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  • GHQが天皇制を維持した理由がわかる

    GHQが天皇制を維持した理由がわかる

    本記事のテーマ

    GHQが天皇制を維持した理由
    (国家元首だったが戦争責任を問わなかった)

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    昭和天皇への戦争責任(通説)

    戦時中、大日本帝国憲法のもとで統帥権をもつ国家元首だった天皇は理論上は太平洋戦争で軍の最高指揮官として戦争責任を問われる可能性があった。

    その理由は簡単で、連合国側からすれば日本の天皇は敵国のトップ。厳しい処罰を与えて、二度と戦わないように仕掛けようとしますよね。

    実際

    1. しかし、連合国側は天皇の戦争責任を問わなかった。
    2. 日本国憲法では天皇制は残し、国民の象徴とした。
      (もっとも、古代から天皇は国民の象徴である。)

    意外な結果だったのです。

    敵国の国家元首であれば通常は戦争責任を問い、厳しい処罰を受ける。
    しかし、日本の戦後はそうならなかった。

    ,

    このあたり、教科書や学校では、
    日本側から学ぶので、「そりゃそうでしょう!」
    という感触です。
    しかし、敵国側からすれば、
    「一番憎む相手」
    その相手にあまり制裁を与えなかったのは不思議ですよね。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    連合国側、GHQが敵国の国家元首だった天皇を戦争犯罪人として処罰を一切しなかったのはなぜだろうか?

    もっと不思議なのは、

    処罰どころか、天皇制は維持し、日本国憲法でも国民の象徴とし、天皇制は残された。

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    ポイントは
    「日本」、「日本人」とはどういうものかを理解すること!
    我々日本人があまり理解していないところです。。。
    そうなるような教育を戦後してきましたから。

    なので、教育が悪いとか、GHQの押し付けに反対!より、
    「私たち、自分のことをちゃんと知りましょう!」
    が大事です!

    1. 日本、日本人とはどういうものかを連合国側が理解できていた。
    2. 昭和天皇が命乞いするのではなく「自分はどうなってもよい。国民を助けてほしい」と語ったことで、GHQマッカーサーはその人間性に感銘を受けた。
      (もともと古代から天皇が大御宝である国民についてシラスことを継続してきた)
    3. 天皇は国民を支配する王ではなく、すべての日本人の象徴である。
    4. 天皇を葬れば日本国家は崩壊し、日本国民の憎悪と憤激は未来永劫続き、復讐による悪循環が数世紀にもわたる恐れがある。
    5. 日本の天皇のシラス統治を維持することが日本統治、復興に欠かせないと連合国側も十分わかっていた。
    日本、日本人、天皇という特殊な関係を活かすことが戦後の日本統治、戦後復興に欠かせないことが連合国側にも十分伝えることができた。その結果、天皇制が維持でき、現代につながっている。

    歴史は結果論で済ますのではなく、その理由をしっかり考えることが大事です。

    日本は何となく2000年も天皇がいる。
    いつも笑顔でやさしいいい人がなぜかいる!
    ではなく、
    なぜ、日本にとって天皇制が重要なのか?
    「日本」、「日本人」とはどういうものかを理解すること!
    が大事です!

    その本質を学ぶために歴史を勉強していきましょう。

    まとめ

    「食料危機がなくならない理由
    (グローバリゼーションやランドラッシュが背景)」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 食料危機がなくならない理由(グローバリゼーションやランドラッシュが背景)

    食料危機がなくならない理由(グローバリゼーションやランドラッシュが背景)

    本記事のテーマ

    食料危機がなくならない理由
    (グローバリゼーションやランドラッシュが背景)

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    食料危機(通説)

    食料危機は自国で農業生産が進まず起こる危機。

    いくつか理由があります。

    1. 内戦・国際紛争
    2. 気候(干ばつ、洪水、異常気象)
    3. 経済ショック インフレ、通貨危機などによる食料価格の高騰
    4. 人口増加

    一方、各国の穀物自給率マップを見ると、農業に強い地域もあれば、その逆もあります。

    https://honkawa2.sakura.ne.jp/0319.htmlより引用

    その国、地域の問題もあるが、国際協力する時代でもある!
    それでも食料危機は無くならない!

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    グローバリゼーションが進む世界・時代にもかかわらず、飽食な地域もあれば飢餓に苦しむ地域もあるのか? 

    国際機関がたくさんあり、協力体制がしっかりできているはずですよね。

    自国で農業を強化して飢餓を乗り越えたらよいと思うが、なぜ簡単に解決しないのだろうか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    グローバリゼーションな時代だからこそ、弱者が飢餓に苦しむ。
    とくに”ランドラッシュ”という新植民地主義な問題も出てきた。

    今回、

    ”ランドラッシュ”という言葉を紹介します。

    ①世界の食料システムの問題点 

    1. 農業大国の余剰農産物を途上国や自給率の低い国へ輸出する自由貿易
    2. 途上国の経済支援の代わりに自国農業の廃止による輸入依存体質化
    3. WTOの自由貿易という美名の下に農業物貿易を国際ルールに置くが、大農業国が自分たちに都合の良いルールを国際スタンダードにしていく→自由貿易は貧しい国が敗者となる

    農業大国は基本、世界でも強い国で、彼らに打ち負かされて、自国の農業力が強くなれないという世界規模の仕組みの欠陥が原因と言えますね。

    ②外国による農地の囲い込み(ランドラッシュ)

    1. 食料を輸入に頼る国の政府が食料生産のために海外の広大な農地を手に入れようとしている。
    2. 生産コストが安く土地と水が豊富な途上国が狙われる
      (新植民地主義と呼ばれる)
    3. 外国企業が大規模の食料を生産・輸出するが、受け入れ国は慢性的な食料不足という矛盾。
      (飢えた地元民のそばで、外国勢が自国に持ち帰るために食料を生産する。)
    食料自給率が低い経済大国が外国の農地を囲い込む新たな問題が出始めています。

    解決する方法

    食料安全保障を強化するには、小規模農業者を支援することが大事!
    海外からの輸入依存を断ち切り自国で生産する力をつけることが大事です。

    特に、自然豊かな地域や国は本来、食料を確保し豊かになれるはずです。でも、それをうまく活かせなくする国際機関があるのも現状です。

    自然豊かな日本も食料自給率が40%前後と低いのも、そういう国際的な関係とうまくやっていくからと考えるべきです。米はどうしても国産がいいので100%に近いというわけです。

    まとめ

    「食料危機がなくならない理由
    (グローバリゼーションやランドラッシュが背景)」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 戦後GHQが日本に統治したこと(建前と本音)

    戦後GHQが日本に統治したこと(建前と本音)

    本記事のテーマ

    戦後GHQが日本に統治したこと
    GHQは日本を骨抜きしたが、日本は自由で豊かな国に発展できた。

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    GHQによる日本の統治(通説)

    戦後、GHQが日本を7年間占領統治。現代の日本のベースを形成。
    1. 政治:民主主義の定着、平和国家
    2. 教育:教育の普及と平等化
    3. 経済:民主化と中間層の形成、労働権利の拡充
    4. 宗教・思想:信教の自由と個人主義の促進
    日本の復興を支えた1つにGHQの改革もある

    結果論ですが、GHQの押し付けとしても、意外といい政策を押し付けてくれた、そんなに悪くない印象です。まあ、そう教えられたからでしょうけど。

    植民地支配は略奪が基本で、衰退の一途をたどる運命。でも、日本はすぐ復興し、自由かつ豊かな国へと発展した。日本のすごさなのでしょう!

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    植民地支配は略奪が基本で、衰退の一途をたどる運命。でも、日本はすぐ復興し、自由かつ豊かな国へと発展した。でも、日本はなぜ発展できたのだろうか?
    ★GHQが日本に対してしたかったことは何だったのか?
    ★日本にとって良い案を提案するならなぜ戦争という大きな犠牲を払う必要があったのか?
    ★実はGHQの押し付けによって日本が抱える課題があるのではないか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    自己主張が外交の基本。
    よく考えると
    アメリカにとって都合のよい施策を
    日本に押し付けるのが基本ではないか?

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    GHQの本音は日本を骨抜きにすることだった。
    戦争で日本の強さをアメリカも痛感しており
    今度いつ日本と戦うかと考えると大きな脅威になるのは自明。
    しかも、冷戦の時代に突入し、大国ソ連との競争を考えた世界戦略をアメリカは取る必要がある。
    アメリカにとっての脅威を排除し
    むしろ日本をアメリカ側につける策
    の方が得策

    確かに、日本の列強のよる分割統治も連合国側で提案されたり、
    アメリカも数年間は日本を弱体化させる施策を押し付けていましたが、
    冷戦の時代がアメリカ単独の日本の占領と、戦後復興(朝鮮特需)による日本の復興を後押ししました。

    GHQの施策の建前と本音

    表にしました。

    1. 全般:アメリカの脅威とならないよう、軍隊解除し、平和な政府を作る。
    2. 政治:封建的・軍国主義的な価値観からの脱却(封建制の廃止)。
    3. 経済:戦争を支えた財閥による脅威を排除。
    4. 食料:農地を細分化させ、大規模農業を阻止。
    5. 教育:日本の精神的武装解除。
      愛国心、日本の神話、日本の建国、天皇・皇族の歴史を教えることを禁止。
    6. 宗教・思想:国家神道の廃止
      政教分離の原則や日本の精神的武装解除と国家主義の根絶。
    7. 言論:プレスコードによる統制が今も効いている。
    GHQの本音は日本を骨抜きにすることだった。
    でも日本は80年間平和で豊かな国になれたので、GHQの施策に対して長年の反論や暴動がなかったともいえる。

    日本側もうまく融和して戦前より豊かで強い国になっています。

    近年のSNSによるプレスコードの効き目が低下

    特に、新聞・テレビなどの報道は
    言論の統制が2010年代まで効いていましたが、
    SNSの普及とともにいろいろな意見が出るようになった印象があります。

    印象的なのは、

    テレビで報道される内容と
    SNSで知る内容が逆だったり。
    それが選挙結果に影響を与えるようになっています。

    言論の自由は客観性を与えるメリットがありますが、

    統制によるデメリットもありますが、
    言ったもん勝ちや、誤った思想が力をもつリスクもあります。
    正しい判断を我々に求められる時代でもありますね。

    今こそ、「日本」、「日本人」とは何かを再度見直す時期

    ★GHQの洗脳からの解除とか。
    ★日本を強くという「愛国心」。
    を見直そうという動きがあり、大事ですが、

    注意すべきは、

    ★GHQの洗脳からの解除とか。
    ★日本を強くという「愛国心」。
    を見直そうと発言した人・団体が誤った道へ進もうとしないかどうか。

    特に

    「愛国心」、「戦争の前の強い日本に戻る」
    などは、確かに正しいですが、
    一歩間違えると軍国主義や戦争の道に入り、
    歴史の過ちを繰り返すことにあります。それじゃ、いかんよ!
    先人・先輩が怒るよ!

    なので、「愛国心」、「強い日本を取り戻す」は行き過ぎた発言・内容と思います。

    今、私たちは、
    「日本」とは何か?
    「日本人」、「日本人らしさ」とは何か?
    を歴史から学びなおすことに注力することが大事です。
    日本人が持っている言葉「和」。
    (平和、調和、親和、融和、温和)
    の精神を世界に発信し、より皆が幸せに暮らせるよう願うことが大事とQCプラネッツは思います!

    まとめ

    「戦後GHQが日本に統治したこと
    GHQは日本を骨抜きしたが、日本は自由で豊かな国に発展できた。」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 「フロンガスによるオゾン層破壊」が「環境問題を地球レベルに引き上げた」がわかる

    「フロンガスによるオゾン層破壊」が「環境問題を地球レベルに引き上げた」がわかる

    本記事のテーマ

    ’フロンガスによるオゾン層破壊が環境問題を地球レベルに引き上げた
    • ①フロンガスによるオゾン層破壊が環境問題を地球レベルに引き上げた
    • ②フロンガスとは
    • ③フロンガスによるオゾン層破壊のメカニズムがわかる!

    ①フロンガスによるオゾン層破壊が環境問題を地球レベルに引き上げた

    なぜ、環境問題は地球規模へ広がったのか?

    フロンガスの化学的特徴や、オゾン層破壊の原因も大事ですが、最も伝えたいことがあり、ブログ記事にしました。

    それは、

    フロンガスによるオゾン層破壊までは、環境問題は日本の四大公害のように特定地域限定の公害問題で、その場で公害の原因者と被害者は明確でした。

    しかし、

    フロンガスによるオゾン層破壊は、フロンガス排出者とオゾン層破壊による被害者がわからず、世界中で公害が起こる「地球規模の環境問題」へと発展するきっかけとなりました。
    例 四大公害 フロンガスによるオゾン層破壊
    地域 局所的(地域限定) 全域(地球全体)
    被害者 その地域住民 不定
    加害者 その地域企業 不定
    環境問題 地域限定 地球規模

    上の表から

    フロンガス固有の特徴が地球規模の環境問題を考えさせるきっかけとなったことをしっかり理解しましょう!

    環境に関する仕組み・法整備ができた背景を理解する

    環境の勉強で苦労していませんか?

    ●100以上ある環境法
    ●持続可能、サステナブル、SDGsと何でもあり
    ●範囲が広すぎるし、理解が難しい!だから丸暗記!

    環境の勉強で大事なこと

    様々な法律や概念ができたり、ひろがった理由や歴史的背景をおさえよう!

    QCプラネッツから環境の歴史背景をまとめます。

    環境問題の歴史に「フロンガスによるオゾン層破壊」は欠かせない!
    1. 環境問題の最初は地域限定の「公害問題」
    2. 地域限定から世界規模に発展
    3. 地球レベルで環境問題を協議
    4. サステナビリティ、SDGsなどと拡張するが、ここは一旦止めてもいい(何でもありになり、わけがわからなくなる!)
    環境問題は
    (1)まず「公害対策」が基本! なぜなら、今も報道されないが公害問題は国内各地で水面下である!公害は過去のものではない!
    (2)次に、「地域限定から地球規模」で環境を考える! このきっかけがフロンガスであり、様々な法整備につながったきっかけ!
    この2点をまずおさえましょう!

    ②フロンガスとは

    フロンガスは冷蔵庫の冷媒として普及。
    それまで二酸化硫黄やアンモニアを使っていたが、臭いし、有毒。
    無毒で安定な化学物質としてフロンが発明。
    家電製品の普及とともにフロンガスの生産・消費が急増。

    冷蔵庫に二酸化硫黄やアンモニアを使っていたようですが、あまり想像したくありませんね。

    フロンガスは安定した化学構造で、
    爆発や有毒性もないので、
    便利な人工化学物質だったわけです。

    ③フロンガスによるオゾン層破壊のメカニズムがわかる!

    ここで大事なのは、

    1. フロンガスの大気中濃度を調べてわかったが、なぜ大気中濃度を測定しようと思ったのか?
      (別に危険や物質ではなく、問題もなかったので測定しようとならないはず。)
    2. フロンガスが大気中に放出したらなぜ問題なのか?なぜオゾン層破壊の原因物質になってしまうのか?
      (大気中に滞在すれば他の原子や太陽光によって化学反応し、フロンガスはオゾン層を破壊するに至らないのではないか?)
    3. 他の物質も大気中に放出したらオゾンと反応はするが、なぜフロンガスはそれがマズイのか?
      (オゾンと化学反応すればフロンガスも分解されてるから、オゾンと反応しなくなるのではないか?)
    4. フロンガスがオゾンと反応する化学的知見からなぜ地球規模の環境問題にすぐ発展したのか?(普通は、問題を提起してもすぐには皆動かないもの)

    いかがでしょうか。気になりませんか?

    フロンガスがオゾン層を破壊する理由を知っていても、
    他の物質でも起こりうる!でもなぜ、フロンガスはまずいのか?
    なぜすぐ国際問題に発展したのか?
    理由を深堀しなければ環境分野を理解するのが難しくなる!

    1つずつ解説します。

    大気中のフロンガスを測定しようとした理由

    安定した物質フロンガスなので、ヤバイという認識はないはず。でも、
    南極に向かう船の上で空気を集め、フロン濃度を測定した実験がありました。

    なぜ、計測したの?

    これは、

    興味本位的な要素が強く
    1970年初めごろに研究者が調べてみたら
    「あれ!ヤバくないか?」
    と気づいたようです。
    1. フロンガスは人工合成物質で自然界に存在しないことは1970年以前から既知である。
    2. 大気中に不純物として混入した気体はどのように除去されるかを調べたかった(太陽光による分解、雨水による洗い落とし、大気中の気体原子との化学反応など)

    3. フロンは工業利用のためにきわめて反応しにくいように設計された分子であるため、自然界に放出したらどのように変化するかを知りたかった。
    4. フロンは人工物であり、都市部から放出される。人間が住めない環境(南極や南半球側)の上空にフロンがいるのか?を知りたかった。

    大気中のフロンガスを測定してわかったこと

    データを取ると、下図のように場所とフロン濃度の関係がわかりました。

    (1971年、J.E.Lovelockによる
    フロン: 地球を蝕む物質 1990 富永 健 (著)
    より引用)

    あれ?おかしくねえか?
    と気づきませんか?
    1. 北半球の大都市から放出されたフロンの大気中濃度は、なぜか誰も住んでいない数千~数万km離れた南極側の緯度になるほど高い。それだけ長い期間大気中にフロンガスは分解されず、雨に溶けずに上空を漂っていることがわかる。
    2. 南極側での大気中濃度が高い。フロンガスが集まりやすい環境条件が南極の上空ではあるのかもしれない。
    でも、これだけだと、単に上空にフロンガスが集まるだけで、地球規模の環境問題までは発展しなさそうですね!

    大気中のフロンガスがオゾン層にとってマズイ理由

    結論

    フロンガスが成層圏まで上がると太陽光の紫外線と反応し、オゾンと反応する。
    その際、塩素原子単体が長期的に存在する化学反応を起こすため、
    その分、オゾン層のオゾンが分解されてしまう。
    これがオゾン層破壊する原因であり、フロンガス使用が大問題となった。

    化学反応のメカニズムを下図で解説します。

    フロンガスによるオゾン層破壊
    が地球規模の環境問題にのし上げた理由は
    オレンジ領域にて、何度も塩素原子が生成され、そのたびにオゾンが分解されること。
    理論計算では塩素原子1個に対し、10万個のオゾン分子が分解される。
    フロンガスは安定物質のよさが仇となり、成層圏まで分解されずにやってくる。
    そこで大量のオゾンを破壊することにある。

    フロンガスがオゾン層破壊がすぐ世界中に知りわたり対策をとるように進んだ理由

    大問題が発生しても何もしないのが世の中。
    四大公害で犠牲者が出ても、政府も行政も企業も経済優先でいた。
    でもフロンガスによるオゾン層破壊の件はなぜかすぐに世界中の人を動かすことができた!
    それはなぜでしょうか?

    結論

    これまでの環境問題と全く異質なものだったから

    つまり、

    ●加害者と被害者が全く一致しない。
    ●北半球の都市部で放出したら、南極でオゾンホールができる。
    ●いつどこで誰がダメージを受けるかわからない。
    ●環境問題は地球規模で考えなければならないと思い知らされたから。
    ●フロンガスは安定物質で使いやすさもあり、簡単に辞めることができない。
    フロンガスによるオゾン層破壊は、フロンガス排出者とオゾン層破壊による被害者がわからず、世界中で公害が起こる「地球規模の環境問題」へと発展するきっかけとなりました。
    例 四大公害 フロンガスによるオゾン層破壊
    地域 局所的(地域限定) 全域(地球全体)
    被害者 その地域住民 不定
    加害者 その地域企業 不定
    環境問題 地域限定 地球規模

    となることがよくわかりますね!

    環境問題は、内容・原因・化学的メカニズム・法的整備など学ぶことが多いですが、その土台となる
    「背景」をしっかり考えて理解することが大事です。

    まとめ

    「フロンガスによるオゾン層破壊が環境問題を地球レベルに引き上げた」を解説しました。

    • ①フロンガスによるオゾン層破壊が環境問題を地球レベルに引き上げた
    • ②フロンガスとは
    • ③フロンガスによるオゾン層破壊のメカニズムがわかる!
  • 太平洋戦争が勃発した理由がわかる(ヨーロッパから考えてみる)

    太平洋戦争が勃発した理由がわかる(ヨーロッパから考えてみる)

    本記事のテーマ

    太平洋戦争が勃発した理由
    ヨーロッパから考えてみる

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    太平洋戦争勃発(通説)

    1. 日本のハワイ真珠湾攻撃によって太平洋戦争が勃発。
    2. 開戦理由として、日本が輸出依存していた石油・鉄・ゴムなどの対日輸出を全面禁止され、到底受諾できないハルノートをアメリカから突き付けられた。
    真珠湾攻撃は戦略的には成功したが、宣戦布告が攻撃後に届いたことが、
    アメリカ世論を激怒させ、結果的に長期戦へと突入する要因なった。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    ・アメリカのルーズベルトは国民に不戦を訴え大統領に就任。簡単に参戦できない状況であった。
    ・アメリカも日本も本当は戦争したくなかった。できるだけ戦争回避で外交の努力をしてきた。
    ・でも、なぜ最悪な事態を選択してしまったのだろうか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    日米だけの関係で勃発した戦争と考えてよいだろうか?
    ヨーロッパから太平洋戦争が起きた理由を考えてみましょう。

    ナチスドイツが強すぎ、連合国が大苦戦

    下の地図のように、ナチスドイツが第2次世界大戦を開戦してから、領土を次々と拡大し、
    ●連合国側のフランスは攻め落とされ
    ●イギリスは首都ロンドンが空爆され、ドイツに負けそうな状況
    ●ソ連もドイツに大苦戦、首都モスクワの近くまで攻め込まれていた

    https://www.german-interpretation.com/blog/dt9wb9xrcw94kfmkam5hnxd9pe5jksより引用、一部文字・図を追加

    ナチスドイツが強すぎ、ヨーロッパ諸国が苦戦
    どうしても経済大国になったアメリカの支援が必要だった。

    アメリカは戦争意思はなかった

    どころが、

    アメリカ大統領ルーズベルト
    国民に参戦しない約束で就任したため
    ヨーロッパ戦線に送るのは無理だった。

    頼りとなるアメリカが不戦となると、困るのは反ドイツなヨーロッパ連合国側ですよね。

    戦争反対世論を覆すような事件が
    アメリカ国内で起きなければアメリカは参戦しない。

    となりますよね。

    そこで、よいターゲットとされたのがドイツと同盟国な日本。

    日本と周辺国との関係

    当時、あまり良い外交関係になっていませんでした。これもそうさせられたのかもしれません。

    1. 中国に対して、蔣介石と対立。一方、蒋介石に英、米が支援
    2. ソ連も、日露戦争や満州周辺との衝突が相次ぐ。
    3. 日本は石油などの天然資源をアメリカ輸入に依存する弱みもあった
    4. 油田があるインドシナ半島を支配したフランス、オランダがドイツに負けたため、インドシナ半島は同盟国側の支配権となっていた。

    となると、

    日本を窮地に立たせ、アメリカへ攻撃させる状況へ追い込ませられないか?と悪魔のささやきが出てくるのがわかりますよね。

    日本は天然資源がないから、経済封鎖すれば窮地に追いやるのは簡単。さらにハルノートなどの厳しい条件を突きつけたらアメリカがヨーロッパへ戦線する理由ができる。

    当然、

    最後の最後まで、
    戦争回避を互いに外交で進めてきたとしても、
    止む無しとなってしまった。

    (注意!)現在の日本でも同じ事されるとどうなるか?を想像しよう!

    確かに時代的に日本の軍部の暴走なり
    今の日本より血の気が多い日本だった点もありますが、
    基本は外交努力で相反する事柄をうまく進めるのは
    今も昔も同じです。
    1940年代のことと同じことを今、世界から仕掛けられると日本も窮地に追いやられ、悲惨な過去を繰り返すリスクもある点を理解しましょう。

    大事なのは、

    歴史を正しく学び、
    平和で幸せに生きるための努力をすることです。
    先人の苦労をしっかり学び受け継ぐことが大事です!

    まとめ

    「太平洋戦争が勃発した理由
    ヨーロッパから考えてみる」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 日本が朝鮮、台湾を統治した理由(対馬事件、巨文島事件、清仏戦争)

    日本が朝鮮、台湾を統治した理由(対馬事件、巨文島事件、清仏戦争)

    本記事のテーマ

    日本が朝鮮、台湾を統治した理由
    対馬事件、巨文島事件、清仏戦争

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    日本の朝鮮、台湾の統治(通説)

    明治から昭和にかけて、日本は朝鮮・台湾を統治。
    日本も列強に負けじと朝鮮・台湾を統治
    1. 1876年 日朝修好条規(朝鮮の開国)
    2. 1895年 日清戦争後 朝鮮半島から清の影響排除、台湾統治
    3. 1905年 第二次日韓協約(乙巳条約)で保護国化
    4. 1907年 高宗退位(ハーグ密使事件)
    5. 1910年 韓国併合条約により大韓帝国消滅、日本の直轄領化
    6. 1945年 日本の敗戦により統治終了
    新日、反日活動が現在もあるがその元となった背景

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    なぜ、日本は朝鮮と台湾を統治しようとしただろうか?
    長い歴史の中で、実際に統治したのは明治から昭和の数十年だけ。

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    列強がいつ日本に攻めてくるかわからない脅威があったから
    1. 対馬事件:1861年ロシア軍艦が対馬を半年占拠。
    2. 巨文島事件:1885年~1887年イギリス海軍が占拠
    3. 清仏戦争:1883年~1885年フランスが一時占拠

    日本近海しかも、大陸側に、列強国が占拠されるには、日本にとって相当ヤバい状況であることがわかりますよね!

    日本の防衛圏に列強が占拠された時期がありいつ日本が攻められるかわからない脅威が迫っていた。

    早く日本の領土を国際的に認めてもらい確保する必要があった

    1. 北海道の開拓(ロシア対策)
    2. 樺太・千島交換条約(ロシア対策)
    3. 琉球を沖縄県として導入(清、英、仏対策)
    4. 小笠原諸島の領有宣言(英、仏、米対策)
    いつ列強が日本に攻めてくるかわからない状況。
    日本の領有を国際的に認めてもらいつつ
    列強が入る隙間をなくすことに神経を使う必要があった時代だったわけです。
    しかし、朝鮮と台湾は
    ・朝鮮:閉鎖的な「隠者の国」
    ・台湾:化外(未開、野蛮)、瘴癘(しょうれい)の島
    両者を列強が支配しやすい環境であり、日本にとって最大の脅威だった

    まとめ

    「日本が朝鮮、台湾を統治した理由
    対馬事件、巨文島事件、清仏戦争」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 日本の朝鮮・台湾の統治が西洋列強国の植民地支配と全く異なる理由がわかる

    日本の朝鮮・台湾の統治が西洋列強国の植民地支配と全く異なる理由がわかる

    本記事のテーマ

    日本の朝鮮、台湾の統治方法
    西洋の植民地化政策と全く異なる理由

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    日本の朝鮮、台湾の統治(通説)

    明治から昭和にかけて、日本は朝鮮・台湾を統治。
    日本も列強に負けじと朝鮮・台湾を統治
    1. 1876年 日朝修好条規(朝鮮の開国)
    2. 1895年 日清戦争後 朝鮮半島から清の影響排除、台湾統治
    3. 1905年 第二次日韓協約(乙巳条約)で保護国化
    4. 1907年 高宗退位(ハーグ密使事件)
    5. 1910年 韓国併合条約により大韓帝国消滅、日本の直轄領化
    6. 1945年 日本の敗戦により統治終了
    新日、反日活動が現在もあるがその元となった背景

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    「植民地支配」といっても、ヨーロッパ列強国と日本ではやり方が
    全く異なった。それはなぜだろうか?

    ヨーロッパ型と日本型の違い

    まとめると、同じ植民地支配でも統治方法が全く違います。

    ヨーロッパ列強国は「略奪」支配
    日本は「経済発展」支配

    日本が統治した朝鮮と台湾の変化をまとめます。

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    植民地統治の目的が全く異なっていたから
    • ヨーロッパ列強国:略奪(鉱山資源、農作物、奴隷)
    • 日本:列強からの防衛強化

    明治維新からの急速な近代化

    幕末に列強国に開国を迫られた日本は防衛強化のため、
    近隣の朝鮮・台湾との連携を求めた。しかし、どちらも弱国であり、
    いつ列強が日本周辺に襲い掛かってもおかしくない状況。

    でも、

    ・朝鮮:閉鎖的な「隠者の国」
    ・台湾:化外(未開、野蛮)、瘴癘(しょうれい)の島
    両者を列強が支配することは、日本侵略が最大の脅威

    なので、

    朝鮮・台湾の独立国家としての体制を求めたが、
    拒否され、日本の列強からのリスクが下がらない。

    となると、当時の日本ならどうするかというと

    日本が統治して、両国を強化し、防衛壁として機能。

    と考えるのが筋が通りますよね。

    朝鮮と台湾をヨーロッパ列強国のように略奪、弱体化しても日本にとっての脅威がなくなるわけでない。むしろ、朝鮮と台湾が弱体化すると日本にとってより脅威になる。

    日本は

    白村江の戦い
    元寇
    秀吉の朝鮮出兵
    明治の朝鮮・台湾統治
    があるが、基本はすべて日本列島の防衛が目的。

    他国を侵略して略奪する発想は、自然豊かでシラス統治がベースな日本には合いません。西洋のように隣国からの略奪や侵略を繰り返す歴史ではないからです。

    ここで1つ注意なのは

    日本の統治によって朝鮮・台湾の近代化・経済発展が進んだが、これは彼らが望んだものではないことも留意しておく必要があります。

    当時、イギリス、フランス、ロシア、アメリカ、そして日本のように急激な発展を遂げたドイツなどが列強国化しており、いつ自国が植民地支配されるかわからない状況下であった点を、よく理解しておきましょう。

    まとめ

    「日本の朝鮮、台湾の統治方法
    西洋の植民地化政策と全く異なる理由」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 【高校数学】中学数学 1次関数の場合分け問題を復習しよう!

    【高校数学】中学数学 1次関数の場合分け問題を復習しよう!

    本記事のテーマ

    【高校数学】中学数学 1次関数の場合分け問題を復習しよう!

    おさえておきたいポイント

    • ①高校数学のここがわからない!
    • ②本テーマ【できるようになりたい問題】
    • ③QCプラネッツができる解き方を伝授!
    • ④QCセミナーのご案内
    学校、塾、サイトなど丁寧に解説してくれますが、それでも多くの人を悩ましてきた高校数学。
    皆が苦しむ高校数学をよく知っているQCプラネッツだから伝えられるものがあります!

    ①高校数学のここがわからない!

    今回のテーマである

    「高校数学になってから場合分けする問題ばかり。なぜ場合分けするのか理由がわからない」となっていませんか?

    例えば

    (a) m < 2 のとき
    f(x)=…
    (b) 2 ≤ m < 4 のとき
    f(x)=…
    (c) 4 ≤ m のとき
    f(x)=…
    のような場合分けが高校数学では頻繁に出てきます。
    なぜ、そうなるのかを丸暗記せず理解できていますか?

    皆が悩むポイント

    あなたが悩むポイントがたくさんありますよね。

    1. 文字式が多く、文字式の値によって場合分けが発生する・しないのポイントがわからない
    2. なぜ高校数学になってから急に場合分け問題が増えるのかがいまいちよくわからない
    3. どの場合を場合分けするかが不安で、ヌケ漏れが起きて減点される。
    4. 解法を暗記して点数化しても、すぐわからなくなる

    しっかり悩んでから理解するのが正しい勉強!

    ●高校数学は難しいから悩むの当たり前です!
    ●しっかり悩んで、自分なりに理解することは正しい勉強法です!
    ●公式・解法の丸暗記はすぐに忘れる
    でも、習得する前にくじけてしまい、諦めてしまう人がほとんど。だから一緒に勉強しましょう!

    ②本テーマ【できるようになりたい問題】

    では、本テーマで習得したい問題を解説します。

    場合分け問題は実は中学2年で学ぶ1次関数の応用問題にあります!まずは1次関数の応用問題を復習しましょう!
    中学数学は簡単に解けたとしても、高校数学に活かせるテクニックがたくさんあります。わかった風でいるから、高校数学でくじけてしまいます!

    問題

    下図のような台形ABCDがある。点Pは点Aを出発し、辺AB上では毎秒3cmの速さで、辺BC上では毎秒2cmの速さで、辺CD上では毎秒1cmの速さでA→B→C→Dの順に台形の辺上を動く。点Pが点Aを出発してからx秒後の△APDの面積をycm2とする。
    (問) xとyの関係をグラフに表せ。

    いかがでしょうか。

    高校入学して最初につまずく問題で、
    入学して半年経過したら中学まで勉強できたのに
    学校の勉強がついていけなくなっている。
    でも、できる自分を演じたいとか悩んでいませんか?

    QCプラネッツの経験上、高校の勉強がついていけていない人のほとんどが本テーマの問題が解けません。これは間違いないです。なので、しっかり1問1問できる問題を増やしていきましょう。

    中学数学なら解けた問題ですが、高校数学に活かせる大事なテクニックです!
    簡単と思わず、場合分けのエッセンスをしっかり復習しましょう!

    ③QCプラネッツができる解き方を伝授!

    1. 「つまずきやすい解き方・ポイントあるある」をおさえよう!
    2. 皆の悩みを解決する解き方をQCプラネッツが伝授します。

    つまずきやすい解き方・ポイントあるある

    この問題で、つまずきやすい所で、うまく質問ができず困っているところを挙げると

    1. なぜ場合分けが発生するのかに自信がない
    2. どんな場合を想定して場合分けが必要かに自信がない
    3. 各場合に求められる計算が正しくできる自信がない

    あなたが悩むポイントがたくさんありますよね。
    QCプラネッツがあなたの悩みを解消していきます!

    皆の悩みを解決する解き方をQCプラネッツが伝授!

    ヌケ漏れなく場合分けができる!

    点Pが各辺を動きますが、

    各辺の上をPが移動するとき、三角形APDの形、高さ、底辺の長さは変化する・しないを【図を絶対描いて】(頭で理解するな!)確認しましょう。

    そうすると、下図のように3つの場合ができるとわかりますね。

    時間かけていいから、Pを移動させて変化点がないかを図から目で追いかけよ!頭で理解していいやというマインドだから高校数学の場合分けができない!
    中学数学問題だから簡単に場合分けできると変な自信を持つな!図を描いて目で式を作っていけるかを高校数学では見ている!
    中学数学はできたのに、高校から数学や勉強ができなくなる優等生がやりがちです。これは私の友人で高校から勉強がダメになった人は皆、こうだった。

    逆に高校数学からできる人は、図をしっかり描きますよ。頭脳から数式を問うのは偏差値100くらいのところ。図を描いて、論理力を活かして場合分けして、丁寧に数式化できるかを見るのが高校数学です。それは中学2年の数学にエッセンスがいっぱい隠されている。知ってましたか?

    1次関数と相似
    高校数学で突破するのに必要な名脇役!

    場合分けできたら丁寧に数式化しよう!

    図を見て、1つずつ立式が自分で書けるかどうか確認してください。

    具体的な解法は動画解説をご覧ください

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    高校数学を発揮するためには、意外と中学数学は必要です。

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    1. 他の単元に応用できる土台となる解法を磨く。
    2. 各単元をマスターすべき良問を構築する。
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    以上、「【高校数学】中学数学 1次関数の場合分け問題を復習しよう!」を解説しました。

    • ①高校数学のここがわからない!
    • ②本テーマ【できるようになりたい問題】
    • ③QCプラネッツができる解き方を伝授!
    • ④QCセミナーのご案内
  • 明治政府 近代化に必要な財源をどうやって確保したのか?がわかる

    明治政府 近代化に必要な財源をどうやって確保したのか?がわかる

    本記事のテーマ

    明治政府 近代化に必要な財源を
    どうやって確保したのか?

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    明治政府の財源(通説)

    1. 武士への俸禄支給(秩禄)を廃止し、国家歳出の大幅削減を実現。
    2. 江戸時代の年貢制度を廃止し、地価の3%を税率とし、全国統一の税制を確立。
    3. 明治初期の歳入の約80%が地租によるもので、国家財政の柱。
    4. 財源不足のため、政府紙幣(太政官札)を発行。
    5. 官有地、官営事業を払下げ、民間化。
    6. 戦時の財源調達
      ・日清戦争後の賠償金
      ・日露戦争の外債を活用した戦費調達
    重工業化や軍備拡張の財源となり、近代国家形成の加速要因

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    文明開化、富国強兵、殖産興業とスローガンを掲げるが、その財源は国内で十分賄えたのか? いや、それは無理だったのではないか?
    1. 西洋からの近代技術、重工業などは高価である。
    2. 一方、幕末に、金銀比価問題で大量の金銀が海外に流出。
    3. 当時貿易は銀貨で実施。
    4. 確かに、地租改正や官有地の売却もあるがそれでも財源は足りない。
    5. 列強に借り入れすると、借金漬けになり、植民地化されるリスクが高まる。
    6. 軽工業から重工業とはいえ、金額の桁数が違う(洋服で軍艦は買えない。
       (現在換算で洋服1万円、軍艦1000億円 毛織物で数千億円も貿易収益出せるか?)
    財源がなく、海外からの借り入れができない明治政府。
    殖産興業、富国強兵を可能にした財源はどこから来た?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    国内の改革による財源確保はできたとはいえ、近代化・重工業化には桁数が異なる財源確保が必須。
    とはいえ、莫大な財を得るものが国内にはない。(金銀も大量に流出)
    財源はどこから手に入れたか?
    1. 列強にとって日本がロシアの南下・アジア進出に対しての障壁とした方がベター。
    2. 列強にとって日本は中国清ほど侵略するほとの魅力がない(人口は多いが、鉱資源、農作物が少ない)。
    3. 日本は近代化のための輸入に必要な銀が底をついていた。
    4. イギリスはアヘンで清から銀の回収ができた。だからアジア進出を強めた。
    5. 日米修好通商条約で日本へのアヘン交易は禁止、各列強も同内容で締結。
    教科書で明記していないが、植民地支配を回避する上でイギリスと手を組む手段として日本もイギリスと同じやり方で外貨・金銀を獲得し、近代化を成功させたと考える。

    まとめ

    「明治政府 近代化に必要な財源を
    どうやって確保したのか?」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 佐幕開国vs尊王攘夷による戊辰戦争?(実は、列強から仕掛けられた内戦だった)

    佐幕開国vs尊王攘夷による戊辰戦争?(実は、列強から仕掛けられた内戦だった)

    本記事のテーマ

    佐幕開国vs尊王攘夷による戊辰戦争?
    実は、列強から仕掛けられた内戦だった

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    戊辰戦争(通説)

    1. 薩長の「尊王攘夷」 vs 会津の「佐幕開国」 が明治維新、戊辰戦争につながった。
      ●「尊王攘夷」: 天皇を中心 外国を打ち払う
      ●「佐幕開国」: 幕府を中心 外圧に屈して開国
      勅許(天皇の了解)を得ずに開国し、薩長(天皇側)と幕府が対立した
    2. 1868年~1869年にかけて日本全国で展開された内乱
    3. 鳥羽・伏見の戦い、江戸城無血開城、会津戦争、箱館戦争
    4. 新政府の勝利により、明治政府が発足、藩閥体制から近代国家への移行
    幕藩体制から近代国家へ移行を決定づける内戦

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    シラス統治をベースとする日本を考えると、
    実は、
    薩長の「尊王攘夷」も会津の「佐幕開国」も
    同じ「尊王開国」派であることに気が付きませんか?
    1. 薩長の「尊王攘夷」 が勝利して、明治政府を作るが、開国・近代化している。
      →  「尊王開国」だった。
    2. 会津の「佐幕開国」において、幕府はそもそも天皇が任命した政権。
      →  「尊王開国」だった。
    3. 戊辰戦争の犠牲者は1万人程度(フランス革命は百万人程度)と少なかった。
    対立する2対、実はどちらも「尊王開国」派で意見が一致していた。
    にもかかわらず、なぜ日本国内で内戦が起きたのか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    2つのポイントがあります。

    ①確かに孝明天皇は攘夷派。天皇に開国の大切さを伝えるなり、次の天皇に即位していただくなり、開国をお願いすることができたはず。
    ②列強からの外圧によって戊辰戦争が勃発したのではないか?

    詳しく挙げてみましょう。

    1. 確かに、孝明天皇は開国に大反対な攘夷派であったが、逝去後、若い明治天皇が即位。政治的経験が乏しく、薩長政権の意向に沿う形で開国政策を進めた。
      天皇の御意向で開国側になれば、戊辰戦争は必要なかった
    2. 不要な戦争はむしろ「外圧から仕掛けられた」と考えた方が筋が通る。
    3. 大政奉還により天皇を中心とする政府をつくる必要がある時期は日本は不安定でもあった。
    4. 内乱が起こりやすい不安定な国は列強にとって植民地化する絶好のチャンスでもある。
    5. 武器を朝廷側(フランス)、幕府側(イギリス)に共有して大儲けしつつ、日本を弱体化させ、植民地化する狙いがあれば不必要だった戊辰戦争に巻き込まれた理由が説明つく。
    戊辰戦争は仕掛けられた不必要な戦争だった。
    それでも、列強の思惑に乗って植民地化されず、明治政府が誕生した。

    まとめ

    「佐幕開国vs尊王攘夷による戊辰戦争?
    実は、列強から仕掛けられた内戦だった」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
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