カテゴリー:

  • 国書改竄事件(柳川一件 1605年~)がわかる

    国書改竄事件(柳川一件 1605年~)がわかる

    本記事のテーマ

    国書改竄事件(柳川一件 1605年~)
    外交を考えさせられる良い例

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    柳川一件とは(通説)

    教科書では出てきませんが
    歴史の外交問題を考える上で大事な出来事です。
    しっかり学びましょう。

    柳川一件とは

    1. 豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)で日朝関係が断絶した。
    2. 地理的に朝鮮との交易に依存していた対馬藩は国交回復は死活問題だった。
    3. その中、李氏朝鮮から「朝鮮出兵のときの朝鮮王陵を荒らした犯人の引き渡し」を対馬藩に要求してきた。
    4. 対馬藩は、無関係な罪人を犯人として差し出した
    5. そこで終わらずに、今度は徳川家康から朝鮮国王への国書提出(外交的には日本の朝鮮への従属を要求)を対馬藩に要求してきた。
    6. 対馬藩主は家康名義の偽国書を作成し朝鮮に提出した。
    7. 対馬藩の対馬藩家老・柳川調興が国書の偽造について幕府に訴えた。

    いかがでしょうか?

    李氏朝鮮は本来、徳川幕府に要求すべきだが、
    対馬藩に圧力をかけてくるところが不条理である。
    それに対して、対馬藩も不適切な対応をとってきた
    それを柳川調興が正そうとした。

    柳川調興の動きは正しいように見えます。

    徳川幕府が出した結論は、
    ●不正をした対馬藩主は無罪とし、
    ●柳川は津軽(青森)に流罪となってしまった。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    ありゃ!
    不正した方を許し
    不正を正そうとした方を処罰するって
    逆じゃないの!!!

    という結果になってしまいました。

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    本来幕府の判断は逆となるべきではないか?

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    確かに、柳川調興の出世欲なり、徳川幕府の仕組みの不備も原因の1つですが、ここで一番伝えたいことは

    1. コウモリ外交する李氏朝鮮は、徳川幕府にとって、そもそも信頼できる相手ではなかった。二枚舌外交は相手の常套手段と分かっていた。
    2. 本来は徳川家康から朝鮮国王への国書提出は対馬藩ではなく、幕府に直接出すべき。1つの藩と李氏朝鮮国家の力の差を悪用した要求であり、幕府は拒否するのは当然の判断であった。
    3. とはいえ、藩主が国書を偽造する幕府の体制の甘さも改善する必要がある。
    外交においては、相手をよく理解し、信頼できる人物と交渉を進めることが重要である。

    これが一番の理由と考えてもよいでしょう。

    単なる歴史上の出来事の1つで片づけずに、相手を熟知し、自分たちにとっての最良な判断をすることが大事とわかる1例です。

    まとめ

    「国書改竄事件(柳川一件 1605年~)
    外交を考えさせられる良い例」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 豊臣秀吉が朝鮮出兵した理由がわかる

    豊臣秀吉が朝鮮出兵した理由がわかる

    本記事のテーマ

    豊臣秀吉が朝鮮出兵した理由がわかる
    最大の理由はスペインが怖すぎたから

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    豊臣秀吉の朝鮮出兵とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1592年~1598年に二度の大規模な軍事遠征。
    ● 文禄の役 1592年~1593年
    ● 慶長の役 1597年~1598年
    →秀吉の死去により日本軍は撤退。征服構想は頓挫。朝鮮と明は国力を大きく消耗。日本では豊臣家の威信が低下した。

    出兵の理由

    1. 明国征服の野望:日本国内の天下統一後、次の目標として中国(明)の征服を掲げた。朝鮮はその通路と見なされ、服属と明への道案内を要求したが拒否されたため、出兵に踏み切った。
    2. 国内の安定と武士の統制:戦国時代の終焉により、国内の武力が余剰となったため、外征によって武士の不満を抑え、統制を図ろうとした。
    豊臣秀吉の最後の野望がとん挫し、徳川の時代へ

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. 100年続いた戦乱からようやく日本の天下統一したがなぜ外国出兵が必要だったのか?
    2. 太政大臣まで上り詰めた豊臣秀吉。当然、天皇や朝廷からのOKが出なければ出兵はできない。
    3. 日本は海に囲まれており、自然豊かなである。わざわざ明や李氏朝鮮を攻めに行く必要は全くない。むしろ、海外からの攻め込まれた時の防衛だけは必要。

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    秀吉の野望だけで、わざわざ大海を超えてでも戦争がしたかったのだろうか?

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    超大国スペインからの脅威が凄まじかったから。

    これが一番の理由と考えてもよいでしょう。

    1600年頃のスペインは超強国

    産業革命で一気に強くなるイギリスの前は、スペインの時代でした(経済の中心はスペイン⇒オランダ⇒イギリスとなっていきますね。)

    1. 当時世界一の植民地国スペイン
    2. 無敵艦隊
    3. メキシコ、フィリピンを支配、銀の支配、航海も支配
    そんなスペインがアジアまで迫っていました。

    (https://blog.esrij.com/2018/10/19/post-31545/ から引用し一部図を加工)

    16世紀にスペインから日本にキリスト教と鉄砲が伝来しますが、情勢を見たら、日本によって脅威だったと分かりますね。

    スペインが明を滅ぼしたら?

    日本にとっての脅威は明や属国の朝鮮も同じ。
    いくら明が大国でも鉄砲や銀を大量にもつスペインに負けるかもしれない。
    仮にスペインが明を滅ぼしたとしたら、
    属国の朝鮮も自動的にスペイン化する。
    そうなると、日本は四方八方からスペインに攻め込まれる

    (https://blog.esrij.com/2018/10/19/post-31545/ から引用し一部図を加工)

    日本が滅亡する最大のピンチ!
    ヤバイ!となりますよね。

    日本が取るべき戦略は?

    スペインから日本を守るにはどうしたらよいでしょうか?

    となると、

    日本と朝鮮と中国が一体となってスペインに対抗すればいいと分かりますね!

    でも、

    日本と朝鮮と中国が一体となることは難しい!
    じゃー攻め込んで、日本の支配下に置くしかない!
    考えたため、朝鮮出兵したと考えるとなるほど!と納得できますね。

    (https://blog.esrij.com/2018/10/19/post-31545/ から引用し一部図を加工)

    以上から、

    確かに豊臣秀吉の野望なり、
    国内の武士のうっぷんはらしなり、
    いろいろな説がありますが、
    泰平したかった日本がやっと国家統一し平和になる時代を迎えるさなか
    スペインからの最大の脅威をうけることとなった。

    実際はスペインは攻めてこなかった

    ラッキーだったのは、スペインは実は、衰退化しており、明や日本に攻めるほどの体力はありませんでした。単に日本、明、朝鮮の戦いで終わりました。

    まとめ

    「豊臣秀吉が朝鮮出兵した理由がわかる
    最大の理由はスペインが怖すぎたから」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 第1次産業革命がイギリスだけ発生した理由がわかる

    第1次産業革命がイギリスだけ発生した理由がわかる

    本記事のテーマ

    第1次産業革命がイギリスだけ発生した理由がわかる

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    イギリスの産業革命とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 1760年~1820年
    2. 植民地貿易(三角貿易)で得た莫大な利益による資本。
    3. 毛織物生産強化のために領主が農民を追放し放牧強化した結果、農民が都市に集まり工場労働者が確保。
    4. 機械製造・蒸気機関の発明、都市近郊の石炭(燃料)確保による工場の機械化と大量生産の可能。
    織物の産業革命がイギリスで起こり、世界一の強国の礎となった。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    なぜイギリスだけ産業革命が起こせたのだろうか?
    当時世界の経済の中心はインド、中国のアジア。
    アジア各国でも産業革命が起こせたのではないか?
    ヨーロッパ各国でも同じような産業革命が
    起こせたではないか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    産業革命発生しやすさを各地域で比較しましょう。

    以上から、

    西ヨーロッパでは産業革命が起こしやすい中、
    イギリスだけ発生した理由がよくわかる

    まとめ

    「第1次産業革命がイギリスだけ発生した理由がわかる」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 日本の古代からある人質制度がわかる

    日本の古代からある人質制度がわかる

    本記事のテーマ

    日本の古代からある人質制度がわかる

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    人質制度とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    ●人質(ひとじち)は、交渉を有利にするために、人の身柄を拘束することや、拘束された人の事である。
    ●日本史でも人質事例はたくさんある
    1. 百済王子(飛鳥時代):百済復興のため日本が支援し、王子を人質として保護。
    2. 高句麗王子(飛鳥時代):高句麗との外交関係の中で来日。人質的立場で滞在。
    3. 多治比氏(奈良時代):地方豪族で、中央政権との関係強化に人質的役割を果たす。
    4. 足利義満(室町時代):父・義詮が南朝との和睦のために人質として差し出した。
    5. 徳川家康(戦国時代):今川義元へ人質として送られた。後の今川家との同盟の証。
    人質と聞けば、事件性がある良くない話。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    日本史でも人質事例はたくさんあるが、よく事例をみると、
    ●外交関係によるもの
    ●地方豪族と中央政権との関係強化
    ●和睦のため
    ●戦国大名どうしの同盟の証
    など、良好関係を構築する目的が強い!
    双方の良好な関係のために人質を送っている。人質は悪いことなのだろうか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    1. 百済の王子は日本(倭国)で育ち、その後百済の国王になり戻る。倭国と同じ政治体制を百済にも敷くのに双方にとって都合がよかった。(相手国の文化を破壊しない。その国の文化・伝統はそのままで、政治は倭国と同じとなる)
    2. 古代において、近隣諸国の王子は親となる国に集められ、そこで育つため、その後国境紛争になっても王同士の信頼関係で穏便に事を済ませることができた。
    3. 小作人の子供は地主のもとに預けられた。地主の屋敷や農地が大きいため、炊事・掃除・洗濯・料理・裁縫・田植え・農作業・行儀作法などを集団生活の中で教えられる。習った経験を自分の家で実践していった。
    4. ヨーロッパの国室は皆、親戚で国王同士の紛争回避しようとする習慣が広がる。近衛兵は王の下の貴族の息子たちが多く、貴族が王を裏切らないように集められていた。

    以上から、

    1. 「人質」と言えば聞こえは悪い。でも、真相はそうではなかった。
    2. 「人質」よりは現代の「期間限定の出向」に近い。
    3. 奴隷としてこき使われる人質ではなく、平和のための習慣しての人質とみることができる。

    確かに、人質先で問題を起こせば厳しい処分になるでしょうが、
    子供時代、若い時に他国に世話になった、他国に知り合いがいるとなると、いざもめたときも柔軟な対応ができますよね。

    ビジネスパートナー先への期間限定の出向に近いですね。相手がわかるからよい提案もできるみたいなものでしょうね。

    まとめ

    「日本の古代からある人質制度がわかる」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 【高校数学】二次関数の値域問題で場合分けに慣れよう

    【高校数学】二次関数の値域問題で場合分けに慣れよう

    本記事のテーマ

    【高校数学】二次関数の値域問題で場合分けに慣れよう

    おさえておきたいポイント

    • ①高校数学のここがわからない!
    • ②本テーマ【できるようになりたい問題】
    • ③QCプラネッツができる解き方を伝授!
    • ④QCセミナーのご案内
    学校、塾、サイトなど丁寧に解説してくれますが、それでも多くの人を悩ましてきた高校数学。
    皆が苦しむ高校数学をよく知っているQCプラネッツだから伝えられるものがあります!

    ①高校数学のここがわからない!

    今回のテーマである

    「二次関数の値域問題で場合分けする理由がわからない」となっていませんか?

    皆が悩むポイント

    あなたが悩むポイントがたくさんありますよね。

    1. 式にx以外の文字があり、意味がわからない
    2. なぜ式にx以外の文字があると場合分けが必要なのかがわからない
    3. 場合分け問題が2次関数以外にもよく出てくるので困っている
    4. 解法を暗記して点数化しても、すぐわからなくなる

    しっかり悩んでから理解するのが正しい勉強!

    ●高校数学は難しいから悩むの当たり前です!
    ●しっかり悩んで、自分なりに理解することは正しい勉強法です!
    ●公式・解法の丸暗記はすぐに忘れる
    でも、習得する前にくじけてしまい、諦めてしまう人がほとんど。だから一緒に勉強しましょう!

    ②本テーマ【できるようになりたい問題】

    では、本テーマで習得したい問題を解説します。

    問題

    0 ≤ \(x\) ≤ 2 を定義域とする関数
    \(f(x)=x^2+ax\)
    の最大値をM、最小値をmとする。
    (1) Mを\(a\)で表し、関数\(M=g(a)\)のグラフを描け。
    (2) mを\(a\)で表し、関数\(m=h(a)\)のグラフを描け。

    いかがでしょうか。

    高校入学して最初につまずく問題で、
    入学して半年経過したら中学まで勉強できたのに
    学校の勉強がついていけなくなっている。
    でも、できる自分を演じたいとか悩んでいませんか?

    QCプラネッツの経験上、高校の勉強がついていけていない人のほとんどが本テーマの問題が解けません。これは間違いないです。なので、しっかり1問1問できる問題を増やしていきましょう。

    ③QCプラネッツができる解き方を伝授!

    1. 「つまずきやすい解き方・ポイントあるある」をおさえよう!
    2. 皆の悩みを解決する解き方をQCプラネッツが伝授します。

    つまずきやすい解き方・ポイントあるある

    この問題で、つまずきやすい所で、うまく質問ができず困っているところを挙げると

    1. 「関数」という言葉に拒絶反応が起こる
    2. 文字が2つあるが、何が違うのかわからない
    3. 平方完成はできるがそこから場合分けする理由がわからない

    あなたが悩むポイントがたくさんありますよね。
    QCプラネッツがあなたの悩みを解消していきます!

    皆の悩みを解決する解き方をQCプラネッツが伝授!

    先に平方完成しますが、
    \(f(x)\)=\(x^2+ax\)=\((x+\frac{a}{2})^2-\frac{a^2}{4}\)
    (これは機械的に計算するだけなので、ここはクリアーしましょう!)

    「関数」という言葉に慣れよう!

    関数は英語で「function」で、fをよく使います。
    関数は「何か代入すると、値が出てくる式」です。
    3x+2 という式も関数で、xに値を入れると
    3x+2の値も出てきます。
    y=f(x)=3x+2 という式が関数です。

    文字が2つあり「変数」と「定数」の違いを理解しよう!

    関数を見ると、y=f(x)の(括弧)の中にxが入っています。
    括弧に入る文字を「変数」
    それ以外の数字や文字は「定数」とします。
    y=f(x,y)=3x+2y+a+b+2 なら、変数はx,y、定数はa,b,2です。

    定数aで場合分けする理由を理解しよう!

    定数aは定数なのに変数のように場合分けするので混乱しますよね。

    定数aとはいえ、値が決まっていません。すると、この問題の定義域内の最大値、最小値を選ぶ候補が変わってきます。

    値が決まっていない場合は、

    あらゆる場合を考える必要があるため、全パターンを調べるために場合分けが発生する。

    解答丸暗記ではなく、なぜ場合分けが必要なのか? 
    どんな条件を分ける必要があるかを図を描いて理解しましょう。

    この問題は下図のように場合分けが発生します。

    図は時間かけても描く!
    数学が苦手な人ほど図を描かない。
    高校数学は文章・式から図を考えるもの

    上のポイントを理解するまで、何度も確認しましょう。単に答案を覚えて点数化しても身につかなければすぐに忘れてしまい、応用が利かなくなります。これがだんだん高校で勉強がついていけなくなるリスクポイントです。

    具体的な解法は動画解説をご覧ください



    後で紹介するQCプラネッツが提供する「QCセミナーの講座動画」の一部です。図だけですがコンテンツご購入の際に受講いただけます。

    ④QCセミナーのご案内

    高校数学が苦手でも解けるようになりたい!
    高校数学を究めたい!
    でも、それを実現する教材、コンテンツが無くて困っている!

    と思っていませんか?

    1. 他の単元に応用できる土台となる解法を磨く。
    2. 各単元をマスターすべき良問を構築する。
    3. 数学を究める1冊を探し、手にする。

    が大事なのは理解したが、それを実現する術がない!
    と思っていませんか?

    QCプラネッツがあなたの課題を解決します!
    塾コンテンツQCセミナー「高校数学」を是非活用ください。

    QCセミナーが提供するQCセミナー
    QCセミナーの高校数学について紹介サイトをリンクします。
    是非ご確認ください。

    • 高校時代、数学偏差値85、センタ試験対策平均196点、最難関大学現役合格したQCプラネッツが提供するQCセミナーの高校数学。
    • オンライン講座で、いつでもどこでも勉強できる。
    • 塾より1桁安いコンテンツだが、QCセミナーが提供する問題と解法をマスターすれば、どの塾でも負けないコンテンツ! (なぜなら、QCプラネッツが勉強して上の成績を維持できたので)
    QCセミナーの高校数学QCプラネッツが全力で提供する「QCセミナー」をご活用ください。高校数学を武器にしたい!希望大学合格を勝ち取りたい!苦手な高校数学を克服したい!という、向上心の高い、あなたにぴったりです!

    ご購入ボタンも用意させていただきますが、その前に、リンクサイトもご覧ください。

    No 講座 講座・ご購入
    HM-1 2次関数

    高校数学が苦手になり、苦しい高校時代を送るのは止めようぜ!

    是非、一緒に勉強していきましょう。お待ちしております。

    以上、「【高校数学】二次関数の値域問題で場合分けに慣れよう」を解説しました。

    • ①高校数学のここがわからない!
    • ②本テーマ【できるようになりたい問題】
    • ③QCプラネッツができる解き方を伝授!
    • ④QCセミナーのご案内
  • 織田信長の強さがわかる(一匹狼より天皇を立てた戦略)

    織田信長の強さがわかる(一匹狼より天皇を立てた戦略)

    本記事のテーマ

    織田信長の強さがわかる

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    織田信長とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 武術に長け、今川氏を討つ(桶狭間の戦い)
    2. 楽市・楽座による経済改革
    3. 火器戦術の革新(鉄砲を使った長篠の戦い)
    4. 宗教勢力の排除と中央集権化(比叡山延暦寺焼き討ち)
    5. 外交と文化の開放性(キリスト教、南蛮貿易)
    6. 足利将軍の追放と幕府滅亡
    7. 安土城の築城と天下統一への道
    8. 本能寺の変
    単なる武力による支配ではなく、制度・経済・文化・技術の面で近世日本の基盤を築き、その革新性は豊臣秀吉・徳川家康にも影響を与えた。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. 織田信長といえば「鳴かぬなら殺してしまえほととぎす」と謳われるほど残虐、冷酷、短気なイメージが強い。
    2. 圧倒的な武力の高さで全国統一を図る信長であるが、武力や冷酷さだけで全国統一・支配ができたのだろうか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    戦国の風雲児としての印象が強いが、それだけで天下統一ができたのだろうか?

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    ①織田信長の考え

    1. 「天下布武(てんかふぶ)」の「武(たける)」は竹のように真っすぐにすることから、天下の歪みを正しく真っすぐにしたい思いがあったと考えらえる。
    2. 日本はもともと、朝廷を中心としてまとまった平和な国。戦国時代を終わらせ、泰平な世にしたかった。

    ②織田信長の知恵

    1. 尾張国の安定さや地理的優位性によって人が信長のところに集まって来た。
    2. 信長のもとに集まった大勢の武士を食わす米がないため、市場からみかじめ料を取っていた者を武力で追い払い、そのお金で米を調達。商人も安心して市場で商売できたためさらに人が集まった。

    ③織田信長のしたたかさ

    1. 正親町天皇は武勲を称え、尾張と美濃にある朝廷の御料地を回復させ、宮廷経費を献上。
    2. 御所の造営、親王の元服の実施など天皇の要望を次々実現した。
    3. 将軍側から室町幕府の再興を信長に依頼し、上洛した。
    4. 信長の朝倉攻めの際、天皇が信長に肩入れすることが鮮明になった。この戦いは天皇の勅命により和睦が成立。信長も重要な場面で天皇の力を借りた。
    5. 伊勢神宮の内宮の遷宮が120年ぶりに復興。石清水八幡宮や熱田神宮へ多額の寄進をし保護した。

    以上から、

    一匹狼な支配者というよりは、一戦国大名として将軍・天皇の力を借りるしたたかさがある。
    冷酷な支配者で武力があるなら、朝廷も天皇も追放し自分が支配者になればよいが、そうはしなかった。これは、日本を戦乱から統一し泰平にするには、天皇を最高権威とする対応がよいとわかっていたからと考えることができる。
    全国で戦乱という戦いがある時代でも、朝廷・天皇が存続していた点は他国からすれば異様です。それはこの統治方法が安泰であると日本人としてわかっていたからでしょう。

    まとめ

    「織田信長の強さがわかる」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 戦国時代に室町幕府が崩壊した理由がわかる

    戦国時代に室町幕府が崩壊した理由がわかる

    本記事のテーマ

    戦国時代に室町幕府が崩壊した理由
    (織田信長と足利義昭)

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    室町幕府崩壊とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 各地の守護大名が戦国大名化し、応仁の乱を経て戦国時代に突入。
    2. 戦国時代の中、室町幕府は継続するも織田信長によって幕府は滅亡した。
    織田信長によって将軍が追放されてしまったが、戦国時代も室町幕府は機能していた。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. なぜ戦国時代でも室町幕府は機能できていたのはなぜか?
    2. なぜ織田信長によって将軍は追放されてしまったのか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    戦乱の時代でも政治機能としての幕府はあった。戦国時代の室町幕府の実態はどうだったのか?

    真相を説明します。

    ①戦国時代に入る背景

    1. 室町時代中期になると、将軍を補佐する大名が「将軍から任命された者」という意識から「長期にわたりその地を自ら守る責任を全うすべき者」として自立化した。戦国大名ができたきっかけであった。
    2. 大名の自立を加速させたのが「応仁の乱」。

    ②戦国時代の室町幕府

    1. 戦国時代の室町幕府は在京する大名との補完関係がより強まり幕府として継続した。
    2. 戦国大名は天皇や将軍からの栄典をもらえるように競うようになった。これが大名の将軍への求心力も高めた。戦国大名は対外的問題を処理する上で将軍との良好な関係を維持。

    ③織田信長による室町幕府倒幕

    1. 力をつけ、上洛した織田信長は当初、足利義昭と連携をとっていた。
    2. リスク分散のため複数の大名と補完関係を維持したい将軍と、それを良しとしない織田信長が対立化。
    3. パワーのある織田信長によって将軍は京都から追放。
    4. 将軍をかくまう反織田勢力もいたが、遠方の大名同士での円滑なコミュニケーションができず崩壊。

    以上から、

    戦国時代で自立した戦国大名が好き勝手争っていた戦乱の時代よりは、将軍との関係を維持していた。しかし、全国統一を狙う織田信長が現れ時代が進んだ。

    まとめ

    「戦国時代に室町幕府が崩壊した理由
    (織田信長と足利義昭)」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 室町幕府の将軍足利氏が15代も続いた理由がわかる

    室町幕府の将軍足利氏が15代も続いた理由がわかる

    本記事のテーマ

    室町幕府の将軍足利氏が
    15代も続いた理由

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    室町幕府の将軍足利氏とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 鎌倉幕府を倒し、建武の新政を経て幕府を創設。
    2. 室町幕府は1338年、足利尊氏によって創設された武家政権。
    3. 日明貿易を開始し、室町幕府の最盛期を築く。
    4. 各地の守護大名が戦国大名化し、応仁の乱を経て戦国時代に突入。
    5. 戦国時代の中、室町幕府は継続するも織田信長によって幕府は滅亡した。
    室町時代を支えた将軍足利氏

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. 将軍足利氏がなぜ15代も続けることができたのか?
    2. どのように幕府を運営していたのか?
    3. 将軍家足利氏はとてつもない権力や財力をもって支配していたのか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    鎌倉幕府の執権北条氏のように室町幕府の足利氏が長期にわたり政治支配できたのはなぜか?

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    ①室町幕府ができるまで

    1. 北条氏の御家人だった足利尊氏(源氏の血統)が謀反し、倒幕化する(足利家は将軍になれる家柄で、天皇の命令で倒幕は大義名分として使え、多くの御家人が支持してくれる確信があった。)
    2. 鎌倉幕府倒幕後、流罪から逃げた後醍醐天皇が京で建武の新政を試みた。しかし、王政復古や武士への恩賞配分の不公正さなど考えが合わず。
    3. 当時、天皇家は、大覚寺統(後醍醐天皇)と持明院統(光厳・光明天皇)に分裂。
    4. 足利尊氏は京都を軍事制圧し、天皇家の分裂を利用し、光明天皇をたてて、征夷大将軍となった。

    ②室町幕府の運営

    1. 鎌倉幕府のような将軍と御家人の強い結束がなかったため、武士たちへの支持を得ようと荘園や公領の年貢の半分を与えた。
    2. 足利家は将軍家といえども、資産や権限が莫大にあったわけではなかった。
    3. 「二十一屋形」と呼ばれる守護大名や、洛中警察についても大名の兵力に依存し、支えられていた。

    以上から、

    将軍で将軍が全てを支配するのではなく、将軍と大名が互いに補完し合う体制であった。これはシラス統治が前提にあるから大名も納得して支えたと考えられる。

    まとめ

    「室町幕府の将軍足利氏が
    15代も続いた理由」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 鎌倉時代 執権「北条氏」が15代も続いた理由 がわかる

    鎌倉時代 執権「北条氏」が15代も続いた理由 がわかる

    本記事のテーマ

    執権「北条氏」が15代も続いた理由
    鎌倉幕府を支えた北条氏

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    執権北条氏とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 北条氏は、鎌倉幕府において将軍を補佐する「執権職」を世襲し、事実上の政権運営を担った一族。
    2. 源頼朝の妻・北条政子の実家として台頭し、約150年にわたり武家政権の中枢を握った。
    3. 源氏将軍が3代で途切れた後、後鳥羽上皇による承久の乱を撃退。幕府の全国支配体制を確立。
    4. 武家法典「御成敗式目」を制定し、法治国家としての基盤を整備。
    5. 元寇(文永・弘安の役)に対応し、武士の軍事力を全国に拡張。
    6. 元寇による財政悪化と恩賞不足、御家人の困窮と制度疲労、永仁の徳政令などで幕府時代が終焉。
    鎌倉時代を支えた将軍ではない執権の北条氏

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. 名もなき一介の一族(北条氏)はなぜ、150年も鎌倉幕府をつなぐことができたのか?
    2. なぜ北条氏は天皇や将軍になろうとしなかったのか?
    3. なぜ鎌倉幕府が崩壊したのか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    将軍ではない執権の北条氏がどのように鎌倉幕府を仕切ってきたのだろうか?

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    1. 征夷大将軍は天皇の血族であり、天皇から任命を受けなければならない。名もなき北条氏が将軍や天皇化すると政治支配が転覆する危険があった。
    2. 北条氏はあくまで、執権の地位として政治支配した。そのため、単独政治支配ではなく、御家人との合議を重視。また、皇族将軍を擁立し、朝廷との協調と牽制を両立。
    3. 承久の乱で天皇制の廃止や北条氏の天皇化も狙えたが、あえてそうしなかった。朝廷の荘園を没収して得た利益を武士へ分配し、鎌倉幕府は地方政権から全国政権に踏み出せた。
    4. 土地のトラブル調停が多く、武力よりルールで従わせる必要があり御成敗式目を制定した。
    5. その後、北条氏内外の権力闘争がありつつ、政治維持できた。
    6. 貨幣経済の急速な普及と元寇によって、幕府の仕組みの根底が覆るようになり衰退。
    7. 幕府と御家人は御恩と奉公の関係であり、恩賞を土地で与えてきたが、元寇は何も得ない戦だったため恩賞を与えることができず、武士が貧窮する。
    8. 貨幣経済の浸透により、御家人の土地=農地の保証とする政権が維持できなくなった。御家人の承認との売買で貨幣の代わりに土地を売却し、貧窮する。
    9. 御家人が貧窮していく。徳政令を出すが効果が出ず、幕府崩壊につながった。

    以上から、

    将軍ではなく、執権として初の武家政治をやり遂げた北条氏!と評価してもよいのではないでしょうか?

    初めての武家政治で、源氏が3代で途絶え、あくまで執権として長年為政した北条氏、満点とはいえないですが、最初だけによくがんばったと思います。やったことないことをどう切り抜くか、悩みながらの時代を切り開いたのではないでしょうか?その知恵を今の我々はもらえているわけですね。

    まとめ

    「執権「北条氏」が15代も続いた理由
    鎌倉幕府を支えた北条氏」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 幕府とは何かがよくわかる!

    幕府とは何かがよくわかる!

    本記事のテーマ

    幕府とは何かがよくわかる!

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    幕府とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 武士による中央政権の政治機構。
    2. 貴族や天皇中心だった従来の朝廷に代わって、武士階級が実質的な統治を担う政治形態。
    3. 征夷大将軍を中心とした権力をもち、全国を支配する。
    4. 征夷大将軍は天皇が任命するが、形だけ。
    鎌倉時代から武士による武家社会が日本を支配し
    朝廷は京で細々と暮らすイメージが強い。
    朝廷より武士政治が上。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. なぜ実力で勝ち上がった征夷大将軍は天皇から任命されたのか?
    2. 実力名声が国内で最強の武士が日本を支配する形になっていないのはなぜか?
    3. なぜ武士による幕府政治がある中、天皇・朝廷がい続けたのか?
    4. なぜ明治維新の際、江戸幕府は明治天皇に大政奉還をあっさり実行することができたのか?
    武士による幕府政治が天皇・朝廷より権力が強いイメージであるが、
    明治維新のような、いざとなったら天皇が出てきて
    日本をまとめることができたのはなぜだろうか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    1. 日本は武士がどんなに実力名声があっても、日本の最高権威は天皇(ただし、政治に口出しはしない)シラス統治である。(シラス統治が日本人をうまくまとめる秘訣)
    2. 幕府は朝廷の出張所であり、朝廷の代わりに現地に天皇が任命した将軍が陣中で幕を張るから「幕府」である。 (武力が高く、自ら将軍として陣幕を貼っても、誰も幕府と認めないし、勝手に行政機能や組織があっても幕府とは言わない。)
    3. 征夷大将軍とは天皇に任命にされるもの
    4. 征夷大将軍は天皇に任命されるものであるため、皇族の血統が必須
      源頼朝(清和天皇直系) 足利尊氏(清和源氏の血統) 徳川家康も(源氏側の新田氏の末裔) だったから天皇から征夷大将軍を任命され幕府を作ることができた。
    5. 実力があれば誰でも日本のトップになれるわけではない。実力主義社会になれば、常に実力者どおしの争いになる戦乱な社会となってしまう。
    日本の統治は権威と権力を分けた「シラス統治」であることを理解する。武力で這い上がった者でかつ、天皇から任命を受けたものが征夷大将軍でかつ、朝廷の出張所である幕府を開くことができた。この関係性を理解しないと、大政奉還ができた理由が理解できません。

    以上をまとめると、

    天皇は日本の最高権威。天皇の任命を受けて初めて正式に認められるのが征夷大将軍と幕府。将軍は血統が重要で、朝廷の出張所として政治を行うに過ぎない。
    幕府は天皇が任命した征夷大将軍が陣を貼る朝廷の出張所

    まとめ

    「幕府とは何かがよくわかる!」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
error: Content is protected !!