【MBA】プラットフォーマーが儲かる理由がわかる
「プラットフォーマーがなぜ、めっちゃ儲かるの?」と疑問に思いませんか。
こういう疑問に答えます。
本記事のテーマ
経営の観点から説明できるようになりましょう。
- ①流行っているからではない
- ②損益分岐点が低い
- ③売上が指数関数的に増加しうる
- ④プラットフォーマーになるには?
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①流行っているからではない
経営的に理由が説明できること
●ネットビジネスや情報通信技術の発展も理由の1つですが、それなら低収益な日本企業も、もっと儲かるはず!
●理由はシンプルで、
- 損益分岐点が低い
- ネットによる売上が指数関数的に増加
- 自分のプラットフォームで独占できる
これです!
最近、日本企業も躍起になって、「DXやる!」とか「プラットフォーマーになる」と宣言しているところもあります。
でも、なぜ、儲かるのかを解説します。
②損益分岐点が低い
●ネットビジネス最大のメリットは、コストが低い、つまり、「損益分岐点がめっちゃ低い」ことです。
損益分岐点については、関連記事で確認ください。
【MBA】損益分岐点がわかる 損益分岐点が何か説明できますか?本記事では、ビジネスを始めるにあたり、最も重要である損益分岐点をわかりやすく解説します。副業はネットビジネスを狙う理由や企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)に投資する理由がわかります。必見です。 |
●売上にかかわらず発生する費用(固定費)がほとんどかからない点が、ネットビジネスの良さです。
●あとで、売上を指数関数的に伸ばすには、顧客数も指数関数的に増やす必要があります。しかし、顧客に提供するのは電子情報であり、サーバがあれば対応できます。
数百万人の顧客データでさえ、1つのサーバで対応できます。
売上は顧客分増加できる一方で、固定費はほとんど増えません。
だから利益がどんどん出るんです。
③売上が指数関数的に増加しうる
●損益分岐点が低いだけでも、魅力的ですが、さらに「すごーい理由」があります。
●この指数関数的に売り上げを伸ばしつつ、めっちゃ安いコストで成功したのが、GAFAなどのDX企業です。だから、最近日本企業もDXをめざそうと躍起になっています。
●まず、ネットビジネスの売上が出る仕組みを解説します。
ネットビジネスの売上が出る4つの効果
●まず、普通の会社だと、顧客と直接、売買関係になり、その顧客をリピーターにさせようと努力しますよね。
●これだけでは、競争にさらされると価格競争になり、利益が出ません。
●プラットフォーマーのビジネスの秘訣は5つ効果があります。
Amazonやメルカリをイメージするとわかりやすいです。
- 顧客を買い手、売り手両方作る
- 顧客をリピーターにさせる
- 顧客を買い手、売り手どちらでもできるようにする
- 顧客の層を一気に広げる
- 自社プラットフォームに使い慣れさせて他社に行かせなくする
ステップ図を描いて、説明します。
(1)顧客を買い手、売り手両方作る
従来のビジネスでは、売り手は自社で、買い手が顧客です。ネットビジネスのプラットフォーマーは自分が仲介役になり、顧客を買い手・売り手側とし、両者の立場から手数料を取ります。メルカリがまさにこれですね!
(2) 顧客をリピーターにさせる
従来のビジネスと同じで、リピータとなるように根付かせます。丁寧なサポート対応でなければ、顧客はすぐプラットフォームを使わなくなります。
(3) 顧客を買い手、売り手どちらでもできるようにする
買い手、売り手両方から手数料をかき集めたいので、どちらでも選択できるようにします。
メルカリでは、同じユーザーでも買い手になる場合も出品する場合もありますよね。
(4) 顧客の層を一気に広げる
「デジタルトランスフォーメーション」の「トランスフォーメーション(変身)」となる重要か局面です。他業種のユーザーも一気に1つのプラットフォームに乗せれば、顧客数が指数関数的に増加します。
Amazonは最初、本のネットサービスからスタートしましたね。これは「トランスフォーメーション」するためです。なぜか?わかりますか? ネットの本屋さんしたかったのではありません。
- 本をネット販売
- 売れる本のタイトル、情報から顧客のニーズがわかる
- 美容の本が売れるなら、化粧品や美容関係の商品をネット販売すればもっと売れる
- 情報をもとに、本以外の売れる商品をネット販売して急成長
「本のネット販売」⇒「本から売れ筋商品の発掘」⇒「本以外のネット販売」⇒・・・と変身して今のAmazonになったのです。すごい!
(5) 自社プラットフォームに使い慣れさせて他社に行かせなくする
●使いやすいプラットフォームであれば、他社のツールやアプリに切り替えるのは、面倒くさいですよね。面倒くさいと思わせたら勝ちです!
このように、GAFAMなどのデジタルプラットフォーマーが君臨しているのです。
④プラットフォーマーになるには?
●こんなに儲かる企業があれば、自社もプラットフォーマーになりたい!と思うのは当然です。どうすればいいですか?
●プラットフォーマーのビジネスモデルを自社で構築できればOKです。!
下の5点をチェックしてみましょう。
- 自社で買い手・売り手がつく事業領域があるか?
- 顧客をリピーターにさせるよう顧客満足向上できるか?
- 顧客を買い手、売り手どちらでもできるようになれるか?
- 顧客の層を一気に広げられるか?
- 使いやすいプラットフォームか?
急にAmazonやメルカリのパクリをやっても、うまく行きません。自社の事業・製品・サービス上で考えるべきです。
DXして儲けると思う前に、自社のプラットフォームがなぜ必要か?社会にどういう貢献ができるか?を考えましょう。
顧客の層を一気に広げる「変身」のためには、顕在化した顧客層だけでなく、これから来そうな潜在的な顧客も想定する必要があります。このため、視野を広く、視座を高くして考える必要があります。
単に便利だけではなく、トラブル時の顧客からのきめ細やかな対応ができることの大事です。ここが、泥臭いですが、ここが一番重要でしょう。プラットフォーマー企業に勤めてる従業員のほとんどは、ここの泥臭い対応業務です。</p.
まとめ
【MBA】プラットフォーマーが儲かる理由を解説しました。
- ①流行っているからではない
- ②損益分岐点が低い
- ③売上が指数関数的に増加しうる
Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/qcplanets/qcplanets.com/public_html/wp-content/themes/m_theme/sns.php on line 119