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  • 【高校数学】二次関数の値域問題で場合分けに慣れよう

    【高校数学】二次関数の値域問題で場合分けに慣れよう

    本記事のテーマ

    【高校数学】二次関数の値域問題で場合分けに慣れよう

    おさえておきたいポイント

    • ①高校数学のここがわからない!
    • ②本テーマ【できるようになりたい問題】
    • ③QCプラネッツができる解き方を伝授!
    • ④QCセミナーのご案内
    学校、塾、サイトなど丁寧に解説してくれますが、それでも多くの人を悩ましてきた高校数学。
    皆が苦しむ高校数学をよく知っているQCプラネッツだから伝えられるものがあります!

    ①高校数学のここがわからない!

    今回のテーマである

    「二次関数の値域問題で場合分けする理由がわからない」となっていませんか?

    皆が悩むポイント

    あなたが悩むポイントがたくさんありますよね。

    1. 式にx以外の文字があり、意味がわからない
    2. なぜ式にx以外の文字があると場合分けが必要なのかがわからない
    3. 場合分け問題が2次関数以外にもよく出てくるので困っている
    4. 解法を暗記して点数化しても、すぐわからなくなる

    しっかり悩んでから理解するのが正しい勉強!

    ●高校数学は難しいから悩むの当たり前です!
    ●しっかり悩んで、自分なりに理解することは正しい勉強法です!
    ●公式・解法の丸暗記はすぐに忘れる
    でも、習得する前にくじけてしまい、諦めてしまう人がほとんど。だから一緒に勉強しましょう!

    ②本テーマ【できるようになりたい問題】

    では、本テーマで習得したい問題を解説します。

    問題

    0 ≤ \(x\) ≤ 2 を定義域とする関数
    \(f(x)=x^2+ax\)
    の最大値をM、最小値をmとする。
    (1) Mを\(a\)で表し、関数\(M=g(a)\)のグラフを描け。
    (2) mを\(a\)で表し、関数\(m=h(a)\)のグラフを描け。

    いかがでしょうか。

    高校入学して最初につまずく問題で、
    入学して半年経過したら中学まで勉強できたのに
    学校の勉強がついていけなくなっている。
    でも、できる自分を演じたいとか悩んでいませんか?

    QCプラネッツの経験上、高校の勉強がついていけていない人のほとんどが本テーマの問題が解けません。これは間違いないです。なので、しっかり1問1問できる問題を増やしていきましょう。

    ③QCプラネッツができる解き方を伝授!

    1. 「つまずきやすい解き方・ポイントあるある」をおさえよう!
    2. 皆の悩みを解決する解き方をQCプラネッツが伝授します。

    つまずきやすい解き方・ポイントあるある

    この問題で、つまずきやすい所で、うまく質問ができず困っているところを挙げると

    1. 「関数」という言葉に拒絶反応が起こる
    2. 文字が2つあるが、何が違うのかわからない
    3. 平方完成はできるがそこから場合分けする理由がわからない

    あなたが悩むポイントがたくさんありますよね。
    QCプラネッツがあなたの悩みを解消していきます!

    皆の悩みを解決する解き方をQCプラネッツが伝授!

    先に平方完成しますが、
    \(f(x)\)=\(x^2+ax\)=\((x+\frac{a}{2})^2-\frac{a^2}{4}\)
    (これは機械的に計算するだけなので、ここはクリアーしましょう!)

    「関数」という言葉に慣れよう!

    関数は英語で「function」で、fをよく使います。
    関数は「何か代入すると、値が出てくる式」です。
    3x+2 という式も関数で、xに値を入れると
    3x+2の値も出てきます。
    y=f(x)=3x+2 という式が関数です。

    文字が2つあり「変数」と「定数」の違いを理解しよう!

    関数を見ると、y=f(x)の(括弧)の中にxが入っています。
    括弧に入る文字を「変数」
    それ以外の数字や文字は「定数」とします。
    y=f(x,y)=3x+2y+a+b+2 なら、変数はx,y、定数はa,b,2です。

    定数aで場合分けする理由を理解しよう!

    定数aは定数なのに変数のように場合分けするので混乱しますよね。

    定数aとはいえ、値が決まっていません。すると、この問題の定義域内の最大値、最小値を選ぶ候補が変わってきます。

    値が決まっていない場合は、

    あらゆる場合を考える必要があるため、全パターンを調べるために場合分けが発生する。

    解答丸暗記ではなく、なぜ場合分けが必要なのか? 
    どんな条件を分ける必要があるかを図を描いて理解しましょう。

    この問題は下図のように場合分けが発生します。

    図は時間かけても描く!
    数学が苦手な人ほど図を描かない。
    高校数学は文章・式から図を考えるもの

    上のポイントを理解するまで、何度も確認しましょう。単に答案を覚えて点数化しても身につかなければすぐに忘れてしまい、応用が利かなくなります。これがだんだん高校で勉強がついていけなくなるリスクポイントです。

    具体的な解法は動画解説をご覧ください



    後で紹介するQCプラネッツが提供する「QCセミナーの講座動画」の一部です。図だけですがコンテンツご購入の際に受講いただけます。

    ④QCセミナーのご案内

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    1. 他の単元に応用できる土台となる解法を磨く。
    2. 各単元をマスターすべき良問を構築する。
    3. 数学を究める1冊を探し、手にする。

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    高校数学が苦手になり、苦しい高校時代を送るのは止めようぜ!

    是非、一緒に勉強していきましょう。お待ちしております。

    以上、「【高校数学】二次関数の値域問題で場合分けに慣れよう」を解説しました。

    • ①高校数学のここがわからない!
    • ②本テーマ【できるようになりたい問題】
    • ③QCプラネッツができる解き方を伝授!
    • ④QCセミナーのご案内
  • 織田信長の強さがわかる(一匹狼より天皇を立てた戦略)

    織田信長の強さがわかる(一匹狼より天皇を立てた戦略)

    本記事のテーマ

    織田信長の強さがわかる

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    織田信長とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 武術に長け、今川氏を討つ(桶狭間の戦い)
    2. 楽市・楽座による経済改革
    3. 火器戦術の革新(鉄砲を使った長篠の戦い)
    4. 宗教勢力の排除と中央集権化(比叡山延暦寺焼き討ち)
    5. 外交と文化の開放性(キリスト教、南蛮貿易)
    6. 足利将軍の追放と幕府滅亡
    7. 安土城の築城と天下統一への道
    8. 本能寺の変
    単なる武力による支配ではなく、制度・経済・文化・技術の面で近世日本の基盤を築き、その革新性は豊臣秀吉・徳川家康にも影響を与えた。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. 織田信長といえば「鳴かぬなら殺してしまえほととぎす」と謳われるほど残虐、冷酷、短気なイメージが強い。
    2. 圧倒的な武力の高さで全国統一を図る信長であるが、武力や冷酷さだけで全国統一・支配ができたのだろうか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    戦国の風雲児としての印象が強いが、それだけで天下統一ができたのだろうか?

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    ①織田信長の考え

    1. 「天下布武(てんかふぶ)」の「武(たける)」は竹のように真っすぐにすることから、天下の歪みを正しく真っすぐにしたい思いがあったと考えらえる。
    2. 日本はもともと、朝廷を中心としてまとまった平和な国。戦国時代を終わらせ、泰平な世にしたかった。

    ②織田信長の知恵

    1. 尾張国の安定さや地理的優位性によって人が信長のところに集まって来た。
    2. 信長のもとに集まった大勢の武士を食わす米がないため、市場からみかじめ料を取っていた者を武力で追い払い、そのお金で米を調達。商人も安心して市場で商売できたためさらに人が集まった。

    ③織田信長のしたたかさ

    1. 正親町天皇は武勲を称え、尾張と美濃にある朝廷の御料地を回復させ、宮廷経費を献上。
    2. 御所の造営、親王の元服の実施など天皇の要望を次々実現した。
    3. 将軍側から室町幕府の再興を信長に依頼し、上洛した。
    4. 信長の朝倉攻めの際、天皇が信長に肩入れすることが鮮明になった。この戦いは天皇の勅命により和睦が成立。信長も重要な場面で天皇の力を借りた。
    5. 伊勢神宮の内宮の遷宮が120年ぶりに復興。石清水八幡宮や熱田神宮へ多額の寄進をし保護した。

    以上から、

    一匹狼な支配者というよりは、一戦国大名として将軍・天皇の力を借りるしたたかさがある。
    冷酷な支配者で武力があるなら、朝廷も天皇も追放し自分が支配者になればよいが、そうはしなかった。これは、日本を戦乱から統一し泰平にするには、天皇を最高権威とする対応がよいとわかっていたからと考えることができる。
    全国で戦乱という戦いがある時代でも、朝廷・天皇が存続していた点は他国からすれば異様です。それはこの統治方法が安泰であると日本人としてわかっていたからでしょう。

    まとめ

    「織田信長の強さがわかる」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 戦国時代に室町幕府が崩壊した理由がわかる

    戦国時代に室町幕府が崩壊した理由がわかる

    本記事のテーマ

    戦国時代に室町幕府が崩壊した理由
    (織田信長と足利義昭)

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    室町幕府崩壊とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 各地の守護大名が戦国大名化し、応仁の乱を経て戦国時代に突入。
    2. 戦国時代の中、室町幕府は継続するも織田信長によって幕府は滅亡した。
    織田信長によって将軍が追放されてしまったが、戦国時代も室町幕府は機能していた。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. なぜ戦国時代でも室町幕府は機能できていたのはなぜか?
    2. なぜ織田信長によって将軍は追放されてしまったのか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    戦乱の時代でも政治機能としての幕府はあった。戦国時代の室町幕府の実態はどうだったのか?

    真相を説明します。

    ①戦国時代に入る背景

    1. 室町時代中期になると、将軍を補佐する大名が「将軍から任命された者」という意識から「長期にわたりその地を自ら守る責任を全うすべき者」として自立化した。戦国大名ができたきっかけであった。
    2. 大名の自立を加速させたのが「応仁の乱」。

    ②戦国時代の室町幕府

    1. 戦国時代の室町幕府は在京する大名との補完関係がより強まり幕府として継続した。
    2. 戦国大名は天皇や将軍からの栄典をもらえるように競うようになった。これが大名の将軍への求心力も高めた。戦国大名は対外的問題を処理する上で将軍との良好な関係を維持。

    ③織田信長による室町幕府倒幕

    1. 力をつけ、上洛した織田信長は当初、足利義昭と連携をとっていた。
    2. リスク分散のため複数の大名と補完関係を維持したい将軍と、それを良しとしない織田信長が対立化。
    3. パワーのある織田信長によって将軍は京都から追放。
    4. 将軍をかくまう反織田勢力もいたが、遠方の大名同士での円滑なコミュニケーションができず崩壊。

    以上から、

    戦国時代で自立した戦国大名が好き勝手争っていた戦乱の時代よりは、将軍との関係を維持していた。しかし、全国統一を狙う織田信長が現れ時代が進んだ。

    まとめ

    「戦国時代に室町幕府が崩壊した理由
    (織田信長と足利義昭)」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 室町幕府の将軍足利氏が15代も続いた理由がわかる

    室町幕府の将軍足利氏が15代も続いた理由がわかる

    本記事のテーマ

    室町幕府の将軍足利氏が
    15代も続いた理由

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    室町幕府の将軍足利氏とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 鎌倉幕府を倒し、建武の新政を経て幕府を創設。
    2. 室町幕府は1338年、足利尊氏によって創設された武家政権。
    3. 日明貿易を開始し、室町幕府の最盛期を築く。
    4. 各地の守護大名が戦国大名化し、応仁の乱を経て戦国時代に突入。
    5. 戦国時代の中、室町幕府は継続するも織田信長によって幕府は滅亡した。
    室町時代を支えた将軍足利氏

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. 将軍足利氏がなぜ15代も続けることができたのか?
    2. どのように幕府を運営していたのか?
    3. 将軍家足利氏はとてつもない権力や財力をもって支配していたのか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    鎌倉幕府の執権北条氏のように室町幕府の足利氏が長期にわたり政治支配できたのはなぜか?

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    ①室町幕府ができるまで

    1. 北条氏の御家人だった足利尊氏(源氏の血統)が謀反し、倒幕化する(足利家は将軍になれる家柄で、天皇の命令で倒幕は大義名分として使え、多くの御家人が支持してくれる確信があった。)
    2. 鎌倉幕府倒幕後、流罪から逃げた後醍醐天皇が京で建武の新政を試みた。しかし、王政復古や武士への恩賞配分の不公正さなど考えが合わず。
    3. 当時、天皇家は、大覚寺統(後醍醐天皇)と持明院統(光厳・光明天皇)に分裂。
    4. 足利尊氏は京都を軍事制圧し、天皇家の分裂を利用し、光明天皇をたてて、征夷大将軍となった。

    ②室町幕府の運営

    1. 鎌倉幕府のような将軍と御家人の強い結束がなかったため、武士たちへの支持を得ようと荘園や公領の年貢の半分を与えた。
    2. 足利家は将軍家といえども、資産や権限が莫大にあったわけではなかった。
    3. 「二十一屋形」と呼ばれる守護大名や、洛中警察についても大名の兵力に依存し、支えられていた。

    以上から、

    将軍で将軍が全てを支配するのではなく、将軍と大名が互いに補完し合う体制であった。これはシラス統治が前提にあるから大名も納得して支えたと考えられる。

    まとめ

    「室町幕府の将軍足利氏が
    15代も続いた理由」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 鎌倉時代 執権「北条氏」が15代も続いた理由 がわかる

    鎌倉時代 執権「北条氏」が15代も続いた理由 がわかる

    本記事のテーマ

    執権「北条氏」が15代も続いた理由
    鎌倉幕府を支えた北条氏

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    執権北条氏とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 北条氏は、鎌倉幕府において将軍を補佐する「執権職」を世襲し、事実上の政権運営を担った一族。
    2. 源頼朝の妻・北条政子の実家として台頭し、約150年にわたり武家政権の中枢を握った。
    3. 源氏将軍が3代で途切れた後、後鳥羽上皇による承久の乱を撃退。幕府の全国支配体制を確立。
    4. 武家法典「御成敗式目」を制定し、法治国家としての基盤を整備。
    5. 元寇(文永・弘安の役)に対応し、武士の軍事力を全国に拡張。
    6. 元寇による財政悪化と恩賞不足、御家人の困窮と制度疲労、永仁の徳政令などで幕府時代が終焉。
    鎌倉時代を支えた将軍ではない執権の北条氏

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. 名もなき一介の一族(北条氏)はなぜ、150年も鎌倉幕府をつなぐことができたのか?
    2. なぜ北条氏は天皇や将軍になろうとしなかったのか?
    3. なぜ鎌倉幕府が崩壊したのか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    将軍ではない執権の北条氏がどのように鎌倉幕府を仕切ってきたのだろうか?

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    1. 征夷大将軍は天皇の血族であり、天皇から任命を受けなければならない。名もなき北条氏が将軍や天皇化すると政治支配が転覆する危険があった。
    2. 北条氏はあくまで、執権の地位として政治支配した。そのため、単独政治支配ではなく、御家人との合議を重視。また、皇族将軍を擁立し、朝廷との協調と牽制を両立。
    3. 承久の乱で天皇制の廃止や北条氏の天皇化も狙えたが、あえてそうしなかった。朝廷の荘園を没収して得た利益を武士へ分配し、鎌倉幕府は地方政権から全国政権に踏み出せた。
    4. 土地のトラブル調停が多く、武力よりルールで従わせる必要があり御成敗式目を制定した。
    5. その後、北条氏内外の権力闘争がありつつ、政治維持できた。
    6. 貨幣経済の急速な普及と元寇によって、幕府の仕組みの根底が覆るようになり衰退。
    7. 幕府と御家人は御恩と奉公の関係であり、恩賞を土地で与えてきたが、元寇は何も得ない戦だったため恩賞を与えることができず、武士が貧窮する。
    8. 貨幣経済の浸透により、御家人の土地=農地の保証とする政権が維持できなくなった。御家人の承認との売買で貨幣の代わりに土地を売却し、貧窮する。
    9. 御家人が貧窮していく。徳政令を出すが効果が出ず、幕府崩壊につながった。

    以上から、

    将軍ではなく、執権として初の武家政治をやり遂げた北条氏!と評価してもよいのではないでしょうか?

    初めての武家政治で、源氏が3代で途絶え、あくまで執権として長年為政した北条氏、満点とはいえないですが、最初だけによくがんばったと思います。やったことないことをどう切り抜くか、悩みながらの時代を切り開いたのではないでしょうか?その知恵を今の我々はもらえているわけですね。

    まとめ

    「執権「北条氏」が15代も続いた理由
    鎌倉幕府を支えた北条氏」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 幕府とは何かがよくわかる!

    幕府とは何かがよくわかる!

    本記事のテーマ

    幕府とは何かがよくわかる!

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    幕府とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 武士による中央政権の政治機構。
    2. 貴族や天皇中心だった従来の朝廷に代わって、武士階級が実質的な統治を担う政治形態。
    3. 征夷大将軍を中心とした権力をもち、全国を支配する。
    4. 征夷大将軍は天皇が任命するが、形だけ。
    鎌倉時代から武士による武家社会が日本を支配し
    朝廷は京で細々と暮らすイメージが強い。
    朝廷より武士政治が上。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. なぜ実力で勝ち上がった征夷大将軍は天皇から任命されたのか?
    2. 実力名声が国内で最強の武士が日本を支配する形になっていないのはなぜか?
    3. なぜ武士による幕府政治がある中、天皇・朝廷がい続けたのか?
    4. なぜ明治維新の際、江戸幕府は明治天皇に大政奉還をあっさり実行することができたのか?
    武士による幕府政治が天皇・朝廷より権力が強いイメージであるが、
    明治維新のような、いざとなったら天皇が出てきて
    日本をまとめることができたのはなぜだろうか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    1. 日本は武士がどんなに実力名声があっても、日本の最高権威は天皇(ただし、政治に口出しはしない)シラス統治である。(シラス統治が日本人をうまくまとめる秘訣)
    2. 幕府は朝廷の出張所であり、朝廷の代わりに現地に天皇が任命した将軍が陣中で幕を張るから「幕府」である。 (武力が高く、自ら将軍として陣幕を貼っても、誰も幕府と認めないし、勝手に行政機能や組織があっても幕府とは言わない。)
    3. 征夷大将軍とは天皇に任命にされるもの
    4. 征夷大将軍は天皇に任命されるものであるため、皇族の血統が必須
      源頼朝(清和天皇直系) 足利尊氏(清和源氏の血統) 徳川家康も(源氏側の新田氏の末裔) だったから天皇から征夷大将軍を任命され幕府を作ることができた。
    5. 実力があれば誰でも日本のトップになれるわけではない。実力主義社会になれば、常に実力者どおしの争いになる戦乱な社会となってしまう。
    日本の統治は権威と権力を分けた「シラス統治」であることを理解する。武力で這い上がった者でかつ、天皇から任命を受けたものが征夷大将軍でかつ、朝廷の出張所である幕府を開くことができた。この関係性を理解しないと、大政奉還ができた理由が理解できません。

    以上をまとめると、

    天皇は日本の最高権威。天皇の任命を受けて初めて正式に認められるのが征夷大将軍と幕府。将軍は血統が重要で、朝廷の出張所として政治を行うに過ぎない。
    幕府は天皇が任命した征夷大将軍が陣を貼る朝廷の出張所

    まとめ

    「幕府とは何かがよくわかる!」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 八紘一宇(はっこういちう)を正しく理解し世界平和に貢献せよ! がわかる

    八紘一宇(はっこういちう)を正しく理解し世界平和に貢献せよ! がわかる

    本記事のテーマ

    八紘一宇(はっこういちう)を正しく理解し、
    世界平和に貢献せよ!

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    八紘一宇(はっこういちう)(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    八紘一宇(はっこういちう)
    聞いたことありますか?

    ほとんどの人が聞いたことがないはず。学校で学ばないから。

    「八紘一宇(はっこういちう)」がGHQによって戦後に禁止。この言葉は軍国主義・国家神道・侵略戦争の象徴であり、戦争遂行のスローガンとしての利用されたとされ、アメリカにとって危険思想とされた。戦後の民主化政策の一環として使用を禁止。

    日本の対外侵略や帝国主義的政策の正当化に利用。
    アジア諸国への支配を「共存共栄」として美化するスローガン
    として使われる「八紘一宇(はっこういちう)」のため、使用禁止としています。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    ・『日本書紀』に記された神武天皇の言葉であり、古代から危険な思想を示す言葉なのだろうか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    八紘一宇は誤解されていないか?

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    ①もともとは『日本書紀』に記された神武天皇の言葉に由来し、「天下を一つの家のようにまとめる」という意味を持つ理念。

    1. 「四方の国々を統合して都を開き、天下を覆って家とすることは、はなはだ良いことではないか」 (日本書紀、神武天皇建国の詔)
    2. 日本列島を私たちの家とすること、奪えば足りなくなるが分け合えば余る という和の精神を皆で実践し、平和で豊かな国を目指した。

    ②世界の平和を願う大調査の思想ともいえる。

    1. 「八百万の神々(やおよろずのかみがみ)」がそれぞれの権力ではなく、役割分担したように、国民1人1人が個性を発揮して役割を果たせば日本の社会として調和がとれる。
    2. 世界においても、各国が個性を発揮すれば世界の調和がとれる。しかし、「八紘一宇」の考えは厄介な思想と取る相手もいる。
    人種的差別撤廃を国際会議で初めて提案したのは日本(1919年)だった。参加国の過半数の賛成を得たが、アメリカの一方的な反対で却下されたが、差別撤廃の提案も八紘一宇の精神があるといえる。
    「八紘一宇」が一致団結、国民総動員と偏って受け入れてしまうと戦争の原因の思想へと誤解されてしまったのではないか?

    以上をまとめると、

    世界という屋根の下で各民族が民族独自の方向性を発揮し、独自の文化を磨き尊重し合えば、世界全体の調和がとれる!その考えが「八紘一宇」であり、日本から世界に発信したいが、それをよく思わない相手もいることも知っておくこと!

    まとめ

    「八紘一宇(はっこういちう)を正しく理解し、
    世界平和に貢献せよ!」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 縄文土偶とは? 土偶は妊婦の安全祈願と弱者への愛 がわかる

    縄文土偶とは? 土偶は妊婦の安全祈願と弱者への愛 がわかる

    本記事のテーマ

    縄文土偶とは?
    土偶は妊婦の安全祈願と弱者への愛

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    縄文土偶(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 縄文時代(約1万3千年前〜約2,300年前)に日本列島で作られた素焼きの土製人形。
    2. 女性をかたどったものが多く、乳房や妊娠した腹部などが強調されているのが特徴。
    3. 装飾品だけでなく、豊穣・安産・再生・呪術的な祈りの道具。
    4. 出土する土偶の多くが意図的に壊されている。
    5. 土偶の多くは、手足や顔の一部が欠けている。
    縄文人の死生観や自然観、そして祈りのかたちを映し出している。

    (https://discoverjapan-web.com/article/37946 から引用)

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. なぜ、土偶を作ったのか?
    2. なぜ、土偶を意図的に壊して捨てたのか?
    3. なぜ、土偶は人そっくりでないのか?
    4. なぜ、手足や顔の一部が欠けている土偶が多いのか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    縄文土偶を作った本当の意味や目的をしっかり考えてみよう!

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    ①土偶は、母子ともに無事であるための身代わり

    母子の生命の危機は出産。母子共に無事を祈るために、土偶が身代わりとなった。
    ⇒現実離れした形なのは、土偶が神に召させるためとわかりやすく伝えるため。
    ⇒土偶をバラバラに割り、村の四方に意図的に捨てたのは、土偶を復活させないため。

    ②古事記に出てくる「ヒルコ」(弱者)に対しての鎮魂

    村落の狭い社会で同族結婚や近親婚が多く、弱者が多く生まれた。
    古代において、彼らを予言者やシャーマンの代わりと考え、大切にするようにと、その象徴として土偶がある。

    以上をまとめると、

    土偶は妊婦の安全祈願と弱者への愛・尊厳と言える!
    この優しい気持ちは現代でも十分でも通用できる!

    まとめ

    「縄文土偶とは?
    土偶は妊婦の安全祈願と弱者への愛」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 日本の縄文時代の常識が変わる! がわかる

    日本の縄文時代の常識が変わる! がわかる

    本記事のテーマ

    日本の縄文時代の常識が変わる!
    日本の強みが古代からある!

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    日本の縄文時代(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 大陸で発達した文明・文化・技術が日本にやって来た。
    2. 狩猟採集生活は移住が基本。
    3. 大陸の方が日本より優れており、大陸の文明が日本に来た。
    4. 日本より大陸の方が早い時期に稲作が定着した。
    先行する大陸の文明・文化・技術が渡来人によって伝来しそれを日本で融合したのが縄文文化。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    ・日本の縄文文化は大陸の影響によって構築とあるがそれは本当なのだろうか?
    ・三内丸山遺跡などの有名な遺跡があるが、それからわかることはないのか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    日本の礎でもある縄文時代
    縄文時代の常識は教科書どおりで本当に正しいのか?

    真相を説明します。

    今の大人が子供のときに学んだ縄文時代の常識が近年の研究により変わりつつあります。

    ➂通説を検証して見えた真相

    ①大陸より日本の方が早いものがある

    1. 4万年前には日本人が日本列島に住み、ある程度の集落の村落を形成。
    2. 日本の最古の土器は16500年前で、世界最古のシュメール文明の土器9000年前より古い。

    ②むしろ日本から大陸へ伝来するものも多数ある

    1. 日本の旧石器時代の石器が中国の石器時代の遺跡から見つかっている。
    2. 12000年前の木の漆が日本の遺跡から見つかり、中国より古い。漆は日本から中国に伝来したともいえる。

    ③大陸にはなかった日本独自の縄文時代

    1. 肉食な狩猟民族であるが定住型で石器・素材の製造・流通ルートが確立。
      (黒曜石の発掘場所、運搬道路、陸揚げ港、港からの道が解析され、そのルートに遺跡がある)
    2. 大陸は常に争いが絶えないが、日本の縄文時代は平和だった。
    3. 縄文土器の実用性が低い装飾があるのは、争いがない平和の証。遺跡から周囲を囲む壁や堀がないのも平和な象徴と言える。
    4. 世界の古代遺跡で必ず出土されるが、日本では出土されない対人器。平和と言える。
    5. 採取生活で十分食べていけたから稲作は必要なかったため、大陸より遅い時代になって稲作が日本に定着。

    以上をまとめると、

    日本にも立派な縄文文明があり、大陸より先に土器、石器、漆などの技術があり、むしろ大陸へ伝来。縄文時代の常識が覆されている!

    まとめ

    「日本の縄文時代の常識が変わる!
    日本の強みが古代からある!」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 東大寺の大仏と大仏殿のすごさがわかる

    東大寺の大仏と大仏殿のすごさがわかる

    本記事のテーマ

    東大寺の大仏と大仏殿
    高い技術力&組織力でなければ作れない至難の業

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    東大寺の大仏(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 盧舎那仏(るしゃなぶつ)高さ15m 重さ500トン以上
      (世界最大級の青銅製仏像)
    2. 仏殿高さ48.7m,幅57m、奥行50m
      (木造軸組建築としては世界最大級)
    3. 聖武天皇が疫病・飢饉・戦乱などの社会不安を鎮めるために建立を発願。民衆の協力を呼びかけた国家的事業。
    4. 国家仏教の象徴としての政治的・宗教的意義も非常に大きく、聖武天皇の理想が形になった空間
    奈良時代における東大寺の大仏は、国家の安定と統治理念の具現化という深い意味をもつ重要な建造物。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. 当時の技術で、とても作れるものではない!
    2. どうやって巨大な大仏と、巨大な木造建築物を作ったの?
      ①大量の銅をどうやって採掘、運搬、鋳造したのか?
      ②大仏、木造建築物の強度、それに耐える木材の選定は?
      ③大仏の表面を金でどうやって覆ったのか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    重機がない時代だし、設計計算するにも数学・物理・化学を知らない時代
    どうやって作ったのだろうか?

    真相を説明します。

    東大寺のすごさを技術面で見てみましょう。

    ➂通説を検証して見えた真相

    ①大仏の銅

    1. 銅山から採掘するが、銅を溶かすには1000℃以上の高温が必要。当時の窯ではせいぜい8,900℃。
    2. 古代の日本人は鉱山発掘の経験から9%のヒ素を含む銅は融点が900℃まで下がることを知っており、この銅を使って溶かしていた。(山口県長登(ながのぼり)銅山の大切製錬遺跡)(「ながのぼり」の語源は「奈良のぼり」)
    3. 低い融点で銅を製錬し鋳型に流し込んで金属塊を作り、船に奈良まで運び、再び溶かして鋳造仏を作る手間を惜しまない技術の高さ。

    ②大仏、建物の強度計算

    経験値と、ミニチュアを試作、試行錯誤によって建設したと思われるが、それにしても技術が高い!
    →大仏の内部は空洞になっている(銅を節約するため)。上の銅の厚み、形、角度によってかかる荷重、底辺部が座屈しないために必要な銅の量や厚さ
    →大仏殿(建屋)も当時世界最大級の建築物。強度をもつ木材の選定と運搬、立派な柱をくみ上げる構造。
    →地震が多い日本だけに耐震強度も求められる。経験値とはいえ、その技術は高すぎる。

    ③大仏の表面を金メッキする化学技術

    大仏の表面を削り研磨し、水銀と金で溶かしたアマルガムを塗り付け、水銀を蒸発させ金を表面に残す。
    (ただし、蒸発した水銀による住民の水銀中毒問題もあとで起きてしまう。。。)

    以上をまとめると、

    ・仏教で国民を守る思いだけでなく大仏を建設できる当時の技術力の高さ。
    ・世界にも巨大なモニュメントはあるが、ほとんどが石やコンクリートで、比較的容易。
    ・奈良の大仏は金属の巨大建造物であり、至難の業といえる。

    まとめ

    「東大寺の大仏と大仏殿
    高い技術力&組織力でなければ作れない至難の業」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
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