カテゴリー: ISO

  • ISO9001 2015 9_2 内部監査がわかる

    ISO9001 2015 9_2 内部監査がわかる

    QCプラネッツのISO9001 2015関連ブログを多くの方に読んでいただき、とてもうれしいです。ブログの内容をさらにパワーアップして更新しました。

    本記事のテーマ

    ISO9001 2015 9_2 内部監査がわかる
    • ① ISO9001 9.2内部監査のポイントを伝授!
    • ② 第1者監査、第2者監査、第3者監査のポイントを伝授!
    • ③ QMS内部監査とISO9001内部監査の違いを伝授!
    ●ISO9001をしっかり理解し、自分の言葉で説明できるようになろう!
    ●品質監査を理解し、監査力を身に着けよう!
    ●第1者監査、第2者監査、第3者監査の違いと意図を理解しよう!
    ●上級者はQMS内部監査とISO9001内部監査の違いを説明できるようになろう!

    ① ISO9001 9.2内部監査のポイントを伝授!

    QCプラネッツの関連記事を紹介

    QCプラネッツの関連記事を紹介します。ご確認ください。

    内部監査の監査する側・される側の関係がわかる

    内部監査の監査する側・される側の関係がわかる
    内部監査のテクニック以外に必要なスキルや監査の盛り上げ方を実務経験をもとにわかりやすく解説します。

    内部監査の報告書の作り方と書き方がわかる

    内部監査の報告書の作り方と書き方がわかる
    内部監査の記録書の作り方、書き方をわかりやすく解説します。 実務経験からのエッセンスを伝えます。

    ISO内部監査員養成問題集のご紹介

    QMS内部監査員養成したい方、是非ご購入ください。3,000円で販売しております。
    ISO9001 の構築、内部監査・外部審査の実施、監査のフィードバックや、今後のリスクへの対処方法を考え抜く問題集です。

    QCプラネッツの関連冊子を紹介

    以前、ブログ解説していましたが、1つのPDFにまとめました。勉強に役立ててください。

    テーマ 内容
    1 内部監査(第一者監査)の監査員のやる事がわかる
    2 ISO9001 品質監査の監査員をやるメリットがわかる
    3 ISO9001 品質監査の監査員ってどんな人?がわかる
    4 「品質監査はいつ実施するのがベストか」がわかる
    5 内部監査の質疑ができる
    6 品質監査で不適合を受けるとどうなるか?がわかる
    7 品質のリモート監査のコツがわかる
    8 品質監査に必要な文書化した情報がわかる
    9 外部審査の計画がわかる
    10 【必読】品質の外部審査で品質不正は見抜けない

    ②第1者監査、第2者監査、第3者監査のポイントを伝授!

    ●第1者監査、第2者監査、第3者監査の違いと意図を理解しよう!
    ●ISO審査が最重要としがちだが、重要度は
    1.内部監査,2.取引先監査,3.ISO監査の順と分かることが大事!
    ●内部監査はISOに関係なく自省すべき大事な仕組み!

    QCプラネッツの関連記事を紹介

    品質監査(第一者監査、第二者監査、第三者監査)がわかる
    品質監査の種類、役割と実態について実務経験をもとにわかりやすく解説します。品質管理をマスターしたい方は必見です。

    ③ QMS内部監査とISO9001内部監査の違いを伝授!

    内部監査に慣れてくると、

    QMS内部監査と
    ISO9001 内部監査
    を混同して使っているのではないでしょうか?

    となると、

    QMS内部監査と
    ISO9001 内部監査
    何がどう違うの?
    と疑問に思うはず。

    これについて関連記事でまとめました。

    QMS内部監査とISO内部監査の違いを明確に説明できれば上級者です!

    ここまでくれば、品質監査を自分のものになっているはずです。しっかり学んでいきましょう。

    まとめ

    ISO9001 2015 9_2 内部監査 をわかりやすく解説しました。

    • ① ISO9001 9.2内部監査のポイントを伝授!
    • ② 第1者監査、第2者監査、第3者監査のポイントを伝授!
    • ③ QMS内部監査とISO9001内部監査の違いを伝授!
  • ISO9001とQMSの違いがわかる

    ISO9001とQMSの違いがわかる

    本記事のテーマ

    ISO9001とQMSの違いがわかる
    「 ISO9001とQMSの違い」が説明できますか?

    大事な問いですが、品質畑で仕事している人を含めてほとんどの人が説明できないと危惧したのでブログにまとめました。

    • ①ISO9001とQMSの違いが説明できますか?
    • ②QMSの一部がISOであるべき
    • ③【必読】QMSの世界観をつかむために

    本記事の最も伝えたいこと

    ISO9001とQMSの世界観の規模は違うこと
    QMSが目的であり、
    ISOは手段であることを
    特に、品質畑の人は理解すべき。
    目の前にあるのがISO
    目に見えない課題を考えるのがQMS
    自分で考えないとQMSと付き合うのは難しい。

    ①ISO9001とQMSの違いが説明できますか?

    QCプラネッツの愚痴(すいません。。。)

    QCプラネッツは職場で、

    「 ISO9001とQMSの違い」が説明できますか?

    と聞いています。

    この質問の答えを聞いて感じるのは

    「 ISO9001=QMS」であり、使い分けができていない。
    ごちゃごちゃになっている。
    「ISO内部監査」って書く相手に
    「内部監査はQMS内部監査でしょ!」
    と指摘してもポカンとされる。。。

    あなたはどうですか?

    第一者監査をする内部監査なのに、
    ISO内部監査としたら、
    ISO9001 9.2内部監査 しかしないのか?
    となります。

    ISO認証機関からみれば、

    内部監査は第一者監査であり
    自分で自分をチェックする監査。
    一番よくわかっている自分を振り返るのが内部監査の目的である。
    ISO要求事項は我々審査機関がやるよ!

    そりゃ、そうですよね。

    でも、経験して思うのは、
    こういう指摘は指導してわかるものでは、ありません。
    分かる人にはわかるし、
    分からない人にはわかりません。

    これ、役職、歴関係ありません。

    ISOとQMSとは

    では、はっきり定義を伝授します。

    ・QMS:自組織が自ら考え作り上げた仕組(手作り)
    ・ISO:国際機関で決められた仕組(既製品)

    大事なのは、

    ISO取得有無に関係なく、自分を改善し続ける仕組みがQMS。ISO要求事項と無関係な要求事項やチェック項目が本来あるべき。

    ②QMSの一部がISOであるべき

    QMSとISOの関係を図にします。これはQCプラネッツの考えです。もっといい関係図があれば教えてください。一緒にディスカッションできるとうれしいです!

    ISOはQMSに内含されるべき

    QCプラネッツの考えは

    ISO9001とQMSの世界観の規模は違うこと
    QMSが目的であり、
    ISOは手段であること

    内部監査の位置もつけて下図にまとめます。いかがでしょうか?

    ③【必読】QMSの世界観をつかむために

    本来のあるべき姿

    上図のように、

    ISO9001とQMSの世界観の規模は違うこと
    QMSが目的であり、全体を覆う。
    ISOは手段であり、QMSの一部である。
    内部監査を見ると、
    QMS内部監査とISO内部監査(9.2)の領域の違いが
    明確である。

    ISO9001=QMSと考え勝ちになる理由

    QMSの世界の一部がISO9001となるべきですが、
    そう簡単に理解できないでしょう。その理由は、

    1. ISO9001 要求事項の完成度が高いから
    2. ISO9001 要求事項をマスターするのは難しいから
    3. ISOをマスターしないとISOの限界を理解し、QMSの世界の広さに気が付かないから。
    4. 一方、QMSは自組織のことで目立たないから。
    5. QMSの世界は自分で作らないといけないが、とても難しいから
    6. ISOを軸に業務していれば品質担当の成果として十分だから
    7. 本気で品質課題を見つけたいという強い気持ちがないとQMSの世界に飛び出そうとはしなから
    8. 皆QMSの世界まで見ようとしないから

    といろいろあります。

    品質畑にいても、
    品質業務が合わない人もいるし、ISOで精一杯でしょう。
    QMSまで広げて、組織のホントウの課題を見たい人は少数派でしょう。
    でも、ISOだけでは不十分だと皆わかっているけど。

    ③【必読】QMSの世界観をつかむために

    ISOだけでは不十分だとわかっている。
    では、どうやってQMSの世界観をつかみ、
    組織のホントウの課題を見つけることができるのを伝授します。

    QMSの世界観をつかむ方法

    1. 日頃から自分で問いを持つこと
    2. 品質活動しても変わらない状況に不満をもつこと
    3. 周囲が妥協してもそれに流れさないこと

    QMSの世界の入り口に案内します。

    QMSの世界の入り口は、あなた自身の不満やくやしさにあります。

    • 品質分析を何年もやっているが、組織への改善に全く響いていない。
    • ISO要求事項どおり実行しても全く組織は変わっていない。
    • 品質監査やっても致命的な品質課題や問題が抽出されない。でもトラブルは絶対発生する。

    って、よくありますが、

    なぜ、そうなるのか?
    絶対に品質が改善する施策はないのか?
    となるかどうか。。。

    と疑問に思いますよね。それを疑問のままにせず、解決するよう一歩前進しませんか?

    マインドがあるあなたへQMSへの世界に案内します。

    ISOからQMSへ飛び出そう!

    組織全体には種々の品質課題やトラブルがあります。
    確かに、ISO9001によって、上図の青色領域の課題は解決できるでしょう。

    しかし、残りの赤の領域がどうしてもISOだけでは解決しません。
    具体的にどんな課題が赤の領域として残ってしまうかをいくつか挙げてみます。
    QCプラネッツの考えや経験に基づき列挙します。

    ISOで要求された文書群をよく見ましょう。全体はISOの指示どおりしっかりできているでしょう。しかし、資料の各所を断片的に1つ1つ見ていくと、”皆がやりたくない、面倒な課題“があるはずです。それこそ、QMSで見るべき本当の課題なのです。

    ISOからQMSへ飛び出す入り口は、資料の各所にもあるし、

    上司、同僚、部下の資料・コメントをそのまま鵜呑みせず、“本当か?”とみていくと、彼らの本音部分が見える。そこにも“やりたくない、触れたくない部分”があります。それこそ、QMSで見るべき本当の課題につながります。

    具体的にいくつか挙げてみます。良い内容はありません(笑)。

    1. 責任と「権限(権力)」はISOでチェックするが、「権威」はチェックしない。この「権威」による組織内の影響(良い影響、悪い影響)はチェックしにくい。
    2. ISOは客観性を求めるが、「人の心」までは見ない。心は組織のアウトプットに大きな影響を与える。
    3. 品質管理ではないが間接的に品質に影響することがたくさんある。例:暗黙知、ローカルルール、多数派の意見による心理的安全性、少数派意見や行動を批判する保守的心理、その組織の縄張り、派閥。
    4. 標準化せず、ある業務は成果が向上しないのに同じ担当が継続する。裏に組織の癒着や既得権益があり、大胆な改革が起こそうとならない。
    5. 品質トラブルの原因を技術側ばかり見ているが、別の問題(営業による資金回収不足、顧客とのゆるい関係性)によるものが多く、品質コストがなかなか下がらない。
    6. 採用して育成するが、一人前になろうとか一番を目指そうとする決心がつかない社員が多く、力量向上が名かなか進まない。
    7. 上司側が怒るとパワハラなど言われて、課題そのものに手が出せにくい。
    8. QCDバランスが悪い業務があるが、ISOではコスト、納期の観点は見ないのでQCDバランス崩壊による品質不正のリスクを見抜くことが難しい
    9. ISOではコミュニケーションにおいて、会議や意思疎通の確認ができるが、互いの信頼・尊敬。忠誠心は見ない。
    10. 能力と成果と関係がない、評価制度になっており、やる気がなくなってしまい、他責に陥る。
    11. などなど、

    簡単に言うと、

    組織に対する不満などが、本来もっと良いアウトプットができるはずにもかかわらず、そこまでできない現状あるあるが、QMSとしてみるべき本来の課題の集合体であるように見えます。
    こうやればできるのに、なぜをしないのか?やらないのか?と不満や疑問に感じるところこそ、あなたの組織がかかえる本当の課題

    また、

    ISOのようにきれいにまとまった要求事項
    +
    実際のドロドロした組織内の課題
    の両方を見ていく必要があり、
    後者をQMS内部監査でチェックするのがよいでしょう。
    実際のドロドロした組織内の課題
    をチェックするのはストレスですけどね。。。

    まとめ

    以上、 「ISO9001とQMSの違いがわかる」をわかりやすく解説しました。

    • ①ISO9001とQMSの違いが説明できますか?
    • ②QMSの一部がISOであるべき
    • ③【必読】QMSの世界観をつかむために
  • ISO9001 2026への改訂とやるべきこと

    ISO9001 2026への改訂とやるべきこと

    本記事のテーマ

    ISO9001 2026への改訂とやるべきこと
    • ①ISO9001 2026は2026年9月に改訂
    • ②ISO9001 2026改訂の焦点
    • ③ISO9001改訂に慌てず、日々の事業品質活動に集中する

    結論

    ISO9001 取得しているユーザの皆さまに伝えたいことは、

    1. 急に対応しようと焦る必要はない。
    2. 2026年度に改訂されることは知っておこう。
    3. ISOのためだけでなく日々継続的改善をしましょう。

    ①ISO9001 2026は2026年9月に改訂

    ISO9001 2026は2026年9月に改訂

    2023年あたりから、改訂に向けた協議が進んでいましたが、
    2026年改訂は1つの節目となります。

    ②ISO9001 2026改訂の焦点

    要求事項やバックグラウンドの改訂内容はまだ決まっていませんが、

    1. リーダーによる倫理と誠実性の推進
    2. リスクマネジメントの強化
    3. ステークホルダーエンゲージメントの重視
    4. 他のマネジメントシステムとの整合性の向上(ISO 14001(環境マネジメント)、ISO 45001(労働安全衛生)等)(8の運用 8.2~8.7が縮約されるかも?)
    5. サプライチェーンマネジメント・変更管理・組織の知識管理の強化
    6. DXやAI導入による外部・内部課題への対応がより明確化

    などがあるようです。

    ③ISO9001改訂に慌てず、日々の事業品質活動に集中する

    最も伝えたいこと

    1. 急に対応しようと焦る必要はない。
    2. ISO要求事項に関係なく、日々継続的改善をしましょう。

    その理由は、

    1. ISOは手段。目的のために活動すべき
    2. ISO9001改訂の際、改訂の前後の違いを理解するには今のISO9001 2015をマスターすべき。
    3. ISO9001は要求事項4~7,9,10は経営に関するもので完成度が高い。おそらく改定後も根幹は変わらないはず。
    4. ISO9001 2015の要求事項で満足すること、足りないことを今のうちに洗い出しておく方がよい。

    認定機関、認証機関が検討する段階

    2025年9月に記事を書いていますが、今は、
    認定機関、認証機関が検討する段階です。
    専門がしっかり構築する時期です。

    ユーザはむしろISO9001 2015をしっかり継続しましょう。

    今の段階でプロにISO9001 2026のことを聞くと、かえって混乱するので、改訂時期だけ知っておけばよいです。余裕があれば情報収集してもよいでしょう。

    QCプラネッツも「知らない体」で、2026年9月になって、じっくり対応したいと考えています。

    移行期間内にゆっくり環境変化に合わせていく

    QCプラネッツはISO9001を始めたのが
    ISO9001 2008→ISO9001 2015に移行した時期でした。

    その時を思い出すと、

    ●2016年、2017年は認定機関、認証機関からの教育、指示を仰ぎ、
    ●2018年に移行審査を実施。
    ●2019年からISO9001 2015の本格審査開始
    でした。

    正直、

    事業全体を新たな規格に合わせるとはいえ、
    時間かけてゆっくり移行していくなあと
    と思いました。

    そうです。あわてる必要はありません。

    ここで今やっておいた方がよいおススメを1つ提案します。

    規格移行は事務局担当育成のチャンス!

    品質部門の皆さまへ是非やってほしいのが

    規格移行は事務局担当育成のチャンス!
    若手や年数の少ない担当に移行対応の経験を与えてほしいこと!

    10年から15年に1回の機会です。品質の技量継承やさらなる向上のために、新しい人に挑戦させてあげましょう。

    そのためにこの1年でISO9001 2015の基礎やQMS,QCの復習をしっかりやりましょう!

    QCプラネッツの役目

    ISO9001 2026移行に入る中、感じたことや留意したい点をブログで書いていきますので、一緒に規格を楽しんでいきましょう。

    移行の背景、移行のポイント、QMS構築のポイント、内部監査・外部審査のポイント、QC検定® などさまざまな情報が今後飛びかい、焦るかもしれません。

    大事なのは、

    専門用語や難しい概念に惑わされず、改訂のポイントを自分の言葉でわかりやすく職場のメンバーに伝えることです。このあたり、QCプラネッツがしっかり発信していきますので、ご安心ください!

    楽しみですね。

    まとめ

    ISO9001 2026への改訂とやるべきこと をわかりやすく解説しました。

    • ①ISO9001 2026は2026年9月に改訂
    • ②ISO9001 2026改訂の焦点
    • ③ISO9001改訂に慌てず、日々の事業品質活動に集中する
  • 【MBAまとめ】品質業務に必須な「活きた経営学」が身につく

    【MBAまとめ】品質業務に必須な「活きた経営学」が身につく

    本記事のテーマ

    【MBAまとめ】品質業務に必須な活きた経営学が身につく
    1. ISO,品質管理のベースとなる経営戦略がわかる
    2. ISO,品質管理のベースとなる組織論がわかる
    3. ISO,品質管理のベースとなるマーケテイングがわかる
    4. 品質の目的である収益の理解を深めるアカウンティングがわかる
    5. 知っておくと便利なファイナンスの基本がわかる
    6. エンジニアのMBA体験記のご紹介
    品質業務に経営学のスキルが必須です!
    なぜなら
    品質=技術(エンジニア)×経営(MBA)
    だから

    経営学がある・ないではQMS,ISO9001,品質管理がスムーズにマスタ-するのが難しいです。

    品質MBAの演習問題を販売します!

    経験より経営・知恵を磨き、組織改善を実現できホンモノのあなたにするための品質管理MBA問題集を提供します。是非チャレンジください!

    経営(MBA)を取得したから、エンジニアの私は
    品質の面白さ・大切さがわかった!

    経営(MBA)を取得前の自分なら、ISOなら、監査とか、鬱陶しいイメージしかありませんでしたし、まさかブロガーになるとも思ってもいませんでした。人生は変わりますね

    品質業務も経営のエッセンスは知っておくべきです。
    決められたルールに従うだけの品質ではなく、
    自分で考えて戦略的に品質向上できる提案力が身につく記事を用意しました。

    品質管理に必要なMBA記事をまとめました。MBAについて、これだけ書いているサイトはなかなか無いでしょう。

    ①MBAの合格方法を伝授します

    QC模試 MBAの合格方法がわかりますか?本記事では国内MBAの合格方法を実体験をもとに解説します。学校側、卒業生側から「こういう人に来て欲しい」人物像を解説します。自分と向き合って新しい自分を手に入れましょう。

    ②品質管理に必要なMBA要素を冊子にまとめました

    1. ISO,品質管理のベースとなる経営戦略がわかる
    2. ISO,品質管理のベースとなる組織論がわかる
    3. ISO,品質管理のベースとなるマーケテイングがわかる
    4. 品質の目的である収益の理解を深めるアカウンティングがわかる
    5. 知っておくと便利なファイナンスの基本がわかる
    6. エンジニアのMBA体験記のご紹介

    をしっかり、1つの冊子にまとめましたので、是非読んでみてください。

    品質管理に必要なMBA要素

    No テーマー
    1 品質業務は若手には無理なのか?
    2 【MBA体験記】MBAは無駄か?
    3 【MBA体験記】エンジニアがMBAを取得した理由
    4 【MBA体験記】MBAと家庭の両立はできる
    5 【MBA体験記】MBAに通う人はどんな人?がわかる
    6 【MBA体験記】MBAの学校の選び方
    7 【MBA体験記】MBAの費用
    8 【MBA】マーケティングがわかる
    9 【MBA】損益分岐点がわかる
    10 【MBA】マーケティングのAIDMAがわかる
    11 【MBA】プラットフォーマーが儲かる理由がわかる
    12 【MBA】イノベーションのジレンマがわかる
    13 【MBA】損益計算書よりバランスシートで考える人は金持ち
    14 【MBA】簿価と時価の違いがわかる
    15 【MBA】赤字よりヤバい黒字倒産がわかる
    16 【MBA】ROAとROEがわかる
    17 【MBA】お金の現在価値がわかる
    18 【MBA】キャッシュフローとDCF法がわかる
    19 【MBA】メンタルヘルスの重要さがわかる

    品質管理に必要なMBA
    ブログ記事をテキストにまとめました。

    まとめ

    【MBAまとめ】品質業務に必須な活きた経営学が身につくを解説しました。

  • 【MBA体験記】MBAの合格方法がわかる

    【MBA体験記】MBAの合格方法がわかる

    本記事のテーマ

    【MBA体験記】MBAの合格方法がわかる
    • ①意外と落ちるMBA
    • ②MBA合格体験記
    • ③自分の将来の姿とMBAがマッチしているかどうか
    私、英語ができないので国内MBA限定です。

    品質MBAの演習問題を販売します!

    経験より経営・知恵を磨き、組織改善を実現できホンモノのあなたにするための品質管理MBA問題集を提供します。是非チャレンジください!

    ①意外と落ちるMBA

    入学者数は増加傾向

    国内MBAに限定しますが、
    ●1学校あたりの入学者数増加
    ●学校の増加

    で、MBAに通う人が増加しています。

    国内でもMBAに通学しやすい環境になってきました。

    参考にグロービスの例では下のリンクのとおり、年々増加しています。1学年1000人以上と巨大化しています。

    でも不合格情報はあちらこちらから聞こえて来る

    「生徒がほしいんでしょう!ビジネスとして」と軽々しく思えますが、
    実際はSNSで卒業生間の情報では、不合格者数も増加も聞いています。

    意外と落ちる人が多いんです。

    なので、慎重かつ大胆に、合格を勝ち取るための準備が必要です。本記事では、実体験をもとに解説します。

    ②MBA合格体験記

    合否基準は1つだけ

    はっきり言って、合否基準は1つだけです。

    あなたは、MBAを取得して、
    どうなりたいのか?をはっきり語れるかどうか!

    あなたの将来像、なるべき姿を設計して、
    その思いがブレずに語れるかどうか?、
    そしてその行動を今から取っているかどうか?
    が最も重要です。

    取らなくても生きていける資格だけに、
    しっかり相手(学校)に伝えるのは難しいです。
    綺麗で内容のある願書や面接テクニックを磨くより、
    どれだけ自分と向き合い、夢を考えぬく方に時間をかけてほしいです。

    なぜなら、

    卒業生から見てMBAに通って欲しい人

    こんな人には、MBAに来てほしくないし、後輩として扱いたくありません。

    1. 学位・資格だけ欲しい人
    2. MBAに通う目的が明確でない人
    3. お勉強君
    卒業生から見て、「この人はMBA学校で何がしたいんだろう?経営学などの知識はよく頭もいいけど、だから何なの?」な人にはMBAに来てほしくない。

    卒業生として、来てほしい人は、

    1. 失敗などの経験が豊富
    2. 知識暗記より意味・目的を深く考える人
    3. とにかく挑戦して行動する人
    卒業生から見て、「この人欲しい!」な人は、行動力が半端なく、そこで得た経験が豊富で、活きた知恵が豊富な人。会うごとに新鮮な話が聞ける。

    志望理由書、研究計画書

    あなたの将来像、なるべき姿を設計して、
    その思いがブレずに語れるかどうか?、
    そしてその行動を今から取っているかどうか?
    が最も重要です。

    この理念をもとに、提出する書類を作成しましょう。

    志望理由書

    あなたの理念や将来像をしっかり記述する書類ですね。模範解答や、綺麗な文章である必要はありません。

    1. あなたはどんな人か?
    2. うれしかったこと、許せなかったこと、そしてその理由
    3. あなたの軸
    4. なぜMBAなのか?MBA後、あなたはどうなりたいのか?
    5. 今、何を挑戦しているか?

    期限まで急いで書いても、読み手から内容スカスカと見抜かれます。入学はいつでもできるわけですから、上の5つをまず行動しましょう。

    MBAは手段。目的は、「あなたが挑戦すること」。
    まず挑戦してはいかがでしょうか?
    その経験を志望書に書くと、その志望書の価値は数百倍に高まります。

    入学は手段にすぎません。

    研究計画書

    研究計画書は、アカデミックな学校に出されます。上の志望書のように、熱い思いよりは、逆に冷静となって、研究者として、研究したいテーマを書いていきます。

    でも、漠然と勉強・研究しても成果はいまいちでしょうから、入学前からそのテーマを熟考しましょう。

    1. なぜ、それを研究・調査したいの?
    2. なぜ、自分ではなく学校で研究がしたいの?
    3. 研究によって何を得たいの?
    4. 研究の門に入る前に、今何を挑戦している?

    経営の研究なら、今から家でもできますよね。まずやってみて、その気づきを計画書に書くと、質の高い計画書ができるはずです。

    合格が目的はありません。あなたが成長して変化することが目的です。
    ならば、入学前から行動できるはずですよね。

    そういう人がMBAに来て欲しい。指示待ち、受動的な人は来ないでほしいし、来てもしんどいだけ。

    試験を課す学校もある

    試験を課す学校もあります。これは過去問とか、情報入手して対応しましょう。アカデミックな学校で形式的試験を課すところもあります。

    本人の熱い思いもOKですが、その学校が求める基礎学力、人間性などをチェックしたいはずです。

    面接

    ●一番大事なのが面接です。

    面接官と対決して勝とうという考えは浅いです。
    面接官も入学後ともに歩む人です。
    自分がこの学校にふさわしいメリットと
    面接官が受験者と一緒に学びたい、歩みたいと思えるかどうかが大事。

    ビジネススクールは全員大人です。講師と生徒がいますが、講座以外は同じビジネスパーソンです。パートナーとしてともに励み、歩み寄る仲間です。その環境にふさわしいことを面接で訴求できるかどうかが重要です。

    MBAの卒業生、通学生、講師が集まると、
    ・最近挑戦していること
    ・最近気づいたこと
    ・悩みごと
    など、鮮度の高い情報や仮説・思考などを共有します。

    その中に入っていくわけですから、当然
    ・自分がやりたいこと
    ・実際に挑戦して得られたこと
    ・次にやりたいこと
    は常に求められます。

    志望書に必要な項目が、学校内の普段の会話に求められます。
    ともに歩める人かどうか、面接で問われます。

    ③自分の将来の姿とMBAがマッチしているかどうか

    合格基準は、「うちの学校に来て欲しい」人かどうか

    MBAの卒業生、通学生、講師が集まると、
    ・最近挑戦していること
    ・最近気づいたこと
    ・悩みごと
    など、鮮度の高い情報や仮説・思考などを共有します。

    この環境にマッチするかどうかが大事です。

    試験の成績は、点数より、「うちの学校に来て欲しい」人かどうかが大事になります。

    専門知識よりあなたの志の方が重要

    ●はっきり言いますが、経営学の知識や勉強はほとんど不要です。

    専門知識よりあなたの志の方が重要です。
    知識より知恵に価値があるから

    お勉強よりは、自分と向き合う時間をかけてください。向き合って、悩むようなら、新しい行動や挑戦をしてみてください。そこで、得た事や感じたことをノートでもいいので振り返りましょう。

    採点側で考えると、
    ググれば出て来る経営学知識より、
    その人の独自の考えや思いを聞くことに興味があります。

    誰も答えの知らないことが聞けるのだから、価値がありますよね。
    面接を受ける当の本人は自分のエピソードを恥ずかしい思いをしながら話しているだけと思うでしょうけど。

    何度もいいますが、
    専門知識よりあなたの志の方が重要です。
    その人の話が聞きたいからMBAに来て欲しいのです。

    入学前にその学校の環境に馴染んでおくこと

    入学もある意味「縁」です。「縁」があるかどうかは、入学前にその学校に馴染めるかどうか確認しましょう。これも「行動・挑戦」ですね。

    入学前に試しに「単科目」制度がある学校もあります。入学前にその学校に馴染めるかどうか確認できるし、その期間で自分と向き合う時間を作って、入学対策をとればOKでしょう。

    入学してから行動ではなく、今始めよう!と思ったときから
    あなたのMBAがスタートします。
    そして、卒業してもずっとMBAをやっていくのです。

    そんな熱い人に出会えるMBA学校はワクワクします。

    合格頑張ってください
    最大の敵は、自分です。
    試験官は合格後共に歩む仲間です。仲間を巻き込んで勝ち取りましょう!

    まとめ

    【MBA体験記】MBAの合格方法を解説しました。

    • ①意外と落ちるMBA
    • ②MBA合格体験記
    • ③自分の将来の姿とMBAがマッチしているかどうか
  • 【まとめ】ISO9001 2015がわかる

    【まとめ】ISO9001 2015がわかる

    QCプラネッツのISO9001 2015関連ブログを多くの方に読んでいただき、とてもうれしいです。ブログの内容をさらにパワーアップして更新しました。

    本記事のテーマ

    ISO9001 2015がわかる
    毎日、たくさんの方に見ていただき、深謝申し上げます。QCプラネッツも日々の業務で気づいたことも随時アップしております。一緒に精進しましょう!

    本記事の最も伝えたいこと

    要求事項は暗記不要です。
    「品質向上には、何が必要か?」が自分で説明できるようになることです。
    品質管理は「哲学」です。
    用語を暗記しても意味が無い。
    試験で点数とれても、体に浸透しないと効果がない。
    自分で考えて、自分なりに説明できて品質管理が身につくのです。
    要求事項に書いているから、指示通りやれ!
    と言っても、人や組織は動きません。
    納得して理解して行動するまで時間がかかるものです。

    ①ISO9001 2015で理解すべきポイント

    4点あります。個々の要求事項の解説の前におさえてください。

    1. 暗記しない、自分の言葉で説明できること
    2. ISO9001 2015認証は手段、目的を明確にすること
    3. ISO9001 2015は全体像を最初に理解すること
    4. 品質向上には何が必要かを考えること

    暗記しない、自分の言葉で説明できること

    ●いきなり暗記しても、頭に入りません。

    1. 用語の定義を辞書や言葉の意味から考える
    2. なぜ、その要求事項が必要なのか?を考える
    3. 自分なりの言葉で説明できる

    上の3段階に事例として「力量」を挙げましょう。

    ・用語の意味⇒力量って何?を調べて自分の言葉で理解する。
    ・必要性⇒力量管理や力量向上はなぜ必要なのか?組織にとってどんなメリットがあるか?を考える
    ・説明できること⇒自分の言葉でわかりやすく説明できること
    など考えましょう。

    時間がかかるけど、一回説明できるようになれば、永久に理解でき、説明もできます!

    ISO9001 2015認証は手段、目的を明確にすること

    ●品質管理も、ISOも、所詮は手段にすぎません
    目的は何かを理解しましょう。

    目的は何か?

    ●組織の事業成長
    ●事業の収益向上
    ●社会的責任
    ●給料アップ

    品質活動する目的を理解し、それが達成するための手段がいろいろあります。

    品質目標達成のための手段は
    ISO9001に準拠してもいいし、
    自己流でもいい

    ISO9001 2015は全体像を最初に理解すること

    要求事項を1ページから入ると、眠くなります。
    最初は 全体像を理解しましょう。

    全体を俯瞰して、気になる所から個別に詳しく理解していけばOKです。

    品質マネジメントシステム

    ●図の見方を解説します。

    1. 4.組織の状況から、内部・外部の課題、リスクを抽出します。
    2. 5.リーダシップが組織内の活動をPDCAして、課題やリスクを解消します。
    3. 組織の品質活動のために計画、支援・運用、評価、改善が必要と理解できます。
    全体像を理解すれば、「大枠として何が必要か?」が理解できます。
    ここが理解できたら、個別の要求事項を理解していけばOKです。

    品質向上には何が必要かを考えること

    ISO9001 2015認証は手段、目的を明確にすること

    あなたの業務での、品質要求事項が何か?を考えて、行動することが最も大事です。

    1. やみくもに仕事せず、まずは計画を立てる
    2. 業務のリスクは何か?
    3. 業務の責任と権限はどこまであるのか?
    4. 業務中、チームメンバーとのコミュニケーションは取っているか?
    5. 自分の業務における評価、振り返りはしているか?
    6. 次の業務に向けて、何を改善・習得・成長するか?</li>

    自己成長のために、何を普段から意識して取り組むか? があなたに求められるISO9001要求事項でもあります。

    ISO9001 2015認証は手段、目的を明確にすること
    あなたが成長することが最もおさえてほしい目的・目標です。
    少しずつでいいので、一歩ずつ継続して前進すればOK!

    ②各要求事項をわかりやすく解説

    わかりにくい解説ばかり

    教科書やサイトにいっぱいISO9001の解説があります。しかし、それを読んで理解できたためしがありません。その理由は,

    1. 教科書は間違った解釈は絶対NGなので、ISO原文通り解説する。だから理解できない。
    2. 教科書は読者を考えさせるためなので、十分理解させる気はない。
    3. コンサルタントのサイトに解説があるが、顧客獲得のためのもので、十分知りたい内容がない。
    4. 品質管理業務の実担当が解説したものが一番わかりやすい。なぜなら、実際それで組織の品質を回しているから。でも、実担当の視点で解説したものがない。

    「品質管理業務の実担当が解説したものが一番わかりやすい。なぜなら、実際それで組織の品質を回しているから。でも、実担当の視点で解説したものがない。」という課題を解決するために、QCプラネッツが、実業務で実際使っている、わかりやすい解説を持ってきました。

    【必見】QCプラネッツがわかりやすい解説集を公開します!

    わからなくなったら、QCプラネッツにお任せください。では、リンク集から理解していってください。

    ③【必読】ISO9001 2015各要求事項のリンク集

    0章 一般

    理解しにくい用語をわかりやすく解説しました。

    ISO9001_2015_品質マネジメントの原則 ISO9001 2015 品質マネジメントの原則がわかる

    ISO9001_2015_関係性管理 ISO9001 2015 関係性管理がわかる

    ISO9001_2015_0_3_プロセスアプローチ ISO9001 2015 0.3 プロセスアプローチがわかる

    ISO9001_2015_0_3_3_リスク ISO9001 2015 0.3.3 リスクがわかる

    4章 組織の状況

    ●内部・外部の課題、リスクと機会、利害関係者についての章です。

    組織及びその状況の理解 ISO9001 2015 4.1 組織及びその状況の理解がわかる

    ISO9001_2015_4_2_利害関係者 ISO9001 2015 4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解がわかる

    品質マネジメントシステム ISO9001 2015 4.3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定がわかる

    品質マネジメントシステム ISO9001 2015 4.4 品質マネジメントシステム及びそのプロセスがわかる

    5章 リーダーシップ

    リーダー、リーダーシップ、コミットメントをしっかり理解しましょう。

    リーダーシップとコミットメント ISO9001 2015 5.1 リーダーシップ及びコミットメント がわかる

    品質方針 ISO9001 2015 5.2 方針 がわかる

    ISO9001_2015_5_3_責任及び権限 ISO9001 2015 5.3 組織の役割,責任及び権限 がわかる

    6章 計画

    PDCAのPです。品質方針、品質目標と品質マネジメントシステムのコアな部分を理解しましょう。要求事項の解説だけでなく、品質目標の実際の作り方も解説しています。

    ISO9001_2015_6_3_品質目標 ISO9001 2015 6.2 品質目標及びそれを達成するための計画策定 がわかる

    ISO9001_2015_6_3_品質目標の変更 ISO9001 2015 6.3 変更の計画(品質目標)がわかる(品質目標は期の途中でも変更OK!)

    7章 支援

    資源、力量、認識、コミュニケーション、文書化した情報の理解と、実務でのポイントを解説しています。

    ISO9001_2015_7_1_資源 ISO9001 2015 7.1 資源がわかる

    ISO9001_2015_7_2_力量 ISO9001 2015 7.2 力量がわかる

    ISO9001_2015_7_3_認識 ISO9001 2015 7_3_認識がわかる

    ISO9001_2015_7_4 コミュニケーション ISO9001 2015 7_4 コミュニケーションがわかる

    ISO9001_2015_7_5_文書化した情報 ISO9001 2015 7_5_文書化した情報がわかる

    8章 運用

    ●実際の業務プロセス(営業、設計、研究開発、購買、製造、検査)についての要求事項を解説しています。

    ISO9001_2015_8_1 運用 ISO9001 2015 8_1 運用の計画及び管理がわかる

    ISO9001_2015_8_2_要求事項 ISO9001 2015 8_2 製品及びサービスに関する要求事項がわかる

    ISO9001_2015_8_3設計開発 ISO9001 2015 8_3 製品及びサービスの設計・開発がわかる

    ISO9001_2015_8_4購買 ISO9001 2015 8.4 外部から提供されるプロセス,製品及びサービスの管理がわかる

    ISO9001_2015_8_5製造 ISO9001 2015 8.5 製造及びサービス提供

    ISO9001_2015_8_6_リリース ISO9001 2015 8.6 製品及びサービスのリリース

    不適合 ISO9001 2015 8.7 不適合なアウトプットの管理

    9章 評価

    評価、内部監査、マネジメントレビューの方法や実際の業務について解説します。

    ISO9001_2015_9_1監視 ISO9001 2015 9.1 監視,測定,分析及び評価

    ISO9001 2015 9_2 内部監査がわかる

    ISO9001_2015_9_3マネジメントレビュー ISO9001 2015 9_3 マネジメントレビューがわかる

    10章 改善

    改善し続けるポイントを解説します。

    ISO9001_2015_10_3不適合と是正処置 ISO9001 2015 10.2 不適合及び是正処置がわかる

    継続的改善 ISO9001 2015 10.3 継続的改善がわかる

    ISO9001 2015なんて怖くない! 要求されるのではなく、自主的に成長できるツールとしてうまく活用しましょう! 成長したもん勝ちです!

    その他、大事な記事

    ISO9001に慣れてくると、QMSとISO9001の違いがあいまいになってきます。中堅の品質担当に伝える良い記事を紹介!
    ISO9001 2026への改訂とやるべきこと

    ISO9001 2015年版の次の規格がそろそろ出そうなので情報発信します。
    ISO9001 2026への改訂とやるべきこと

    【ご購入】QCプラネッツISO9001 2015演習問題

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    Noteにも商品があります。

    1. ISO9001 2015基礎問題集で用語、概念を完全マスター
    2. ISO9001 2015応用問題集ではケースメソッドを使った、ある事業のISO活動を評価し、さらなる改善をアドバイスする力を習得。
    ISO9001 2015が「わかる」を「できる」に変え
    組織改善を指揮できる力量が習得できます。

    QCプラネッツオリジナル問題集是非勉強しましょう!

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    まとめ

    ISO9001 2015 をわかりやすく解説しました。

    • ①ISO9001 2015で理解すべきポイント
    • ②各要求事項をわかりやすく解説
    • ③【必読】ISO9001 2015各要求事項のリンク集
    • ④【ご購入】QCプラネッツISO9001 2015演習問題
  • ISO9001 2015 品質マネジメントの原則がわかる

    ISO9001 2015 品質マネジメントの原則がわかる

    QCプラネッツのISO9001 2015関連ブログを多くの方に読んでいただき、とてもうれしいです。ブログの内容をさらにパワーアップして更新しました。

    本記事のテーマ

    ISO9001 2015 品質マネジメントの原則がわかる
    • ①品質マネジメントの原則とは
    • ②なぜ、7原則なのか?
    • ③品質マネジメントの原則を自分で考える

    本記事の最も伝えたいこと

    品質マネジメントの原則はよく試験で出ます!
    でも、丸暗記するな!
    原則の意味を理解しよう!
    自分の組織に必要な品質マネジメントの原理を考えよう!
    品質管理は「哲学」です。
    用語を暗記しても意味が無い。
    自分で考えて、自分なりに説明できて品質管理が身につくのです。

    ①品質マネジメントの原則とは

    品質マネジメントの7原則

    7原則ありますが、列挙します。

    1. 顧客重視
    2. リーダーシップ
    3. 人々の積極的参加
    4. プロセスアプローチ
    5. 改善
    6. 客観的事実に基づく意思決定
    7. 関係性管理

    よく試験に出ます! 暗記せず、何でこの7つなの?と疑問に思って考えましょう。

    各用語の解説

    ●「顧客重視」

    「顧客満足」もよくISO9001では出て来ます。品質の最終目的は
    ・顧客満足
    ・収益向上
    ・社会的責任
    ・未来のため
    など、いろいろあります。

    品質の主な目的が「顧客重視」、「顧客満足」です。

    ●「リーダーシップ」

    ●「リーダーシップ」は、すぐわかる用語ですね。関連記事にも解説しています。

    ISO9001 2015 5.1 リーダーシップ及びコミットメント がわかる
    「トップマネジメント」、「リーダシップ」「コミットメント」の重要な意味を実務経験をもとにわかりやすく解説!

    「リーダ」=「経営者」、「管理者」の場合にありますが、
    「リーダシップ」はどなたでも自主的に動いて欲しいという思いがあります。

    「リーダ」でなくても「リーダシップ」は必要!

    ●「人々の積極的参加」

    「リーダシップ」にあるように、
    「リーダ」でなくても「リーダシップ」は必要!です。,

    自分の業務だけではなく、組織全体を俯瞰して積極的に活動してほしいという思いがあります。

    ●「プロセスアプローチ」

    「プロセスアプローチ?」って何?

    非常にわかりにくい用語です。関連記事に解説しています。一言で言うと「全体最適化」です。

    ISO9001 2015 0.3 プロセスアプローチがわかる
    ISO9001 2015 0.3 プロセスアプローチをわかりやすく解説します。ISO9001 に関わる方は必読です。

    ●「改善」

    改善、PDCAとよく聞きますね。

    改善のポイントは、一気に改善せずに
    少しずつ、継続して改善すると、元の状態に戻ることなく
    良い状態が維持できること。

    これを「継続的改善」といいます。関連記事にも解説しています。

    ISO9001 2015 10.3 継続的改善がわかる
    品質監査に必須な継続的改善をわかりやすく解説します。ISO9001 に関わる方は必読です。

    ●「客観的事実に基づく意思決定」

    経験、勘、権力ではなく、客観的データに基づいて意思決定しましょう。

    ●「関係性管理」

    「関係性管理?」って何?

    非常にわかりにくい用語です。関連記事に解説しています。一言で言うと「相手とうまく付き合っていこう!」という意味です。

    ISO9001 2015 関係性管理がわかる
    「関係性管理」って何?どういう意味か?をわかりやすく解説します。言葉の意味から品質活動すべきポイントを解説!

    7原則を一通り解説しました。
    ここで疑問に感じたらOK

    1. なぜ7原則もあるのか?
    2. なぜ、上の7つが原則になるのか?
    3. 自分で原則を考えたらダメのなのか?
    疑問に浮かぶのは、「考える力がある」証拠です。
    これらの疑問を解説します!

    ②なぜ、7原則なのか?

    まず、品質を作りこむには何が必要かを考える

    下図を使って、あなたが所属する組織全体において、品質の良い製品及びサービスを提供するために、何が必要かを考えましょう。

    品質マネジメントの原則

    ●縦方向は、組織内
    TOP(経営陣),MIDDLE(管理職),BOTTOM(担当者)から構成される1組織とします。

    ●横方向は、組織間
    上流工程から下流工程の各工程にある組織間を考えます。

    ●最後は各単位での品質活動
    各工程にある各組織内の担当者ごとの品質活動を考えます。

    品質を作りこむには?

    品質マネジメントの原則

    図から考えると、次の式が作れそうです。
    (全体の品質)=(各単位での品質活動)×(1組織内の品質活動)×(組織間全体)

    図では、1単位×縦×横のイメージです。

    では、
    ●(各単位での品質活動)
    ●(1組織内の品質活動)
    ●(組織間全体)
    それぞれに該当する品質マネジメントの原則を考えましょう。

    品質の作りこみ方 品質マネジメントの原則
    (各単位での品質活動) 改善
    客観的事実に基づく意思決定
    (1組織内の品質活動 リーダーシップ
    人々の積極的参加
    (組織間全体) プロセスアプローチ
    関係性管理
    顧客重視

    7原則がどの3つの枠に入るかは、人によって異なる箇所もあるでしょう。しかし、大事なのは、

    自分で考えた「品質を作りこむための必要な3項目」に
    品質マネジメントの7原則が入ったこと。

    7原則を暗記しなくても、
    ●(各単位での品質活動)
    ●(1組織内の品質活動)
    ●(組織間全体)
    ごとに品質を作りこむために必要なことを考えたらよいと、理解すれば、品質マネジメントの原則は自分で作れます。

    ③品質マネジメントの原則を自分で考える

    品質マネジメントの原則は自分で作っていい

    ISO9001の品質マネジメントの7原則は厳守!
    変更、追加はダメ!

    では、ありません。

    品質マネジメントの原則は自分で作っていい

    もちろん、ISO9001認証審査のために7原則は含めておいてください。

    何も考えずに、7原則に従って、丸暗記はせず、意味を理解して使いましょう。

    自組織で必要な原則があれば加えてもよい

    品質マネジメントの原則以外に、自組織で必要なものを考えてみましょう。

    例えば、

    1. ITスキル(リモートワーク、DX)
    2. 力量向上
    3. 正直であること
    4. など

    ●ITスキルはコロナ禍のリモートワーク対応や、DXの事業化が背景にあります。

    ●力量向上は、個人の能力向上が事業課題として重い場合は追加してもいいでしょう。

    ●正直は、品質不正などで反省が強く必要な場合追加してもいいでしょう。

    自分で作った品質マネジメントの原則は
    時期、期間、内容、効果などを組織内で評価していろいろアレンジしてもよいでしょう。

    品質マネジメントの原則の考え方を、マッピングを使って紹介しました。自分で原則を考えて組織の品質向上に役立てれば幸いです。

    まとめ

    ISO9001 2015 品質マネジメントの原則 をわかりやすく解説しました。

    • ①品質マネジメントの原則とは
    • ②なぜ、7原則なのか?
    • ③品質マネジメントの原則を自分で考える
  • ISO9001 2015 関係性管理がわかる

    ISO9001 2015 関係性管理がわかる

    QCプラネッツのISO9001 2015関連ブログを多くの方に読んでいただき、とてもうれしいです。ブログの内容をさらにパワーアップして更新しました。

    本記事のテーマ

    ISO9001 2015 関係性管理がわかる
    • ①ISO「関係性管理」の説明
    • ②「関係管理」ではなくなぜ「関係管理」なのか?
    • ③「関係性管理」できるために必要なこと

    ①ISO「関係性管理」の説明

    JISハンドブックの解説

    ISO9000に説明があります。ISO9001が主役ですが、ISO9001を読んでもよくわからない時は、ISO9000シリーズも読みましょう。補足説明があります。

    ISO9000 2.3.7 関係性管理
    2.3.7.1 説明
     持続的成功のために、組織は、例えば提供者のような、密接に関連する利害関係者との関係をマネジメントする。
    2.3.7.2 根拠
     密接に関連する利害関係者は、組織のパフォーマンスに影響を与える。持続的成功は、組織のパフォーマンスに対する利害関係者の影響を最適化するようにすべての利害関係者との関係をマネジメントすると達成しやすくなる。提供者及びパートナとのネットワークにおける関係性管理は特に重要である。
    2.3.7.3 主な便益
     あり得る主な便益を、次に示す。
    -それぞれの利害関係者に関連する機会及び制約に対応することを通じた、組織及びその密接に関連する利害関係者のパフォーマンス向上
    -利害関係者の目標及び価値観に関する共通理解
    -資源及び力量の共有、並びに品質関連のリスクの管理による、利害関係者のための価値を想像する実現能力の向上
    -製品及びサービスの安定した流れを提供する、よく管理されたサプライチェーン
    2.3.7.4 取り得る行動
     取り得る行動を次に示す。
    -密接に関連する利害関係者(例えば、提供者、パートナ、顧客、投資者、従業員、社会全体)及びそれらの組織との関係を明確にする。
    -マネジメントする必要のある利害関係者との関係性を明確にし、優先順位をつける。
    -短期的な利益と長期的な考慮とのバランスがとれた関係を構築する。
    -情報、専門的知識及び資源を、密接に関連する利害関係者との間で収集し、共有する。
    -改善の取組みを強化するために、適切に、パフォーマンスを測定し、利害関係者に対してフィードバックを行う。
    -提供者、パートナ及びその他の利害関係者と協力して開発及び改善活動を行う。
    -提供者及びパートナによる改善及び達成を推奨し、認める。

    意外と簡単でした。一言でまとめると、

    自分の組織は、関連する相手と良好な関係を維持しましょう。

    これがISOが定義する「関係性管理」です。

    言葉の定義をよく考えよう!

    良い関係を維持・管理するなら、「関係管理」でいいじゃん!となりませんか?

    ISOは英語だし、「relationship management」を厳密に和訳したから「関係性管理」となったの!!と言われそうですが。

    言葉の定義をよく見ると、

    「関係」と「関係性」は若干意味合いが変わります。
    「関係管理」(ISOの言う関係性管理ですけど)と、「関係性管理」は少し意味合いが変わるはずです。

    なぜ、言葉の定義にこだわるかというと

    ISO、QMS用語は最初意味を考えずに暗記するが、
    時間が経過すると、理解が深まり、言葉の定義から意味を解釈するようになるから。

    ●最初は、
    「関係管理も関係性管理もどっちでもいいよ! 業務できたらいいから」
    な感じです。

    ●でも、品質管理担当など、ある程度QMSに関わるようになる頃は、考える力がついているので
    「関係性管理」って何?
    「関係」を「管理」って何?
    「関係性管理」 の「性」は何でついているの?
    と考えるようになります。

    ISOを読んだり、自分で言葉の意味や定義を考えるようになるはずです。

    「関係管理」(ISOの言う関係性管理)と、「関係性管理」の違いを考えてみましょう。
    わかりにくい用語は似たような用語の意味を比較すると理解が深まります。

    ②「関係管理」ではなくなぜ「関係管理」なのか?

    ①では、

    1. ISOの「関係性管理」は意味から考えると「関係管理」でよい
    2. relationship managementを素直に和訳したから

    では、日本語の意味をよく考えて、「関係管理」と「関係管理」の違いを考えます。

    「関係」と「関係」は意味合いが異なる

    よく「性」をつける言葉を使って意味の違いを確認しましょう。

    1. 「安全」と「安全性」
    2. 「可能」と「可能性」
    3. 「関係」と「関係性」

    「安全」と「可能」を例に持ってくると、

    ●「安全」は安全そのもので、安全か逆の危険かの0,1判定。
    ●「安全性」は安全の程度も含む。「安全性が高い」、「安全性が低い」

    同様に、

    ●「可能」は可能そのもので、可能か逆の不可能かの0,1判定。
    ●「可能性」は可能の程度も含む。「可能性が高い」、「可能性が低い」

    図で確認しましょう。

    関係性管理

    ●「性」が加わると、程度・度合いの範囲を意味に含めることができますね。

    では、「関係」と「関係性」は?

    ●「関係」は関係そのもので、関係の有無の0,1判定。
    ●「関係性」は可能の程度も含む。「関係性が高い」、「関係性が低い」

    つまり、

    ●「関係」:今付き合っている相手(利害関係者)との関係
    ●「関係性」:今は付き合いが少ない相手も関係構築しようという意味が含まれる

    図にしましょう。

    関係性管理

    「関係」管理を自主的にとる

    「関係性」の言葉の定義をそのまま読み取ると、
    ●今付き合っている相手も
    ●これから付き合いかもしれない相手も
    良好な関係を維持しようという意味が出て来ます。

    ●ISOの「関係性管理」は今付き合っている相手だけで十分。
    ●自主的に「関係性管理」として今もこれから付き合う相手にも視野を広げることと良いでしょう。

    ③「関係性管理」できるために必要なこと

    2軸で考えましょう。

    1. 社内、社外
    2. 今関わっている相手、これから関わる相手

    事業戦略変更により、「関係性管理」が必要になる

    既存事業が永久に続くなら、新たな相手との関係は不要でしょう。しかし、事業収益の悪化や新技術導入によって事業戦略が変わることは頻繁にあります。

    新たな戦略、施策次第では、付き合う相手(利害関係者)を変えていく必要があります。

    付き合う相手が変わらざるを得ない状況を、逆にチャンスととらえるのが「関係性管理」。

    社内の「関係性管理」

    特に、新規事業の挑戦やビジネスコンテストなどを実施すると、社内に、意外な特技やスキルを持った人が登場することがあります。これも、今まで付き合ったことのない相手ですよね。

    CFT(クロスファンクションチーム)やプロジェクトチームを組んで臨時に開発検討することがあります。これも、社内で新たな関係を構築する上で大事な「関係性管理」ですね。

    今関わっている相手、これから関わる相手

    ●ISOの「関係性管理」の指示通り、今関わる利害関係者との良好な関係を維持します。品質マネジメントシステムを組織で機能させ、顧客満足、品質向上、社会的責任を果たすことが大事です。

    これは、今までどおり真面目に業務遂行すればOKですね。

    ●さらに、新規事業、新技術、事業戦略変更の波に乗って、新たな関係を構築する必要もあります。

    自組織にブランド力があれば、周囲から声がかかりやすいですが、逆の場合は、自分の今の業務範囲にこだわらず、軽いフットワークで外との交流を図っていく必要があります。

    ●現行関わっている相手との良好な関係を維持・管理

    ●これから関わり得る相手との関係構築を継続・管理
    するのが
    「関係性管理」。

    ISOの「関係性管理」から拡大解釈しましたが、言葉そのもの定義をじっくり考えると、
    ISOの「関係性管理」は「関係管理」
    「関係性管理」は「関係管理」より広義にとらえるべき
    と考えて解説しました。

    まとめ

    ISO9001 2015 関係性管理 をわかりやすく解説しました。

    • ①ISO「関係性管理」の説明
    • ②「関係管理」ではなくなぜ「関係管理」なのか?
    • ③「関係性管理」できるために必要なこと
  • ISO9001 2015 0.3.3 リスクがわかる

    ISO9001 2015 0.3.3 リスクがわかる

    QCプラネッツのISO9001 2015関連ブログを多くの方に読んでいただき、とてもうれしいです。ブログの内容をさらにパワーアップして更新しました。

    本記事のテーマ

    ISO9001 2015 0.3.3 リスクがわかる
    • ①「リスク」とは?
    • ②「リスク」と「機会」の関係
    • ③「リスク」と「機会」なら「リスク」を第1にISOは考える
    「リスクと機会」をよく使います。
    ●リスクは、良くない事が起こること
    ●機会は、良い事が起こること
    でしょう!
    厳密に言うと違います!
    なので、解説しますね。

    ①「リスク」とは?

    よく使う「リスク」

    「トラブルが起こるリスクがあります。」
    「大きな災害が発生するリスクがあります。」
    などよく使いますよね。

    「リスク」=危険性、ヤバさ
    という認識が強いでしょう。

    「リスク」とは、危機・危険が不確定であるが発生しうるときに、よく使います。

    ISOで使う「リスク」の定義

    リスク(ISO900 3.7.9)とは
     不確かさの影響
      期待から好ましい方向に乖離すること(⇒機会)と
      期待から好ましくない方向に乖離することを含む

    「リスク」の類似語を使って、意味を比較してみましょう。

    「リスク」と「ハザード」の違い

    「ハザード」は「ハザードマップ」とかに使います。「リスク」ほどは使用頻度は少ないですね。

    「リスク」と「ハザード」はどう違うのでしょうか?

    「ハザード」は、悪い状況のみに使います。
    「リスク」は実は、不確定さだけ意味するので、良いことも、悪いことも起こりうる場合に使います。

    金融、薬でも「リスク」は使うが「ハザード」は使わない

    「くすり」を逆に読むと「りすく」です。

    でも、薬は「良くなる可能性があるから」飲むんですよね。ひょっとしたら、副作用で「悪い結果になる可能性」もありますけど。

    金融もそうです。
    今日の1万円は
    為替、インフレなどで明日1.1万円の価値になるかもしれないし、
    明日9千円の価値になるかもしれない
    というリスクがあります。

    薬は「ハザード」なら、飲みますか? 体が悪くなる可能性しかないものは薬ではありませんよね。

    ●「リスク」は良い・悪い可能性両方を含む
    ●「ハザード」は悪い可能性のみ

    では、「リスク」と「機会」はどんな関係であるべきでしょう?

    ②「リスク」と「機会」の関係

    「リスク」と「機会」は対義語としてよく使われる

    ●リスク⇒「良くない、悪い可能性」
    ●機会⇒「良い可能性」
    とよく使いますね。

    図のように、対義語としてよく使われます。

    リスクと機会

    「リスク」と「機会」は関連し合う関係

    しかし、「リスク」はISOの定義によると、

    リスク(ISO900 3.7.9)とは
     不確かさの影響
      期待から好ましい方向に乖離すること(⇒機会)と
      期待から好ましくない方向に乖離することを含む

    で、「リスク」の一部、良い可能性が「機会」としてとらえています。

    「機会」は「リスク」の一部

    図にすると下図のイメージです。

    リスクと機会

    わかりにくいので、事例を挙げて考えましょう。

    リスクと関連し合う機会の事例

    次の例を考えます。

    排ガス規制が厳しい社会になってきた。自動車メーカにとっての「リスク」と「機会」を挙げよ。

    排ガス規制が厳しくなると、
    ・ガソリン車のイメージが悪くなり売れなくなる
    ・ガソリン車の技術開発が難しくなるため、値段が上がり売れなくなる
    などは、自動車メーカにとっては、「好ましくない不確定さ」ですね。

    一方で、排ガス規制が厳しくなると、
    ・ハイブリッド車、EVが普及し市場拡大のチャンス
    などは、自動車メーカにとっては、「好ましい不確定さ」で「機会」ですね。

    例を挙げて、リスクと機会の関係を整理します。

    リスクと機会

    「リスク」と「機会」は「ピンチ」と「チャンス」と混同しがち

    よくスポーツ観戦すると、「ピンチ」と「チャンス」をよく使います。
    「ピンチ」と「チャンス」は対義語ですね。

    ●「リスク」≒「ピンチ」
    ●「機会」=「チャンス」
    と認識しやすいから、
    「リスク」と「機会」を対義語として頻繁に活用します。

    ③「リスク」と「機会」なら「リスク」を第1にISOは考える

    「リスク」を第1に考える

    「リスク」の一部に「機会」が含まれることを解説しました。

    ISOは「リスク」を第1に考えます。

    「リスク」と「機会」の1セットではなく、ISOは「リスク」をメインに抽出し、品質マネジメントシステムに活動や施策を落とし込んでいきます。

    「リスク」と「機会」なら「リスク」が先に来る

    無意識に「リスク」と「機会」を1セットで考えますが、よく見たら、「リスク」が先に来ていますね。

    「リスク」と「機会」なら「リスク」が先に来ます。

    実用上は、「リスク」と「機会」1セットで良い

    本記事では、「リスク」と「機会」の厳密な関係を解説しましたが、実用上は、「リスク」と「機会」1セットでOKです。でも、厳密な意味を知っておいてください。

    本記事の結論

    「リスク」と「機会」は1セットだから
    対義語のように使ってもOK
    でも、「リスク」と「機会」は関連し合う関係
    であることを知っておいてください。

    まとめ

    ISO9001 2015 0.3 プロセスアプローチ をわかりやすく解説しました。

    • ①「リスク」とは?
    • ②「リスク」と「機会」の関係
    • ③「リスク」と「機会」なら「リスク」を第1にISOは考える
  • ISO9001 2015 0.3 プロセスアプローチがわかる

    ISO9001 2015 0.3 プロセスアプローチがわかる

    QCプラネッツのISO9001 2015関連ブログを多くの方に読んでいただき、とてもうれしいです。ブログの内容をさらにパワーアップして更新しました。

    本記事のテーマ

    ISO9001 2015 0.3 プロセスアプローチがわかる
    • ①要求事項を見る
    • ②「プロセスアプローチ」は言葉がおかしい
    • ③「プロセスアプローチ」とは全体最適化
    • ④目標への活動は全体最適化を考えること
    プロセスアプローチは重要な用語。
    でも言葉の意味がわからないし、理解できない。
    何をしたらよいかイメージがつかない。
    プロセスアプローチって何なん?
    ISO,品質の人に聞いても、意味不明だし。

    わかりやすく解説します。

    ①ISO9001要求事項、JISハンドブックの解説

    ISO9001要求事項

    0.3 プロセスアプローチ
    0.3.1 一般
    この規格は,顧客要求事項を満たすことによって顧客満足を向上させるために,品質マネジメントシステムを構築し,実施し,その品質マネジメントシステムの有効性を改善する際に,プロセスアプローチを採用することを促進する。プロセスアプローチの採用に不可欠と考えられる特定の要求事項を4.4に規定している。 システムとして相互に関連するプロセスを理解し,マネジメントすることは,組織が効果的かつ効率的に意図した結果を達成する上で役立つ。組織は,このアプローチによって,システムのプロセス間の相互関係及び相互依存性を管理することができ,それによって,組織の全体的なパフォーマンスを向上させることができる。 プロセスアプローチは,組織の品質方針及び戦略的な方向性に従って意図した結果を達成するために,プロセス及びその相互作用を体系的に定義し,マネジメントすることに関わる。PDCAサイクル(0.3.2参照)を,機会の利用及び望ましくない結果の防止を目指すリスクに基づく考え方(0.3.3参照)に全体的な焦点を当てて用いることで,プロセス及びシステム全体をマネジメントすることができる。 品質マネジメントシステムでプロセスアプローチを適用すると,次の事項が可能になる。
    a) 要求事項の理解及びその一貫した充足
    b) 付加価値の点からの,プロセスの検討
    c) 効果的なプロセスパフォーマンスの達成
    d) データ及び情報の評価に基づく,プロセスの改善
    結局、プロセスアプローチって何なん?

    ②プロセスアプローチは言葉がおかしい

    理解しにくい理由は言葉がおかしい

    まず、アプローチは「近づける」で、プロセスはインプットとアウトプットへ「近づける」と同じ用語なんです。

    変な用語を、専門用語のように解釈するから、さらにわからなくなります。

    変な言葉なので、自分なりにわかりやすい別の用語を使えばよいです。
    相手に伝えて品質を向上するのが目的だから。言葉の定義は所詮、手段にすぎない。

    せっかくなので、3つ考えてみましょう。

    1. アプローチって何?
    2. プロセスって何?
    3. プロセスをアプローチって何?

    アプローチって何?

    そもそも、「アプローチ」は、目的語が必要ですよね。
    ○○を「アプローチ」
    (ゴルフのように、カップへアプローチとか言います)

    また、目的語の○○はゴールを意味する言葉が入りやすいですよね。

    ●顧客へアプローチする(顧客ターゲットがゴール)
    ●ゴルフの、カップへアプローチ(勝つことがゴール)

    プロセスアプローチ

    じゃー、
    ●プロセスのアプローチ(ん! 何がゴールなんだ!)

    プロセスのアプローチ(ん! 何がゴールなんだ!)
    まだ、よくわからない。

    プロセスって何?

    プロセスは、関連記事で解説したように、

    プロセスは、インプットをアウトプットに変換(アプローチ)するもの。

    プロセスアプローチ

    プロセスは工程だけでなく、広い意味でとらえる。

    ある意味、プロセスもアプローチするものなんです。

    「プロセス」=「アプローチ」だから
    プロセスアプローチは
    ●アプローチをアプローチする?
    ●プロセスをプロセスする?
    さらに、わけがわからなくなってしまった!

    プロセスをアプローチって何?

    そろそろ、プロセスアプローチと言う変な用語は、概念だけ理解して、別の用語に変えましょう。

    「あるプロセス」を「あるプロセス」へアプローチすると考えると
    「イケてない現状のプロセス」を
    「イケてる理想のプロセス」へ
    「アプローチ」する

    となる。

    プロセスアプローチ

    「プロセスアプローチ」が理解しやすいはずです。

    ③プロセスアプローチとは全体最適化

    プロセスアプローチは、「イケてない現状のプロセス」を「イケてる理想のプロセス」へ「アプローチ」すると解釈しました。

    品質活動すると、プロセスアプローチの意味はもう少し味付けが必要です。

    品質目標達成するためのプロセスアプローチ

    品質目標を達成するために、「イケてない現状のプロセス」を「イケてる理想のプロセス」へ「アプローチ」する必要があります。

    大事なのは、

    品質目標達成のためには、全体最適化が必須
    プロセスアプローチは「全体最適」の意味合いが強くなる。

    つまり、組織全体を最適化した状態が「イケてる理想のプロセス」の集まりとなるのです。

    組織で運用する品質マネジメントシステムは
    組織全体をよくするため、つまり、組織全体を最適化するためにある。

    部分最適ではダメで、全体最適を考えるように、各プロセスを改善していく必要があります。

    ④品質目標は全体最適化を考えること

    ここで、プロセスアプローチの例を挙げます。

    歩留まりが70%で良品が出ず困っている。
    歩留まりを99%に向上するように、品質目標を掲げて活動してほしい。

    と、トップから指示が下りました。

    部分最適と全体最適の結果の違いを見てみましょう。

    品質目標を部分最適化しても効果が出ない

    プロセスアプローチ

    プロセスアプローチの概念「全体最適にアプローチする」が無いと、各部門は、自分たちの領域内で最適化(ベストをつくす)します。

    これ自体は良い事ですが、ある部門の最適化と別の部門の最適化が必ずしもつながるわけではありません。

    上図のように、
    ●受注・仕様では、顧客要求事項の確実な伝達を達成した。
    ●設計・開発では、設計精度を飛躍的に向上させた。
    それぞれいい感じですが、
    設計・開発しにくい顧客要求事項があれば、歩留まりは向上しませんよね。

    上図のように、
    ●設計・開発では、設計精度を飛躍的に向上させた。
    ●製造では、ポカミス防止に成功した。
    それぞれいい感じですが、
    製造しにくい設計図なら、歩留まりは向上しませんよね。

    部分最適しても、全体で結果が出ないのは、やってても意味が無い。
    全体で良い結果になるように品質マネジメントシステムは要求してきます。

    品質目標を達成するために全体最適を狙う

    品質目標を達成するために、全体を俯瞰してから各部門がやるべき施策を考えると、下図のように変化します。

    プロセスアプローチ

    1. 歩留まり低下する原因を全体で考える
    2. 仮に力量ばらつきが原因と決めたら、力量ばらつき低減策を全体で講じる
    3. 各部門へ最適化が伝播するので、全体最適化できる

    たしかに、各部門の施策がかわりましたよね。

    部分最適 全体最適
    受注・仕様 顧客要求事項の
    確実な伝達
    顧客要求提案
    設計・開発 設計精度向上 作業標準
    自動設計
    購買 部材検査厳格化 製品知識強化
    製造 ポカミス防止 作業標準化
    技量継承

    ●受注・仕様は、顧客要求の伝達から、力量ばらつき低減のために要求提案に変わり、
    ●設計・開発は、精度向上から、力量を考慮した標準化や自動化に変わり、
    ●購買は、検査から力量向上のための製品知識強化に変わり、
    ●製造は、ミス防止から、力量向上のための標準化、技量継承に変わりました。

    ばらばらに動くのではなく、1つの課題を全体で解決した方が確かに目標達成できるとわかります。全体最適化へアプローチするのがプロセスアプローチです。

    プロセスアプローチが理解できましたね!

    ⑤プロセスアプローチができる組織になるには

    プロセスアプローチができる組織になるには、何が必要なのか?

    3点あります。

    1. 各部門へ指示するトップの本気とトップへの尊敬
    2. 各部門間の密な情報共有
    3. 仕組みづくりより、日々の業務の積み重ね

    各部門へ指示するトップの本気とトップへの尊敬

    全体最適化するためには、関係部門の関係者が自発的に行動する必要があります。それを後押しする上の姿勢が必要です。

    担当に丸投げ、任せっきりなると、部門間に壁が生まれ、部分最適に陥りやすくなります。

    全部門を横断した会議、情報収集や、トップからのメッセージを定期的に出していくことが重要です。

    仕組みだけ作っても、有機的に動きません。ドライブするためのリーダシップが求められます。

    各部門間の密な情報共有

    営業は営業、設計は設計、製造は工場と切り分けるのではなく、レビューや顧客打合せ対応にて、それぞれの担当者が同席して随時情報共有する必要があります。

    技術的な課題、工程の課題があり、それが仕様を変えることで解決するならば、顧客へ仕様提案することができます。上流⇒下流の流れに限らず、全組織が目標達成するためのネックとなる箇所をともに解決することが重要です。

    受注の打合せに、設計・製造担当者を同席させたり、製造の検査に営業を立ち会わせるなど、常に1つの目標に対してバラで活動しないことが重要です。

    担当者どうしの課題が見えることでそれぞれの課題を解決する策を見つけ出すようになり、全体最適につながります。

    仕組みづくりより、日々の業務の積み重ね

    すぐれた仕組みを作りこむのも大事ですが、仕組みだけで自動的に品質を作りこむことはできません。

    泥臭いですが、人々が積極的に参加して、自分たちのアウトプットが最大になるように日々業務をこなすことが大事です。

    自分の業務範囲だけで考えずに、担当業務が製品全体のどこに影響を受けるかを意識して取り組んでいきましょう。

    プロセスアプローチを機能させる秘訣は、仕組みではなく、泥臭いけど、全体を意識して行動する人々にかかっています。

    まとめ

    ISO9001 2015 0.3 プロセスアプローチ をわかりやすく解説しました。

    • ①要求事項の簡略化
    • ②プロセスアプローチは言葉がおかしい
    • ③プロセスアプローチとは全体最適化
    • ④品質目標は全体最適化を考えること
    • ⑤プロセスアプローチができる組織になるには
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