太陽の沈まぬ帝国「スペイン」が沈んだ原因がわかる
本記事のテーマ
太陽の沈まぬ帝国「スペイン」が沈んだ原因
(大量の金銀を手にしても財政逼迫、仕組まれた?)
(大量の金銀を手にしても財政逼迫、仕組まれた?)
おさえておきたいポイント
- ①通説
- ➁通説に対する疑問点・気になる点
- ➂通説を検証して見えた仮説
- ➃仮説に対するエビデンス
学校や試験対策の社会では、
真相・仮説はわからない!
自分で調べて考え抜く
本当の社会科を勉強しよう!
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①通説
太陽の沈まぬ帝国「スペイン」の栄枯盛衰(通説)
教科書、学校、塾、親から教えてくれる内容は以下ですよね!
- イベリア半島のイスラム勢力を排除し、スペインを建国(1492年)。
- 1492年にユダヤ教徒追放令を出し、コロンブスが新大陸を発見。
- 1545年に発見された南米のポトシ銀山から大量の銀を獲得。
- 1581年にスペイン属国だったオランダによる独立戦争と独立宣言。
- 1588年にスペインの無敵艦隊がイギリス海軍に敗れる。
- 金銀があふれ価格革命に陥り、戦争費用による財政逼迫となった。
- 経済中心はスペインからオランダへ移っていった。
まさに「栄枯盛衰」!
でもなぜ、こうなったのだろうか?
でもなぜ、こうなったのだろうか?
➁通説に対する疑問点・気になる点
調べると気づく疑問点
参考文献やYoutube動画を調べていくと、通説と異なることがわかります。それを陰謀論として片づけてしまってもよいですが、物事は多面的に見て、客観視する必要があります。QCプラネッツは品質管理を専門としています。品質管理は客観視が必須です。同じ姿勢で取り組みます!
太陽の沈まぬ帝国「スペイン」の栄枯盛衰な理由へのよくある説明
- 他国より早く大航海し、銀山を手にし、強い国になれたから
- でも金銀が増えすぎて需要と供給がくずれ価格革命に陥り衰退したから
- 周辺国との戦争が財政逼迫の原因だから
もっとつっこむ!
- 他国より早く大航海し、銀山を手にし、強い国になれたから
⇒経済的負担が大きい航海は、ユダヤ商人の支援が必須。でもスペインは建国時にユダヤ教徒を追放。それでも航海できたのはなぜか? - でも金銀が増えすぎて需要と供給がくずれ価格革命に陥り衰退したから
⇒金銀があふれると貨幣の価値は下がることは当時もわかったはずだが、大量に流通していたのはなぜか?あえてそうしていた? - 周辺国との戦争が財政逼迫の原因だから
⇒なぜ、ヨーロッパのどの国も戦争が多いのか?戦争しない選択もあったのではないか?
とつっこむと、
国を衰退させる仕掛けを作り、その裏で財を蓄えたものがいた?
という裏の動きがあるように見えてきます。
➂通説を検証して見えた仮説
考えるポイント
文献が少ないため、本記事は仮説とさせていただきます。。
(ユダヤ商人、財閥)から見たスペイン攻略で考える
と考えるとよいでしょう。
仮説
- スペイン建国へ多額の資金援助したが、スペイン建国後のユダヤ教徒追放
⇒恩を仇で返された形になるが、大航海により、ユダヤ商人を世界の各拠点に移動できる絶好のチャンス!だから追放令が起こしたのではないか? - 金銀の大量流入が戦費の元となり、周辺国との戦いにつながった。
⇒本来は、国内産業発展を優先すべきだが、莫大な費用がかかる戦争を誘発し、資金借り入れ状態を作り、スペインの経済的支配を狙ったのではないか? - 経済中心は後に、スペイン⇒オランダ⇒イギリスと変わっていく。
⇒戦争・革命の資金支援はスペイン、オランダ、イギリスにおいて同じ方法!
経済の中心はスペイン⇒オランダ⇒イギリスとなりますが、各国でのユダヤ商人・財閥の動きがよく似ており、その最初に仕掛けた大国がスペインなので、スペインでの動きを考えることが世界史の動きをとらえるに重要です!。
本記事は、仮説にすぎませんが、さらに文献等研究して真相追求を進めていきます。
➃仮説に対するエビデンス
- ユダヤ商人と貨幣・金融の世界史 単行本 – 2019/3/26 宮崎正勝 (著)
- 教科書が絶対に教えない闇の世界史 単行本 – 2005/1/1ウィリアム G.カー (著)
- QCプラネッツ「仮説力をみがく世界史」-2022
まとめ
「太陽の沈まぬ帝国「スペイン」が沈んだ原因」を解説しました。
- ①通説
- ➁通説に対する疑問点・気になる点
- ➂通説を検証して見えた仮説
- ➃仮説に対するエビデンス
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