カテゴリー: 高校物理

  • コンデンサのスイッチング問題は「過渡応答現象」が大事

    コンデンサのスイッチング問題は「過渡応答現象」が大事

    本記事のテーマ

    コンデンサのスイッチング問題は「過渡応答現象」が大事
    • ①高校物理のコンデンサスイッチ問題は2つの場面しか出ない
    • ②でも本来は「状態が変化する途中(過渡応答現象)」が一番大事
    • ③過渡応答は微分方程式が必要なので高校物理では出ない
    • ④でも、過渡応答は高校生でも理解できる
    • ⑤高校物理「電気」次のお話を紹介!
    • ⑥【商品】「高校物理問題集」のご紹介

    コンデンサとスイッチ問題の“本当は大事なところ”をやさしく解説!

    高校物理の電気分野には、コンデンサとスイッチを使った問題がよく登場します。
    しかし、実は高校で扱う内容は「本来知っておくべきこと」のごく一部だけです。

    この記事では、

    「なぜ高校物理では“過渡応答”が出ないのか?」
    「でも本当はどこが大事なのか?」

    を、苦手な人でも理解できるようにやさしく解説します。

    ①高校物理のコンデンサスイッチ問題は2つの場面しか出ない

    高校物理のコンデンサ+スイッチ問題は、ほぼ次の2種類だけです。

    • ① スイッチを入れてから「十分時間が経過した場合」(t → ∞)
      コンデンサの充電が終わり、電流が流れなくなる「最終状態」だけを見る問題。
    • ② スイッチを入れた/切り替えた「直後」(t = 0)
      コンデンサの電圧は急に変わらない、という性質を使う「瞬間の状態」を見る問題。

    時間を横軸に、電流・電圧を縦軸にとった時間変化をみると、
    下図のように、
    ・①t=0付近
    ・②t=∞(状態が収束)

    の2つだけです。

    となると、当然、

    間の赤いところ、
    特に、状態が収束するまでに
    どのような変化がおきるか
    わからない!
    でも、
    そこが一番知りたい!

    と思いますよね。

    ②でも本来は「状態が変化する途中(過渡応答現象)」が一番大事

    実際の電気回路では、
    スイッチを入れてから状態が落ち着くまでの「途中の変化(過渡応答現象といいます)」こそ重要です。

    しかし高校物理では、この「途中の変化」をまったく扱いません。

    本来は、次のようなことを気にしなければいけません。

    (1) 電圧・電流が異常な値にならないか?

    スイッチを入れた瞬間、
    電流がドッと流れて回路が壊れる可能性があります。
    そうなると、許容値を超えて回路素子が破壊される危険があります。

    実際の設計では「瞬間的な最大電流」、「許容電圧」がとても重要。

    (2) 状態が安定するまでの時間は適切か?

    例えば、
    「充電に時間がかかりすぎる」
    「立ち上がりが遅い」
    などは、機器の性能に直結します。

    十分時間が経過した後の定常状態になるとはいえ、
    電気信号は要求される速度で伝達されなければなりません。
    そのため、回路は指定された時間内に立ち上がる必要があります。

    (3) どの成分が状態変化にどれだけ効いているか?

    遅延時間\(t\)において
    \(t=CR\)
    のとおり、
    キャパシタンス(C)と抵抗(R)の積になります。

    キャパシタンス(C)が大きいと変化がゆっくり
    抵抗(R)が大きいと電流が流れにくい
    この2成分が電流・電圧の途中の変化に大きな影響を与えます。

    例えば、RC回路のコンデンサの電圧変化

    例えば、RC回路のコンデンサ電圧はこんな形で変化します。

    R、Cの大きさで、コンデンサの電圧\(v\)の立ち上がりの様子を比較してみましょう。

    1. R小、C小の場合
    2. R大、C小 またはR小、C大の場合
    3. R大、C大の場合

    共通して言えることは、

    最初は急に変化
    だんだんゆっくり
    最終的に一定値へ近づく

    数式で書くと、
    \(v\)≡\(1-e^{-\frac{t}{RC}}\)
    であり、この関数は単調減少で変曲点がないため、
    電圧が途中で上下することはないこともわかります。

    そして、

    RとCの値によって、コンデンサ両端の電圧\(v\)の立ち上がるスピードが変わることもわかります。

    ターゲットとする電圧がどのように変化するか
    (単調に収束するのか、上下に乱高下するのか)

    という振る舞いと、

    その電圧が収束に至るまでの時間を
    過渡応答として確認したいポイントです。

    ③過渡応答は微分方程式が必要なので高校物理では出ない

    では、なぜ高校物理ではこの大事な「途中の変化」を扱わないのでしょうか?

    理由はシンプルで、

    過渡応答を求めるには微分方程式が必要だからです。
    高校物理の範囲では、微分方程式は扱いません。

    そのため、
    「直後(t=0)」と「十分時間が経った後(t→∞)」だけを扱うのです。

    ④でも、過渡応答は高校生でも理解できる

    実は、過渡応答の式はそこまで難しくありません。

    簡単な例を挙げてみます。

    (1) RC回路の例

    すでに紹介していますが、解いてみましょう。

    例題

    QCプラネッツの問題集 0407 【5】から引用
    【問題】
    抵抗 R とコンデンサ C を直列につないだ基本回路で
    時刻\(t\)=0にて、スイッチSを入れた。時刻\(t\)におけるコンデンサにかかる電圧\(V_c(t)\)を求めよ。

    (2) 微分方程式を立てる

    コンデンサにかかる電圧は
    \(Q=I×t=C×V_c\)
    から
    \(I\)=\(C \frac{dV_c}{dt}\)
    となりますね。

    キルヒホッフの法則から
    \(E\)=\(IR+V_c(t)\)
    \(I\)=\(C \frac{dV_c}{dt}\)

    電流と電圧の関係から
    上の式が出てきます。

    (3)微分方程式を解く

    微分方程式を解くと

    \(V_c(t)\)=\(E(1-e^{-\frac{t}{cR}})\)
    が得られます。

    この関数をグラフにすると、先のグラフになります。

    (4) 過渡応答は大学で本格的に学ぶが、知っておいて損はない

    過渡応答現象は大事ですが、微分方程式を解くのが難しく、高校より大学で学びます。

    大学では、
    ●RC回路
    ●RL回路
    ●RLC回路
    ●LC回路
    に対して、

    ラプラス変換
    などを使って過渡応答を体系的に学びます。

    しかし、
    高校生のうちに「状態が変化する途中が大事」という感覚を持っておくと、大学での理解が圧倒的に楽になります。

    ⑤高校物理「電気」次のお話を紹介!

    いかがでしょうか。高校物理の電気分野でわからない!
    を解決するためにQCプラネッツが
    ブログで解説し、
    さらに学べるための問題集を作りました。

    ⑥【商品】「高校物理問題集」のご紹介

    記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、

    「高校物理問題集」

    を作成しました。

    ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。

    【リンク】高校物理問題集「4 電気」を販売します

    まとめ

    「コンデンサのスイッチング問題は「過渡応答現象」が大事」を解説しました。

    • ①高校物理のコンデンサスイッチ問題は2つの場面しか出ない
    • ②でも本来は「状態が変化する途中(過渡応答現象)」が一番大事
    • ③過渡応答は微分方程式が必要なので高校物理では出ない
    • ④でも、過渡応答は高校生でも理解できる
    • ⑤高校物理「電気」次のお話を紹介!
    • ⑥【商品】「高校物理問題集」のご紹介
  • 【重要】高校物理電気の重要公式はすべて導出できる

    【重要】高校物理電気の重要公式はすべて導出できる

    本記事のテーマ

    【重要】高校物理電気の重要公式はすべて導出できる
    • ① 高校物理の電気は「公式のつぎはぎ」に見える
    • ② 電気の公式は「仕事 W」から始まる
    • ③ 電気の定義・定理を知る
    • ④ 重要公式はすべて導出できる
    • ⑤ 高校物理「電気」次のお話を紹介!
    • ⑥【商品】「高校物理問題集」のご紹介
    ―丸暗記ゼロで“つながる電気”が理解できます!

    ① 高校物理の電気は「公式のつぎはぎ」に見える

    電気分野は、

    • クーロンの法則
    • 電場
    • 電位
    • オームの法則
    • キャパシタンス

    など、バラバラの公式が大量に出てくるので苦手になりやすいですね。

    でも実は、

    すべての公式は 「仕事W」を出発点にして導出できる

    つまり、 丸暗記しなくてOKです!
    つながりを理解すれば、公式は自然に出てきます!
    やってみましょう。

    ② 電気の公式は「仕事 W」から始まる

    まず、誰でも知っている公式を使います。ここは大丈夫ですよね!

    ●力学(中学で習う)
    \(W\)=\(F×r\)

    ●電気(ジュール熱)
    \(W\)=\(V×I×t\)

    この2つは「仕事 W」を使うという点で同じ構造です。
    ここが電気公式の「入口」になります。

    ③ 電気の定義・定理を知る

    導出のために必要なのは、たったこれだけです。これだけは覚えましょう。

    (1) 定義(覚えにくいけど超重要)

    電荷とクーロン力・電場の関係は覚えておきましょう。

    ・電荷
    \(Q\)=\(I×t\)=\(C×V\)
    (\(I\):電流、\(t\):時間、\(C\):キャパシタンス、\(V\):電圧)

    ・クーロン力・電場の関係
    \(F\)=\(Q×E\)
    (\(Q \):電荷、\(E\):電場)

    (2) 定理(クーロンの法則)

    クーロン力の法則も覚えておきましょう。

    \(F\)=\(k \frac{Q_1 Q_2}{r^2}\)

    この3つだけで、電気の主要公式が全部つながります。
    やってみましょう。

    ④ 重要公式はすべて導出できる

    ここからが本題。 丸暗記しなくても、流れで理解すれば勝手に公式が出てきます。

    QCプラネッツ問題集 高校物理
    0403 【1】

    (1) 仕事の2つの表現から

    電気の仕事は
    \(W\)=\(V\)×\(I×t\)=\(V\)×\(Q\)
    電流 I を時間 t 流すと電荷 Q が動くから
    \(Q\)=\(I×t\)

    (2) 電位 V と電場E の関係

    ●力学の仕事:\(W\)=\(F×r\)
    ●電気の力:\(F\)=\(Q×E\)
    だから

    \(W\)=\(Q×E×r\)

    一方、電気の仕事は

    \(W\)=\(V×Q\)

    両者を比べると

    \(W\)=\(V\)×\(Q\)=\(Q\)×\(E×r\)
    より、電荷 Q を消して

    \(V\)=\(E×r\)

    これで「電位(電圧)=電場×距離」が導出できました。

    (3) クーロン力と位置エネルギー

    クーロン力 × 距離=仕事
    または、クーロン力を距離で積分しても導出できます。

    ●力:\(F\)=\(k \frac{Q_1 Q_2}{r^2}\)
    ●仕事:\(W\)=\(F×r\)=\(k \frac{Q_1 Q_2}{r^2}×r\)
    =\(k \frac{Q_1 Q_2}{r}\)

    これは位置エネルギー
    \(U\)=\(k \frac{Q_1 Q_2}{r}\)

    つまり、 クーロン力から位置エネルギーが自然に出てくるのがわかります。

    (4) キャパシタンス × 抵抗 = 時間

    ここが高校物理で最も「つぎはぎ」に見える公式ですが、導出は超シンプルです。

    電荷の定義: \(Q\)=\(I×t\)=\(C×V\)

    オームの法則:\(V\)=\(I×R\)
    代入すると

    \(Q\)=\(I\)×\(t\)=\(C\)×\((I×R)\)
    両辺を \(I\) で割ると

    \(t=C×R\)

    これが「時定数」。 丸暗記不要。 定義をつなげるだけで勝手に出てきます。

    キャパシタンスと抵抗の積は時間って
    意外な結果です。

    寄生容量と抵抗が大きいと電気信号の伝達が遅くなるというイメージで押さえておきましょう。QCプラネッツの経験では、半導体の回路設計でよく使う式です。

    以上、まとめると、

    電気は「つぎはぎ」ではなく一本のストーリー!
    高校物理の電気は、公式が多くて複雑に見える。
    でも実は、
    ・仕事 \(W\)
    ・電荷 \(Q\)
    ・電位 \(V\)
    ・クーロン力 \(F\)
    ・オームの法則
    これらが一本の線でつながっている。
    だから、 丸暗記ではなく導出で理解する方が圧倒的にラクです!

    ⑤高校物理「電気」次のお話を紹介!

    いかがでしょうか。高校物理の電気分野でわからない!
    を解決するためにQCプラネッツが
    ブログで解説し、
    さらに学べるための問題集を作りました。

    ⑥【商品】「高校物理問題集」のご紹介

    記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、

    「高校物理問題集」

    を作成しました。

    ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。

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    まとめ

    「【重要】高校物理電気の重要公式はすべて導出できる」を解説しました。

    • ① 高校物理の電気は「公式のつぎはぎ」に見える
    • ② 電気の公式は「仕事 W」から始まる
    • ③ 電気の定義・定理を知る
    • ④ 重要公式はすべて導出できる
    • ⑤ 高校物理「電気」次のお話を紹介!
    • ⑥【商品】「高校物理問題集」のご紹介
  • 【重要】電気と磁気はなぜ「場」を考える必要があるのかがよくわかる

    【重要】電気と磁気はなぜ「場」を考える必要があるのかがよくわかる

    本記事のテーマ

    【重要】電気と磁気はなぜ「場」を考える必要があるのかがよくわかる
    • ①便利なクーロンの法則には弱点がある
    • ②電気・磁気で「場」を考える必要がある理由
    • ③高校物理「電気」次のお話を紹介!
    • ④【商品】「高校物理問題集」のご紹介
    高校物理の電気はクーロン力でほぼ説明できます。
    確かに、電場・ガウスの法則も使いますが、
    クーロンの法則ですべて電気特性が説明できます。
    しかし、クーロンの法則には弱点があるため、
    電磁気学では「電場」「磁場」が中心となっています。

    しかし、

    電気と磁気はなぜ「場」を考える必要があるのか
    は高校物理ではちゃんと教えてくれません。

    そこで、

    QCプラネッツがわかりやすく解説します。

    ①便利なクーロンの法則には弱点がある

    (1)高校物理の電気はクーロン力でほぼ説明できる

    詳細は関連記事に書いています。ご確認ください。

    【リンク】【重要】高校物理の電気はクーロン力法則でほぼ説明できる
    「クーロンの法則」「電場・ガウスの法則」「オームの法則」と別々に暗記していませんか?本記事では、電気の本質を“クーロン力”から一気に整理。バラバラだった知識がつながり、苦手意識がスッと消える学び方を紹介します。

    高校物理の電気分野を学ぶとき、多くの人が次のように感じます。

    1. クーロンの法則
    2. 電場・ガウスの法則
    3. オームの法則

    でも実は

    クーロンの法則だけで高校物理の電気はほぼ説明できる

    クーロン力から
    ・電場
    ・電気力線
    ・オームの法則
    などはすべて導き出せます。

    つまり、電気の根っこは「電荷同士が押し合う・引き合う力」だけ。 これを理解すると、電気分野が一気に一本のストーリーになります。

    (2) クーロンの法則はとてもシンプル

    クーロンの式は
    距離の2乗に反比例
    ・電荷の大きさに比例
    というだけです。

    だから

    「力」や「位置エネルギー」へも自然につながり、扱いやすい。

    しかし、クーロンの法則には“弱点”があります。

    \(F\)=\(k\frac{q_1 q_2}{r^2}\)

    ここが重要ポイントです!

    クーロンの法則は 距離 r の関数 であり、 時間 t の関数ではない!

    つまり、電荷を動かしたとき、力が「いつ」伝わるかは式に入っていません。瞬時に力が入る!という意味となってしまいます。

    実際、現実の電磁気は、 光の速さで伝わる(=時間がかかる) という性質を持っています。

    この「伝わるまでの時間」を考えると、 エネルギー保存則が一瞬だけ成立しなくなる という論理的な問題が出てきます。

    この弱点を実感できる例題が【2】で
    QCプラネッツの物理問題集でしっかり演習できます!

    ②電気・磁気で「場」を考える必要がある理由

    ここでは、あなたの問題集の例題を使って、 「なぜ場という概念が必要なのか」を高校生でも理解できる形で説明します。

    (1) 例題

    固定した電荷を“瞬間移動”させると何が起きる?を考えてみましょう。

    QCプラネッツ問題集  0404 【4】より引用

    図のように、正電荷 \(q_1\)と \(q_2\)があり、最初の距離は\(r_0\)。
    時刻\(t\)=0 に、\(q_1\)を別の場所へ瞬間移動させるとします。
    (*)問題のポイント
    ・移動前:\(q_2\) は距離 \(r_0\) のクーロン力 \(F_0\)を受ける。
    ・移動後:本来なら距離 \(r_1\) のクーロン力 \(F_1\)を受けるはず。
    ・しかし、力は 伝播速度(光速 \(c\) )でしか伝わらない。
    ・伝わるまでの微小時間 \(Δt\) =\( \frac{r_1-r_0}{c}\) が存在する。
    つまり、 力が切り替わるまで“タイムラグ”がある。
    このタイムラグの間に、系のエネルギーを調べると不思議なことが起きます
    【問題】どんな不思議なことが起こるか?


    (2) 解説

    不思議なこととは、

    エネルギー保存が一瞬だけ崩れる

    下表のように瞬間前後の
    ・系全体のエネルギーE=K+U
    ・系全体の運動エネルギーK
    (実際は電荷\(q_2\)のみの運動エネルギー)
    ・系全体の位置エネルギーU
    \(U=-k\frac{q_1 q_2}{r}\)
    ・2電荷間にかかるクーロン力\(F\)
    を見ていきます。

    当然、外力の影響はないので、系全体のエネルギーEは
    どの時刻も保存されます。

    時刻\t(\) 全体E
    \(E\)
    運動E
    \(K\)
    位置E
    \(U\)
    クーロン力
    \(F\)
    移動前:
    \(t\) ≤ 0
    \(E\) \(K_0\) \(U_0\) \(F_0\)
    伝播中:
    0 < \(t\) < \(Δt\)
    \(E_1\) \(K_0\) \(U_1\) \(F_0\)
    伝播後:
    \(Δt\) ≤ \(t\)
    \(E\) \(K_1\) \(U_1\) \(F_1\)

    まず、瞬間移動前後で位置エネルギーは変わります。
    ・移動前:\(U_0\)
    ・移動後:\(U_1\)(距離が変わるので\(U_0\) ≥ \(U_1\))
    しかし、力が伝わるまでの \(Δt\) の間は、 \(q_2\) は「古い力 \(F_0\)」を受け続けます。
    そのため、 全エネルギー E が一瞬だけ合わなくなる という現象が起きます。

    式で書くと、
    ・\(E\) = \(K_0\) + \(U_0\)
    ・\(E\) = \(K_1\) + \(U_1\)
    伝播中:\(E_1\) = \(K_0\) + \(U_1\) ≠ \(E\)
    となります。

    つまり、
    ・伝播中:\(E_1\) = \(K_0\) + \(U_1\) + \(ΔE\)= \(E\)
    となり、

    この ΔE が「どこから来たのか?」が問題になります。

    困りました!
    この ΔE が「どこから来たのか?」が問題になります。
    この結論は現状は、

    空間がエネルギーを“持っている”と考えないと説明できない!

    力が伝わるまでの短い時間、 何もない空間がエネルギーを補ったり返したりしている と考えないと、エネルギー保存則が成立しません。

    ここから生まれたのが、

    「電場」「磁場」
    という概念です。

    (3) 「場」を扱うと圧倒的に計算が楽になる!

    高校物理では、電場・磁場が「当たり前に存在するもの」として登場します。 しかしそれが理解を難しくしていますよね。

    高校物理の電気はクーロン力だけで説明できるとはいえ、 実際の計算はとても大変です。

    ・複雑な形状の電荷分布
    ・コンデンサの電気容量
    ・電流が流れるときの電場分布

    これらはクーロン力で計算すると地獄のように面倒。 だからこそ、
    電場 ガウスの法則
    を使うと一気に計算が楽になります。

    ただし、

    「場」という概念が必要になる理由を知らないまま使うと、 公式がただの【暗記】になってしまう。

    なので、本ブログで解説しました。

    ③高校物理「電気」次のお話を紹介!

    いかがでしょうか。高校物理の電気分野でわからない!
    を解決するためにQCプラネッツが
    ブログで解説し、
    さらに学べるための問題集を作りました。

    ④【商品】「高校物理問題集」のご紹介

    記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、

    「高校物理問題集」

    を作成しました。

    ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。

    【リンク】高校物理問題集「4 電気」を販売します

    まとめ

    「【重要】電気と磁気はなぜ「場」を考える必要があるのかがよくわかる」を解説しました。

    • ①便利なクーロンの法則には弱点がある
    • ②電気・磁気で「場」を考える必要がある理由
    • ③高校物理「電気」次のお話を紹介!
    • ④【商品】「高校物理問題集」のご紹介
  • 【重要】高校物理の電気はクーロン力法則でほぼ説明できる

    【重要】高校物理の電気はクーロン力法則でほぼ説明できる

    本記事のテーマ

    【重要】高校物理の電気はクーロン力法則でほぼ説明できる(電場・ガウスの法則は一旦無視してもいい)
    • ①クーロン力・電場・ガウスの法則・オームの法則をバラバラに覚えていませんか?
    • ②実は「クーロン力」だけで高校物理の電気は説明できる!
    • ③高校物理「電気」次のお話を紹介!
    • ④【商品】「高校物理問題集」のご紹介
    高校物理の「電気」は、多くの人がつまずく単元です。
    クーロン力、電場、ガウスの法則、オームの法則…。
    それぞれの公式は覚えたはずなのに、全体としてどうつながっているのかが見えない。
    問題は解けても、電気という世界が一本のストーリーとして理解できない。
    そんな経験はありませんか。

    実はその原因は、あなたの理解力ではなく、

    教え方の構造

    このブログでは、電気の単元がなぜバラバラに見えてしまうのか、そして「クーロン力」だけで電気の多くが説明できる理由を、やさしく解説します。

    ①クーロン力・電場・ガウスの法則・オームの法則をバラバラに覚えていませんか?

    (1) バラバラな概念として学ぶから結局よくわからない

    高校物理では、

    ・クーロン力
    ・電場
    ・オームの法則

    これらが「別々の公式」として登場します。
    公式の形はわかるし、使い方も覚える。

    でも、

    頭の中ではそれぞれが独立した“別の世界”として存在してしまい、つながりが見えません。

    よくあることですが、

    電場は空間の性質です」
    「クーロン力は電荷同士の力です」
    「オームの法則は電流の話です」

    こう説明されると、まるで違う科目を同時に学んでいるような気分になります。
    結果として、

    電気の3本柱がそれぞれ勝手に主張し合う理解

    になってしまうのです。

    (2) 問題や試験が分断しているからつながらない

    さらに、試験問題は

    ・電場だけの問題
    ・クーロン力だけの問題
    ・オームの法則だけの問題

    と、テーマごとに完全に分断されています。

    こうなると、

    問題は解けるけれど、
    「電場の話とオームの法則ってどう関係するの?」
    「クーロン力と電流ってつながるの?」
    という“全体像”が見えず
    1本の主流が理解できないまま終わってしまう。

    つまり、理解が点のままで、線にならない。

    これが、電気が苦手になる最大の理由です。

    QCプラネッツもそうでした。
    多くの方からも共感いただける自信があります。

    (3) つながりを考える機会がそもそもない

    実は、高校物理の最初の段階でさえ、

    「電場とはこういうものです」
    「オームの法則はこうです」
    と、当たり前のように別々に 教えられます。

    そうなると、

    「なぜこの公式が必要なのか」
    「どうつながっているのか」
    「そもそも電気とは何なのか」
    こうした根本的な問いを考える機会がほとんどありません。

    先生も教科書も、つながりを強調することが少ないため、
    電気の世界を一本のストーリーとして理解するチャンスが与えられていないのです。

    だから、

    QCプラネッツがわかりやすく
    電気の世界を一本のストーリーとして
    解説します!

    ②実は「クーロン力」だけで高校物理の電気は説明できる!

    ここからが本題です。
    電気の単元は複雑に見えますが、
    実はその多くが
    クーロン力(電荷同士の力)
    から説明できます。

    本ブログでは、

    電場、電気力線の概念を使わずに
    クーロン力のみで
    コンデンサの電気容量を導出する過程を
    解説します。

    (1) コンデンサの電気容量はクーロン力から導ける

    詳細はあとで紹介する問題集の中にあります。是非、ご購入いただき解説をすべて読んでいただきたいです。

    例題を上げます。

    例題

    【問題】(0403-【3】)
    コンデンサの平行平板にたまる電荷は、点電荷を無数に並べた「線電荷」を、さらに面方向へ広げた「面電荷」とみなせる。
    図1は、その線電荷がつくるクーロン力を積分して総和を求める考え方を示している。
    (1) 微小点電荷をクーロンの法則を使って立式せよ。
    (2) 片方の平板の1点にある微小電荷が、もう片方の無限に広い平板から受ける全ての力をクーロンの法則を使って立式せよ。

    (3) (2)から、平板1全体と平板2全体が受ける力Fは
    \(F=\frac{Q^2}{ε_0 S}\)を導け。
    (4) (3)において、電場Eと力Fの関係は
    F=QEより、電場Eは
    \(E=\frac{Q}{ε_0 S}\)であり、
    ガウスの法則と一致することを示せ。

    問題文は簡略化していますが、問題集の方で、詳しく学んでいきましょう。

    この問題からわかることは、

    クーロンの法則を使って
    数学の力を駆使すれば、
    コンデンサの電気容量が求めることができる!

    具体的には、下図のように、
    ・1点 対 1点 のクーロン力

    ・1点 対 平面のクーロン力へ加算(積分)
    し、さらに
    ・平面 対 平面のクーロン力へ加算(積分)
    すれば、クーロン力だけでコンデンサの電気容量を求めることができます。

    つまり、

    電場、電気力線、ガウスの法則がなくても
    コンデンサの電気容量は導出できます!

    知ってましたか?

    でも、

    電場、電気力線、ガウスの法則を使うと
    簡単に
    コンデンサの電気容量が求められる!

    なので、高校物理では、
    電場、電気力線、ガウスの法則から
    コンデンサの電気容量を導出します。

    (2) オームの法則もクーロン力から導ける

    オームの法則「V = IR」は「電流の話」と思われがちですが、実はこれもクーロン力の延長です。
    電荷が電場から受ける力(=クーロン力)によって押し出されることで電流が流れます。
    抵抗は、その“押されにくさ”を表しているだけ。
    つまりオームの法則は電荷が押されて進む力学の話なのです。

    この例題も問題集から紹介します。

    詳細はあとで紹介する問題集の中にあります。是非、ご購入いただき解説をすべて読んでいただきたいです。

    例題

    【問題】(0407-【1】)
    オームの法則V=IRを導出してみよう。
    導体に電圧をかけると、導体の中に自由に運動する自由電子は熱運動をしながら、全体として導体内の電界とは逆の向き(負から正へ)平均移動速度vで移動する。これが電流(正から負)となる。このとき、電子は正イオンとの衝突によって、kv(kは比例定数)の抵抗力を受ける。
     今、長さl[m]、断面積S[\(m^2\)]の導線の両端にV[V]の電圧をかけたところ、導線にの電流I[A]が流れた。電子の電荷を-e、単位体積中の電子数(電子密度)をnとする。
    (問) このときの電流Iと電圧Vの関係式を導出し、オームの法則を示し、RをlとSで表せ。

    この問題からわかることは、

    クーロンの法則を使って
    数学の力を駆使すれば、
    オームの法則を導出することができる!

    (3) 電磁気学の中心は「電場」だが、まずはクーロン力で理解するとつながる

    大学では「電場」が中心になりますが、
    高校ではいきなり抽象的な電場を理解するのは難しい。

    そこで、まずはクーロン力だけで電気の世界を見渡すというアプローチが非常に効果的です。

    電場は「クーロン力を空間の性質として書き換えたもの」。
    ガウスの法則は「電場の広がり方をまとめたもの」。
    オームの法則は「電荷が電場から受ける力の結果」。
    すべてがクーロン力につながります。

    ③高校物理「電気」次のお話を紹介!

    いかがでしょうか。高校物理の電気分野でわからない!
    を解決するためにQCプラネッツが
    ブログで解説し、
    さらに学べるための問題集を作りました。

    ④【商品】「高校物理問題集」のご紹介

    記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、

    「高校物理問題集」

    を作成しました。

    ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。

    【リンク】高校物理問題集「4 電気」を販売します

    まとめ

    「【重要】高校物理の電気はクーロン力法則でほぼ説明できる(電場・ガウスの法則は一旦無視してもいい)」を解説しました。

    • ①クーロン力・電場・ガウスの法則・オームの法則をバラバラに覚えていませんか?
    • ②実は「クーロン力」だけで高校物理の電気は説明できる!
    • ③高校物理「電気」次のお話を紹介!
    • ④【商品】「高校物理問題集」のご紹介
  • 【まとめ】高校物理「原子物理」がよくわかる

    【まとめ】高校物理「原子物理」がよくわかる

    本記事のテーマ

    【まとめ】高校物理「原子物理」がよくわかる
    • ①【必読】高校物理「原子物理」がすぐわかる方法を伝授!
    • ②【重要】高校物理から原子構造が解明できる
    • ③「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた
    • ④光子のエネルギ、運動量の公式が導出できる
    • ⑤粒子性と波動性を合わせた原子モデルが作れる
    • ⑥光速不変の原理によって質量とエネルギーの等価性がわかった
    • ⑦シュレディンガー方程式を高校物理を用いて導出する
    • ⑧【商品】「高校物理問題集」のご紹介

    ①【必読】高校物理「原子物理」がすぐわかる方法を伝授!

    本サイトを読んで、本問題集をしっかり取り組めば
    「原子物理がわからない!」が解消します!

    (本音:時間かけて作りこんで本当に良かった! 多くの方に読んでいただきたい!)

    高校物理「原子物理」がわからず困っていませんか?

    受験が間近に迫る中に学ぶ「原子物理」は
    わからないし、不安
    ではありませんか?

    高校物理「原子物理」が難しく感じる理由

    しっかり問題集を作っていく過程で、ふと疑問が浮かび、
    それが、「原子物理」が不安にさせる原因だと分かりました!

    その原因は

    1. 「原子物理」を学ぶと何が面白いのかが見えない。。。
    2. いきなり定数\(h\)や公式\((E=hν,p=h/λ,E=mc^2\))は暗記だけだからすぐ忘れる。。
    3. 「粒子性と波動性の二面性」に気づいた経緯がわからない
    4. 大学入試問題は原子物理の現象を断片的に出題するので、
      何を解いているかさっぱりわからない。
    5. 大学物理「量子力学」と連続性がなく、
      別物を学んでいる感覚がある。

    など、「原子物理」はどこか縁遠いおとぎ話の世界にいる感覚になります。

    でも、そうじゃない!

    原子物理領域になって
    やっと、
    現象⇒数式モデル⇒仮説⇒検証⇒…
    と考えながら解明していく
    本当の物理が学べる!
    本当の面白さが堪能できる範囲なのです。

    わけのわからない世界の話ではなく、
    物理本来の取り組み方を身に着ける大事な単元です。

    高校物理「原子物理」は本当は面白いし、物理脳を鍛えるには重要!

    QCプラネッツのブログ・問題集を活用いただき、「原子物理がわからない」を解決しましょう!

    高校物理「原子物理」ここがわからない!ポイントをまとめると以下になると考えました。

    1. 目に見えない「原子」の構造が解明できる!
    2. 「数式やモデルからどんな物理現象が起こりうるか」が自問できる
    3. 自問した疑問だから、検証し、解明したくなる!
    4. 力学、波、熱、電気、磁場と学んだことを駆使できる総力戦!
    5. 大学数学・大学物理への誘いとなる大事な「高校物理の原子物理」
    「原子物理が面白い!」と
    共感いただける自信があります。

    「原子物理」が面白く学べるQCセミナーの高校物理「原子物理」を紹介します。

    QCセミナーの高校物理「原子物理」

    「高校物理・原子物理」がとても面白く学べるために以下の構成でまとめています。

    • ②【重要】高校物理から原子構造が解明できる
    • ③「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた
    • ④光子のエネルギ、運動量の公式が導出できる
    • ⑤粒子性と波動性を合わせた原子モデルが作れる
    • ⑥光速不変の原理によって質量とエネルギーの等価性がわかった
    • ⑦シュレディンガー方程式を高校物理を用いて導出する

    ブログ記事(無料)と問題集(有料)の違いは下表のとおりです。
    まずブログ記事を読み進めていただき、問題集でしっかりマスターしましょう。

    項目 記事 問題集(有料)
    学んでほしい
    大事なこと
    有り 有り
    学ぶための
    大事な問い
    一部あり 全問有り
    重要公式の詳細な
    導出解説
    概要のみ 全て有り
    メリット 原子物理の
    大事な流れが
    すぐわかる
    詳細な導出過程や
    それを考える問いに
    触れられる

    では、大事なエッセンスをまとめたブログを紹介します。

      

    ②【重要】高校物理から原子構造が解明できる

    【結論】原子物理は何を学ぶのか?」をしっかり問うと

    目に見えない原子構造を解明すること

    です!

        

    高校化学の序盤で暗記する「原子構造」です。
    必ず暗記するので、皆は知っています。

    でも、

    どうやってわかったの?
    は気になりませんか?

    この疑問を「解説ブログ問題集」で解消します。

    【QCセミナーの高校物理】リンク
    「【重要】高校物理から原子構造が解明できる」

    ③「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた

    高校物理の原子物理では、中盤、
    ●プランク定数\(h\)が
    いきなりでてきます。

    プランク定数\(h\)はどこから導出されたの?
    この定数はなぜ大事なの?

    波動によるエネルギーや運動量を求める
    都合のよい定数
    くらいしかピンと来ません。

    だから、
    プランク定数\(h\)の導出
    プランク定数がなぜ超重要とわかったのか?

    この疑問を「解説ブログ問題集」で解消します。

    【QCセミナーの高校物理】リンク
    「【重要】「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた」

    ④光子のエネルギ、運動量の公式が導出できる

    プランク定数\(h\)の
    重要さは理解できたとしても、

    ●エネルギー\(E=hν\)
    ●運動量\(p=h/λ\)
    はどうやって導出されたの?
    は知らないでしょう。

    公式導出を学ばないから
    公式暗記代入練習しかしない。
    だから、意味がわからずすぐ忘れる!!
    ではありませんか?

    だから、
    ●エネルギー\(E=hν\)
    ●運動量\(p=h/λ\)
    はどうやって導出されたの?

    この疑問を「解説ブログ問題集」で解消します。

    【QCセミナーの高校物理】リンク
    「光子のエネルギE=hν、運動量p=h/λ の公式が導出できる」

    ⑤粒子性と波動性を合わせた原子モデルが作れる

    原子物理の中盤になると
    ボーアの水素原子モデル
    を学びます

    ●ボーアの水素原子モデル
    が伝えたいエッセンスがわからない

    複雑な式を変形するところは
    試験に頻出なので解き方は知っているが
    意味が解らない
    となっていませんか?

    だから、
    ボーアの水素原子モデルから
    は何を学ぶべきか?

    この疑問を「解説ブログ問題集」で解消します。

    【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク
    「粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる」

    ⑥光速不変の原理によって質量とエネルギーの等価性がわかった

    核分裂の内容を理解するために、
    \(E=mc^2\)
    という式がいきなり出てきます。

    \(E=mc^2\)って何?
    相対性理論から来たらしいが
    意味不明。。。

    試験の解き方だけ理解しているでは、
    本質が見えませんよね。

    だから、
    \(E=mc^2\)はどうやって導出されたのか?
    相対性理論との関係性は何か?

    この疑問を「解説ブログ問題集」で解消します。

    【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク
    「光速不変の原理」によって「質量とエネルギーの等価性E=mc^2」がわかった

    ⑦シュレディンガー方程式を高校物理を用いて導出する

    大学の原子物理は
    「シュレディンガー方程式」から始まります。

    「高校物理の原子物理」と
    「大学物理の量子力学」
    の間に大きなギャップがあり
    関係性がわからない

    「シュレディンガー方程式」は大学数学を駆使して導出する。

    だから、
    「高校物理の原子物理」と
    「大学物理の原子物理」が
    どうつながっているか?

    この疑問を「解説ブログ問題集」で解消します。

    【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク
    シュレディンガー方程式を高校物理を用いて導出する

    この大事なエッセンスを理解すれば、原子物理は得意になるのは必至です。

    原子物理の理解を深めるための「問題集」を紹介します。

    ⑧【商品】「高校物理問題集」のご紹介

    記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、

    「高校物理問題集」

    を作成しました。

    ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。

    是非ご購入いただき、一緒に学びましょう
    【QCセミナーの高校物理】リンク
    【「6.原子物理」編】の紹介・ご購入ページ

    まとめ

    「【まとめ】高校物理「原子物理」がよくわかる」を解説しました。

    • ①【必読】高校物理「原子物理」がすぐわかる方法を伝授!
    • ②【重要】高校物理から原子構造が解明できる
    • ③「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた
    • ④光子のエネルギ、運動量の公式が導出できる
    • ⑤粒子性と波動性を合わせた原子モデルが作れる
    • ⑥光速不変の原理によって質量とエネルギーの等価性がわかった
    • ⑦シュレディンガー方程式を高校物理を用いて導出する
    • ⑧【商品】「高校物理問題集」のご紹介
  • シュレディンガー方程式を高校物理を用いて導出する

    シュレディンガー方程式を高校物理を用いて導出する

    本記事のテーマ

    シュレディンガー方程式を高校物理を用いて導出する
    • ①光速不変の原理によって質量とエネルギーの等価性がわかった
    • ②オイラーの公式を高校数学で導出する
    • ③電子の原子核内の運動を表現する(波動方程式)
    • ④シュレディンガー方程式を高校物理を用いて導出する
    • ⑤【まとめ】高校物理「原子物理」
    • ⑥【商品】「高校物理問題集」のご紹介
電子の運動は
「シュレディンガー方程式」から計算できますが、

大学数学を前提に導出するため、
高校物理とのつながりが見えません。

しかし、実際歴史では、

高校物理「原子物理」の範囲
⇒シュレディンガー方程式の導出
⇒大学物理「量子力学」の世界
となります。

高校物理と大学物理が
扱う、高校数学と大学数学の違いもあり、
全く別物となりがちです。

ここが、「シュレディンガー方程式」の理解を妨げる要因の1つです。

「高校物理から大学物理へのつなぎ」
を解説したいです。

その前に、

①光速不変の原理によって質量とエネルギーの等価性がわかった

本記事の「シュレディンガー方程式の導出」を理解するには、
前々記事の【光速不変の原理によって質量とエネルギーの等価性がわかった】
を事前に確認しておく必要があります。

前記事を復習しておいてください。

【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク
「光速不変の原理」によって「質量とエネルギーの等価性E=mc^2」がわかった

②オイラーの公式を高校数学で導出する

問題集に該当する問題

詳細は
問題集 06-11 【1】
にあります。

オイラーの公式

オイラーの公式とは

\(e^{iθ}\)=cosθ+\(i\)sinθ
(\(i\)=\(\sqrt{-1}\))

ですね。

大学数学では違和感ないのですが、
高校数学では、指数に虚数があることが違和感だと思います。

なので、

\(e^{iθ}\)の\(i\)は別の定数で
(\(e^{aθ}\) の「\(a\)」と同じ)
\(i^2\)すると-1になる変わった定数とみてください。

「指数に虚数がある」でアレルギー反応しなくてOKです。

オイラーの公式を導出

いろいろな導出方法がありますが、一番シンプルな例を持ってきました。

導出問題

【例題】
関数\(f(x)=\frac{cosx+isinx}{e^{ix}}\)
\(x\)は実数、\(i\)=\(\sqrt{-1}\)
とおく。
(1) 導関数\(f’(x)\)=0を示せ。

(2) \(f(x)\)=1から
\(e^{ix}\)=cosx+\(i\)sinxを示せ。

(3) 関数\(f(x)= cosωx+isinωx\)と、関数\(g(x)=e^{iωx}\)について、
・\(\frac{d^2f(x)}{dx^2}\)=\(-ω^2f(x)\)

・\(\frac{d^2g(x)}{dx^2}\)=\(-ω^2g(x)\)
を示せ。

詳細は問題集で解説します。

③電子の原子核内の運動を表現する(波動方程式)

波の関数(波動関数)を用意する。

波の話で、
波は、位置と時間の関数でしたね。

下図のように、ある時刻tでの、各場所における波の高さをグラフにしました。

しかし、実際は同じ場所xでも時間によって波の高さも変わりますよね。

なので、波は、時間と距離の2変数から構成されることがわかりますね。

具体的には、
\(y=f(x,t)=sin(kx-ωt)\)
と書きますが、

「シュレディンガー方程式」の導出のために、もう一工夫して
\(Φ(x,t)\)=\(e^{i(kx-ωt)}\)=\(cos(kx-ωt)+isin(kx-ωt)\)
(\(k=\frac{2π}{λ}\),\(ω=2πν\))
と置きます。

関数が複素数へのアレルギー反応が出ると思いますが、
sin,cosの波の式を扱っている!程度で思っておけば大丈夫です!

④シュレディンガー方程式を高校物理を用いて導出する

詳細は
問題集 06-09 【2】【3】
にあります。

導出の概要

高校数学、高校物理の範囲でわかりやすく解説しますが、

詳細は問題集で解説します。

本記事では、導出の概要を解説します。

解法の順序は以下の通りです。

  1. \(Φ(x,t)\)=\(e^{i(kx-ωt)}\)=\(cos(kx-ωt)+isin(kx-ωt)\)は
    \(t,x\)の2変数の関数なので、
    それぞれ片方について微分(大学では偏微分)します。
    ・\(x\)で微分:\(\frac{\partial Φ(x,t)}{\partial x}\)=\(ikΦ(x,t)\)…(式1)

    ・\(t\)で微分:\(\frac{\partial Φ(x,t)}{\partial t}\)=\(-iωΦ(x,t)\)…(式2)

  2. \(p,E,k,ω\)の関係を(式1)(式2)に代入して、
    運動量とエネルギーに関する意味合いを出します。
    ・(式1):\(pΦ(x,t)\)=\(-ih’ \frac{\partial Φ(x,t)}{\partial x}\) …(式3)

    ・(式2):\(EΦ(x,t)\)=\(ih’ \frac{\partial Φ(x,t)}{\partial t}\) …(式4)

    (\(h’=\frac{h}{2π}\))

  3. エネルギーEと運動量pには、
    \(E=K+U\)=\(\frac{p^2}{2m}+U\)の関係があるので、
    この関係式を使って(式3)と(式4)をつなぐ。
  4. まとめると、「シュレディンガー方程式」が導出できる。
    \((-\frac{h’^2}{2m}\frac{\partial^2}{\partial x^2}+U)Φ(x,t)=ih’Φ(x,t)\) …(式5)

より詳細な式変形については、

詳細は問題集で解説します。
偏微分は大学数学の範囲ですが、高校数学でも十分理解できます。
・「\(x\)で偏微分」は\(x\)を変数、\(t\)を定数とみなして微分します。
・「\(t\)で偏微分」は\(t\)を変数、\(x\)を定数とみなして微分します。
なので、
\(f(x)=x^2+2ax+4\)を\(x\)で微分する感覚と同じです。

導出のポイント

大事なポイントは、

  1. 難しそうな「シュレディンガー方程式」の解は「波の挙動」であること。
  2. 原子内を動く電子は波の挙動を示すことが方程式の解からわかること。
  3. ①波の挙動、②粒子性・波動性の二面性、③エネルギー・運動量の関係式を駆使して、関係をつなげたのが「シュレディンガー方程式」であること。
  4. 高校物理の範囲から「シュレディンガー方程式」が導出できること。

つまり、下図のように電子は波のように飛び回ることが数学的に証明できたと言えます。

以上、高校物理「原子物理」で学ぶべき内容がすべて解説できました!

⑤【まとめ】高校物理「原子物理」

6つのブログ記事を使って、解説してきました。

  1. 原子構造が解明できたこと。
  2. プランクの式、プランク定数が「粒子性と波動性の二面性」をつなげたこと。
  3. 光の特殊な性質がわかり、相対性理論、\(E=mc^2\)ができたこと。
  4. 高校物理の範囲から「シュレディンガー方程式」が導出でき、さらなる解明は大学物理へとつなげたこと。

ここまで、解説できれば、
「高校物理、原子物理」の教材として十分でしょう。

大学入試対策から一旦離れて、
本質を見てきました。
ここまで読んだあと、大学入試問題見ましょう。
原子物理領域の問題がスラスラ理解できるはずです。
詳細は問題集で解説します。

⑥【商品】「高校物理問題集」のご紹介

記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、

「高校物理問題集」

を作成しました。

ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。

是非ご購入いただき、一緒に学びましょう
【QCセミナーの高校物理】リンク
【「6.原子物理」編】の紹介・ご購入ページ

まとめ

「シュレディンガー方程式を高校物理を用いて導出する」を解説しました。

  • 「光速不変の原理」によって「質量とエネルギーの等価性E=mc^2」がわかった

    「光速不変の原理」によって「質量とエネルギーの等価性E=mc^2」がわかった

    本記事のテーマ

    「光速不変の原理」によって「質量とエネルギーの等価性」がわかった
    • ①粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる
    • ②光速を精度よく計測
    • ③エーテル存在を実証する実験から光速不変の原則がわかった
    • ④「観測者によって時空が変化する奇妙な現象」がすぐわかる
    • ⑤光速不変の原理によって質量とエネルギーの等価性が成り立つ
    • ⑥高校物理「原子物理」次のお話を紹介!
    • ⑦【商品】「高校物理問題集」のご紹介
    \(E=mc^2\)
    (E:エネルギー、m:質量、c:光速)
    という公式が突然出てきて
    導出もなく、暗記して使っていませんか?

    なので、ずっと-思っていたのが

    (1)なんで\(E=\frac{1}{2}mc^2\)じゃないの?

    (2)光だけなんで速度が不変なの?

    (3)相対性理論?わけがわからない!
    と思考停止になっていませんか?

    なので、

    ①光速を計測し、
    ②光速が不変と分かった背景を理解し、
    ③光速が不変であれば何が起こるかを理解し、
    ④\(E=mc^2\)の導出を丁寧に解説します。

    その前に、

    ①粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる

    本記事の「質量とエネルギーの等価性」を理解するには、
    前々記事の【粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデル】
    を事前に確認しておく必要があります。

    前記事を復習しておいてください。

    【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク
    「粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる」

    ②光速を精度よく計測

    問題集に該当する問題

    詳細は
    問題集 06-09 【1】
    にあります。

    (i)速度なら2点間距離の移動時間からわかるはず

    単純に考えると、こうなります。

    実際にガリレオガリレイが、遠く離れた2点でランプを使って光を往復する時間を計測しました。

    でも、この事実
    誰も知りませんよね。
    なぜでしょうか?
    詳細は問題集で解説します。

    (ii)光速を精度よく計測

    光速を精度よく計測したフーコーの実験があります。

    高速回転する回転鏡と、回転鏡と一定距離離れた固定鏡を用意する。光源から光を照射し、反射光の位置を計測する。その結果から、精度よく光速が計測できた。

    この実験から、
    光速c=2.88×\(10^8\) [m/s]
    (実際c=3.0×\(10^8\) [m/s]に非常に近い値)
    がわかりました。

    詳細は問題集で解説します。

    ③エーテル存在を実証する実験から光速不変の原則がわかった

    問題集に該当する問題

    詳細は
    問題集 06-09 【2】
    にあります。

    光速不変がわかった背景は、

    1. 波である「音と光」で、「音」は真空は伝わらないが、
      「光」はなぜか真空の宇宙から飛んでくる。これはなぜか?
    2. 光が真空の宇宙を移動できるのは、
      光の目に見えない媒質「エーテル」
      があるからではないか?と信じられてきた。

    から、

    「エーテル」の存在を実証したい

    という好奇心が出てくるのは当然となるわけです。

    「エーテル」の存在を実証する実験

    「エーテル」の存在を調べた実験で、
    マイケルソンモーリの実験が有名です。

    光源と干渉縞、ハーフミラーと2つの鏡を用意した。
    宇宙空間に「エーテル」が存在するならば、
    「地球の公転運動によってエーテルの風が吹いている」と考え、
    「エーテル」によって光の速度は向きによって相対的に変化し、
    東西南北に実験機器の向きを変えて、
    光の速度の差により、干渉縞に変化が発生するかどうかを調べた。

    「なるほど!」、難しいけど、よく考えましたね!

    予想外の実験結果

    しかし、実験結果は、

    実験機器の向きを変えても干渉縞に変化がなかった。

    なお、東西、南北それぞれに
    実験機器の向きを変えた場合の
    ・光の往復にかかる時間
    ・干渉縞のズレ
    などの、計算問題については、

    詳細は問題集で解説します。

    この実験結果から

    「エーテル」の存在が否定
    光速はどの向きでも常に一定(光速不変の原理)
    の真理が見えた

    わけです。

    ④「観測者によって時空が変化する奇妙な現象」がすぐわかる

    問題集に該当する問題

    詳細は
    問題集 06-09 【3】
    にあります。
    問題集では、観測者の違いによる
    同じ落下運動でもかかる時間が変化る
    奇妙な思考実験を演習します。

    本記事ではもう少し簡単な事例で説明します。

    「はじき」の公式

    当たり前な話ですが、

    「速度」=「距離」/「時間」

    ですね。

    「距離」と「時間」はどんな観測者でも同一(絶対的)であり、
    「速度」は対象者との相対的なもの

    も理解しやすいですね。

    対向車が来る場合は、相手の車が非常に速く走るように感じ
    車を追い越すときは、相手の車が非常に低速のように感じますよね。
    これは、距離、時間は不変で、速度が相手との相対的なものだからです。

    でも、光速だけは話が違う

    光だけは、話が違ってきます。

    「光速」は「絶対的」であるため、
    絶対的な「距離」と絶対的な「時間」を相対的な「速度」で調整することができなくなります。

    「距離」、「時間」、「速度」全てが絶対的になると、
    等号成立できません。

    ただし、

    「速度」=「距離」/「時間」
    の定義は変わりません。

    となると、どう考えれば、等号成立するのでしょうか?

    光速から「距離」と「時間」も相対的であるという発想に気が付く

    「光速」が絶対的なので、
    「距離」と「時間」は観測者によって相対的であると
    という発想に行き着くわけです。

    ここが「相対性理論」の入り口です。

    「距離」、「時間」の相対性という発想は
    ローレンツ変換などの式で表現します。

    このあたりの式の導出については、

    詳細は問題集で解説します。

    ⑤光速不変の原理によって質量とエネルギーの等価性が成り立つ

    問題集に該当する問題

    詳細は
    問題集 06-09 【4】
    にあります。
    静止物体から光を放出した場合を考える。
    これを一定速度で動く観測者から見た場合において、
    運動量保存の法則から関係式を導出する。
    (「光速不変の原理」も活用している)
    その結果、
    \(E=mc^2\)
    の関係式が導出できる。

     

    \(E=mc^2\)までの丁寧な導出過程は

    詳細は問題集で解説します。

    「質量とエネルギーの等価性」式の導出方法はいろいろありますが、
    一番シンプルでわかりやすい事例を問題集で解説します。

    「質量とエネルギーの等価性」式は
    高校物理の「核分裂」で必須となる重要式です。
    だから、導出はしておきましょう。

    公式も道具そうですが、
    その意味を考えなければ、
    利用の効用がわかりません。

    ⑥高校物理「原子物理」次のお話を紹介!

    高校物理の「6.原子物理」の終盤になりました。

    次に解説したい話は、

    「高校物理から大学物理へのつなぎ」
    を解説したいです。

    この話を伝えたい理由は

    高校物理「原子物理」の次は、
    大学物理の「量子力学」になるが、
    この間がかけ離れており、連続性がわからず
    「両者は全く別物」としがち

    また、大学物理の量子力学では
    「シュレディンガー方程式」を詳しく導出しますが、

    「シュレディンガー方程式」の導出は
    偏微分、微分方程式など、
    大学数学を前提に導出するため、
    高校物理とのつながりが見えません。

    歴史からみれば、
    高校物理範囲の解明から、
    「シュレディンガー方程式」へつながる

    わけですから、

    ここをおさえることが大事です。

    大学受験範囲ではありませんが、
    大学後の学びに不可欠なところなので、
    解説します!
    【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク
    シュレディンガー方程式を高校物理を用いて導出する

    ⑤【商品】「高校物理問題集」のご紹介

    記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、

    「高校物理問題集」

    を作成しました。

    ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。

    是非ご購入いただき、一緒に学びましょう
    【QCセミナーの高校物理】リンク
    【「6.原子物理」編】の紹介・ご購入ページ

    まとめ

    「「光速不変の原理」によって「質量とエネルギーの等価性」がわかった」を解説しました。

    • ①粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる
    • ②光速を精度よく計測
    • ③エーテル存在を実証する実験から光速不変の原則がわかった
    • ④「観測者によって時空が変化する奇妙な現象」がすぐわかる
    • ⑤光速不変の原理によって質量とエネルギーの等価性が成り立つ
    • ⑥高校物理「原子物理」次のお話を紹介!
    • ⑦【商品】「高校物理問題集」のご紹介
  • 粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる

    粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる

    本記事のテーマ

    粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる
    • ①光子のエネルギ、運動量の公式が導出できる
    • ②ボーアの水素原子モデル
    • ③電子軌道半径、電子エネルギー、電子殻に\(2n^2\)個の電子が入る理由がわかる
    • ④高校物理「原子物理」次のお話を紹介!
    • ⑤【商品】「高校物理問題集」のご紹介
    ボーアの水素原子モデルは
    「粒子性」と「波動性」の二面性を
    満たさなければ成り立ちません。
    その理由を解説します。

    その前に、

    ①光子のエネルギ、運動量の公式が導出できる

    本記事の「ボーアの水素原子モデル」を理解するには、
    前々記事の【「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた】
    ・前記事【光子のエネルギ、運動量の公式が導出できる】
    を事前に確認しておく必要があります。

    前記事を復習しておいてください。

    【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク
    「光子のエネルギE=hν、運動量p=h/λ の公式が導出できる」

    ②ボーアの水素原子モデル

    問題集に該当する問題

    詳細は
    問題集 06-08 【1】
    にあります。

    ボーアが水素原子モデルを考案

    目に見えない原子の構造を解明するために、19~20世紀にかけて研究されてきました。

    本ブログ、本物理問題集でも追いかけているとおり、

    1. 電子が原子核の周囲を運動すること
    2. 電子は電子殻というランク分けした軌道があること
    3. 原子核は原子よりはるかに小さく、原子空間はスカスカであること
    4. 原子核には陽子と中性子があること

    がわかってきました。

    この結果をまとめると

    下図のような
    ボーアの水素原子モデル
    (水素をモデルにした理由は、最もシンプルだから)
    が提唱される

    のは、当然といえます。

    電子と原子核間にかかるクーロン力
    向心力
    つり合い、
    電子が原子核の周囲を等速に円運動していることが
    容易に理解できます。

    ボーアの水素原子モデルの致命的な欠点

    しかし、このモデルは多くの物理科学者から反論を受けました。
    この理由の

    詳細は問題集で解説します。

    ここで、多くの科学者が困ってしまいました。

    確かに、ボーアの水素原子モデルが最もらしいが
    物理的説明がうまくできない!

    そこで、電子には「粒子性」と「波動性」がある仮説をモデルに導入することなった


     

    「強引な方法で説明がつくようにした」
    という感じがします。

    実際、光や電子などのミクロなものは、
    「粒子性」と「波動性」をもちます。

    電子の「粒子性」のみで説明すると、
    ボーアの水素原子モデルは破綻する。
    だから、「波動性」も持つことで、
    論理の破綻を防いだ。


    実際、結果的に実証されたので、
    結果オーライですけど。。。

    なぜ、「波動性」の二面性を用いると、
    ボーアの水素原子モデルは成立するのかは

    詳細は問題集で解説します。

    ③電子軌道半径、電子エネルギー、電子殻に\(2n^2\)個の電子が入る理由がわかる

    関係性を式に入れて解いてみましょう。

    電子軌道半径、電子エネルギーを導出

    原子核の回りを運動する電子についての

    (0)「粒子性」と「波動性」の二面性
    (1) 運動方程式: \(m\frac{v^2}{r}\)=\(K\frac{e^2}{r}\)
    (2) 運動量保存則: \(mv=\frac{h}{λ}\)
    (3) エネルギー式: E=\(\frac{1}{2}mv^2-K\frac{e^2}{r}\)

    の関係式を解くと、

    1. 電子軌道半径r(n)
    2. 電子エネルギーE(n) (n:自然数)

    が導出できます。

    詳細は問題集で解説します。

    電子軌道半径、電子エネルギーの式からわかること

    文字式の関係式を整理して、
    物理的に解ることをまとめましょう。

    1. 電子軌道半径r(n), 電子エネルギーE(n)
      は自然数nの変数となること
    2. 自然数nの関数ということは、
      半径やエネルギは
      連続値(粒子性の特徴)ではなく、
      離散値(波動性の特徴)であること
    3. 電子軌道半径r(n)の項から、電子殻に入る電子数が\(2n^2\)と見えること

    がわかります。

    詳細は問題集で解説します。
    目に見えない原子・電子の構造や特徴がさらにわかりました!

    ④高校物理「原子物理」次のお話を紹介!

    ボーアの水素原子モデルを高校物理を活用して解説しました。

    次に解説したい話は、

    質量とエネルギーの等価性
    (特殊相対性理論)
    \(E=mc^2\)
    の導出です。

    この話を伝えたい理由は2つあります。

    1. 高校物理は核分裂の話があり、\(E=mc^2\)が必須である。しかし、この式の導出を丁寧に解説した高校教科書がないため、解説しておく必要があること
    2. 光はエネルギーがあるのはわかる。一方、エネルギーをもつものは運動量や質量をもつはず。しかし、古典物理では質量ゼロの光に運動量やエネルギをもつことが説明できなかった。電磁場には質量がなくても、エネルギーをもつ場は質量のようにふるまうのではないか?という仮説が出てきたこと。

    2つ理由を書きましたが
    ・前者は物理学らしくない理由ですが、理解しやすい
    ・後者は物理学としての理由ですが、難しい
    なので、理解しやすい方の理由で構いません。

    次回は

    1. 光速の計測
    2. エーテル存在の否定と光速不変の原則への導出
    3. 相対性理論の入り口
    4. 質量とエネルギーの等価性\(E=mc^2\)の導出

    と大変興味深いテーマを解説します!

    【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク
    「光速不変の原理」によって「質量とエネルギーの等価性E=mc^2」がわかった

    ⑤【商品】「高校物理問題集」のご紹介

    記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、

    「高校物理問題集」

    を作成しました。

    ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。

    是非ご購入いただき、一緒に学びましょう
    【QCセミナーの高校物理】リンク
    【「6.原子物理」編】の紹介・ご購入ページ

    まとめ

    「粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる」を解説しました。

    • ①光子のエネルギ、運動量の公式が導出できる
    • ②ボーアの水素原子モデル
    • ③電子軌道半径、電子エネルギー、電子殻に\(2n^2\)個の電子が入る理由がわかる
    • ④高校物理「原子物理」次のお話を紹介!
    • ⑤【商品】「高校物理問題集」のご紹介
  • 光子のエネルギE=hν、運動量p=h/λ の公式が導出できる

    光子のエネルギE=hν、運動量p=h/λ の公式が導出できる

    本記事のテーマ

    光子のエネルギ、運動量の公式が導出できる
    • ①「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた
    • ②光子のエネルギーE=hνは導出できますか?
    • ③光子の運動量p=h/λ=E/cは導出できますか?
    • ⑥高校物理「原子物理」次のお話を紹介!
    • ⑦【商品】「高校物理問題集」のご紹介
    ●光子のエネルギー:\(E\)=\(hν\)
    ●光子の運動量:\(p\)=\(h/λ\)=\(E/c\)
    は自力で導出できますか?

    (\(h\):プランク定数、\(ν\):振動数、\(λ\):波長、\(c\):光速)

    暗記して使うだけの公式とならないように
    導出方法を通じて、考え方、本質をおさえましょう。

    その前に、

    ①「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた

    本記事は、「光子のエネルギー公式の導出」、「光子の運動量公式の導出」を解説しますが、
    学習効果を高めていただくために
    「「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた」記事
    読んでください。

    【QCセミナーの高校物理】リンク
    「【重要】「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた」

    ②光子のエネルギーE=hνは導出できますか?

    問題集に該当する問題

    詳細は
    問題集 06-07 【2】
    にあります。
    ●光子のエネルギー:\(E\)=\(hν\)
    は自力で導出できますか?

    この公式も導出過程を説明せず、いきなり出てきます。

    エネルギーの公式導出は
    前回の記事の問題で解説しています。
    【QCセミナーの高校物理】リンク
    「【重要】「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた」

    結論は、

    プランクの式の一部
    \(\frac{hν}{kT}\)
    からでしたね。

    確認しておいてください。

    ③光子の運動量p=h/λ=E/cは導出できますか?

    問題集に該当する問題

    詳細は
    問題集 06-07 【2】
    にあります。
    ●光子の運動量:\(p\)=\(h/λ\)=\(E/c\)
    は自力で導出できますか?

    ちゃんと導出してから使いましょう。
    なので、解説します。

    光子の運動量p=h/λの導出方法

    上図のような実験を考えると、運動量の公式が導出できます。

    【実験】\(x\)軸方向に一定速度\(v\)で動く鏡へ、
    波長\(λ\),速度\(c\)の光を反射させる。
    反射後の光の波長は\(λ’\)に変化する。
    この場合、光の反射による鏡、光のエネルギー変化を求める。

    問題集で詳細に解説しますが、導出のポイントを列挙します。

    1. 光と鏡の相対速度から、反射後の光の波長\(λ’\)を\(c,v,λ\)で表現する。
    2. 光の反射による、鏡の運動エネルギー変化と、光のエネルギー変化をそれぞれ式で表現する。
    3. 「全体のエネルギー変化の総和は0」の関係式を作る。
    4. 式変形すると\(p=h/λ\)が導出できる。
    詳細は問題集で解説します。

    光子の運動量p=E/cを導出

    ここまでくれば、関係式を使って導出できます。

    導出

    \(E=hν\)=\(h(\frac{c}{λ})\)
    =\(c \frac{h}{λ}\)=\(cp\)
    よって
    \(p=\frac{E}{c}\)

    できましたね!


    ●光子のエネルギー:\(E\)=\(hν\)
    ●光子の運動量:\(p\)=\(h/λ\)=\(E/c\)
    は自力で導出できますか?

    導出方法、導出過程、数式の形・特徴などを
    よく見ることで、公式導出方法が理解できます。

    原子物理は暗記するだけ公式が多いですが、
    公式導出過程をよく知り、その公式の特徴を知ると
    原子物理の理解度が数倍変わります。

    遠回りですが、物理力を高めるためには通るべき道です。

    ④高校物理「原子物理」次のお話を紹介!

    光子のエネルギー、運動量の公式を導出しました。

    これによって、次の原子の謎を追究することができます。

    「粒子性と波動性を合わせた原子モデル」
    原子の周りを電子がどのように運動するか?

    つまり、「ボーアの原子モデル」と頻出問題ですが、

    原子物理の公式や頻出問題を丸暗記で済ませないために、1つ1つ問題集で丁寧に解説していきます。

    【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク
    「粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる」

    ⑤【商品】「高校物理問題集」のご紹介

    記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、

    「高校物理問題集」

    を作成しました。

    ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。

    是非ご購入いただき、一緒に学びましょう
    【QCセミナーの高校物理】リンク
    【「6.原子物理」編】の紹介・ご購入ページ

    まとめ

    「光子のエネルギ、運動量の公式が導出できる」を解説しました。

    • ①「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた
    • ②光子のエネルギーE=hνは導出できますか?
    • ③光子の運動量p=h/λ=E/cは導出できますか?
    • ④高校物理「原子物理」次のお話を紹介!
    • ⑤【商品】「高校物理問題集」のご紹介
  • 【重要】「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた

    【重要】「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた

    本記事のテーマ

    【重要】「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた
    • ①【重要】高校物理から原子構造が解明できる
    • ②スペクトルから温度を求めるのが困難だった
    • ③プランクの式は「ただの実験結果に合わせた式に過ぎなかった」
    • ④「プランクの定数」から「粒子性と波動性の二面性」に気づいた理由
    • ⑤プランクの無茶な仮説が実証された(光電効果)
    • ⑥高校物理「原子物理」次のお話を紹介!
    • ⑦【商品】「高校物理問題集」のご紹介

    ①【重要】高校物理から原子構造が解明できる

    本記事は、「プランクの式」、「プランクの定数」を解説しますが、
    学習効果を高めていただくために
    「高校物理から原子構造が解明できる」記事
    読んでください。

    【QCセミナーの高校物理】リンク
    「【重要】高校物理から原子構造が解明できる」

    問題集に該当する問題

    詳細は
    問題集 06-06 【1】
    にあります。

    ②スペクトルから温度を求めるのが困難だった

    「スペクトルなどの強い光から、その温度を計測する」話は
    一見、原子物理とは無関係のように
    思いますが、

    プランクの式、プランク定数が出てくる背景であるため解説します。

    プランクの式や、プランク定数って
    高校物理で突然出てくるし、
    とはいっても、
    「この式はどうやって導出されたの?」
    くらいは知っておきたいですよね!

    なので、解説します。

    スペクトルから温度を特定したい理由

    温度が高いものから、特定の色の光が出ることは
    昔から皆知っていました。

    そこから、

    (左) https://www.mirai-kougaku.jp/laboratory/pages/200228_02.php より引用
    (中央) https://www.machinemfg.com/ja/temperature-and-color-chart/ より引用
    (右) https://www.city.himeji.lg.jp/atom/planet/astrophotos/star/index_w.html より引用

    ●温度を正確に特定し、ばらつきの少ない製鉄加工がしたい!
    ●星から発する色から、星の表面温度を正確に知りたい!

    というニーズが出てきました。

    しかし、直接手で触って温度計測するのは無理なので
    19世紀にあった理論と実験技術でどうにかして温度を求めるしかありませんでした。

    理論式を作ったが、どうしても精度が上がらなかった

    プランクの登場の前に、2つ式が考案されていました。

    1. レイリージーンズの理論式
      \(u(ν,T)\)=\(\frac{8πν^2}{c^3}kT\)
      古典統計力学に基づいて黒体放射エネルギー分布を説明する式
    2. ヴィーンの実験式
      \(u\)=\(\frac{8πa_1 ν^3}{c^3} e^{-\frac{a_2 ν}{T}}\)
      黒体から放射されるエネルギーのスペクトル分布を記述する実験式

    この2つの式と、実験データを比較します。

     

    https://optica.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-0e3382.html より引用

    よく見ると、2つ問題があるとわかります。

    1. レイリージーンズの理論式は
      低振動数領域は精度が良いが
      高振動数領域は精度が悪い
    2. ヴィーンの実験式は
      逆に
      高振動数領域は精度が良いが
      低振動数領域は精度が悪い

    実体を示す、精度が高い式がありませんでした。

    ③プランクの式は「ただの実験結果に合わせた式に過ぎなかった」

    そこで、プランクの登場となります。

    プランクの式の導出方法

    導出方法を数学で解説すると難しいので
    問題集の方で、わかりやすく解説しています。

    詳細は問題集で解説します。

    実測値にピッタリ合ったプランクの式を紹介

    プランクの式を紹介します。
    \(u\)=\(\frac{8πhν^3}{c^3}\frac{1}{e^{\frac{hν}{kT}-1}}\)

    また、難しそうな式が出てきましたが、この式を簡単に言うと、

    レイリージーンズの理論式と
    ヴィーンの実験式の
    良い所を合わせて
    さらに実験結果と合うように補正項を加えた
    式がプランクの式

    となります。

    実際に実験データと比較すると、
    実測値のラインに、プランクの式がぴったり合いました。
    これはすごい!し、とても良い式ができたというわけです。

    プランクの式は所詮、実験式にすぎない

    でも、周囲はそれほど評価をしませんでした。なぜなら

    プランクの式は
    実験結果を合わせただけの式
    にすぎなかったから

    これでは、プランクの式には、価値が無いと評価されてしまいます。

    高校物理ではこのあたりの話は一切出ません。一度酷評を受けても世界的な式に導く科学者たちの努力やひらめきを学ぶことも大切です。

    ピンチに追い込まれたプランクが逆転満塁場外ホームランを打つシーンを見ていきましょう!

    ④「プランクの定数」から「粒子性と波動性の二面性」に気づいた理由

    折角、式を作ったのに、評価されないとは、プランクもさぞ悔しがったでしょう。

    それより、

    実験結果とあまりにピッタリ合う式なので、何か意味・意義があるはず!
    と強く思いますよね!

    では、どうやって、誰もが知るプランクの式、プランク定数となったのかを解説します!

    プランクの式に隠された世界的発見

    プランクの式をもう一度よく見ましょう!

    \(u\)=\(\frac{8πhν^3}{c^3}\frac{1}{e^{\frac{hν}{kT}-1}}\)

    この式眺めても、気が付かないです!

    でも、プランクは気づいた!

    ここで、大事なのは、

    物理の発見は、
    実験からの発見も多いですが、
    立式の数式、項、変数、指数から仮説を唱える
    ことも大いにあります!

    つまり、

    式、言葉などから「未知なる本質を見抜く」のも物理の面白さです。

    プランクの式のすごさ

    プランクが気づいた、この式のすごさは、

    1. エネルギーを自然数\(n\)の式で扱う
      という概念に気づいたこと
      (量子力学の入り口が見えた瞬間
    2. エネルギーEはE=\(hν\)で表現できること。
      (「粒子性」と「波動性」の2面性への仮説)

    プランクの式からどのように、
    量子力学の入り口がわかるのか?
    「粒子性」と「波動性」の2面性に気づいたのか?は
    問題集で高校数学を駆使して分かりやすく解説します!

    の重要な2つが式から仮説をたてることができました。
    結果、それが実証されて
    プランクの式、プランク定数は
    世界的な式へと昇りつめたわけです。

    ⑤プランクの無茶な仮説が実証された(光電効果)

    問題集に該当する問題

    詳細は
    問題集 06-07 【1】
    にあります。

    プランクの式から、量子力学領域への誘いが起きたわけですが、

    物体や波動は、「粒子性」と「波動性」がある?
    量子力学の世界?
    そんなはずがない!
    でたらめを言うな!!
    と反発が来るのが予想できます!

    でも、数年後、光電効果の発見によって、実証されます。

    問題集で光電効果の物理的本質をしっかりおさえます!

    光電効果の特徴を列挙します。

    1. 金属ごとに決まる、ある振動数(限界振動数)以上の光を当てないと電子は放出されない。
    2. 放出される電子の最大エネルギーは、光の強度(明るさ)ではなく、光の振動数(色)に依存する。
    3. 振動数を一定にすると、光の強度を上げるほど、放出される電子の数(電流)が増える。
    上の3つの特徴がなぜ起こるのか?
    物理的に説明できますか?

    とても大事なところで、
    1つ1つ理由を物理的に解説できることが、
    原子物理のこの先を理解する上で
    大事です!

    でも、難しい!

    大丈夫です!

    詳細は問題集で解説します。

    ⑤高校物理「原子物理」次のお話を紹介!

    プランクの式から、量子力学領域への誘いが起きました。

    「粒子性」と「波動性」の二面性から
    波動からエネルギーの式、運動量の式が定義できます。
    でも、暗記で済ませていませんか?

    原子物理の公式を暗記で済ませないために、1つ1つ問題集で丁寧に解説していきます。

    【QCセミナーの高校物理】リンク
    「光子のエネルギE=hν、運動量p=h/λ の公式が導出できる」

    ⑦【商品】「高校物理問題集」のご紹介

    記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、

    「高校物理問題集」

    を作成しました。

    ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。

    是非ご購入いただき、一緒に学びましょう
    【QCセミナーの高校物理】リンク
    【「6.原子物理」編】の紹介・ご購入ページ

    まとめ

    「【重要】「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた」を解説しました。

    • ①【重要】高校物理から原子構造が解明できる
    • ②スペクトルから温度を求めるのが困難だった
    • ③プランクの式は「ただの実験結果に合わせた式に過ぎなかった」
    • ④「プランクの定数」から「粒子性と波動性の二面性」に気づいた理由
    • ⑤プランクの無茶な仮説が実証された(光電効果)
    • ⑥高校物理「原子物理」次のお話を紹介!
    • ⑦【商品】「高校物理問題集」のご紹介
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