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【品質管理心得】➁相手への動機づけがわかる

品質管理心得

「品質管理業務で思うように進まず、悩んだり困ったりしていませんか?」

こういう疑問・悩みに答えます。

本記事のテーマ

【品質管理心得】➁相手への動機づけがわかる
何で相手はやらないのか?
ルールで決まっているのに何でやらない?
正しいことを言っているのになぜ聞かない?
とよく悩みますよね。
辛く、悩んでいるときこそ
QCプラネッツと一緒に
品質管理心得をしっかり習得して
一皮むけましょう!

悩みは成長痛の証です。そんなあなたをQCプラネッツは応援します。

  • ①「【品質管理心得】➁相手への動機づけ」がなぜ必要なのか?
  • ➁そもそも相手は動かすものではない!
  • ➂良書「人を動かす」を読む
  • ➃QCプラネッツの相手の動かし方
QCプラネッツも所属する組織に改革を促していて、何人も一緒に動いてもらっていますが、実質3割くらいの達成度ってところです。それでも継続していくと少しずつ改善・改革が見えて来るものです。

①「【品質管理心得】➁相手への動機づけ」がなぜ必要なのか?

5つの品質管理心得

品質管理業務は基本

  1. 結果が出るまで、数カ月・数年と時間がかかる
  2. 周囲の応援は基本ない
  3. あなたを阻害する雑音や誘惑が多い
  4. 大事と皆わかっているがやりたくない、嫌われ役
  5. 常に進化が求められる

などが要求されます。ただし、選ばれた人だけが悩めるものです。だから、心得をしっかり学んでブレないプロになってほしいです。

5つの心得は、関連記事のように

5つの心得 「品質管理業務で思うように進まず、悩んだり困ったりしていませんか?」あるべき理想へ組織改善したいが、周囲の不協力、反発、改善より昇進などの様々な邪心が組織にはあります。そんな状況下でも、あなたが目指すべき方向を示すための5つの心得を解説します。

  • ①孤高になる覚悟
  • ②相手への動機づけ
  • ③冷静な客観視
  • ➃待てる覚悟
  • ➄成長する信念

の5つをQCプラネッツから提言しています。

2つ目は「相手への動機づけ」

本記事は、2つ目の「相手への動機づけ」です。

人を動かせるならこれほど楽なものはない。支配者でも人は簡単に動かせない。
時間も手間もかかります。
上手く人を動かして改善に向かうためにはどうしたらいいのか?
が大事になってきます。

では、解説していきます。

➁そもそも相手は動かすものではない!

指示しても基本動かない

悲しいものですが、基本相手は簡単に動くものではありません。
相手が子供でも
部下でも
ルールで決まっていたとしても
だから人が嫌いになる! パソコンやプログラムの方が素直に動いてくれる!

ルールで相手が動かないといけない場合も動かない

ルールで決まっているのに、相手はやらない
お願いしても裏切られる
お願いしてようやく動いてもらったけど、出来が悪い
自分でやった方が速いし出来がいい。

QCプラネッツも人は嫌いな方で、
基本相手を信じず、自分でさっさとやってしまうタイプです。
QCプラネッツは上手に人を動かせば組織や社会は変わるかもしれない!そこに自分の時間を投資してみよう!という思いで品質観点から改革を進めています。。
できないから諦める前に
割り切って、良書などの補佐を使って
本当に人が動かせないかどうか考えてみましょう。
大丈夫! 本があるくらい皆苦手だから。そういうものとして割り切って人と一緒に動けばいいんです。

➂良書「人を動かす」を読む

超有名な本ですね。

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人を動かす 改訂文庫版 [ D・カーネギー ]
価格:880円(税込、送料無料) (2023/12/6時点)

良書からのメッセージ

読んでもいいし、だれからネットにまとめていますが、

■PART1 人を動かす三原則
1 盗人にも五分の理を認める
2 重要感を持たせる
3 人の立場に身を置く

■PART2 人に好かれる六原則
1 誠実な関心を寄せる
2 笑顔を忘れない
3 名前を覚える
4 聞き手にまわる
5 関心のありかを見抜

6 心からほめる

■PART3 人を説得する十二原則
1 議論を避ける
2 誤りを指摘しない
3 誤りを認める
4 穏やかに話す
5 “イエス”と答えられる問題を選ぶ
6 しゃべらせる
7 思いつかせる
8 人の身になる
9 同情を寄せる
10 美しい心情に呼びかける
11 演出を考える
12 対抗意識を刺激する

■PART4 人を変える九原則
1 まずほめる
2 遠まわしに注意を与える
3 自分の過ちを話す
4 命令をしない
5 顔をつぶさない
6 わずかなことでもほめる
7 期待をかける
8 激励する
9 喜んで協力させる

■付 幸福な家庭をつくる七原則
1 口やかましく言わない
2 長所を認める
3 あら探しをしない
4 ほめる
5 ささやかな心尽くしを怠らない
6 礼儀を守る
7 正しい性の知識を持つ

目次を羅列しますが、これだけでも納得感が大きいです。

あなたはできていますか?

本を読んで頭でわかったとしてもどうすればよいか?
自分はできているのだろうか? とか考えますよね。

本から大事なメッセージがたくさんありすぎて、どうすればよいか? とか悩みます。

相手の立場になって考えると動きたくない理由がわかる!
自分が言われたらしたくないでしょう!
だから自分が言われたら動きたくなる動かし方がよい

くらいで十分相手は動こうとします。

仮に、やってくれそう、動きそうとなった場合も、
●動いたとしても失敗で責められるのも怖い!
本当に動いて結果出るんだろうか?疑問
やらないといけないけど、時間もないしなんか面倒

となります。

手間も時間もかかるし、それは確約してくれるものではない!
でもそんなものです。熱意もって伝えても、結果が出るかどうかは確率論!
だから無駄!と結論づけるのはもったいない!
人を動かそうと汗をかく姿はあなたの周囲みんなが見ているし、それを応援・評価しています!
だって人を動かすのは皆にとっても難しいことだから

人が苦手な場合は、人を動かすテクニックとして、結果はある程度出なくても仕方がないとしましょう。

独裁や恐怖政治して人を強制的に動かしても、心までは浸透していませんよね。どんなに偉くなっても人を動かすのは難しい

➃QCプラネッツの相手の動かし方

仕事ではよく相手にお願いして業務改善を促しています。仮に社内ルールで決まっているとしても、指示・命令はしません。なぜなら逆効果だからです。

次の7つをよく使っています。結構たくさんノウハウがありますね。

  1. 相手への愛を込める
  2. 一緒に動き、共に成功体験する
  3. 返報性の原則を使う
  4. 頼れる存在になる
  5. 100%は期待しない
  6. 数年かかるものと心得る
  7. 不条理な人には鬼になって闘う

相手への愛を込める

相手への歪んだ主観は廃絶しましょう。自分が相手の立場になったと想像すると相手が動かない理由や背景がよくわかるはずです。

相手に動いてもらうためには、 愛、感謝、傾聴など相手に寄り添うことがmustです!

相手への態度は自分へのオウム返しでもありますよね。でもどうしても、嫌いな人や許せない人がいたら、その人は相手にせず、その人と馬が合う仲間に動いてもらうように依頼しましょう。

万人は愛せませんし、それが普通です。

一緒に動き、共に成功体験する

よくあるのが、

相手は初めてすることが多く、戸惑うことが多いです。だから動いてくれない!

あなたにとって簡単なことでも、相手は経験がなければ難しことです。だから、

橋を渡るのが怖いなら一緒に手をつないで渡ればいい!
なんだ!簡単じゃん!と思わせたら勝ち!

仲間からは、「教えすぎ! 甘やかしたらダメ!」という牽制が来ますが、ある程度はサポートしてあげましょう。面倒くさいですけど、ここを手抜きしたらアカン!です!

返報性の原則を使う

ルールで相手がすることと決まっていても、先回りして教えたり一緒にやってあげるといいでしょうね。

お返しがしたくなる状況をたくさん作りましょう。時間も手間もかかりますが、大事な仕込みです。ここ!

頼れる存在になる

相手が動くときに怖い、うまくできないと不安な時に呼ばれる存在になりましょう。頼れる人が有れば、やってみようともなります。

口コミであなたに聞けばうまくいく!という信頼も生まれてくるし、顔が広くなります。

100%は期待しない

基本は、

Give & takeのtakeは期待しない!
見返りを考えるときりがないし、いい関係もよくならない

相手がOKサイン出ても、あなたが求めるレベルに達しないこともたくさんあります。でも、ガッカリせず、そこまでやってくれたことにまず感謝しましょう!

サポートしたら依頼レベルまで到達するなら、サポートしてあげてください。ちょっと優しすぎるくらいでいいです。

数年かかるものと心得る

できると相手を信じる!
できない相手もいる、でもそれでいい。 大多数ができれば集団でできるようにカバーされるから

でも時間がかかります。長くやっているとあなたも疲れて来ます。

できるまですごーい時間がかかるから
ちょっとくらい休めてもいい。休んでいる間に相手側が動いてくれたり、風の流れが変わる事もあります。

不条理な人には鬼になって闘う

数%はかならずいます。
・わかってもいないのにナメテ来る人
・伝えても反応がない人
⇒意外と品質管理側にこういう人が多いです。

こういう時は、たまにですが 雷を落としてもいいです。

ちゃんとやらないと本気で怒るのも大切です。
でも、何をやったら褒めて、何をやったら怒るかをはっきり相手に伝えることが大事!

喜怒哀楽を使って、真剣さを相手に伝えることが大事ですよね。上手に怒ることが必要です。

でも、最初は全然動いてくれないので怒りが多くなるし、
周囲の理解者も少ないです。上司や同僚が足を引っ張ることもあります。
そういう初期段階は感情むき出しの怒りが有ってもいい。

正しいことを信じて進めていき、それを周囲もわかっていたら、あなたの行動がだんだん周囲に伝播していき、徐々に怒る場面が減っていきます。それどころか周囲があなたの代わりに叱咤激励していることもあります。

何でも最初が一番しんどい!
だからそこを乗り切ると未来が見える!

いかがでしょうか。半分、QCプラネッツ自身の内容を入れながら、相手の動かし方を解説しました。
私も、品質改善のため日々組織で汗をかいています。
数年やっていますが、「組織に少し改善が見えてきたかなあ」くらいですね。
でも日々の積み重ねです
焦らす、コツコツ人を上手に動かしましょう。

悩んでいたら問い合わせください。一緒に頑張りましょう!QCプラネッツ自身も悩みながら前進しています!

まとめ

「【品質管理心得】➁相手への動機づけがわかる」をわかりやすく解説しました。

  • ①「【品質管理心得】➁相手への動機づけ」がなぜ必要なのか?
  • ➁そもそも相手は動かすものではない!
  • ➂良書「人を動かす」を読む
  • ➃QCプラネッツの相手の動かし方


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