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品質不正の真因「リーダーはなぜ暴走するのか?」がよくわかる!

品質不正

「品質不正の真因 リーダーはなぜ暴走するのか? なぜ、リーダーは自滅に向かう経営を指示するのか?」と疑問に思いませんか?。

こういう疑問に答えます。

本記事のテーマ

【重要】品質不正の真因 リーダはなぜ暴走するのか? がよくわかる
  • ①品質不正の企業分析リンク
  • ➁安定した企業経営では面白くない
  • ➂人間は余計な枕詞が欲しがる
  • ➃急成長や急回復させたリーダがいたら要注意
人間の心理を考えたら、「そうなるよね!」と納得のいく記事です!
偉くなると、こうなっちゃうんですよ!謙虚なあなたでも!!

なので、要注意なんですよ!

①品質不正の企業分析リンク

過去の企業ケースの分析記事がこちらです。
すべてQCDバランスで説明できます!

30社のうち、何社かは、「裸の王様」の無茶な要求が品質不正を招いた真因となっていましたよね。今もそんな会社があり、そのうち品質不正でたたかれるオチになるのは残念ですよね。

➁安定した企業経営では面白くない

優良企業経営は小学生がやっても会社はつぶれない

よくある話ですが、

航空機の操縦士や機長になるのは、相当大変です! 技量、人間力、経験、緊急時の対応力、リーダーシップなど様々な能力・資質を兼ね備えた人じゃないとなれませんよね。

でも、航空機の操縦のほとんどは、自動運転です。小学生が運転席に座っていても安全に運航できるんです!

せっかく苦労して手にした操縦士! 安全のためとはいえ、子供でもできるなあと思うと、モチベーションが低下します。ひどいときは、無茶な操縦をする事故が昔起きていました。「自分はこんな操縦ができると見せたい」と、危険だからNGですけど。

これと同じことが企業経営でも言えます。

企業の経営者になるのは、相当大変です! 技量、人間力、経験、緊急時の対応力、リーダーシップなど様々な能力・資質を兼ね備えた人じゃないとなれませんよね。

でも、安定した企業なら、小学生が社長でも安全に経営できるんです!

せっかく苦労して手にした経営者! 安定経営のためとはいえ、子供でもできるなあと思うと、モチベーションが低下します。

「苦労したい!」とか「無茶な挑戦や目標を立てよう!」とやりがち

どうでしょう! 苦労して手にした地位や評価なのに、その頂点は意外と誰でもできるし、マニュアルかされたものなのです。

この状況になると、トップになれた人の心情はどうなりますか?

欲求不満!
俺は過去の経営者とは違うし優秀だ!
何か伝説を残したい!

と、やりがいなり、無茶な目標を立てて、自分を追い込んだり、伝説を作ろうと企むようになります。

安定したら、誰がトップやっても大丈夫だし! と言わせたくない!!

優良企業なのに、なぜか組織が不正に手を出すきっかけであるケースが何社もありました。その動機はトップの欲求不満からあると考えています。

余計なことをせんでいいから、じっと座っとけ!

これが企業従業員の本音ですよね!

➂人間は余計な枕詞が欲しがる

カネも地位も名誉もあるのに、何で余計なことをしたがるのか?

会社のトップになれば、
●1億円以上の年収
●都市部のタワーマンションや別荘
●周囲からチラホラされる
という、庶民にはないオプションがついてきます。

それで十分なのに、まだ何が足りないの?

と従業員や庶民は疑問に思いますよね。

でも、このトップの感情は誰にもあるものです!

誰でも余計な枕詞は欲しがるもの

苦労して手にした成果、資格、学歴があったとしたら、皆さんどう思いますか? 余計な枕詞が欲しがるはずです。人間だから仕方がない!

次のQCプラネッツの例を挙げてみましょう。

難しい試験に合格!

だけでいいのに、わざわざ

難しい試験に一発合格

と余計な「一発」を入れてますよね!(反省したいところなんですけど)

なぜ余計な「一発」を入れたくなるのか?わかりますか?

難しい試験に合格するのは、(合格率が5%以下なので)非常に難しい。
だから「難しい試験に合格」で十分なはず。
実は、余計な枕詞があるのは、
他の合格者より自分の方が上であり、QCプラネッツは格別に上であると示したい
から「一発合格」と入れたいのです。

自分で書いてて、「めっちゃ嫌な奴で反省したいん」ですが、これが本来人間の心理でもあり、自分を良く見せたり、高く評価もらうための方法ですよね!

ちなみに、
●合格率が最低回だったのに一発で合格!
●子育てが大変な中、一発で合格!
●会社の中で最初に合格!
・・・
とか、合格した瞬間、こういうことが頭で浮かんできました。

自分で書いてて、「嫌な奴」ですが、これが本来人間の心理です。

難しい試験・資格、難関大学合格とかTOEIC900点以上とかに、変えても同じ表現ができて自分を権威アピールできますよね。

大事なのは、

苦労して手に入れた。滅多に手に入らない勲章は、それだけ余計な枕詞や威厳化がほしくなる。でもそれが人間ってもの!

伝説化、周囲からの威厳が欲しくなる

お前らとは違う!!

経営トップになるのは大変だけど、
「安定企業なら、誰でもトップはできるよ」という周囲の反応
「苦労して、千載一遇のチャンスで手にしたトップ、周囲や過去の経営者より自分が優れていることをアピールしたい」
にギャップが生じてしまいます。
人間だから、しゃーない。これは経営でも政治家でも国王でも同じことが言えるし、そんな歴史ですよね。

➃急成長や急回復させたリーダがいたら要注意

権力を振り回して、結果品質不正で終わってしまう、権力者はどうやって生まれるか?を考えましょう。

急成長、V字回復をなせたリーダーがいると、後で厄介なことになる

偉業を成しえると権力がついてくる

フォルクスワーゲンのケースでも、権力者が、90年代に経営で紛糾する会社の経営を立て直して成長させていきました。そうなると、「この人しかいない!」、「この人についていく!」という姿勢が組織に形成されます。

そこに、伝説を作ろうとなると厄介な話になっていきます。普通の経営しておけばいいのにねえ。

周囲はyesマンしかいなくなる

自分は、

お前らとは違う!!
俺の会社

という思考で、無茶な目標を組織に強制するようになります。最初は、反対する勢力がいますが、速効で排除しますよね。

  1. yesマンしかいない
  2. 下から情報があがってこない
  3. 閉鎖的な組織風土

など、品質不正報告書に書いている、組織がかかえる問題そのものに組織が腐っていきます。

これは、企業だけでなく、国家も同じですよね。

いつしか、裸の王様になってしまう

結局、裸の王様となり、社内では王様でも、世間からは恥として見られるオチになってしまいます。

トップが暴走するメカニズムを理解し、
そうさせない人事や企業体制が大事です
品質不正する・しないはここにあるから!!

まとめ

「【重要】品質不正の真因 リーダはなぜ暴走するのか?」を解説しました。

  • ①品質不正の企業分析リンク
  • ➁安定した企業経営では面白くない
  • ➂人間は余計な枕詞が欲しがる
  • ➃急成長や急回復させたリーダがいたら要注意


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