カテゴリー: 近世

  • 日本は異文化の受容と再構築ができる理由

    日本は異文化の受容と再構築ができる理由

    本記事のテーマ

    日本は異文化の受容と再構築ができる理由
    芥川龍之介「神神の微笑」にある『造り変える力』

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    日本の異文化の受容と再構築(通説)

    異文化の受容と再構築ができる日本

    外国から取り入れたもので、日本風にアレンジいれたものがたくさんありますよね。

    例えば

    1. 食文化
      中国の中華麺→日本のラーメン
      インドのカリー→日本のカレー
      アメリカのハンバーガ→日本のテリヤキバーガー
      イタリアのパスタ→きのこ、明太子パスタ
    2. 儒教、仏教の受容、神道との融和。日本仏教の発展
    3. 和洋折衷→相容れないものをうまく融和していく力
    4. 明治憲法ドイツ憲法をベースに天皇を軸とする中央集権化
    5. ISO(国際標準化機構)×日本の企業文化との融合
    ●異文化の受容と再構築ができる日本
    ●外来文化をそのまま取り入れたり、模倣するのではなく自国の味覚・生活様式・社会構造に合わせて再構築する力がある日本

    昔から生活していれば、違和感はないですよね。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    なぜ日本は外来文化を受容し、自分流に再構築できるのか?

    確かに、不思議であるし、

    何となくうまく馴染んでいくことが多く、我々はそれが当たり前と感じ日々生活しているが、なぜそうできるのか?

    だって、それが普通じゃん!と言いたいですが、それの当たり前がなぜできるか?

    海外の歴史では、外来が伝来するときはキリスト教のように他を排除して自分を残そうとする場合が多い。日本はそれが無く、何となく融和できてしまうのはなぜか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    様々な研究による理由付けがありますが、今回は、日本、国体、日本らしさを理解するために、

    芥川龍之介の「神神の微笑」にある『造り変える力』を紹介したい。

    「神神の微笑」にある『造り変える力』

    海外の異質なものがやってくることは、本来、国内にとって厄介で国難になることさえあります。

    1. 日本の国難に対する先人の知恵が『造り変える力』
    2. イエズス会の宣教師が日本でのキリスト教布教に苦労する物語
    3. 日本の霊的風土に圧倒される様子が描かれ、日本人の宗教受容の姿勢に違和感を覚え、「我々の力と云うのは、『破壊する力』ではありません。『造り変える力』なのです」

    大正時代の小説ではありますが、芥川龍之介の言っていることは本質的です。確かに、大正時代は海外の思想(特に共産思想)などで日本国内が暗い時代に入るときでした。この時期に、本質をずばり小説でわかりやすく伝える芥川龍之介はさすがですね。

    日本の霊的風土に圧倒される理由は、自然豊かな日本だから宿る神の存在です。

    日本は豊かな自然があり、八百万(やおよろず)の神が自然や生活のあらゆるものに宿っている。

    自然の神、
    食の神、
    笑いの神、
    ・・・
    いろいろ目に見えないところにいます。

    自然豊かな日本に宿る八百万の神が、
    他の排除や否定する文化ではなく、うまく融合していく
    「和」文化いう日本のベースを作っている。

    歴史は結果論で済ますのではなく、その理由をしっかり考えることが大事です。

    日本の伝統に合うように造り変えて先人は受け入れてきた。
    その過程を経て儒教・仏教、外来文化が日本に根付いてきた。

    品質管理もまさに異文化融和の例

    日本の匠の技、モノづくりを支える品質管理ですが、

    日本の品質管理は
    外来の異文化から来ていますよ。

    たとえば、

    1. ISOは国際規格
    2. ISOをベースに1947年JISを設立
    3. 管理図、抜取検査は米軍規格がベース

    であり、日本独自のものではありません。

    誰も拒絶することなく、
    日本企業文化と融和し、
    強い日本企業へ成長していますよね。

    本来なら、拒絶して排除するのが普通ですが、日本はそうじゃない!
    他の良い所を引き抜き、自分らしく活かす技法は
    日本古来から受け継がれています。
    だから、それが当たり前と思っています。

    日本らしさを再認識しましょう。

    まとめ

    「日本は異文化の受容と再構築ができる理由
    芥川龍之介「神神の微笑」にある『造り変える力』」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 禁中並公家諸法度を制定した理由がわかる

    禁中並公家諸法度を制定した理由がわかる

    本記事のテーマ

    禁中並公家諸法度を制定した理由
    シラス統治と幕府の政治支配を維持するため

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    禁中並公家諸法度とは(通説)

    1. 徳川幕府は天皇・朝廷・公家を法的に統制し、天皇には宗教的権威、任官などの形式的な政治的権威のみを残し、将軍が実質的な権力を把握する体制をとった。
    2. 禁中並公家諸法度を1615年に制定。江戸時代一度も改正せず。
    3. 天皇に対し、第一に学問を規程し、政治や軍事に関与させなくした。
    4. 後水尾天皇による紫衣事件(幕府の許可なく紫衣を授けた)では、幕府が厳しい対抗措置を講じた。
    幕府が朝廷を統制する仕組みは幕末まで機能した。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    なぜ徳川幕府、天皇を国の君主として位置付けるものの、幕府は政治権力を保持し、天皇・朝廷・公家を監視したのか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    朝廷機能を完全に抹殺して、将軍が国家の大王としてもよかったのではないか?

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    日本の統治のベースを保持しつつ、徳川将軍が長期にできるように考えれた制度だった。。
    1. 日本は古代から「シラス統治」の国であり、天皇を君主としなければならないことは徳川幕府もわかっていた。
    2. シラス統治がベースだから、国民は天皇が任命した将軍が政治をすることに納得し、幕府の考えに合わせた。
    3. 徳川幕府の最大にリスクは、他の大名が天皇と直接接点を持ち、徳川でないものが天皇から政治委任される場合である。だから監視する必要があった。
    4. 天皇や朝廷を抹殺すると中国王朝のように血で争う戦乱になることもわかっていた。
    国民に納得させる上で、天皇から徳川が政治委任する形式を維持しつつ、徳川が政治支配するために天皇側を統制させる必要があった。

    まとめ

    「禁中並公家諸法度を制定した理由
    シラス統治と幕府の政治支配を維持するため」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 「生類憐みの令」は「悪法」なのか?がわかる

    「生類憐みの令」は「悪法」なのか?がわかる

    本記事のテーマ

    「生類憐みの令」は「悪法」なのか?
    人々が互いに労わる精神が育まれた制度

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    生類憐みの令とは(通説)

    教科書で必ず出てきますが、
    本記事で伝えたいことがあります。
    1. 「犬公方」と揶揄された綱吉が定めた法律。
    2. 動物愛護の理念を超えて、当時の社会に深刻な混乱と不満をもたらした。
    3. 犬の保護のために莫大な費用がかかり、幕府の財政を圧迫した。
    4. 綱吉の死後、廃令となった。
    世紀の悪法という印象を語り継がれた。
    そう先生が教えますよね。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    なぜ悪法とされる生類憐みの令を綱吉は発令したのか?
    綱吉はイケてない将軍だったのだろうか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    ズレた政策をして社会を混乱させた将軍だったのだろうか? そういう国もたくさんありますからね。

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    生類憐みの令は今、再評価されている。
    1. 命の尊重を制度化した世界初の試みであり、庶民の倫理観向上に寄与し、治安改善につながった。
    2. 殺人、強盗、捨て子、虐待が横行していた。捨て子・病人・囚人など弱者保護を含んでいた。
    3. 辻斬りなど暴力事件の減少に寄与し、殺生を禁じることで武断主義から文治主義へ転換できた。
    4. 生類憐みの令は捨て子がいれば労わるように、動物に危害を加えることを禁じた。

    5. 人々に労わりの心を醸成するための令であったが、なかなか浸透しないため蚊を殺してはいけないなど行き過ぎた条文が追加され、悪法と揶揄された。
    6. 公衆衛生や治安の改善につながった。

    いかがでしょうか?生類憐みの令が出る前の社会では

    1. 刀の切れ味を試すために人を斬る「辻斬り」は当たり前
    2. 武士は人を斬って給料をもらうものが当たり前
    3. 人を斬るのだから動物も斬るのも当たり前
    4. 戦国時代から間もないから斬るは当たり前
    当時の当たり前なことは
    かなりヤバイこととわかりますし、
    社会が不安定になるのも当然です。

    街中で刀を振り回すことが日常茶飯事では、さすがに困ります。

    生類憐みの令の発令後、過度な殺生は抑えられ
    安心して暮らせるように変わっていきました。
    蚊を殺せない点はキツイですが、社会安定につながった生類憐みの令は再評価されています。

    まとめ

    「「生類憐みの令」は「悪法」なのか?
    人々が互いに労わる精神が育まれた制度」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 国書改竄事件(柳川一件 1605年~)がわかる

    国書改竄事件(柳川一件 1605年~)がわかる

    本記事のテーマ

    国書改竄事件(柳川一件 1605年~)
    外交を考えさせられる良い例

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    柳川一件とは(通説)

    教科書では出てきませんが
    歴史の外交問題を考える上で大事な出来事です。
    しっかり学びましょう。

    柳川一件とは

    1. 豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)で日朝関係が断絶した。
    2. 地理的に朝鮮との交易に依存していた対馬藩は国交回復は死活問題だった。
    3. その中、李氏朝鮮から「朝鮮出兵のときの朝鮮王陵を荒らした犯人の引き渡し」を対馬藩に要求してきた。
    4. 対馬藩は、無関係な罪人を犯人として差し出した
    5. そこで終わらずに、今度は徳川家康から朝鮮国王への国書提出(外交的には日本の朝鮮への従属を要求)を対馬藩に要求してきた。
    6. 対馬藩主は家康名義の偽国書を作成し朝鮮に提出した。
    7. 対馬藩の対馬藩家老・柳川調興が国書の偽造について幕府に訴えた。

    いかがでしょうか?

    李氏朝鮮は本来、徳川幕府に要求すべきだが、
    対馬藩に圧力をかけてくるところが不条理である。
    それに対して、対馬藩も不適切な対応をとってきた
    それを柳川調興が正そうとした。

    柳川調興の動きは正しいように見えます。

    徳川幕府が出した結論は、
    ●不正をした対馬藩主は無罪とし、
    ●柳川は津軽(青森)に流罪となってしまった。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    ありゃ!
    不正した方を許し
    不正を正そうとした方を処罰するって
    逆じゃないの!!!

    という結果になってしまいました。

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    本来幕府の判断は逆となるべきではないか?

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    確かに、柳川調興の出世欲なり、徳川幕府の仕組みの不備も原因の1つですが、ここで一番伝えたいことは

    1. コウモリ外交する李氏朝鮮は、徳川幕府にとって、そもそも信頼できる相手ではなかった。二枚舌外交は相手の常套手段と分かっていた。
    2. 本来は徳川家康から朝鮮国王への国書提出は対馬藩ではなく、幕府に直接出すべき。1つの藩と李氏朝鮮国家の力の差を悪用した要求であり、幕府は拒否するのは当然の判断であった。
    3. とはいえ、藩主が国書を偽造する幕府の体制の甘さも改善する必要がある。
    外交においては、相手をよく理解し、信頼できる人物と交渉を進めることが重要である。

    これが一番の理由と考えてもよいでしょう。

    単なる歴史上の出来事の1つで片づけずに、相手を熟知し、自分たちにとっての最良な判断をすることが大事とわかる1例です。

    まとめ

    「国書改竄事件(柳川一件 1605年~)
    外交を考えさせられる良い例」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 豊臣秀吉が朝鮮出兵した理由がわかる

    豊臣秀吉が朝鮮出兵した理由がわかる

    本記事のテーマ

    豊臣秀吉が朝鮮出兵した理由がわかる
    最大の理由はスペインが怖すぎたから

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    豊臣秀吉の朝鮮出兵とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1592年~1598年に二度の大規模な軍事遠征。
    ● 文禄の役 1592年~1593年
    ● 慶長の役 1597年~1598年
    →秀吉の死去により日本軍は撤退。征服構想は頓挫。朝鮮と明は国力を大きく消耗。日本では豊臣家の威信が低下した。

    出兵の理由

    1. 明国征服の野望:日本国内の天下統一後、次の目標として中国(明)の征服を掲げた。朝鮮はその通路と見なされ、服属と明への道案内を要求したが拒否されたため、出兵に踏み切った。
    2. 国内の安定と武士の統制:戦国時代の終焉により、国内の武力が余剰となったため、外征によって武士の不満を抑え、統制を図ろうとした。
    豊臣秀吉の最後の野望がとん挫し、徳川の時代へ

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. 100年続いた戦乱からようやく日本の天下統一したがなぜ外国出兵が必要だったのか?
    2. 太政大臣まで上り詰めた豊臣秀吉。当然、天皇や朝廷からのOKが出なければ出兵はできない。
    3. 日本は海に囲まれており、自然豊かなである。わざわざ明や李氏朝鮮を攻めに行く必要は全くない。むしろ、海外からの攻め込まれた時の防衛だけは必要。

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    秀吉の野望だけで、わざわざ大海を超えてでも戦争がしたかったのだろうか?

    真相を説明します。

    検証して見えた真相

    超大国スペインからの脅威が凄まじかったから。

    これが一番の理由と考えてもよいでしょう。

    1600年頃のスペインは超強国

    産業革命で一気に強くなるイギリスの前は、スペインの時代でした(経済の中心はスペイン⇒オランダ⇒イギリスとなっていきますね。)

    1. 当時世界一の植民地国スペイン
    2. 無敵艦隊
    3. メキシコ、フィリピンを支配、銀の支配、航海も支配
    そんなスペインがアジアまで迫っていました。

    (https://blog.esrij.com/2018/10/19/post-31545/ から引用し一部図を加工)

    16世紀にスペインから日本にキリスト教と鉄砲が伝来しますが、情勢を見たら、日本によって脅威だったと分かりますね。

    スペインが明を滅ぼしたら?

    日本にとっての脅威は明や属国の朝鮮も同じ。
    いくら明が大国でも鉄砲や銀を大量にもつスペインに負けるかもしれない。
    仮にスペインが明を滅ぼしたとしたら、
    属国の朝鮮も自動的にスペイン化する。
    そうなると、日本は四方八方からスペインに攻め込まれる

    (https://blog.esrij.com/2018/10/19/post-31545/ から引用し一部図を加工)

    日本が滅亡する最大のピンチ!
    ヤバイ!となりますよね。

    日本が取るべき戦略は?

    スペインから日本を守るにはどうしたらよいでしょうか?

    となると、

    日本と朝鮮と中国が一体となってスペインに対抗すればいいと分かりますね!

    でも、

    日本と朝鮮と中国が一体となることは難しい!
    じゃー攻め込んで、日本の支配下に置くしかない!
    考えたため、朝鮮出兵したと考えるとなるほど!と納得できますね。

    (https://blog.esrij.com/2018/10/19/post-31545/ から引用し一部図を加工)

    以上から、

    確かに豊臣秀吉の野望なり、
    国内の武士のうっぷんはらしなり、
    いろいろな説がありますが、
    泰平したかった日本がやっと国家統一し平和になる時代を迎えるさなか
    スペインからの最大の脅威をうけることとなった。

    実際はスペインは攻めてこなかった

    ラッキーだったのは、スペインは実は、衰退化しており、明や日本に攻めるほどの体力はありませんでした。単に日本、明、朝鮮の戦いで終わりました。

    まとめ

    「豊臣秀吉が朝鮮出兵した理由がわかる
    最大の理由はスペインが怖すぎたから」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 第1次産業革命がイギリスだけ発生した理由がわかる

    第1次産業革命がイギリスだけ発生した理由がわかる

    本記事のテーマ

    第1次産業革命がイギリスだけ発生した理由がわかる

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    イギリスの産業革命とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 1760年~1820年
    2. 植民地貿易(三角貿易)で得た莫大な利益による資本。
    3. 毛織物生産強化のために領主が農民を追放し放牧強化した結果、農民が都市に集まり工場労働者が確保。
    4. 機械製造・蒸気機関の発明、都市近郊の石炭(燃料)確保による工場の機械化と大量生産の可能。
    織物の産業革命がイギリスで起こり、世界一の強国の礎となった。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    なぜイギリスだけ産業革命が起こせたのだろうか?
    当時世界の経済の中心はインド、中国のアジア。
    アジア各国でも産業革命が起こせたのではないか?
    ヨーロッパ各国でも同じような産業革命が
    起こせたではないか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    産業革命発生しやすさを各地域で比較しましょう。

    以上から、

    西ヨーロッパでは産業革命が起こしやすい中、
    イギリスだけ発生した理由がよくわかる

    まとめ

    「第1次産業革命がイギリスだけ発生した理由がわかる」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
  • 織田信長の強さがわかる(一匹狼より天皇を立てた戦略)

    織田信長の強さがわかる(一匹狼より天皇を立てた戦略)

    本記事のテーマ

    織田信長の強さがわかる

    おさえておきたいポイント

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
    学校や試験対策の社会では、
    真相はわからない!
    自分で調べて考え抜く
    本当の社会科を勉強しよう!

    ①通説

    織田信長とは(通説)

    教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!

    1. 武術に長け、今川氏を討つ(桶狭間の戦い)
    2. 楽市・楽座による経済改革
    3. 火器戦術の革新(鉄砲を使った長篠の戦い)
    4. 宗教勢力の排除と中央集権化(比叡山延暦寺焼き討ち)
    5. 外交と文化の開放性(キリスト教、南蛮貿易)
    6. 足利将軍の追放と幕府滅亡
    7. 安土城の築城と天下統一への道
    8. 本能寺の変
    単なる武力による支配ではなく、制度・経済・文化・技術の面で近世日本の基盤を築き、その革新性は豊臣秀吉・徳川家康にも影響を与えた。

    ➁通説に対する疑問点・気になる点

    調べると気づく疑問点

    参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!

    1. 織田信長といえば「鳴かぬなら殺してしまえほととぎす」と謳われるほど残虐、冷酷、短気なイメージが強い。
    2. 圧倒的な武力の高さで全国統一を図る信長であるが、武力や冷酷さだけで全国統一・支配ができたのだろうか?

    いかがでしょうか?疑問が湧きますよね!

    戦国の風雲児としての印象が強いが、それだけで天下統一ができたのだろうか?

    真相を説明します。

    ➂通説を検証して見えた真相

    ①織田信長の考え

    1. 「天下布武(てんかふぶ)」の「武(たける)」は竹のように真っすぐにすることから、天下の歪みを正しく真っすぐにしたい思いがあったと考えらえる。
    2. 日本はもともと、朝廷を中心としてまとまった平和な国。戦国時代を終わらせ、泰平な世にしたかった。

    ②織田信長の知恵

    1. 尾張国の安定さや地理的優位性によって人が信長のところに集まって来た。
    2. 信長のもとに集まった大勢の武士を食わす米がないため、市場からみかじめ料を取っていた者を武力で追い払い、そのお金で米を調達。商人も安心して市場で商売できたためさらに人が集まった。

    ③織田信長のしたたかさ

    1. 正親町天皇は武勲を称え、尾張と美濃にある朝廷の御料地を回復させ、宮廷経費を献上。
    2. 御所の造営、親王の元服の実施など天皇の要望を次々実現した。
    3. 将軍側から室町幕府の再興を信長に依頼し、上洛した。
    4. 信長の朝倉攻めの際、天皇が信長に肩入れすることが鮮明になった。この戦いは天皇の勅命により和睦が成立。信長も重要な場面で天皇の力を借りた。
    5. 伊勢神宮の内宮の遷宮が120年ぶりに復興。石清水八幡宮や熱田神宮へ多額の寄進をし保護した。

    以上から、

    一匹狼な支配者というよりは、一戦国大名として将軍・天皇の力を借りるしたたかさがある。
    冷酷な支配者で武力があるなら、朝廷も天皇も追放し自分が支配者になればよいが、そうはしなかった。これは、日本を戦乱から統一し泰平にするには、天皇を最高権威とする対応がよいとわかっていたからと考えることができる。
    全国で戦乱という戦いがある時代でも、朝廷・天皇が存続していた点は他国からすれば異様です。それはこの統治方法が安泰であると日本人としてわかっていたからでしょう。

    まとめ

    「織田信長の強さがわかる」を解説しました。

    • ①通説
    • ➁通説に対する疑問点・気になる点
    • ➂通説を検証して見えた真相
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