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【まとめ5】信頼性工学から抜取検査への応用がよくわかる

信頼性工学

「信頼性工学をどう勉強すればよいかわからない」、と困っていませんか?

こういう疑問に答えます。

本記事のテーマ

【まとめ5】信頼性工学から抜取検査への応用がよくわかる
  • ①QC検定で学んだくらいでは何もわかっていないのと同じ
  • ➁信頼性工学は何を学ぶものか?
  • ➂信頼性から抜取検査への応用がわかる
  • ➃信頼性から抜取検査への応用がわかる関連記事の紹介
単なる試験対策の勉強では、
信頼性工学なんて何もわかっていないのと同じ。
信頼性工学の本質がわかる
QCプラネッツ記事で勉強しましょう。

①QC検定で学んだくらいでは何もわかっていないのと同じ

QC検定で学ぶ内容

点数稼ぎやすく、落とせない信頼性工学ですよね! だから、簡単で馴染みやすいイメージが強いはずです。

頻出パターンは大体こんな感じです。

  1. 直列・並列の系の信頼度の計算
  2. MTTF,MTBF,MTTRの公式使った計算
  3. 意味不明でもいいから信頼度の区間計算はχ2乗分布とその自由度代入に注意して解く問題
  4. 突然出て来るワイブル分布を活用した確率紙の使い方
  5. 確率紙からパラメータやB10ライフの求め方

得点源となる信頼性工学は簡単と思いがち

理解していなくても、公式代入や確率紙の使い方を暗記すれば点数は稼げるし、QC検定1級も合格できます。

でも、何もわかっていないのと同じ

でも、そんな問題は
お子ちゃまレベル!
信頼性工学ってそんなに甘くないし
ちゃんと理論を理解しましょう!
信頼性向上で品質改善、業績向上につながる大事な理論です!

QCプラネッツの思い

過去の良書をかき集め、信頼性工学のプロとしても十分通用する大事なエッセンスを50記事にして解説しました!
試験対策はもちろん、仕事しても、プロとしても十分通用できるレベルになれます!

苦労して学んで得た、皆に伝えたいエッセンスを記事で解説しています。

➁信頼性工学は何を学ぶものか?

関連記事の紹介の前に、全部ガチで勉強した結果、

信頼性工学は何を学ぶものか?

の結論を述べます。

  1. 信頼度向上(故障しにくく)する工夫とその効果が知りたい
  2. 信頼度を評価するパラメータを活用したい
  3. 信頼度を評価するための数学を駆使する
  4. QC検定合格したい(本質ではない)

つまり、

  1. 使っている製品の寿命を評価し、延伸できる方法を考えたい
  2. 寿命を計算で求めたい
  3. 寿命計算できるための数学力が前提
  4. 公式暗記して問題が解ける(本質ではない)

とわかりました。

そこで、まとめの記事として以下を紹介しています。

  1. 【まとめ】信頼性工学を究める!
  2. 【まとめ1】信頼性工学の土台となる数学力を磨く
  3. 【まとめ2】信頼性工学の基礎である信頼度の点推定、区間推定がわかる
  4. 【まとめ3】信頼性工学の基礎である打切りデータの扱い方がわかる
  5. 【まとめ4】信頼性工学でよく使う、確率紙がよくわかる
  6. 【まとめ5】信頼性工学から抜取検査への応用がよくわかる
  7. 【まとめ6】信頼性工学で信頼性を向上させる方法がよくわかる

なので、QC検定対策のための記事はありませんが、本質を解説した記事なので、試験は楽勝に合格できる内容です。

今回は、
【まとめ5】信頼性工学から抜取検査への応用がよくわかる

➂信頼性から抜取検査への応用がわかる

信頼性工学から抜取検査への応用できるって意外!

最近の教科書では書いていませんが、古い良書には書いています。理論が面白いので、ブログに上げています。

抜取検査の仕方より
抜取検査の理論をメインに理解しよう!

信頼性工学は指数分布型が多いから、ポアソン分布で抜取検査を考える

抜取検査といっても、「品質管理の抜取検査」と「信頼性工学の抜取検査」で少し意味合いが違いように古書では書いています(私は、違いがあるとは思いませんけど)。

●「品質管理の抜取検査」:正規分布が中心、二項分布をよく使う
●「信頼性工学の抜取検査」:指数分布が中心、ポアソン分布をよく使う

指数分布からポアソン分布型へ数式変形できること!

これできますか?意外と難しい!
でも、この変形ができないと、信頼性工学の抜取検査の理論が頭に入ってきません。

さっと書くと、
\(f(x,λt)\)=\(e^{-λt} \frac{(λt)^x}{x!}\)
に\(x=0\)を代入すると
\(f(0,λt)\)=\(e^{-λt} \frac{(λt)^0}{0!}\)= \(e^{-λt}\)
となり、ポアソン分布⇒指数分布に変形できます。逆の変形も数式を下から上に変形すればOKですね。

QCプラネッツ記事は、解き方も、考え方もわかりやすく解説しています!

手法を学ぶより、意味や目的をちゃんと理解しよう!

QCプラネッツ記事は

目的思考なので、意味まで解説します!

抜取検査のうち、
●計数抜取検査
●計量抜取検査
●逐次抜取検査
の信頼性工学バージョンを解説します。

もちろん、抜取検査シリーズの記事もQCプラネッツでは詳しく書いています。

➃信頼性から抜取検査への応用がわかる関連記事の紹介

上から関連記事を読むと理解が進みますが、もちろん読みたい所からでもOKです。

まとめ

「【まとめ5】信頼性工学から抜取検査への応用がよくわかる」を解説しました。

  • ①QC検定で学んだくらいでは何もわかっていないのと同じ
  • ➁信頼性工学は何を学ぶものか?
  • ➂信頼性から抜取検査への応用がわかる
  • ➃信頼性から抜取検査への応用がわかる関連記事の紹介

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