解けますね。

2次不等式も解きましょう。
\(x^2+2x-3\)=\((x+1)(x-3)\) <0
より、 -1 < \(x\) < 3と解けますね。

どちらの条件も-1 < \(x\) < 3ですから、「真」となります。

(3)の解法

\(x^2+ y^2\) > \(x+y\)を図で描きましょう。円になりますよね!
\(x^2-x+y^2-y\) >0
\((x-\frac{1}{2})^2+(y-\frac{1}{2})^2 \) > \(\frac{1}{2}\)
を図で描くと

2次関数

一方、\(x\) <0 または、 \(y\) <0ですが、上図の赤い領域をみると、\(x\) >0かつ、\(y\) >0の領域があるので、「偽」となります。反例は赤い領域にある1点を示せばOKです。

面倒くさがらず、コツコツ場合分けしましょう!
場合分けに慣れると一気に勝率が上がるし、
場合分けもパターンがあるので、慣れると簡単!

「図を描いて、条件式を作り、場合分けするスキル」は絶対に習得しましょう! 一気に高校数学が得意になれます!

③全問題の解説は問題集にあります

「第1章 二次関数」で、大学受験も大学以降でも習得すべき、
二次関数の重要問題を解説しています。
目次を紹介します。

「第1章 二次関数」の目次
第1章 二次関数

01-00 2次関数の勉強の心得
01-01 2次関数とそのグラフ
01-02 2次関数の値域
01-03 2次方程式
01-04 2次不等式
01-05 2次方程式の解の存在範囲
01-06 絶対値を含む関数
01-07 絶対値を含む方程式・不等式
01-08 命題・条件
01-09 含意命題と包含関係
01-10 必要条件・十分条件

問題集はメルカリでご購入いただけます。
(現在問題集作成中。)

問題集イメージ図(予定)

是非、ブログを参考にいただき、ご購入よろしくお願いいたします。

まとめ

「01-09_含意命題と包含関係がわかる」を解説しました。

  • ①おさえるべき重要問題
  • ②解法
  • ③全問題の解説は問題集にあります


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