【必読】ミス・トラブル・不正を堂々出せる環境を作れ!

「ミス・トラブル・不正を言うと恐ろしいくらい怒られるから、報告したくないけど、どうしようか?」と困っていませんか?。
こういう疑問に答えます。
本記事のテーマ
- ①あなたが所属する組織はミスを報告しやすいですか?
- ➁本来、トラブル・ミス・不正は心理的に出したくないもの
- ➂失敗を堂々と情報共有できる環境を作る事が大切
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①あなたが所属する組織はミスを報告しやすいですか?
上司、上層部の反応
●リスクの無い仕事はありません。リスクは不確定要素なものや危険なものすべてですが、他社ができないから自社のあなたに仕事があるわけです。他社ができないものをやっている以上、リスクは必ず潜んでいます。
そのリスクによって、ミス・トラブル・不正が発生します。
●報告・相談すると怒られる⇒ヤバいですよ!
上司、上層部の反応によって、ありのままを言える心理的環境がないと、不正・隠ぺい・改ざんが職場に絶対起きています。ヤバい!
組織のルール・規定類の構築度
●上司、上層部がすぐに怒り、真実が言えない環境がある組織では、
組織のルール・規定類が未熟だったり、成熟してても運用されていない可能性があります。
組織運用を構築するルール・規定類・会議等が腐敗していないかも大事です。
組織運用が適正であれば、上司、上層部が適正に報告・相談に乗る可能性が高いです。
報告しやすい環境か?
●荒さがしばかりする同僚や上司ばかりか?
●組織運用が適正か?
●叱責が多い職場か?
●規定などのルールを守る人が多いか? 正しい仕事を先輩・上司から習いやすい環境か?
報告しやすい環境でないと、倫理観が高い人でもその組織に入ると不正に手を出してしまいます。
➁本来、トラブル・ミス・不正は心理的に出したくないもの
●トラブル例の紹介、是正処置報告書、なぜなぜ分析、などが当たり前にできて、上層部へ報告して、真因を見抜いて再発・未然防止しようとする姿勢がある職場は素晴らしいです。
なぜか、わかりますか?
- 表に出してほしくないことばかり
- 恥ずかしいから
- 叱られるのは嫌だ
- 品質会議は有罪判決裁判
- 隠せるなら、無かったことにして逃げたい
表に出してほしくないことばかり
職場で、こんなことありませんか?
- ルール無視した我流のやり方でやっている
- うるさい上司のチェックを交わすための都合のよいまとめ方がある
- 正しい仕事ややり方を身に着けていない、教える先輩がいない
組織で決まったルールや規定が未熟な場合もあるし、
成熟したルールや規定があっても、面倒なので無視したやり方が主流となっているとかありませんか?
あと、指摘が細かすぎる上司がいて、なかなか仕事が進まないから、事実をうまく調整して上司の承認が通りやすく変えたり等、してませんか?
どれも、表に出しにくい暗黙のルールや空気感が職場にあると、品質不正の温床につながります。
恥ずかしいから
そんなミスしてんのか? ありえんぞ!
俺が担当の時はこんなミスしたことないぞ!
と、威圧的に叱責されたり、馬鹿にされると、心が折れますよね。
ミス、失敗って、ネガティブだから、言いたくないですよ。
叱られるのは嫌だ
●ミスしたら、上司のところに行くと、ため息がつきますよね。
何で、そんなミスするのか?
俺の時はそんなミスしなかったぞ!
基本がなってない!
と、解決手段や手助けはなく、怒られるだけ。
ありありですよね。
品質会議は有罪判決裁判化しやすい
この会議嫌ですよ! トラブル報告者は、被告人扱いで有罪判決で収監行きな心情に追い込まれますよ。
- 上司の説教場となりやすい
- みんな怒る上司側につき、誰も弁護しない
- ありのままを報告すると絶対炎上する
品質会議ってどこの会社・組織にもありますが、実際どうですか? 怒られるだけの会議になっていませんか? これじゃ、怒らせないように内容を改ざんして報告するに決まっていますよ。
隠せるなら、無かったことにして逃げたい
●普通、やらかしたら、「逃げたい」し、「無かったことにしたい」となるのが人間です。
●やらかした時の、その後の恐怖があれば、
・隠す
・改ざんする
・逃げる
になるに、決まっているじゃないですか?
➂失敗を堂々と情報共有できる環境を作る事が大切
環境が絶対に必要なんです!
- 報告の受け手は叱ってはいけない
- 叱責より、トラブルの真因を考える思考・環境をつくる
- トラブルが起きたら、淡々と事実を書き残す仕組みをつくる
- 自分事として情報共有が再発・未然防止に役立つ
報告の受け手は叱ってはいけない
●上司、上層部の人は必須です。
報告が適格だったおかげで、会社・組織がより改善できたと褒めることが大事です。こうなれば、部下も、「言っても大丈夫なんだ」と安心して、事実を報告するようになります。
そして、真因を考える習慣が組織にできると、なぜ発生したかを考える習慣ができます。これが理想的で、品質不正の温床リスクが低い状態と言えます。
これ、結構重要です!
という経験があると、当事者意識も高くなるし、部下をかばう心理も生まれます。逆にすべて完璧にノーミスで評価されてあがった人がトップになると、ヤバいです。
と徐々に怒りがたまっていくからです。
私の会社の経営陣の人って、過去にやらかしたことを笑い話しますね。
でも、それが大事なんですよ。
上司として、同じ経験にハマった部下をかばうし、距離が縮まる。
部下も上司との心理的につながり、互いに言いやすい環境ができる。
ミスしない、エリートは、逆説的ですが、品質不正につながります。
叱責より、トラブルの真因を考える環境を見守る
怒りの矛先⇒真意を考える問いへ変えましょう。
心理的安心が組織・職場で担保できれば、部下、当事者も怒られる怖さが無くなり、真実を出して真因を知ろうとなります。
これがPDCAサイクルで回ると、トラブルの是正から再発・未然防止につながります。健全な組織運営に役立ちます。
どんな小さなミスでも、堂々と報告できる環境を作る
確かに、トラブルの原因にも、電圧を間違えたとか、図面を見てなかったとか、普通怒られてもおかしくない報告もありますが、「ダメじゃん」とバカにせず、「自分の業務ならどこで起こり得るか」を考える思考ができる環境になることが大事です。
- 叱責は不正の温床
- トップ自ら褒める姿勢が大事
- 失敗=左遷とならない評価制度も必要
- 怒りの元気があるなら、その真因を考える思考に使え!
- どんな些細なことでも、自分事としてとらえることが再発・未然防止につながる
- 品質不正が発生しにくい健全な組織運営につながる
当たり前だけど、結構難しいし、品質不正が起きる会社は、心理的安全が欠けている可能性があります。
まとめ
【必読】ミス・トラブル・不正を堂々出せる組織環境を作れ!を解説しました。
- ①あなたが所属する組織はミスを報告しやすいですか?
- ➁本来、トラブル・ミス・不正は心理的に出したくないもの
- ➂失敗を堂々と情報共有できる環境を作る事が大切
Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/qcplanets/qcplanets.com/public_html/wp-content/themes/m_theme/sns.php on line 119