平安後期に武士が誕生し、源氏と平氏が武士の棟梁となった理由がわかる

本記事のテーマ

平安後期に武士が誕生し、源氏と平氏が武士の棟梁となった理由がわかる(武力の強さだけではなかった)

おさえておきたいポイント

  • ①通説
  • ➁通説に対する疑問点・気になる点
  • ➂通説を検証して見えた真相
学校や試験対策の社会では、
真相はわからない!
自分で調べて考え抜く
本当の社会科を勉強しよう!

①通説

武士の誕生(通説)

教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

  • 平安時代後期、武装した武士が登場。鎌倉幕府へつながっていく。
  • この時代の日本は、律令が紛争解決の手段としては機能していなかったと言え、弱肉強食な世界になりつつあり、自衛のため誕生したのが武士。
  • 武士が武士団を結束し、その頂点に上がったのが源氏と平氏。
平安時代後期から武士の登場により、鎌倉幕府の武家社会への始まりとなった。

➁通説に対する疑問点・気になる点

調べると気づく疑問点

参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

なぜ平穏な平安時代から、武装した武士が登場するのか?
・なぜ源氏と平氏はその武士の頂点になれたの? 強かったから?

いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

確かに平安後期は律令政治が腐敗していたが、天皇と朝廷がいる日本である。
武士の武力による日本支配となっていったのだろうか?

真相を説明します。

➂通説を検証して見えた真相

真相

①武士の誕生

  • 税金から免れるために、自ら開発した新田を所有した際、田んぼに水を確保するための「利水権」が必須となり、紛争の鍵となった。
  • 国から土地の所有を認める代わりに、水の取り合いの紛争は自分で解決しなければならず、武装化したのが武士の始まり。
新田の開墾百姓が結成した自警団が武士である。

②源氏と平氏が武士の棟梁となった理由

  • 武士が結集した武士団が地域を超えると、紛争解決がより困難になった。
  • 大きな紛争解決には、御皇族をその棟梁に仰ぐようになった。その棟梁が源氏と平氏。
武力の実力の高さも大事であるが、天皇直系の武士であることが最も重要。だから武士は言うことを聞く!
(皇族の血統がなければ、征夷大将軍にもなれない)
日本で天下をとるには、武力で勝ち上がることより、皇族から臣籍降下(皇族から一般貴族へ)した家系であることが重要。
実力主義な日本ではなく、過去からシラス統治な日本であることをよく理解しよう!

まとめ

「平安後期に武士が誕生し、源氏と平氏が武士の棟梁となった理由がわかる」を解説しました。

  • ①通説
  • ➁通説に対する疑問点・気になる点
  • ➂通説を検証して見えた真相
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