★ 本記事のテーマ
- ①粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる
- ②光速を精度よく計測
- ③エーテル存在を実証する実験から光速不変の原則がわかった
- ④「観測者によって時空が変化する奇妙な現象」がすぐわかる
- ⑤光速不変の原理によって質量とエネルギーの等価性が成り立つ
- ⑥高校物理「原子物理」次のお話を紹介!
- ⑦【商品】「高校物理問題集」のご紹介

★ 本記事のテーマ
なので、ずっと-思っていたのが
なので、
その前に、
本記事の「質量とエネルギーの等価性」を理解するには、
・前々記事の【粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデル】
を事前に確認しておく必要があります。
前記事を復習しておいてください。
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【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク 「粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる」 |
★ 問題集に該当する問題
単純に考えると、こうなります。
実際にガリレオガリレイが、遠く離れた2点でランプを使って光を往復する時間を計測しました。
光速を精度よく計測したフーコーの実験があります。

この実験から、
光速c=2.88×\(10^8\) [m/s]
(実際c=3.0×\(10^8\) [m/s]に非常に近い値)
がわかりました。
★ 問題集に該当する問題
光速不変がわかった背景は、
から、
という好奇心が出てくるのは当然となるわけです。

「エーテル」の存在を調べた実験で、
マイケルソンモーリの実験が有名です。

「なるほど!」、難しいけど、よく考えましたね!
しかし、実験結果は、
なお、東西、南北それぞれに
実験機器の向きを変えた場合の
・光の往復にかかる時間
・干渉縞のズレ
などの、計算問題については、
この実験結果から
わけです。
★ 問題集に該当する問題
本記事ではもう少し簡単な事例で説明します。
当たり前な話ですが、
ですね。
も理解しやすいですね。

対向車が来る場合は、相手の車が非常に速く走るように感じ
車を追い越すときは、相手の車が非常に低速のように感じますよね。
これは、距離、時間は不変で、速度が相手との相対的なものだからです。
光だけは、話が違ってきます。

「距離」、「時間」、「速度」全てが絶対的になると、
等号成立できません。
ただし、
となると、どう考えれば、等号成立するのでしょうか?

「光速」が絶対的なので、
「距離」と「時間」は観測者によって相対的であると
という発想に行き着くわけです。
ここが「相対性理論」の入り口です。
このあたりの式の導出については、
★ 問題集に該当する問題
\(E=mc^2\)までの丁寧な導出過程は
「質量とエネルギーの等価性」式の導出方法はいろいろありますが、
一番シンプルでわかりやすい事例を問題集で解説します。
公式も道具そうですが、
その意味を考えなければ、
利用の効用がわかりません。
高校物理の「6.原子物理」の終盤になりました。
次に解説したい話は、
この話を伝えたい理由は
また、大学物理の量子力学では
「シュレディンガー方程式」を詳しく導出しますが、
歴史からみれば、
高校物理範囲の解明から、
「シュレディンガー方程式」へつながる
わけですから、
ここをおさえることが大事です。
リンク
記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、
を作成しました。
ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。
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【QCセミナーの高校物理】リンク 【「6.原子物理」編】の紹介・ご購入ページ |
「「光速不変の原理」によって「質量とエネルギーの等価性」がわかった」を解説しました。

★ 本記事のテーマ
その前に、
本記事の「ボーアの水素原子モデル」を理解するには、
・前々記事の【「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた】
・前記事【光子のエネルギ、運動量の公式が導出できる】
を事前に確認しておく必要があります。
前記事を復習しておいてください。
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【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク 「光子のエネルギE=hν、運動量p=h/λ の公式が導出できる」 |
★ 問題集に該当する問題
目に見えない原子の構造を解明するために、19~20世紀にかけて研究されてきました。
本ブログ、本物理問題集でも追いかけているとおり、
がわかってきました。

この結果をまとめると
のは、当然といえます。

しかし、このモデルは多くの物理科学者から反論を受けました。
この理由の
ここで、多くの科学者が困ってしまいました。

「強引な方法で説明がつくようにした」
という感じがします。
実際、光や電子などのミクロなものは、
「粒子性」と「波動性」をもちます。

なぜ、「波動性」の二面性を用いると、
ボーアの水素原子モデルは成立するのかは
関係性を式に入れて解いてみましょう。

原子核の回りを運動する電子についての
の関係式を解くと、
が導出できます。
文字式の関係式を整理して、
物理的に解ることをまとめましょう。
がわかります。
ボーアの水素原子モデルを高校物理を活用して解説しました。
次に解説したい話は、
この話を伝えたい理由は2つあります。
2つ理由を書きましたが
・前者は物理学らしくない理由ですが、理解しやすい
・後者は物理学としての理由ですが、難しい
なので、理解しやすい方の理由で構いません。
次回は
と大変興味深いテーマを解説します!
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【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク 「光速不変の原理」によって「質量とエネルギーの等価性E=mc^2」がわかった |
記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、
を作成しました。
ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。
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【QCセミナーの高校物理】リンク 【「6.原子物理」編】の紹介・ご購入ページ |
「粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる」を解説しました。

★ 本記事のテーマ
(\(h\):プランク定数、\(ν\):振動数、\(λ\):波長、\(c\):光速)
暗記して使うだけの公式とならないように
導出方法を通じて、考え方、本質をおさえましょう。
その前に、
本記事は、「光子のエネルギー公式の導出」、「光子の運動量公式の導出」を解説しますが、
学習効果を高めていただくために
「「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた」記事を
読んでください。
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【QCセミナーの高校物理】リンク 「【重要】「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた」 |
★ 問題集に該当する問題
この公式も導出過程を説明せず、いきなり出てきます。
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【QCセミナーの高校物理】リンク 「【重要】「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた」 |
結論は、
確認しておいてください。
★ 問題集に該当する問題
ちゃんと導出してから使いましょう。
なので、解説します。

上図のような実験を考えると、運動量の公式が導出できます。
問題集で詳細に解説しますが、導出のポイントを列挙します。
ここまでくれば、関係式を使って導出できます。
★導出
\(E=hν\)=\(h(\frac{c}{λ})\)
=\(c \frac{h}{λ}\)=\(cp\)
よって
\(p=\frac{E}{c}\)
できましたね!

導出方法、導出過程、数式の形・特徴などを
よく見ることで、公式導出方法が理解できます。
遠回りですが、物理力を高めるためには通るべき道です。
光子のエネルギー、運動量の公式を導出しました。
これによって、次の原子の謎を追究することができます。
つまり、「ボーアの原子モデル」と頻出問題ですが、
原子物理の公式や頻出問題を丸暗記で済ませないために、1つ1つ問題集で丁寧に解説していきます。
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【QCセミナーの高校物理 6原子物理】リンク 「粒子性と波動性を合わせたボーアの水素原子モデルが作れる」 |
記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、
を作成しました。
ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。
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「光子のエネルギ、運動量の公式が導出できる」を解説しました。

★ 本記事のテーマ
公式忘れても、心配無用です。
導出できる方が大事。
三角関数の公式はたくさんあります。。。。
正直
ですよね!
面倒な暗記は止めましょう!
本記事は加法定理の導出から解説しますが、
経験上、加法定理だけは覚えておけば、
それ以外の公式はすぐ導出できます。
加法定理は時短のため暗記をお薦めしますが、
導出方法も確認しておきましょう。
次の例題を解いてみてください。
★ 例題

加法定理の導出方法は、ひらめきによって、できるものではないので、図は用意しました。
ちょっと、解いてみてください。
★ 解説
図から、各長さをsin,cosで表現していけば、
関係式から導出できます。
下図を見ればわかります。
一方、tanの加法定理は、図形より計算で求めます。
★ 公式

結局、加法定理は暗記した方が速いですが、導出方法も知っておいてください。
加法定理は終わりましたが、まだたくさんの公式があります。
これらの公式は、暗記より短時間で導出する練習をしましょう。
「2倍角の公式」は「加法定理」から導出できます。
–
★ 公式

「3倍角の公式」も「加法定理」から導出できます。
\(3α=2α+α\)として考えれば、公式もすぐ導出できます。
tanはそれほど、出題しないので、sinとcosだけ集中しましょう。
★ 公式

「半角公式」も「加法定理」から導出できます。
なぜなら、加法定理から導出できるからです。
★ 公式

簡単に求められますよね。
正直、
なぜなら、加法定理から導出できるからです。
加法定理だけ覚えておけば大丈夫です。
★ イメージ
これで、OKです。
★ 公式
(i)sincosの場合

(ii)sinsin,coscosの場合

記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、
を作成しました。
という、
向けに問題集を作りました。
ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。
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【QCセミナーの高校数学】リンク 「高校数学各講座のご案内」 |
「【重要】三角関数の公式攻略は暗記より短時間で導出できること」を解説しました。

★ 本記事のテーマ
本記事は、「プランクの式」、「プランクの定数」を解説しますが、
学習効果を高めていただくために
「高校物理から原子構造が解明できる」記事を
読んでください。
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【QCセミナーの高校物理】リンク 「【重要】高校物理から原子構造が解明できる」 |
★ 問題集に該当する問題
「スペクトルなどの強い光から、その温度を計測する」話は
一見、原子物理とは無関係のように
思いますが、
プランクの式、プランク定数が出てくる背景であるため解説します。
なので、解説します。
温度が高いものから、特定の色の光が出ることは
昔から皆知っていました。

そこから、
(左) https://www.mirai-kougaku.jp/laboratory/pages/200228_02.php より引用
(中央) https://www.machinemfg.com/ja/temperature-and-color-chart/ より引用
(右) https://www.city.himeji.lg.jp/atom/planet/astrophotos/star/index_w.html より引用
というニーズが出てきました。
しかし、直接手で触って温度計測するのは無理なので
19世紀にあった理論と実験技術でどうにかして温度を求めるしかありませんでした。
プランクの登場の前に、2つ式が考案されていました。
この2つの式と、実験データを比較します。
https://optica.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-0e3382.html より引用
よく見ると、2つ問題があるとわかります。
実体を示す、精度が高い式がありませんでした。
そこで、プランクの登場となります。
導出方法を数学で解説すると難しいので
問題集の方で、わかりやすく解説しています。
プランクの式を紹介します。
\(u\)=\(\frac{8πhν^3}{c^3}\frac{1}{e^{\frac{hν}{kT}-1}}\)
また、難しそうな式が出てきましたが、この式を簡単に言うと、
となります。
実際に実験データと比較すると、
実測値のラインに、プランクの式がぴったり合いました。
これはすごい!し、とても良い式ができたというわけです。
でも、周囲はそれほど評価をしませんでした。なぜなら
これでは、プランクの式には、価値が無いと評価されてしまいます。
ピンチに追い込まれたプランクが逆転満塁場外ホームランを打つシーンを見ていきましょう!
折角、式を作ったのに、評価されないとは、プランクもさぞ悔しがったでしょう。
それより、
では、どうやって、誰もが知るプランクの式、プランク定数となったのかを解説します!
プランクの式をもう一度よく見ましょう!
この式眺めても、気が付かないです!
ここで、大事なのは、
つまり、
プランクが気づいた、この式のすごさは、
プランクの式からどのように、
量子力学の入り口がわかるのか?
「粒子性」と「波動性」の2面性に気づいたのか?は
問題集で高校数学を駆使して分かりやすく解説します!
の重要な2つが式から仮説をたてることができました。
結果、それが実証されて
プランクの式、プランク定数は
世界的な式へと昇りつめたわけです。
★ 問題集に該当する問題
プランクの式から、量子力学領域への誘いが起きたわけですが、
でも、数年後、光電効果の発見によって、実証されます。

光電効果の特徴を列挙します。
とても大事なところで、
1つ1つ理由を物理的に解説できることが、
原子物理のこの先を理解する上で
大事です!
大丈夫です!
プランクの式から、量子力学領域への誘いが起きました。
原子物理の公式を暗記で済ませないために、1つ1つ問題集で丁寧に解説していきます。
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記事解説で紹介した各問題を詳細に学べるために、
を作成しました。
ブログ記事で紹介しきれない、エッセンスをわかりやすく解説します。
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「【重要】「プランク定数」が「粒子性と波動性の二面性」を導いた」を解説しました。

★ 本記事のテーマ
高校化学の序盤で、原子構造を学び、定期試験で暗記問題として出題されるので、多くの人が原子の構造が書けます。

でも、
おそらく、多くの人は、「No」でしょう。
また、
と思っているのではないでしょうか?
実は、


高校物理から原子の構造を1つ1つ解明します!
の6つのストーリで
「原子の構造」を解明します!
本記事は、
を解説します!
1つずつ見てきましょう。
原子の構造を解明しようとなった19世紀では、すでに電磁気学が発展していました。
電磁気学の実験でよく使われる
「陰極管」
に回路を組み、
高電圧をかけると「陰極から電子」が飛び出します。
(中学理科でも学ぶ、電流と逆向きだったという話ですね!)

ここからわかることは、
図で書くと、次の図でまとめられます。

ここから、高校物理の「原子物理」を使って、原子構造を解明していきます。
2つのストーリで進めます。
★ 発見の経緯
トムソンが1897年に実施した実験を再現しましょう。
陰極管の陰極から電子を発射させ、スクリーンへ衝突させる。
途中、電極板からの電場によって、電子の軌道が曲がる。

電子がスクリーンに衝突するときの\(y\)座標から比電荷\(e/m\)の式を作ります。
●\(x\)方向の等速運動と
●\(y\)方向の等速運動と、電場がかかる区間の等加速度運動
と
●電子の速度の項を削除するために、磁場Bをかけた条件を導入して
計算します。
比電荷\(e/m\)は
\(\frac{e}{m}\)=\(\frac{2yV}{LB^2d(L+2D)}\)
と導出できます。
★ 発見の経緯
ミリカンは1909年に電気素量eの精密な計測を行った。
細かい油滴を霧吹きを使って極板間の空気中に散布する。
油滴は重力によって下がるが、空気の粘性抵抗と極板にかかる電場
によって鉛直方向を運動し、終端速度\(v\)に落ち着く。

終端速度\(v\)と油滴の電荷量\(q\)の関係式が作ることができ
(問題集で導出を演習します。)
計測した終端速度\(v\)から、複数の油滴の電荷量を算出できる。
ここで、電子の比電荷\(e/m\)と電気素量\(e\)が
解明されたので、
電子の質量\(m\)も計算できます。
電子の質量\(m\)=\(9.1×10^{-31}\)[kg]
とわかります。
物質へのX線照射から、
原子内の電子の散乱から発生した特性X線の振動数νと
原子番号Z(自然数)には、定数bを使って
ν ∝ \((Z-b)^2\)

の関係があることを、モーズリーが導出した。
★この関係式は何がすごいのか?
まとめると、
が解明できたことになります!

チャーリー・バークラはX線の散乱と特性X線の分類を発見した。物質にX線を当てると、元素固有の波長をもつX線が出てくる事実を突き止め、「元素ごとに固有の内部構造」があるとわかった。
★この発見から何がわかる?
電子殻の存在がわかったこと

につきます。

原子内の電子の様子がかなりわかりましたね!
さて、原子内の「正の粒子」を探求してみましょう。
原子の中の「正の粒子」はZ価の正電荷をもっているが、粒子の大きさについてはわかっていない。そのため、物理学者たちが原子モデルを提唱した。その中で、ラザフォードは、α粒子(ヘリウム原子核)を非常に薄い金箔に向けて打ち込んだ。その結果、ほとんどのα粒子は金箔を貫通した。
★この発見から何がわかる?
そして、もう1つ


原子量と原子番号の差分から
・正の粒子
・電荷的に中性な粒子
の存在の可能性がみえました。
それが実証されました!
★ 発見の経緯
陰極線管内に水素ガスだけを補充し、電子線は電場と磁場がつりあう条件を満たすように直進させ、正イオン流の比電荷を計測した。

★この発見から何がわかる?
つまり、正イオン流は「水素イオン」であることがわかり、
水素は、この後で解説する「中性子」はもっていないことがわかります。
★ 発見の経緯
ポロニウムPoから発するα線がベリリウム(Be)に当てると、「透過力の強い新しい放射線」が出ることを発見していた。1932年イギリスのチャドウィックは、この「透過力の強い放射線」をパラフィン(CnH2n+2 水素を多く含み、透過力の強い放射線が水素原子と衝突する)に照射すると、正の電荷で水素イオン(陽子)が叩き出されたことがわかった。

★この発見から何がわかる?
「透過力に強い放射線」は「質量をもつ陽子」をはじき出したことから、質量をもつ何かの粒子であるとわかる。
★この発見から何がわかる?
つまり、
・質量は「陽子」と同程度
・電荷をもたない
をもつ粒子が原子にあることがわかります。
これを「中性子」と呼びますね。
以上の話の流れから「原子の構造」がかなりわかりましたね!

1つずつ解明する面白さが理解いただけたと思います。
さらに原子の構造を追求するにあたり、
新たな法則や知見が必要になっていきます。
次のお話は、
について解説していきます。
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★ 本記事のテーマ
歴史はただの過去の事実を羅列して覚えて試験で点数稼ぎする科目ではなく、過去の出来事から学ぶべきものです。
★ 1.【古事記、日本書記(記紀)がわかる】
| 【古事記、日本書記(記紀)がわかる】 |
★ 2.【天皇制(シラス統治)がわかる】
| 【天皇制(シラス統治)がわかる】 |
★ 3.【皇居にある文官像「和気清麻呂」の功績がよくわかる】
| 【皇居にある文官像「和気清麻呂」の功績がよくわかる】 |
★ 4.【八紘一宇(はっこういちう)を正しく理解し世界平和に貢献せよ! がわかる】
| 【八紘一宇(はっこういちう)を正しく理解し世界平和に貢献せよ! がわかる】 |
★ 5.【日本の縄文時代の常識が変わる! がわかる】
| 【日本の縄文時代の常識が変わる! がわかる】 |
★ 6.【縄文土偶とは? 土偶は妊婦の安全祈願と弱者への愛 がわかる】
| 【縄文土偶とは? 土偶は妊婦の安全祈願と弱者への愛 がわかる】 |
★ 7.【「仁徳天皇陵古墳は水田開発の目的もあった?」がわかる】
| 【「仁徳天皇陵古墳は水田開発の目的もあった?」がわかる】 |
★ 8.【百済(朝鮮)と日本の親密な関係(日本は古代から外交に神経を使っていた)】
| 【百済(朝鮮)と日本の親密な関係(日本は古代から外交に神経を使っていた)】 |
★ 9.【聖徳太子のホントウの功績 がわかる】
| 【聖徳太子のホントウの功績 がわかる】 |
★ 10.【日本の古代からある人質制度がわかる】
| 【日本の古代からある人質制度がわかる】 |
★ 11.【白村江の戦いの真実! 古代も現代も自国の安全保障は大事! がわかる】
| 【白村江の戦いの真実! 古代も現代も自国の安全保障は大事! がわかる】 |
★ 12.【東大寺の大仏と大仏殿のすごさがわかる】
| 【東大寺の大仏と大仏殿のすごさがわかる】 |
★ 13.【「平家物語」(「源氏vs平氏」ではなく「源氏vs平家」な理由)がわかる】
| 【「平家物語」(「源氏vs平氏」ではなく「源氏vs平家」な理由)がわかる】 |
★ 14.【平安後期に武士が誕生し、源氏と平氏が武士の棟梁となった理由がわかる】
| 【平安後期に武士が誕生し、源氏と平氏が武士の棟梁となった理由がわかる】 |
★ 15.【幕府とは何かがよくわかる!】
| 【幕府とは何かがよくわかる!】 |
★ 16.【鎌倉時代 執権「北条氏」が15代も続いた理由 がわかる】
| 【鎌倉時代 執権「北条氏」が15代も続いた理由 がわかる】 |
★ 17.【室町幕府の将軍足利氏が15代も続いた理由がわかる】
| 【室町幕府の将軍足利氏が15代も続いた理由がわかる】 |
★ 18.【戦国時代に室町幕府が崩壊した理由がわかる】
| 【戦国時代に室町幕府が崩壊した理由がわかる】 |
★ 19.【織田信長の強さがわかる(一匹狼より天皇を立てた戦略)】
| 【織田信長の強さがわかる(一匹狼より天皇を立てた戦略)】 |
★ 20.【豊臣秀吉が朝鮮出兵した理由がわかる】
| 【豊臣秀吉が朝鮮出兵した理由がわかる】 |
★ 21.【国書改竄事件(柳川一件 1605年~)がわかる】
| 【国書改竄事件(柳川一件 1605年~)がわかる】 |
★ 22.【「生類憐みの令」は「悪法」なのか?がわかる】
| 【「生類憐みの令」は「悪法」なのか?がわかる】 |
★ 23.【禁中並公家諸法度を制定した理由がわかる】
| 【禁中並公家諸法度を制定した理由がわかる】 |
★ 24.【幕末に列強と締結した条約がわかる(アメリカ以外にも条約を結んだ)】
| 【幕末に列強と締結した条約がわかる(アメリカ以外にも条約を結んだ)】 |
★ 25.【大政奉還と明治維新が列強の圧力に屈せずに成功できた理由かる】
| 【大政奉還と明治維新が列強の圧力に屈せずに成功できた理由かる】 |
★ 26.【佐幕開国vs尊王攘夷による戊辰戦争?(実は、列強から仕掛けられた内戦だった)】
| 【佐幕開国vs尊王攘夷による戊辰戦争?(実は、列強から仕掛けられた内戦だった)】 |
★ 27.【明治政府 近代化に必要な財源をどうやって確保したのか?がわかる】
| 【明治政府 近代化に必要な財源をどうやって確保したのか?がわかる】 |
★ 28.【日本の朝鮮・台湾の統治が西洋列強国の植民地支配と全く異なる理由がわかる】
| 【日本の朝鮮・台湾の統治が西洋列強国の植民地支配と全く異なる理由がわかる】 |
★ 29.【日本が朝鮮、台湾を統治した理由(対馬事件、巨文島事件、清仏戦争)】
| 【日本が朝鮮、台湾を統治した理由(対馬事件、巨文島事件、清仏戦争)】 |
★ 30.【日本は異文化の受容と再構築ができる理由】
| 【日本は異文化の受容と再構築ができる理由】 |
★ 31.【戦後GHQが日本に統治したこと(建前と本音)】
| 【戦後GHQが日本に統治したこと(建前と本音)】 |
★ 32.【GHQが天皇制を維持した理由がわかる】
| 【GHQが天皇制を維持した理由がわかる】 |
★1.★リンク【世界史のなぜがわかる(歴史的事実と少し陰謀説を兼ねる面白さ)】
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★リンク【世界史のなぜがわかる(歴史的事実と少し陰謀説を兼ねる面白さ)】 |
★2.★リンク【狩猟から農耕に進化すると 支配者から搾取される悲劇】
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★リンク【狩猟から農耕に進化すると 支配者から搾取される悲劇】 |
★.★リンク【なぜ四つだけ大きな文明ができた?(四大文明)がわかる】
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★リンク【なぜ四つだけ大きな文明ができた?(四大文明)がわかる】 |
★4.★リンク【なぜユダヤが嫌われるのか?がわかる】
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★リンク【なぜユダヤが嫌われるのか?がわかる】 |
★5.★リンク【遊牧民族が巨大国家を形成できた理由がわかる】
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★リンク【遊牧民族が巨大国家を形成できた理由がわかる】 |
★6.★リンク【大航海時代に、なぜ西欧が非西欧を征服?がわかる】
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★リンク【大航海時代に、なぜ西欧が非西欧を征服?がわかる】 |
★7.★リンク【和風な京都(平安京)に漂うユダヤ色 がわかる】
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★リンク【和風な京都(平安京)に漂うユダヤ色 がわかる】 |
★8.★リンク【偶然にしてはよく似た日本語とヘブライ語 がわかる】
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★リンク【偶然にしてはよく似た日本語とヘブライ語 がわかる】 |
★9.★リンク【第1次産業革命がイギリスだけ発生した理由がわかる】
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★リンク【第1次産業革命がイギリスだけ発生した理由がわかる】 |
★10.★リンク【ソ連崩壊の真相 国家崩壊につながる改革を自ら選んだのはなぜ? がわかる】
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★リンク【ソ連崩壊の真相 国家崩壊につながる改革を自ら選んだのはなぜ? がわかる】 |
★11.★リンク【太平洋戦争が勃発した理由がわかる(ヨーロッパから考えてみる)
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★リンク【太平洋戦争が勃発した理由がわかる(ヨーロッパから考えてみる) |
★12.★リンク【ソ連崩壊後の新生ロシアが経済混乱した理由】
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★リンク【ソ連崩壊後の新生ロシアが経済混乱した理由】 |
★1.★リンク【「貿易赤字」、「貿易黒字」ヤバくない!】
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★リンク【「貿易赤字」、「貿易黒字」ヤバくない!】 |
★2.★リンク【誰も教えてくれない「買うべき家」とは?がわかる】
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★リンク【誰も教えてくれない「買うべき家」とは?がわかる】 |
★3.★リンク【隣接する県どうしに全く同じ地名がたくさんある理由(多摩川)】
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★リンク【隣接する県どうしに全く同じ地名がたくさんある理由(多摩川)】 |
★4.★リンク【アフリカの問題を正しく理解し、 あるべき協力支援方法を考えよう!がわかる】
| ★リンク【アフリカの問題を正しく理解し、 あるべき協力支援方法を考えよう!がわかる】 |
★5.★リンク【「徳」がつく天皇・皇太子の共通点】
![]() |
★リンク【「徳」がつく天皇・皇太子の共通点】 |
★6.★リンク【食料危機がなくならない理由(グローバリゼーションやランドラッシュが背景)】
![]() |
★リンク【食料危機がなくならない理由(グローバリゼーションやランドラッシュが背景)】 |
以上、中学社会のブログ記事をまとめました。

★ 本記事のテーマ
★おさえておきたいポイント
もちろん
ブログで発信して思い知らされましたが、
ですね。
私も、陰謀説にはまってしまいました。。。注意!ですね。自己フォローです。
社会、歴史について新たな面をブログ発信しようとした背景と、その注意点をまとめます。
「歴史を学ぶ」とは「過去の事実を丸暗記」するのではなく、「戒めや背景・理由」を考えることですね。
歴史を学ぶといくつか、「なぜそうなったの?」と疑問のまま消化不良になることがあります。いくつか挙げると、
上記だけでなく様々な歴史的事実に対して、それが起きた理由・背景などを考えると、教科書だけの説明では不十分な部分が出てきます。だから、納得できませんよね。
教科書に書いていないものがたくさんあれば、当然、書けない裏話があるのではないか?と探ってしまいます。
ここは注意が必要で、
QCプラネッツもなるべく冷静に客観的視点を貫きますが、ここは落とし穴にはまってしまいました。
歴史に関する本が多すぎるのも昔からの不満で、
という強い気持ちになります。
でも、これも注意が必要で。</pP
注意点は、
これを解決するものが、
という説で行くと、納得ができる歴史的事実が多いというものです。
1つ注意したいのが、
という判断で見るのも大事と考えます。
という視点で見ると、より多面的に世界を見ることができます。
いくつか事例を挙げてみます。
たくさんの本から陰謀説による世界史についてまとめると。
というのが、QCプラネッツがまとめた1つの世界史の根幹でした。(過去形なので、今はおかしいとして修正しています)。
いかがでしょう。確かに下の条件を満たしており、納得感があります。
今も世界中で不安にさせる情勢や事件が多発しています。その裏も同じように考えることができるかもしれません。
世界史の事例20くらいを例に、
歴史的事実と陰謀論の両方を挙げてみます。
PDFにまとめましたので、確認ください。
いかがでしょう。
自分で世界史の裏側を勉強することは大事ですが、
やはり。
ですね。
「世界史のなぜがわかる(歴史的事実と少し陰謀説を兼ねる面白さ)」を解説しました。

★ 本記事のテーマ
★おさえておきたいポイント
★ 先に言っておきます!

世界の歴史、日本の歴史を学ぶとは、出来事を暗記することではなく、それが起きた理由・背景を学ぶことです。「What,Where,When,How」ではなく、「Why?」が大事です。特に日本史(国史)に対して、あらゆる出来事を「Why?」で考え抜いた先に、見えたのが、
具体的には、
他地域なら、天皇というトップはいなくなる歴史になります。でも日本はそうならなかった。だからといって、天皇は神でなく、支配者でもありません。日本って不思議ですよね。
では、それがわかる書物はないのでしょうか? いやあります。それが700年代に編纂された古事記と日本書記です。
我々の疑問はすでに1300年前の先輩たちが教えてくれています。
人間の本質は1000年経過しても変わりません。先輩からのメッセージを今、正しく理解する時期です。
本記事は長文なので、先に結論を挙げます。その後、あらすじを紹介します。
編纂は飛鳥時代の西暦700年代です。
国外、国内に対して、国家戦略があったため編纂された国家プロジェクトでした。
国外対策は、超大国中国(隋、唐)の支配リスク、そして、朝鮮半島との関わりによる日本の防衛戦略が必要であり、国内対策は、蝦夷(東北)など、まだ日本列島で大和朝廷が平定していない地域を含めた統治強化が必要だったことがあります。
★国外対策
★国内対策
端的にまとめると以下の5点です。
記紀に書いていることからわかること、記紀に書いていないことがわかることから端的まとめると以下3点になります。
本記事は長文なので、先に結論を挙げます。その後、あらすじを紹介します。
この記事を書く際に学んだ本を紹介します。
文献の図




多くの本を参考にしましたが、

では、あらすじに行きましょう。
大きく7つの章に分けました。
・日本列島の形成なり、日本の豊かな自然(火山、急峻な山地、温暖湿潤な気候、四季、豊かな森、水、生態系)の形成、日本人口増減、など人間を超えた出来事は神々によってなされた。
–
(現代では、地学・生物・地理などの科学的知見があるので、神々が享受した点に違和感があるが、古代は科学がないため、人間技を超えた出来事は神様の恵みと考えるのが自然である)
–
・キリスト教、イスラム教のような一神教ではなく、日本は豊かな自然があるため、至る所に神様が宿ると信じてきた。八百万は800万いるではなく、たくさんいるという意味。
–
・海幸山幸の話から、縄文時代では漁労民族と狩猟民族がいることがわかるが、農耕はまだ始まっていなかったことが垣間見れる。その後、縄文時代の終わりに地球が寒冷化し、水稲耕作ができる場所にその技術を持った人が集まり農耕が始まった。
・神々が高千穂へ天孫降臨する前に、出雲国との関わりが深く、出雲国の国譲りによる統合された。当時、たくさんの小国が日本にあったはずだが、出雲国だけは特別扱いだったことがわかる。
–
・出雲は狂暴な民の渡来が到着しやすい地理的位置にある。農耕社会が浸透する中、国内の狩猟民や渡来してきた遊牧民が農耕を荒らす様子が、スサノオが高天原で暴れる様子と重なる。
–
・出雲を統合する際、神々の質疑の中、統治方法を聞くシーンがある。
神々が暮らす高天原は、政治の権力を持つ神が神々を支配する形(ウシハク統治)ではない。広く国の事情を知り、自然と国民が統合され、国も統合されていく形であり(シラス統治)、基本は不親政の原則であり、政治の権威がアマテラスである。
–
・ウシハクは政治の権力をもって、政治をする。朝廷・幕府・政府が該当する。
・シラスは、統治権力は持たず、広く国の事情を知り、自然と国民の幸せを願う。
神々の最高権威はアマテラスであり、アマテラスを引き継ぐ天皇も国の最高権威として引き継いでいる。
–
・出雲国が古墳時代に大和朝廷の勢力下に組み込まれたが、戦争があったことを示す資料や遺跡がないため、戦争ではなく話し合いで統合したと考えられる。
・古墳時代初頭は小国が分立していたが、出雲だけ記紀にあるくらい特別扱い。大国主神は周辺諸国を従う立場だったかもしれない。
・国ごとに個別の信仰があっただろうが、記紀で神々の繋がりを活かして1つの物語にまとめている。
ここが記紀で学ぶべき大事なポイントです。
何度も書きますが
日本と同じ「シラス統治」で長年つながってきた地域や国がないため、なかなか理解しにくいところですが、これこそ、日本です。
・古代、青銅器、鉄器の技術が先行していたことが重要だった。鉄器は北九州が先行し、近畿は遅れていた。大和王権成立を検討する上で重要な意味をもつ。
・九州吉野ケ里遺跡では防衛を目的とした環濠を持ち、傷ついた人骨や金属製の武器が出土された。弥生時代の北九州が戦乱の時代とわかる。
・吉野ケ里は周辺の集落を束ねる王がいた。漢書地理志でも、日本は100以上の国に分かれていた。いずれかの国がシナ王朝に貢物を献上していた。弥生時代は戦乱の時代だった。
・だからこそ建国の詔では、
・世界史の常である武力で統合する手法ではなく、力のある勢力を取り込んで身内にしてしまう発想は、日本建国と日本の未来に絶大なる安定をもたらすことになる。
–
・自然の豊かさもあり、縄文時代は戦争の跡がほとんどない。自然の豊かさが人の心の豊かさを育み、大自然の調和を重んじる独特の世界観を作り上げた。
・その分農耕の移行が大陸より遅れたが、農耕を必要としない世界観がシラス統治という独特な統治に繋がっているのではないか。
・寒冷化によって農耕に移ったが、余裕をもって農耕社会に移行していった。農耕により既存の縄文文化が破壊されたわけではない。
・日本は自然豊かで人口密度が他地域(海外)より高かった可能性がある。人口密度の高さ、縄文式生活(狩猟・採集・あまり定住しない生活)が武力より話し合いによる平定などシラス統治のベースを築いていったと考えらえる。
・日本の平定には、血縁関係の構築と食糧危機・飢饉回避のためのコメの融通が重要であったことは古代からわかっていた。
・地方の豪族と次々と同盟関係を結ぶ。恋愛結婚はあるはずもなく、政略結婚である。当時のヤマト王権がどの地域のどの豪族と関係を深めていったかが手に取るようにわかる。/b>
・記紀の中で、出雲国を治める大国主神は試練で幾度かつらい目に合うが周囲の協力を得て国作りを果たす 独裁者、強靭さより周囲の協力を得られる点がまとめ役として重要。
・婚姻関係は1000近い豪族が古墳時代末期に天皇との血縁関係となった。
・日本にあった小国がなぜヤマト王権体制に組み込まれたのか? 利点や必要性がないとそうならない。
鉄の原料は朝鮮半島南部から、鏡や剣などの威信財はシナや朝鮮から入手するか自分で作るしかないがそれをつくる地域はなかった。
・各地の首長たちは自分の権力を維持するために、日本列島規模の政治センターへの求心力を持たざるを得なかったという考えがある。
・九州火山噴火の時期からみて、神武天皇の東征の時期は紀元前後とみれる。噴火によって農耕に大きな被害が生じ、九州や西日本で小国同士の争いが生じ、戦乱の時代だった。
・とはいっても、協力しない地域もある。記紀ではアマテラスが直接指示・対処するのではなく、神々と協議した結果をアマテラスの詔を出すシーンがある。
これは神とつながる天皇の【天皇不親政の原理】の元となっている。
・神々が日本の土台を作り上げた後、高天原から九州の高千穂へ降臨された神と海幸山幸の神との子孫が後の神武天皇であり、九州から近畿大和への平定の旅が始まる。
日本がいつまでも幸せであるよう、見守りようにと「天壌無窮の神勅」が下りた。「天壌無窮の神勅」の記紀での意味と、曲解された内容を理解しておく必要がある。
・古代の漢字が難しいからではあるが、
【天壌(皇室に対して)無窮(ずっと永久に)の神勅(神からの絶対命令)】
と部分的に解釈すると、本来の意味からずれてしまい、危険な思想に走りやすくなる。
「神」=「絶対」は西洋などの思想であり。明治時代の近代化、帝国主義化に都合がよかった。
・古墳時代、鉄器の鋳造は国家規模の事業で、弥生時代に九州地方で見られた鉄器が後で大和で見られる。王権を象徴するものが九州から大和に移動した。2世紀後半に瀬戸内海を中心に防衛を意図した高地性集落遺跡が集中する。王朝成立のきっかけとなった軍事的な勢力が南九州から畿内に移動したとみられる。
・平和に天下を治めるために東へ 福岡1年、広島7年、吉備岡山に8年留まった。浪速で戦いになった。大阪から大和に入るが苦戦し、回り込んで背に日を負って戦う。五瀬命は和歌山の竈山に眠っている。天つ神の援助をうけて(剣をさずけて)熊野から上り、大和平定した。平定したとはいえ日本全国ではまだない。
その中で、注目すべき内容を列挙する。
【10代 祟神天皇】
・大和朝廷に従わない人々を和らげて平定した。伯父のオオビコを派遣し、 平定範囲が北陸 会津、東海道、丹波と広がった。徴税が始まった。
・古事記では皇位継承を巡って多くの反乱物語がある。そのような反逆を退け勝利することが即位した天皇の正統性を保証した。反逆者を確実に討ち滅ぼすことが天皇の資質として求められた。
【11代 垂仁天皇】
・天下泰平のため、天神地神を祭るアマテラス大神を鎮座させるために伊勢神宮を作った。
【12代 景行天皇】
・ヤマトタケルによる西征を命じる(熊曾建の討伐)、出雲建の討伐後、東征した。征討の際、三種の神器の1つである草薙剣(伊勢にあった)を持っていく。
・各拠点での戦い後、熱田神宮に剣が祀られている。
【16代 仁徳天皇(民のかまど)】
・治水は権力者の実力を示す最高の手段。自然をも従わせることができると信じさせ、民に豊かさをアピールできる。
・前方後円墳は、天皇と血縁関係になった豪族も合わせた大きな墓でもあり、大阪平野一帯を水田開発した際の残土を集めた灌漑設備でもあると考えられる。
・豪族の氏姓がいい加減であり統制がとれなくなったため、氏姓の定めとして盟神探湯で氏姓を決めた。
盟神探湯ってちょっと怖いですね、ヤキいれるわけですからね、はっきりする方法ではありますけど。
【21代 雄略天皇】
・埼玉、熊本の古墳から「雄略天皇を示す名前が刻まれた剣」が出土。関東から九州まで勢力範囲としたことが明らか。
【23代 顕宗天皇】
・雄略天皇に対する恨みがあった。そのため、雄略天皇の御陵を破壊するよう命じた。しかし天皇に対して皇太子であり兄がいさめる美談がある。
・仇をとっても天皇の権威が保てないため、おさえるよう助言し、天皇の権威を守った。
・継体天皇の時代(西暦500年ごろ)から大和朝廷が勢力を拡大し、急速に発展。大和から離れて、越国、近江国、美濃国、尾張国、若狭国など勢力を統合。本来それなりの戦争があるが、大規模な戦争の形跡がない。地方豪族が武力だけで政権を倒し、広く豪族たちに大王として認めさせることは不可能だった。天皇のシラス統治が大和朝廷として定着したことがわかる。
記紀のあと、政治を朝廷や豪族・貴族に任せて、天皇は祭祀のみ司るようになり、現代にいたる。
古墳時代にヤマト王権と出雲国が統合したが、軍事力ではなく話し合いによるもの。国同士が連携を深めて強固な国家へと統合。列島各地に個性豊かな文化が残った。出雲国が国譲りの条件として宗教の自由を挙げヤマト王権はそれを認めた。
長文でしたが、記紀のあらすじや学ぶべきポイントをまとめました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
「古事記、日本書記(記紀)がわかる」を解説しました。

★ 本記事のテーマ
★おさえておきたいポイント
社会科はまず暗記して得意・好きになることが大事ですが、大人になった今は、その事実がなぜ起きたのか?を考えることが大事と思います。それが本当の社会科の学習なのでしょう。
QCプラネッツは社会科の記事をわかりやすく解説していますが、各事件・出来事の背景や結末を分析すると、共通して1つの疑問点に行き着きます。
私たちが住む場所で、先祖たちの行動が歴史ですが、その背景はやはり私たちと同じ価値観が考え、習慣・風習などがあります。
何となく生きていればいいですが、何となく息苦しさや悩みを抱えていませんか?
だから、私たちが置かれている環境とは何かを考えたくなります。
その環境は、今すぐできたものではなく、長い長い年月かけて培われたものです。その根本、源流を見て、私たちについて再認識しましょう。それが歴史を考える大事なポイントです。
主に5つの事例を挙げます。よく考えると、他地域ではありえないことが日本に起きたことがわかります。再確認しましょう。
だから、各自考えるべき良問といえます。本記事で解説します。

上の問いを考えてみましょう。
以上から、
では、
実はあります!それが、
概要は別記事で解説しますが、
古事記は国内向けの書物で神話より、文量はそれなりにある。
日本書記は海外向け(当時は唐)の書物で、歴史的事実も多く、文量は数千頁になる。
なので、原文よりは、現代語訳やわかりやすいマンガで読むのがおススメです。
現在、平和な日本ですが、有事が万が一起きることを想定して「歴史から「日本」・「日本人らしさ」を学ぶ」必要はあります。
古事記、日本書記は編纂した年と編集者だけ覚えて終わりですが、
この内容を全く習いませんし、教えることも戦後NGです。
だから、神社、神宮がなぜ全国にあるのか? それぞれの神社の何が由緒正しいのかがわかりません。伊勢神宮って何?ではないでしょうか? 恥ずかしながら私もこの記事を書く数か月前までそうでした。
歴史を学校で学ぶことは、単なるクイズ問題化しており、とても残念です。
一方、歴史は他の科目と違って、「他国からの圧力も忖度した教科書をベースに学ぶ」面があります。
日本はそれだけ強い国であるため、強さを正しく知らなければ過去の戦禍を繰り返す悲劇にもなりかねません。
戦後の歴史の教科書と戦前のそれは特に、最初の部分が全く違います。
戦前の教科書は記紀の内容を学びますが、戦後はNGとなりました。その結果、記紀という書物があるだけの歴史的事実しか知らないとなってしまいました。
ただし、
QCプラネッツが言いたいのは、

「本来の日本・日本人を正しく知ること」は大事ですが、「強い」のも事実です。だから、正しく「強い力」を活かさなければいけません。その失敗が大日本帝国時代の戦禍です。
確かに、確かに大日本帝国憲法の素案で井上毅は、
古事記・日本書記を研究した上で、第1条の素案をこう書きました。
これは、記紀を読めば、「その通り」です。
男系継承を受け継いだ万世一系の天皇が権力ではなく権威(この人が言ったから納得できる安心感という意味での権威)であり、天皇は支配・統治ではなく、国民のことを「知る(シラス→治す(シラス)」立場で、幸せを祈る存在です。これが日本らしさであり、第1条の素案にぴったりです。
しかし、実際は書き換えられ。
大日本帝国憲法第1条「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」となり、
●天皇による国家の統治権(天皇主権)、
●天皇の神格化
●国民は天皇の臣民(家来)
●国民は国家と天皇への忠誠を強制される構造
●天皇の統帥権の独立が軍部暴発につながる
●列強からの強い圧力
●日本が戦争に道へはまってしまった。
と悲劇な道を歩むことになってしまいました。
二度と起こしてはいけない失敗をおかすことを私たちは歴史から学ぶべきです。
しかし、それは、古事記、日本書記など日本古来からあるものを学んではいけないということではありません。
正しく理解することが大事なのです。
ここで、日本古来からある大事な用語にもかかわらず、戦争のスローガンと曲解してしまった事例を挙げます。
本来の意味と、近代化日本で曲解された意味を紹介します。
★本来の意味
奈良県の橿原神宮に記載されている内容を掲示します。
記紀にあるよう、日本平定の際、神武天皇が即位し、平和な国を目指すための言葉です。
★ 曲解された内容
「世界を一家に」=「日本の天皇の下に統合する」という意味に転化。
「大東亜共栄圏の建設、延いては世界万国を日本天皇の御稜威(みいづ)の下に統合し、おのおのの国をしてそのところを得しめようとする理想」と日本のアジア侵略を正当化する理念と曲解されてしまった。
★本来の意味
記紀でも、日本の平定は戦乱を乗り越え、平和な国家のために、各地域で戦争ではなく話し合いによる「国譲り」、「豪族間との婚姻関係」で平定することが書かれています。一部、反対した勢力は仕方がなく武力衝突しましたが、記紀でも古代からの遺跡発掘からみて、平穏に国ができたことは間違いありません。だから、神勅の際は、日本を力で支配しろ!というニュアンスは出ません。
★ 曲解された内容
記紀で使われた言葉「天壌無窮の神勅」の7文字だけをとり、部分解釈すると確かに、戦争加担を良しとする意味になります。だから、本来の意味やその言葉が出てきた背景を理解しなければなりません。それが難しいから誤った解釈になるのです。とはいって、知らなくてもいいとなれば、日本・日本人らしさがわからないまま生きることになります。
あと、「皇国史観」、「教育勅語」なども、本来の意味から曲解されてしまい、戦後教育ではNGとなっています。本来の意味は正しいですが、これを正しく受け取らず誤った道に進んだのも事実です。
教育勅語はみんな仲良く、周囲のことを気遣う心得ですが、
天皇の言葉である点が日本国憲法の国民主権に反するや、
記紀で使われた言葉を一部拡大解釈や曲解となり、
実際、軍国をよしとする教育・洗脳に走ってしまいました。
戦前の国民学校の教科書では、記紀をベースとした社会科を学んでいます。時間をかけて教えたとしても誤った道に進んでしまいました。記紀の記述やその一部を拡大解釈、曲解され、それが国家に誤って浸透したのも事実です。
それくらい、日本らしさ、日本人らしさは、強すぎると言えますが、それを正しく使わなければ諸刃の剣になってしまいます。
確かにGHQのWPIP政策による日本の骨抜きが行われて
今、その批判が高まる情報が増えていますが
日本らしさ、日本人らしさを正しく理解し、
我々の良さと強さを再認識しつつ
過去の過ちを繰り返さないためにも
今一度、記紀などの古い書物を読み返して正しく理解しましょう。
記紀の概要を解説する記事は別に書きますが、日本の団結心に強さ(逆にいえば同調圧力の強さ)の根源がどこにあるかについて1つヒントを提示します。
1つ問を出します。
★解説
世代が上がるにつれて、2人、つまり2倍になるので、n世代とおけば、
\(2^n\)=1.2億
となります。関数電卓で計算すると、
\(n\)=26.8 より27世代となります。
かかる時間は 27世代×50年=1350年ですね。
日本は建国2600年です。その半分の1350年で1.2億人の人口ができるわけですが、残りの1300年間はどうなっているかを考えると、同じあるいは近い血縁の人同士で子供ができていることがわかります。しかも、その期間が長いため、
八紘為宇のとおり、「日本は1つの家にいる、たくさんの親戚が暮らしている。その中心にいるのが天皇・皇室」です。
親戚で考えたらわかりますが、平時は何もないが、国難などの有事の際は親戚が集まり結束力があるのです。80年間平和だったため、それがわからないでしょうが、白村江の戦い・元寇・幕末の開国などの国難の際に発揮したのも事実です。有事にならないことがもちろんベストです。
「「日本らしさ」、「日本人らしさ」を正しく学ぼう!(古事記、日本書記を読もう!)」を解説しました。