カテゴリー: QC検定®3級

  • 【QC検定®3級】管理項目、管理水準、管理限界がわかる

    【QC検定®3級】管理項目、管理水準、管理限界がわかる

    「QC検定®3級でよく出る、管理項目、管理水準、管理限界がわからない」、「管理図の描き方はわかるが、何を管理図で管理したらよいかわからない」と困っていませんか?

    こういう疑問に答えます。

    本記事のテーマ

    【QC検定®3級】管理項目、管理水準、管理限界がわかる
    試験では、管理図の描き方や用語の暗記だけでOKですが、
    用語をよく理解していないと実務に活かせません。
    • ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる
    • ①管理項目とは?
    • ②管理水準と管理限界の違いとは?
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    ●商標使用について、
    ①QC検定®と品質管理検定®は、一般財団法人日本規格協会の登録商標です。
    ➁このコンテンツは、一般財団法人日本規格協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
    ➂QCプラネッツは、QC検定®と品質管理検定®の商標使用許可を受けています。

    ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる

    QCプラネッツでは、QC検定®3級受験者、および品質管理初心者の方に、馴染みにくい品質管理用語や概念をわかりやすく解説します。

    QC検定®3級共通として、まず、勉強方法を読んでください。

    【QC検定®3級】勉強方法がわかる
    QC検定®3級受験や品質管理を初めてのあなたへ、勉強方法を解説します。直前の丸暗記の合否だけではなく、品質管理を得意・好きになれる方法をわかりやすく解説します。試験合格、品質管理の理解を深めたい方は必見です。

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    ★【QC検定®3級】勉強に必須な27項目をまとめました。

    以前、ブログ解説していましたが、1つのPDFにまとめました。勉強に役立ててください

    No 勉強項目
    1 【QC検定®3級】品質がわかる
    2 【QC検定®3級】PDCA,SDCA,OODAがわかる
    3 【QC検定®3級】三現主義、5ゲン主義がわかる
    4 【QC検定®3級】QCDやQCDPSMEがすぐわかる
    5 【QC検定®3級】QC7つ道具がわかる
    6 【QC検定®3級】新QC7つ道具がわかる
    7 【QC検定®3級】5Sがすぐわかる
    8 【QC検定®3級】重点指向がわかる
    9 【QC検定®3級】デザインレビュー(DR)がわかる
    10 【QC検定®3級】QCサークルがわかる
    11 【QC検定®3級】再発防止と未然防止がすぐわかる
    12 【QC検定®3級】狩野モデルがわかる
    13 【QC検定®3級】苦情とクレームの違いがわかる
    14 【QC検定®3級】フェールセーフとフールプルーフがわかる
    15 【QC検定®3級】ISO9001 2015の難解な用語がすぐわかる
    16 【QC検定®3級】「製品及びサービス」がわかる
    17 【QC検定®3級】作業標準、作業標準書がわかる
    18 【QC検定®3級】校正がわかる(管理がいい加減だとまずい)
    19 【QC検定®3級】誤差と残差の違いがすぐわかる
    20 【QC検定®3級】源流管理がわかる(上流工程で品質が決まる!)
    21 【QC検定®3級】官能検査がわかる
    22 【QC検定®3級】PL法がすぐわかる
    23 【QC検定®3級】変化点管理がわかる
    24 【QC検定®3級】トップ診断がわかる
    25 【QC検定®3級】環境側面がわかる
    26 【QC検定®3級】標準化、ISOの歴史がすぐわかる
    27 【QC検定®3級】範囲Rは標準偏差sより大きくなる

    ①管理項目とは?

    管理項目とは?

    ●管理する対象を選ぶことです。

    管理項目を実務で活かすには、

    何を管理対象とすればよいかを考えて選ぶこと

    管理項目を考える例題

    ●簡単な例で考えましょう。例えば、レンガを製造するメーカに所属したとしましょう。レンガの品質を管理せよ!と言われたら、何を管理項目に挙げて管理しますか?

    どうやって考えて管理項目を選びますか?
    おそらく
    ●寸法
    ●重量
    ●表面の粗さ、傷の数
    ●吸水性
    ●強さ(圧縮強さ)
    ●脆さ(割れにくさ)
    など、下図のようにいろいろ管理項目の候補が列挙できますね。

    管理項目

    ●全部の管理項目を管理図に落として、全個数管理するのは大変ですね。

    管理項目の選び方

    ●当然、優先順位をつけますよね。管理する時間、コストも考慮しないといけませんよね。

    優先順位のつけ方はいろいろありますが、例えば、

    1. 重要な品質特性を優先
    2. 簡単に管理できて、調べにくい品質特性が推定できるもの

    でしょう。やみくもに全部管理する必要はありません。

    例題のレンガにおいて、「重要な品質特性」と「簡単に管理できて、調べにくい品質特性が推定できるもの」とはどんな管理項目が該当しますか?

    ケースによりますが、例えば、

    ●「強度を売りにしたいので、圧縮強さは手間をかけても試験機で検査して管理したい。」
    ●「加工表面の綺麗さを売りにしたいので、凹凸の数を管理したい」
    ●「数万個のレンガを配置する顧客が多いので、寸法誤差を管理したい」
    といろいろ選び方があります。

    自社、顧客の戦略に合わせて、管理項目を選びましょう。

    管理項目の選び方がわからないと、意味のない管理図を作りがちになります。

    ②管理水準と管理水準の違いとは?

    ●日常管理に出て来る用語は「管理水準」
    ●管理図に出て来る用語は「管理限界」
    どう違うのかを考えます。意外とどこにも解説がないので、本記事で解説します。

    管理水準(Control Level)とは?

    正常と異常の判断基準

    方針管理や日常管理の単元でよく使う用語です。

    管理限界(Control Limit)とは?

    正常と異常の判断基準。平均値やばらつきが収まるべき範囲

    管理図を作るときによく使う用語です。

    管理水準と管理限界の違いとは?

    あれ?と思いませんか?

    管理水準と管理限界も
    「正常と異常の判断基準」
    で同じじゃん!

    教科書や他のwebサイトを調べると、同じ定義に見えます。
    2つの用語は出て来る単元や教科書のページ数が異なるので違いように見えますけど。

    英語をよく見ると、
    管理水準はLevel
    管理限界はLimit
    と違いますね。

    何がちがうのか?まだわかりません。
    そこで、違いがわかる図を用意しました。

    管理水準と管理限界

    ●管理水準と管理限界も
    「管理する程度」としては同じ軸になる(上図の右方向の矢印の方向になる)ので、混合しやすいです。

    でも、
    ●管理水準は、管理の程度として、どこら辺を狙うか?のレベルを決めるもの
    ●管理限界は、管理水準の中で、平均とばらつきが正常と決めた範囲に収まるかどうかを調べるために使うもの
    として区別しています。

    まず、管理水準を決めるのが先ですね。どこら辺を狙うか?
    次に決めた管理水準のレベルで、管理限界を決めることになります。

    大事なこと

    もし、あなたが、管理水準と管理限界の違いが頭に入らないと困ったら、
    実務上は1つの用語に統一して使ってもOKです。
    用語は所詮、手段です。
    目的は、管理して品質を作りこむことです。

    例に挙げた「レンガの品質を高めて組織の成長につなげるにはどうすればよいか」に最も注力しましょう。これがわかれば、管理方法も自分で考えて決めることができます。

    まとめ

    【QC検定®3級】管理項目、管理水準、管理限界をわかりやすく解説しました。

    • ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる
    • ①管理項目とは?
    • ②管理水準と管理限界の違いとは?

  • 【QC検定®3級】QCストーリーがわかる(暗記不要)

    【QC検定®3級】QCストーリーがわかる(暗記不要)

    「QC検定®3級でよく出る、QCストーリーがわからない」、と困っていませんか?

    こういう疑問に答えます。

    本記事のテーマ

    【QC検定®3級】QCサークルがわかる
    QCストーリーは、自分で作ろう!いちいち暗記しなくて良いです。
    試験対策の丸暗記より、品質管理を自分の頭で理解してほしい。
    • ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる
    • ①QCストーリーとは
    • ②QCストーリーは自分で考えたらわかる
    • ③品質管理用語は何でもかんでも暗記しなくていい
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    ①QC検定®と品質管理検定®は、一般財団法人日本規格協会の登録商標です。
    ➁このコンテンツは、一般財団法人日本規格協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
    ➂QCプラネッツは、QC検定®と品質管理検定®の商標使用許可を受けています。

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    考えて活かせる品質管理を伝授します。

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    2 【QC検定®3級】PDCA,SDCA,OODAがわかる
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    11 【QC検定®3級】再発防止と未然防止がすぐわかる
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    14 【QC検定®3級】フェールセーフとフールプルーフがわかる
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    17 【QC検定®3級】作業標準、作業標準書がわかる
    18 【QC検定®3級】校正がわかる(管理がいい加減だとまずい)
    19 【QC検定®3級】誤差と残差の違いがすぐわかる
    20 【QC検定®3級】源流管理がわかる(上流工程で品質が決まる!)
    21 【QC検定®3級】官能検査がわかる
    22 【QC検定®3級】PL法がすぐわかる
    23 【QC検定®3級】変化点管理がわかる
    24 【QC検定®3級】トップ診断がわかる
    25 【QC検定®3級】環境側面がわかる
    26 【QC検定®3級】標準化、ISOの歴史がすぐわかる
    27 【QC検定®3級】範囲Rは標準偏差sより大きくなる

    ①QCストーリーとは

    QCストーリーの7つのステップ

    ●7つステップがあります。試験対策だけに暗記すればよいでしょう。

    1. テーマの選定
    2. 現状の把握と目標値の設定
    3. 要因の解析
    4. 対策の立案
    5. 対策の実行
    6. 効果の確認
    7. 標準化と管理の定着

    QCストーリーの種類は3つある

    よく教科書には3種類のQCストーリーがあります。

    1. 問題解決型QCストーリー
    2. 課題解決型QCストーリー
    3. 施策実行型QCストーリー(ほとんど見ない)

    違いを書いておきます

    課題解決型 問題解決型 施策実行型
    1 テーマ選定 テーマ選定 テーマ選定
    2 攻め所の明確化 現状把握 現状把握
    3 目標設定 目標設定 対策のねらい所
    4 方策の立案 活動計画作成 目標設定
    5 成功シナリオの追究 要因解析 対策検討
    6 成功シナリオの実施 対策検討 対策実施
    7 効果確認 対策実施 効果確認
    8 標準化 効果確認 標準化
    9 管理の定着 標準化 管理の定着
    10 管理の定着

    「問題と課題の違い」を説明できますか?

    3つあるQCストーリーのうち、2つがよく使います。
    ●問題解決型QCストーリー
    ●課題解決型QCストーリー

    ところで、両者の違いは何か?もっというと

    「問題と課題の違い」を説明できますか?

    うーん、難しい。
    世の中、「問題」と「課題」が混同しています。毎日、出て来る用語で、それぞれの使い方に慣れているから、無意識に両者を使い分けていますよね。でも、意味の違いは?

    「問題」と「課題」をごちゃまぜしているし、違いをそれほど気にしていない。何かわかりやすい区別の仕方はないのか?

    辞書やwiki、webで検索しても、「問題」と「課題」をきちっと分離できていないものばかりですね。

    「問題」と「課題」の違い

    こういう時は、単語に注目しましょう。日本語ってちゃんとできてますよ。

    ●「問題」⇒「題を問う」:題を相手に問うこと
    ●「課題」⇒「題を課す」:題を自分で解くこと

    「題」を「問う」か「課す」かの違いです。

    「問題」も「課題」も共通なのが「題」ですね。「題」って何でしょう?

    ●「題」:品質では、理想と現状のギャップとするとわかりやすい

    「問題」と「課題」を明確に分けた事例があります。

    ●小学校は「学習問題」⇒子供に問題を解かせるため(自主性を求めていない)
    ●中学校以上は「学習課題」⇒子供自ら問を作って解かせる(自主性を求めている)

    これを理解した上で、もう一度、QCストーリーを見てみましょう。

    課題解決型 問題解決型 施策実行型
    1 テーマ選定 テーマ選定 テーマ選定
    2 攻め所の明確化 現状把握 現状把握
    3 目標設定 目標設定 対策のねらい所
    4 方策の立案 活動計画作成 目標設定
    5 成功シナリオの追究 要因解析 対策検討
    6 成功シナリオの実施 対策検討 対策実施
    7 効果確認 対策実施 効果確認
    8 標準化 効果確認 標準化
    9 管理の定着 標準化 管理の定着
    10 管理の定着

    「問題解決型QCストーリー」も「課題解決型QCストーリー」どちらも的確に書けていない印象です。

    「問題解決型QCストーリー」と「課題解決型QCストーリー」の明確な差がわからないまま、教科書や試験対策問題に書いている文言を丸暗記すると、かえって、頭が混乱します。結局、試験後忘れて 身につかないのがオチ。
    言葉の定義を良く理解して、整理してから本来は品質管理用語を習得したいです。

    ②QCストーリーは自分で考えたらわかる

    改善のステップを自分で考えてみよう

    言葉の定義を良く理解して、整理してから本来は品質管理用語を習得したいです。

    と書きました。なので、 QCストーリーは自分で考えて作りましょう。その方が、実務に役立ちます。

    改善のステップを自分で考えてみよう

    改善する方法を何も見ないで考えると、大体次のようにまとまるはずです。

    1. 対象を選ぶ
    2. 理想を定義する
    3. 現状を把握する
    4. ギャップを理解して、0にする方法を考える
    5. 施策を計画、実行
    6. 施策の効果を評価
    7. 次なる作戦を考える

    上は、一例です。あなたが考えた改善のステップでもOKです。

    自分の考えたステップとQCストーリはほぼ合う

    比較してみましょう。

    教科書 自分で考えたもの
    1 テーマ選定 対象を選ぶ
    2 現状の把握と目標値の設定 理想を定義する
    3 要因の解析 現状を把握する
    4 対策の立案 ギャップを理解
    5 対策の実行 施策を計画、実行
    6 効果の確認 施策の効果を評価
    7 標準化と管理の定着 次なる作戦を考える

    どうでしょうか? 大体合ってますよね

    QCストーリー7つのステップは暗記不要

    なので、暗記は不要で、むしろ、自分で考えた導出できるように理解して習得する方が重要です。

    改善して成功した経験がないと、書き出せないので、教科書丸暗記ではなく、普段の業務や生活に一工夫する努力をしましょう。

    ③品質管理用語は何でもかんでも暗記しなくていい

    ●QCストーリーを解説すると、暗記不要で、むしろ考えて書き出す!ことが大事と伝えました。これは品質管理用語に良く当てはまります。

    ●品質管理用語を勉強する注意点をまとめます。

    1. 用語を理解しないまま暗記しても忘れる
    2. 「問題」と「課題」の違いとか、「災害」と「事故」の違いなど、そもそも違いの定義が完璧でないまま、用語が一人歩きすることが多い。
    3. 用語は暗記の前に、言葉の意味を理解する
    4. 言葉を理解するのは遠回りだが、一度理解すれば永久使いこなせる
    5. 試験対策の暗記は試験後忘れる、結局身につかない。

    ●次の用語も暗記せず、理解してから覚えた方が、品質管理レベルが上がります。
    ・力量
    ・プロセスアプローチ
    ・関係性管理
    など、まず自分の言葉で説明できるよう、考えて理解しましょう。暗記はその次でよいです。

    まとめ

    【QC検定®3級】QCストーリーをわかりやすく解説しました。

    • ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる
    • ①QCストーリーとは
    • ②QCストーリーは自分で考えたらわかる
    • ③品質管理用語は何でもかんでも暗記しなくていい

  • 【QC検定®3級】ISO9001 2015がすぐわかる

    【QC検定®3級】ISO9001 2015がすぐわかる

    「QC検定®3級でよく出る、ISO9001 2015が理解できない、頭に入らない」、と困っていませんか?

    こういう疑問に答えます。

    本記事のテーマ

    【QC検定®3級】ISO9001 2015がすぐわかる
    • ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる
    • ①【初めて勉強する人向け】ISO9001のベストな学習方法
    • ②ISO9001 2015要求事項を速く習得する方法
    • ③ISO9001 2015に出て来る難解な用語
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    ●商標使用について、
    ①QC検定®と品質管理検定®は、一般財団法人日本規格協会の登録商標です。
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    1 【QC検定®3級】品質がわかる
    2 【QC検定®3級】PDCA,SDCA,OODAがわかる
    3 【QC検定®3級】三現主義、5ゲン主義がわかる
    4 【QC検定®3級】QCDやQCDPSMEがすぐわかる
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    6 【QC検定®3級】新QC7つ道具がわかる
    7 【QC検定®3級】5Sがすぐわかる
    8 【QC検定®3級】重点指向がわかる
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    11 【QC検定®3級】再発防止と未然防止がすぐわかる
    12 【QC検定®3級】狩野モデルがわかる
    13 【QC検定®3級】苦情とクレームの違いがわかる
    14 【QC検定®3級】フェールセーフとフールプルーフがわかる
    15 【QC検定®3級】ISO9001 2015の難解な用語がすぐわかる
    16 【QC検定®3級】「製品及びサービス」がわかる
    17 【QC検定®3級】作業標準、作業標準書がわかる
    18 【QC検定®3級】校正がわかる(管理がいい加減だとまずい)
    19 【QC検定®3級】誤差と残差の違いがすぐわかる
    20 【QC検定®3級】源流管理がわかる(上流工程で品質が決まる!)
    21 【QC検定®3級】官能検査がわかる
    22 【QC検定®3級】PL法がすぐわかる
    23 【QC検定®3級】変化点管理がわかる
    24 【QC検定®3級】トップ診断がわかる
    25 【QC検定®3級】環境側面がわかる
    26 【QC検定®3級】標準化、ISOの歴史がすぐわかる
    27 【QC検定®3級】範囲Rは標準偏差sより大きくなる

    ①【初めて勉強する人向け】ISO9001のベストな学習方法

    ISO9001 2015をわかりやすく解説した関連記事

    QCプラネッツでは、ISO9001 2015をわかりやすく解説した関連記事があります。一応、リンクを張りますが、ISO9001を初めて学習する方は、リンクの前に本記事を読み進めてください。

    関連記事は、初心者も、中級者も、上級者も対象ですが、
    本記事は、初心者向けです。

    ISO9001 2015がわかる
    ISO9001 2015の要求事項をわかりやすく解説しました。暗記に走らず、理解して自分の言葉で説明できるように、実務経験から重要ポイントをわかりやすく解説! ISO9001に関わる人は必読です。

    ISO9001 2015を躓かずに学べる方法を解説します!

    ISO9001 の要求事項は確かに、
    読みにくいし、理解しづらい

    なので、理解しやすい勉強方法を4つ挙げます。

    1. 品質に詳しい人に聞かず、自分で理解した方がいい
    2. 経営者を演じる
    3. ISO9001の全体像を理解する
    4. ISO9001の要求事項が必要な理由を理解する

    上の4つで十分です。

    逆に、無視してていいのは

    1. ISO9001 各要求事項に何が書いているかを暗記
    2. ISO9001 各要求事項の文章の解釈
    3. 業務内容をISO9001に合わせる

    この3つが、ISO9001 の理解を妨げる悪玉菌です。

    では、勉強すべき4つのポイントを1つずつ解説します。

    品質に詳しい人に聞かず、自分で理解した方がいい

    品質専門家に聞かなくていい

    「ISOや品質に詳しい人から教えてほしい!」という気持ちは十分わかりますが、全く勧めないし、逆効果です。なぜなら、

    ISO9001の要求事項の文章から解説する人が99%くらいいて、かえって理解に苦しみます。

    「ISOや品質に詳しい人」は、10年くらい品質業務していると、100回はISOの条文を読んでいます。それなりに慣れているし、解釈に苦労したことを伝えたい思いがあるのでしょう。

    ISO9001に慣れているが、
    内容の解釈ばかり説明しがち。
    内容の本質まで考えていない専門家が結構多い。
    だから、自分の言葉でわかりやすく説明する思考がないから、初心者は理解できない

    ISOに不慣れな人は、
    ISOの細かい内容(手段)より、その意味(目的)を知りたがっています。

    つまり、
    理解しづらい、「ISO9001の要求事項の解説」ではなく
    「ISO9001の要求事項」を理解したい

    のですよね!

    それなのに、多くの品質専門家は「ISO9001の要求事項の解説」をしたがります。

    私も苦しみました。なので、QCプラネッツ ブログを始めました。

    よって、自分で考えた方がよいです。

    自分で勉強する方法

    ●ポイントは

    細かい要求事項の文章の理解より
    なぜ、それが要求されているかを
    自分の言葉で説明できること!
    ISO9001を学ぶ目的は何か?
    要求事項の内容は所詮、手段にすぎません。

    ISO9001 2015は自分の言葉で説明できていれば、細かい内容は要求事項を見ながら確認すればOKです。

    「7.5.1に何がどんなことが書いているか」はどうでもいいです。

    経営者を演じる

    さて、問題です。

    ISO9001の目的は何でしょうか?
    なぜ、品質改善が必要なんですか?
    品質改善は「手段」、ではその「目的」は?

    ●意外と回答できないんです。品質担当は無回答です。まず、この解を理解しないと、ISO勉強しても頭に入りません。

    ISO9001の目的は
    ●企業組織なら、「収益向上」
    ●もっと抽象化すると、「組織の成功」
    (組織の成功は収益以外にもあるでしょう)

    つまり、ISOの目的は、組織を経営する側の目線で考える必要があります。この理解がほとんどの人ができないのは、組織の中の、従業員であり、思考も従業員的思考だからです。

    平社員でもいいから、一旦は組織の経営陣になりきってみよう!
    その組織のトップに自分がなったイメージや
    自分が起業した会社の社長になったと仮定してみましょう。

    ISO9001の全体像を理解する

    ISOを勉強したばかりの「あなた」を「経営陣」になりきってもらっています!
    次するべきなのは、「ISO9001の全体像の理解です」

    これは、ISO9001に実際に描いている図を色付けしました。

    品質マネジメントシステム

    この図は、
    ●平社員なら、まったく理解できないが
    ●経営陣になりきると理解できる


    不思議な図です。

    ISO9001の要求事項が必要な理由を理解する

    「経営陣」を演じるあなたが、全体像の図を読んでいます。

    さて、問題です。

    あなたが経営する組織が成功するには、何が必要ですか?
    成功を揺るがすリスクは何ですか?

    ●わかりやすいのは、利益追求の企業です。企業は
    利益=売上―コスト
    から、
    ●売上が増加するチャンスと、減少するピンチを注視しますね。
    ●コストは圧縮できるチャンスと、増加するピンチを注視しますね。

    収益を減少するピンチを最小限にして、増加するチャンスを最大限しようと努力します。

    一方、企業は社会の荒波の中生き延びるわけですが、
    ●コントロールが効かない外部環境
    ●自社内の内部環境
    が常に変化します。この変化をうまく活かせるかどうかが経営陣の腕の見せ所になります。

    まとめると、経営陣は常に以下の5つを常に考える必要があります。

    1. 経営する組織の状況を把握する
    2. 常に影響を受ける外部環境・内部環境を考慮した経営戦略
    3. 自組織の目標の立案、計画、実行、評価(PDCA)
    4. 自組織に必要な経営資源(人、モノ、設備など)
    5. 実行に対する結果のフィードバック

    従業員として、自分の業務だけしか考えていないと、上の5項目は難しく感じるでしょう。でも、自分が仮に起業したとして、つぶれないようにするにはどんな活動が必要か?を想像しましょう。それだけでも「経営脳」は磨けます。

    必要な要素

    経営に必要な5要素を書き出しました。よく見るとISO9001 2015の全体像とぴったり合います。わざとそう合わせたのではなく、 ISO9001 2015の全体像は品質と経営を両方意識した要求事項だからです。

    1. 経営する組織の状況を把握する
    2. 常に影響を受ける外部環境・内部環境を考慮した経営戦略
    3. 自組織の目標の立案、計画、実行、評価(PDCA)
    4. 自組織に必要な経営資源(人、モノ、設備など)
    5. 実行に対する結果のフィードバック

    品質マネジメントシステム

    だから、経営脳があれば、ISO9001の要求事項は、自分で書き出せます!だから、各要求事項の暗記は不要なので、自分の言葉で説明できるようにしてください。

    ここまで、読んでいただければ、かなりISO9001が理解できたはずです。

    もう少し、ISO9001 2015要求事項を速く習得する方法を次に解説します。

    ②ISO9001 2015要求事項を速く習得する方法

    まずは、「経営脳」をもって、経営に必要な要素を考えれば、経営の手段である品質マネジメントやISO9001 2015が理解できることを解説しました。

    次は、速く習得する方法を解説します。コツは3つあります

    1. 読みにくい文章に合わせず、自分の考えを優先する
    2. 人にわかりやすく説明できること
    3. 要求事項に業務を合わせるのではない

    読みにくい文章に合わせず、自分の考えを優先する

    関連記事のように、各要求事項をわかりやすく解説しています。

    要求事項を勉強する上で大事なのは、
    ●内容暗記しないこと
    ●要求事項はつまりどういうことなのか?を考える
    ●自分なりの説明に変える

    です。

    一番ダメなのは、
    「こう書いているから、その通り業務すること」

    読みにくい文章に合わせず、自分の考えを作りましょう。

    人にわかりやすく説明できること

    要求事項の単語まで従う必要はありません。むしろ、人に説明できて、自分なり応用ができることです。

    ISOは数年に改訂されますが、本質は変わりません。変化しない本質を理解して、自分で説明できるようになりましょう。

    要求事項に業務を合わせるのではない

    ISO認証だからといって、業務をISOに合わせる必要はありません。ISO認証を辞めてもOKです。むしろ、業務改善、収益拡大、発展につながるためにISOをうまく活用しましょう。

    ●大事なのは、
    「ISO9001に書いているから、それに従う」ではなく
    「成功のためには何が必要かを考えて、あとでその施策に合う要求事項を探せばいい」

    ISO9001要求事項は「手段」
    「目的」は、あなたの成功

    ●成功を勝ち取るために何が必要かをISO関係なく、考え抜き
    その対策をあとで、ISO要求事項から探すだけ

    ③ISO9001 2015に出て来る難解な用語

    関連記事で別途わかりやすく解説しますが、難解な用語をざっと挙げます。さっと自分の言葉で友人にわかりやすく説明できますか?

    用語がわからないから教科書買ったら
    さらにわからなくなってしまった。。。
    よくある経験談です。

    難解な用語
    ●プロセスアプローチ ⇒なんじゃこりゃ?
    ●コミットメント ⇒トリートメント?
    ●リスク ⇒ 頻出だけど人によって解釈が合っていない
    ●力量 ⇒ って何?
    ●製品及びサービス ⇒ なんで 「サービス」がついているの?
    ●不適合 ⇒ 罰則があるの?
    ●マネジメントレビュー ⇒ どんな会議?
    ●継続的改善 ⇒なんじゃこりゃ?
    ●関係性管理 ⇒なんじゃこりゃ? 「関係管理」じゃダメなの?
    ●外部及び内部の課題の変化 ⇒ 課題だけでもしんどいけど、さらに変化が必要なの?
    ●文書化した情報 ⇒ 文書じゃないの?
    とつっこみ満載ですね。

    別途、個別に解説

    まとめ

    【QC検定®3級】ISO9001 2015をわかりやすく解説しました。

    • ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる
    • ①【初めて勉強する人向け】ISO9001のベストな学習方法
    • ②ISO9001 2015要求事項を速く習得する方法
    • ③ISO9001 2015に出て来る難解な用語

  • 【QC検定®3級】FMEAとFTAがすぐわかる

    【QC検定®3級】FMEAとFTAがすぐわかる

    「QC検定®3級でよく出る、4Mと特性要因図FMEAとFTAでおさえておくべきポイントがわからない」、と困っていませんか?

    こういう疑問に答えます。

    本記事のテーマ

    【QC検定®3級】FMEAとFTAがすぐわかる
    • ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる
    • ①FEMAがすぐわかる
    • ②FTAがすぐわかる
    • ③日常生活の事例で練習してみる
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    ●商標使用について、
    ①QC検定®と品質管理検定®は、一般財団法人日本規格協会の登録商標です。
    ➁このコンテンツは、一般財団法人日本規格協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
    ➂QCプラネッツは、QC検定®と品質管理検定®の商標使用許可を受けています。

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    ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる

    QCプラネッツでは、QC検定®3級受験者、および品質管理初心者の方に、馴染みにくい品質管理用語や概念をわかりやすく解説します。

    QC検定®3級共通として、まず、勉強方法を読んでください。

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    試験直前の丸暗記ではなく、
    考えて活かせる品質管理を伝授します。

    ★【QC検定®3級】勉強に必須な27項目をまとめました。

    以前、ブログ解説していましたが、1つのPDFにまとめました。勉強に役立ててください

    No 勉強項目
    1 【QC検定®3級】品質がわかる
    2 【QC検定®3級】PDCA,SDCA,OODAがわかる
    3 【QC検定®3級】三現主義、5ゲン主義がわかる
    4 【QC検定®3級】QCDやQCDPSMEがすぐわかる
    5 【QC検定®3級】QC7つ道具がわかる
    6 【QC検定®3級】新QC7つ道具がわかる
    7 【QC検定®3級】5Sがすぐわかる
    8 【QC検定®3級】重点指向がわかる
    9 【QC検定®3級】デザインレビュー(DR)がわかる
    10 【QC検定®3級】QCサークルがわかる
    11 【QC検定®3級】再発防止と未然防止がすぐわかる
    12 【QC検定®3級】狩野モデルがわかる
    13 【QC検定®3級】苦情とクレームの違いがわかる
    14 【QC検定®3級】フェールセーフとフールプルーフがわかる
    15 【QC検定®3級】ISO9001 2015の難解な用語がすぐわかる
    16 【QC検定®3級】「製品及びサービス」がわかる
    17 【QC検定®3級】作業標準、作業標準書がわかる
    18 【QC検定®3級】校正がわかる(管理がいい加減だとまずい)
    19 【QC検定®3級】誤差と残差の違いがすぐわかる
    20 【QC検定®3級】源流管理がわかる(上流工程で品質が決まる!)
    21 【QC検定®3級】官能検査がわかる
    22 【QC検定®3級】PL法がすぐわかる
    23 【QC検定®3級】変化点管理がわかる
    24 【QC検定®3級】トップ診断がわかる
    25 【QC検定®3級】環境側面がわかる
    26 【QC検定®3級】標準化、ISOの歴史がすぐわかる
    27 【QC検定®3級】範囲Rは標準偏差sより大きくなる

    ①FMEAがすぐわかる

    FMEAの覚え方

    ●FMEAで試験によく出題されて、かつ理解すべきポイントを解説します。

    FMEAは故障モード影響解析

    FMEAなのか、FEMAなのか、FMEAなのか、だんだんわからなくなってきますので、

    FMEAは英語と日本語両方でおさえておく。
    Failure(故障) Mode(モード) and Effects(影響) Analysis(解析)
    で理解する。

    FMEAはFMとEAで理解する

    意外に、FMとEAを別々に試験で出題されることがあります。
    故障モード⇒ Failure Mode
    影響解析⇒ Effects Analysis

    これで、FMEAは確実に覚えることができますね。

    <h3故障モードの重大度が覚えにくい

    ●FMEAは個々の故障モードの重大度を評価して、優先順位をつけて対策する手法です。なお、優先順位をつけることを、重点指向っていいます。

    重点指向とは、優先順位をつけること
    重点指向は、品質管理を学び始めた人にとって難解な用語ですが、大丈夫!

    ●さて、故障モードの重大度の評価方法が、覚えにくいです。

    故障モードの重大度(RPN)=(影響度)×(発生度)×(検出度)

    ●RPNは危険優先数(risk priority number)といって、次の3つの変数の積で評価します。
    ・影響度⇒故障したときの影響度合い
    ・発生度⇒故障発生頻度
    ・検出度⇒故障の発見の難しさ

    よく考えると、故障モードの重大度は
    ●(ダメージ)×(発生確率)なら理解しやすいですが、次の検出度が論理的に考えても出て来ません。試験勉強しても3つのうち1つは忘れてしまいます。

    なので、

    故障モードの重大度(RPN)は、その部門やチームが評価しやすい変数に変えてもOK

    なぜなら、

    FMEAは表作ることより、故障リスクを減らすのが目的だから

    FMEAの事例

    ●実際に作ってみましょう。事例として、設計部門のリスクをFMEAで評価しましょう。

    下表のように評価しました。

    業務内容 故障モード 影響解析 原因 対策
    影響度 発生度 検出度 RPN
    設計企画 仕様のヌケモレ 5 3 4 60 顧客要重事項
    の確認不足
    デザインレビュー
    の確実な実施
    要素設計 設計ミス 2 3 1 6 担当者の思い込む 要求事項
    の確認徹底
    組立設計 要求動作不可 1 3 3 9 設計者担当者間
    の情報共有不足
    毎日昼礼で
    進捗確認
    設計検証 検証モレ 5 3 5 75 顧客要重事項
    の確認不足
    デザインレビュー
    の確実な実施

    表を作るポイントは、

    1. 作業内容は網羅する。粒度をそろえた方がわかりやすい
    2. 故障モードも粒度をそろえるといい。
    3. 数値の定義は影響が深刻な方を高い数字にする
    4. 数値の度合いは人それぞれ
    5. 原因、対策はFMEA関係なく個々の故障に対して考える

    ここで、粒度(粒の大きさ)をそろえることが重要としました。

    1つは設計全体の故障モードの内容で、
    1つがある具体的な設計の故障モードを
    FMEAの表に並べると、対策を考えにくくなる。

    上表は設計のフロー、故障モードの抽象度を同程度の粒度にそろえています。

    表を作るだけであるが、作成者の論理力が求められるので意外と難しいのがFMEA。

    以上、FMEAでした。ついでにFTAも解説します。

    ②FTAがすぐわかる

    FTAとは

    FTA(Failure Tree Analysis)は、故障の木解析といいます。
    英語をそのまま日本語にしただけです。

    故障の原因をTree構造に書いて、個別の発生確率を計算して、故障確率を算出する便利な解析方法ですね。

    FTAはANDゲート、ORゲートを使います。

    FTAの事例

    あるお父さんが、コロカ感染するリスクをFTAから求めてみましょう。

    お父さんが感染する場合を図にしましょう。

    FTA

    各可能性を挙げて、その原因を深堀りしていきます。その起こり得る確率を概算でもいいので入れてみると、感染し得る確率が概算で求められます。

    ●感染者がいる場合と感染するはAND条件とし、
    ●家、会社など場所が違うので、OR条件としました。

    上図のケースでは、お父さんは感染するリスクは0.3%としました。

    ざっと計算するものですが、

    どの要因がどの程度影響を与えているかが明確にわかりますね。

    発生確率を下げるか、仕組みを変えるか

    ●FTAは作るのが目的ではなく、故障や困る要因を減らすことが目的です。

    確率を減らしかたは、2つあります。

    1. 改善して、個々の故障要因の発生確率を低減する方法
    2. 仕組を変えて、発生自体を避ける方法

    ●上の感染確率を下げる方法では、各々の発生確率の数値を減らす努力をします。例えば、清潔に保つ、他人との距離を保つ、うがいを欠かせずに実行するなどがあります。

    ●一方、仕組を変えて、発生自体を避ける方法は、出社からリモートワークに切り替えると、会社で感染するリスクがなくなります。 感染リスクは減りますが、リモート対応の手間が増えるデメリットもあります。

    戦略を立てて、FTAを使って不具合を回避しましょう。

    ③日常生活の事例で練習してみる

    ●FMEA、FTAに限らず、品質管理の用語や概念の説明には、実際の業務内容を使って解説します。確かに、実務向けでよいかもしれませんが、内容が難しくなるし、理解が進みにくいデメリットもあります。

    専門外な話を使って品質管理を理解するのはしんどいです。

    難解な品質管理を理解できるいい勉強方法があります。それは、

    日常生活の事例で練習することです。

    例えば、

    夫婦生活を持続するためのFMEAをやってみる
    上司に振り回されないための対策をFTAで考える

    など、一見ふざけていますが、頭のいい体操になります。是非、やってみてください。

    まとめ

    【QC検定®3級】FMEAとFTAをわかりやすく解説しました。

    • ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる
    • ①FEMAがすぐわかる
    • ②FTAがすぐわかる
    • ③日常生活の事例で練習してみる

  • 【QC検定®3級】4Mと特性要因図がすぐわかる

    【QC検定®3級】4Mと特性要因図がすぐわかる

    「QC検定®3級でよく出る、4Mと特性要因図でおさえておくべきポイントがわからない」、と困っていませんか?

    こういう疑問に答えます。

    本記事のテーマ

    【QC検定®3級】4Mと特性要因図がすぐわかる
    • ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる
    • ①4Mは使いこなせると有利
    • ②慣れるまで4Mと特性要因図は1セットで活用
    • ③4Mの注意点

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    ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる

    QCプラネッツでは、QC検定®3級受験者、および品質管理初心者の方に、馴染みにくい品質管理用語や概念をわかりやすく解説します。

    QC検定®3級共通として、まず、勉強方法を読んでください。

    【QC検定®3級】勉強方法がわかる
    QC検定®3級受験や品質管理を初めてのあなたへ、勉強方法を解説します。直前の丸暗記の合否だけではなく、品質管理を得意・好きになれる方法をわかりやすく解説します。試験合格、品質管理の理解を深めたい方は必見です。

    試験直前の丸暗記ではなく、
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    ★【QC検定®3級】勉強に必須な27項目をまとめました。

    以前、ブログ解説していましたが、1つのPDFにまとめました。勉強に役立ててください

    No 勉強項目
    1 【QC検定®3級】品質がわかる
    2 【QC検定®3級】PDCA,SDCA,OODAがわかる
    3 【QC検定®3級】三現主義、5ゲン主義がわかる
    4 【QC検定®3級】QCDやQCDPSMEがすぐわかる
    5 【QC検定®3級】QC7つ道具がわかる
    6 【QC検定®3級】新QC7つ道具がわかる
    7 【QC検定®3級】5Sがすぐわかる
    8 【QC検定®3級】重点指向がわかる
    9 【QC検定®3級】デザインレビュー(DR)がわかる
    10 【QC検定®3級】QCサークルがわかる
    11 【QC検定®3級】再発防止と未然防止がすぐわかる
    12 【QC検定®3級】狩野モデルがわかる
    13 【QC検定®3級】苦情とクレームの違いがわかる
    14 【QC検定®3級】フェールセーフとフールプルーフがわかる
    15 【QC検定®3級】ISO9001 2015の難解な用語がすぐわかる
    16 【QC検定®3級】「製品及びサービス」がわかる
    17 【QC検定®3級】作業標準、作業標準書がわかる
    18 【QC検定®3級】校正がわかる(管理がいい加減だとまずい)
    19 【QC検定®3級】誤差と残差の違いがすぐわかる
    20 【QC検定®3級】源流管理がわかる(上流工程で品質が決まる!)
    21 【QC検定®3級】官能検査がわかる
    22 【QC検定®3級】PL法がすぐわかる
    23 【QC検定®3級】変化点管理がわかる
    24 【QC検定®3級】トップ診断がわかる
    25 【QC検定®3級】環境側面がわかる
    26 【QC検定®3級】標準化、ISOの歴史がすぐわかる
    27 【QC検定®3級】範囲Rは標準偏差sより大きくなる

    ①4Mは使いこなせると有利

    4Mとは

    ●Man(人)
    ●機械(Machine)
    ●Material(材料)
    ●Method(方法)
    ●Measure(測定)
    の5つのうち4つ

    必ずあるのは、 ●Man(人)と●機械(Machine)で、残り3つから2つを選ぶことが多いです。

    別に、ほかに思いついたMでもOKです。

    4Mの活用シーン

    よく4Mは活用しますね。どこで活用するかをまとめると

    1. 製造部門での要因分析
    2. 分析フレームワーク
    3. 技術士2次試験、QC検定®1級などの論述試験

    品質管理(QC)の習い初めの場合は、製造部門での要因分析として使うものでよいですが、品質管理業務はわりと文章で説明する場面が多いです。

    4Mは多くの人に認知されているので、伝わりやすいです。

    論述試験に4Mは有利

    4Mを使うと、4つ書くことがあり、それぞれ独立して作文すればよいので、解答用紙がうまりやすくなります。

    また、人、機械、材料、測定、方法の観点から強制的に考える必要がある分、整理しやすく、高得点が狙えやすいです。

    技術士2次試験で、持ち込む必須のフレームワークの4M

    ②慣れるまで4Mと特性要因図は1セットで活用

    4Mと特性要因図を活用する

    特性要因図はQC検定®3級に必ず出題されるし、視覚的にわかりやすいのですぐ覚えられるでしょう。本記事では、教科者や他のサイトに書いていないポイントを伝授します。

    品質管理を学び初めの人は、おそらく、

    品質管理を学び初めの人は、おそらく、
    「フレームワークを使って分析・論述に慣れていない」可能性が高いです。
    慣れるまでは、4Mと特性要因図は1セットで使いましょう。

    まず、
    ●特性要因図をセットします。

    特性要因図

    次に、
    ●特性要因図の大枠に各Mを4つ入れます。

    特性要因図

    そして、
    ●特性要因図の小枠に、M毎にさらなる詳細な要因分析を考えます。

    特性要因図

    この手順で、少々面倒ですが、4Mの詳細分析が特性要因図からわかります。

    上図の例でまとめると、

    故障の原因は4つの観点からわかる。
    1. 作業者の性格や疲労によるもの
    2. 製造機の経年や機械疲労によるもの
    3. 材料成分のばらつきや業者の納期によるもの
    4. 測定の手順や校正に問題があった

    どうでしょうか? 結構、説得力がある分析になりましたね!

    チームでトラブルの原因などを分析するときは、頭の中を可視化する手段として特性要因図がよく活用されます。

    特性要因図を使う目的を明確に

    ただし、所詮、ツールです。

    特性要因図の小枠をいっぱい書くことに集中しないでください。

    目的は

    ある事象を構成する要因を
    網羅的に抽出し、
    各々の理由が、報告者が納得できる内容であるようにまとめること

    まずは、慣れるまでは4Mと特性要因図を1セットで使いこなし、徐々に、論理的な説得力があるかどうかを頭で考える訓練に切り替えていきましょう。

    慣れると4Mだけ頭で考えることができます。

    ③4Mの注意点

    粒度が合っていない

    4Mは機械的に
    ●Man(人)
    ●機械(Machine)
    ●Material(材料)
    ●Method(方法)
    ●Measure(測定)
    で特性を分割して考えます。

    しかし、

    Man(人)、機械(Machine)、Material(材料)、Method(方法)、Measure(測定)を同列で比較できるものなのでしょうか?

    Man(人)、機械(Machine)、Material(材料)はリソース(資源)にカテゴライズできるので、同列で比較できます

    しかし、Method(方法)、Measure(測定)は、手法にカテゴライズできますが、リソースとは別物ですよね。

    フレームワークを使う注意点

    フレームワークを使うときは、次の注意点があります。

    1. Man(人)、機械(Machine)、Material(材料)のように同列で比較できること(粒度が同じといいます)
    2. 網羅性があること

    例えば、日本について分割してみましょう。

    「日本は、北日本、東日本、西日本、南日本から成る」
    なら、不自然さはありません。

    次はどうでしょうか

    「日本は、北日本、東日本、大阪府、広島市から成る」
    なら、変ですよね。

    なぜなら、

    1. 北日本、東日本、大阪府、広島市は粒度が合っていませんので比較できません。
    2. 西日本の他の地域が漏れている

    この「日本は、北日本、東日本、大阪府、広島市から成る」の説明では、聞き手は「?」となります。

    これが、粒度を合わせて比較することと、網羅することが大事である理由です。

    4Mの例に戻しましょう。4Mで、人・機械なら理解できますが、そこに測定、方法が同列に比較されると聞き手によっては「?」と納得してもらえない可能性があります。

    便利な4Mというフレームワークだからと言って、機械的に入れて分析しすぎないよう注意しましょう。

    有名だから共通認識しやすいだけ

    でも、多くの人が4Mや特性要因図を知っているので、そのまま使っても聞き手に通じます。安心してください。

    便利な4Mというフレームワークだからと言って、機械的に入れて分析して終わらないように注意しましょう。

    QCプラネッツなら、4Mを使う場合は、次の2点を考えます。参考ください。

    1. 先ほどのリソースの観点だけ活用して、Man(人)、機械(Machine)、Material(材料)の3Mとして、リソースが不足する原因に対して3Mを要因として分析します。
    2. リソースについての分析とし、Money(カネ)を追加した4Mつまり、Man(人)、機械(Machine)、Material(材料)、Money(カネ)の4Mで分析します。経営課題のヒト・モノ・カネの観点で分析ができます。

    分析手法を活用して慣れながら、論理の精度を上げていきましょう。

    まとめ

    【QC検定®3級】4Mと特性要因図をわかりやすく解説しました。

    • ⓪(QC検定®3級共通)QC勉強方法がわかる
    • ①4Mは使いこなせると有利
    • ②慣れるまで4Mと特性要因図は1セットで活用
    • ③4Mの注意点

  • 【QC検定®3級】勉強方法がわかる

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    ●商標使用について、
    ①QC検定®と品質管理検定®は、一般財団法人日本規格協会の登録商標です。
    ➁このコンテンツは、一般財団法人日本規格協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
    ➂QCプラネッツは、QC検定®と品質管理検定®の商標使用許可を受けています。
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    QCプラネッツは、社会全体の品質を高めるために、品質のプロフェッショナルを増やしたいためにコンテンツを発信しております。

    • ①QC勉強で大事な3つの要素
    • ②QC勉強の3つのお願い事項
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    ★【QC検定®3級】勉強に必須な27項目をまとめました。

    以前、ブログ解説していましたが、1つのPDFにまとめました。勉強に役立ててください

    No 勉強項目
    1 【QC検定®3級】品質がわかる
    2 【QC検定®3級】PDCA,SDCA,OODAがわかる
    3 【QC検定®3級】三現主義、5ゲン主義がわかる
    4 【QC検定®3級】QCDやQCDPSMEがすぐわかる
    5 【QC検定®3級】QC7つ道具がわかる
    6 【QC検定®3級】新QC7つ道具がわかる
    7 【QC検定®3級】5Sがすぐわかる
    8 【QC検定®3級】重点指向がわかる
    9 【QC検定®3級】デザインレビュー(DR)がわかる
    10 【QC検定®3級】QCサークルがわかる
    11 【QC検定®3級】再発防止と未然防止がすぐわかる
    12 【QC検定®3級】狩野モデルがわかる
    13 【QC検定®3級】苦情とクレームの違いがわかる
    14 【QC検定®3級】フェールセーフとフールプルーフがわかる
    15 【QC検定®3級】ISO9001 2015の難解な用語がすぐわかる
    16 【QC検定®3級】「製品及びサービス」がわかる
    17 【QC検定®3級】作業標準、作業標準書がわかる
    18 【QC検定®3級】校正がわかる(管理がいい加減だとまずい)
    19 【QC検定®3級】誤差と残差の違いがすぐわかる
    20 【QC検定®3級】源流管理がわかる(上流工程で品質が決まる!)
    21 【QC検定®3級】官能検査がわかる
    22 【QC検定®3級】PL法がすぐわかる
    23 【QC検定®3級】変化点管理がわかる
    24 【QC検定®3級】トップ診断がわかる
    25 【QC検定®3級】環境側面がわかる
    26 【QC検定®3級】標準化、ISOの歴史がすぐわかる
    27 【QC検定®3級】範囲Rは標準偏差sより大きくなる

    ①QC勉強で大事な3つの要素

    3つあります。

    1. 暗記より考え抜くこと
    2. 自分の言葉で説明できること
    3. 応用発展が効くこと

    暗記より考え抜くこと

    品質管理では、
    ●品質
    ●プロセスアプローチ
    ●関係性管理

    など、難解な用語が出て来ます。

    丸暗記して試験合格しても、数日経てば忘れてしまいます。

    もったいないですよね。資格があっても力量がないわけですから
    (力量って何か、理解できていますか?)。
    関連記事をご覧ください。

    急がば回れ!丸暗記よりどういう意味かを考えましょう。

    品質管理用語
    ●品質⇒どういう意味?
    ●プロセスアプローチ⇒どういう意味?
    ●関係性管理⇒どういう意味?

    と疑問に思って、考え始めましょう。

    しんどいけど、意味を考えることが品質管理マスターの近道です。

    自分の言葉で説明できること

    品質管理の用語がどういう意味かを考えるようになると、自分なりの解釈で説明しようと意識しましょう。

    QCプラネッツでは、品質の定義はISOとは変えています。なぜか?わかりますか?考えてみましょう。

    ●本来備わっている特性の集まりが,要求事項を満たす程度。(ISO9000 2015 3.6.2)
    ●相手が満足する基準(QCプラネッツ)

    ISOとQCプラネッツでは、どちらの定義がわかりやすいですか?

    自分の言葉でわかりやすく説明できることが大切です。
    正解は1つではありませんから、常に考えましょう。

    応用発展が効くこと

    方針管理や品質機能展開などの用語になると、丸暗記だけでは頭に入りません。

    用語の意味を自分の言葉で説明できるようになると、応用の概念も、自分の言葉や頭で理解することができます。

    QCプラネッツでは、用語や概念をわかりやすく解説しますが、
    自分の言葉で理解できるように考えてくださいね。

    ②QC勉強の3つのお願い事項

    品質が好きになって欲しい

    QC検定®合格より、合格の先の目標を決めましょう。
    ⇒品質が好きになって欲しい!

    好きになるには、自分の頭で考えて理解を深めることです

    難しい用語をわかりやすく解釈できるまで考え抜くと、
    すっきりするし、自信がつくし、誰かに説明したくなるはずです。

    QCプラネッツでは、「品質とは何か?」を考える際に、
    ●どういう状況が「品質が悪いか」、
    ●どういう状況が「品質が良いか」、
    をイメージしました。

    物は必ず壊れます。でも
    「同じ壊れた事実が同じでも相手が怒ったり、褒めたりするのはなぜか?」
    と考えると、
    相手の期待値を超えたかどうかで品質を判断するから
    と考えたからです。

    いろいろ考えて、自分なりに解釈しやすい説明になるまで考えてみましょう。

    品質から幅広い専門性を学んで欲しい

    丸暗記はNG
    「どういう意味か?」
    「なぜそうなのか?」
    を考えましょう。

    品質管理を考え抜くと、次の分野へ開拓することができます。

    1. 技術(エンジニアリング)
    2. 経営学,組織学
    3. 世界史

    品質管理は、主に技術者が担当しますが、経営学や世界史などの分野も理解を深めることができます。

    品質問題は、技術・品質管理部門の問題にしがちですが、
    その組織の体質やその社会の慣習が影響することも多々あります。

    歴史、経営の観点から品質問題を解けると、
    品質のプロフェッショナルとして
    活躍いただけます。

    品質のプロフェッショナルをたくさん増やしたい!

    品質管理の勉強のモチベーションを高めるのが、QC検定®ですね。

    当面は、QC検定®の級を上げていけばよいですが、1級合格で終わっているともったいないです。

    QC検定®を超えて、
    品質問題を解決できる品質のプロフェッショナルをたくさん増やしたい!

    試験勉強で得られる知識は多々ありますが、
    実務や、経営・歴史などの専門も深めて
    品質問題をリードできる専門家をたくさん増やしたいです。

    試験合格でモチベーションを上げつつ
    品質のプロも目指してください。

    品質のプロになるために、QCプラネッツでは、役立つ情報を挙げていきます。

    まとめ

    【QC検定®3級】勉強方法をわかりやすく解説しました。

    • ①QC勉強で大事な3つの要素
    • ②QC勉強の3つのお願い事項

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