太平洋戦争が勃発した理由がわかる(ヨーロッパから考えてみる)

本記事のテーマ

太平洋戦争が勃発した理由
ヨーロッパから考えてみる

おさえておきたいポイント

  • ①通説
  • ➁通説に対する疑問点・気になる点
  • ➂通説を検証して見えた真相
学校や試験対策の社会では、
真相はわからない!
自分で調べて考え抜く
本当の社会科を勉強しよう!

①通説

太平洋戦争勃発(通説)

  1. 日本のハワイ真珠湾攻撃によって太平洋戦争が勃発。
  2. 開戦理由として、日本が輸出依存していた石油・鉄・ゴムなどの対日輸出を全面禁止され、到底受諾できないハルノートをアメリカから突き付けられた。
真珠湾攻撃は戦略的には成功したが、宣戦布告が攻撃後に届いたことが、
アメリカ世論を激怒させ、結果的に長期戦へと突入する要因なった。

➁通説に対する疑問点・気になる点

調べると気づく疑問点

参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

・アメリカのルーズベルトは国民に不戦を訴え大統領に就任。簡単に参戦できない状況であった。
・アメリカも日本も本当は戦争したくなかった。できるだけ戦争回避で外交の努力をしてきた。
・でも、なぜ最悪な事態を選択してしまったのだろうか?

いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

真相を説明します。

検証して見えた真相

日米だけの関係で勃発した戦争と考えてよいだろうか?
ヨーロッパから太平洋戦争が起きた理由を考えてみましょう。

ナチスドイツが強すぎ、連合国が大苦戦

下の地図のように、ナチスドイツが第2次世界大戦を開戦してから、領土を次々と拡大し、
●連合国側のフランスは攻め落とされ
●イギリスは首都ロンドンが空爆され、ドイツに負けそうな状況
●ソ連もドイツに大苦戦、首都モスクワの近くまで攻め込まれていた

https://www.german-interpretation.com/blog/dt9wb9xrcw94kfmkam5hnxd9pe5jksより引用、一部文字・図を追加

ナチスドイツが強すぎ、ヨーロッパ諸国が苦戦
どうしても経済大国になったアメリカの支援が必要だった。

アメリカは戦争意思はなかった

どころが、

アメリカ大統領ルーズベルト
国民に参戦しない約束で就任したため
ヨーロッパ戦線に送るのは無理だった。

頼りとなるアメリカが不戦となると、困るのは反ドイツなヨーロッパ連合国側ですよね。

戦争反対世論を覆すような事件が
アメリカ国内で起きなければアメリカは参戦しない。

となりますよね。

そこで、よいターゲットとされたのがドイツと同盟国な日本。

日本と周辺国との関係

当時、あまり良い外交関係になっていませんでした。これもそうさせられたのかもしれません。

  1. 中国に対して、蔣介石と対立。一方、蒋介石に英、米が支援
  2. ソ連も、日露戦争や満州周辺との衝突が相次ぐ。
  3. 日本は石油などの天然資源をアメリカ輸入に依存する弱みもあった
  4. 油田があるインドシナ半島を支配したフランス、オランダがドイツに負けたため、インドシナ半島は同盟国側の支配権となっていた。

となると、

日本を窮地に立たせ、アメリカへ攻撃させる状況へ追い込ませられないか?と悪魔のささやきが出てくるのがわかりますよね。

日本は天然資源がないから、経済封鎖すれば窮地に追いやるのは簡単。さらにハルノートなどの厳しい条件を突きつけたらアメリカがヨーロッパへ戦線する理由ができる。

当然、

最後の最後まで、
戦争回避を互いに外交で進めてきたとしても、
止む無しとなってしまった。

(注意!)現在の日本でも同じ事されるとどうなるか?を想像しよう!

確かに時代的に日本の軍部の暴走なり
今の日本より血の気が多い日本だった点もありますが、
基本は外交努力で相反する事柄をうまく進めるのは
今も昔も同じです。
1940年代のことと同じことを今、世界から仕掛けられると日本も窮地に追いやられ、悲惨な過去を繰り返すリスクもある点を理解しましょう。

大事なのは、

歴史を正しく学び、
平和で幸せに生きるための努力をすることです。
先人の苦労をしっかり学び受け継ぐことが大事です!

まとめ

「太平洋戦争が勃発した理由
ヨーロッパから考えてみる」を解説しました。

  • ①通説
  • ➁通説に対する疑問点・気になる点
  • ➂通説を検証して見えた真相
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