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【MBA体験記】MBAは何歳で取得すればよいかがわかる

体験記

「MBAは何歳で取得すればいいの?」と疑問に思いませんか。

こういう疑問に答えます。

本記事のテーマ

【MBA体験記】MBAは何歳で取得すればよいかがわかる
私、英語ができないので国内MBA限定です。
基本は何歳でもOK
人生設計においていつ、何歳で独立できるか?から逆算した方がいいかも
55歳で独立できる状態になっていたらベスト!
  • ①MBAに来る人の年齢構成
  • ②MBAは何歳でもよい
  • ③MBAを取って人生100年時代を戦略的に生きる

①MBAに来る人の年齢構成

実態

●MBAに通る人の年齢構成について、調査結果があります。

  • 25歳未満 4.8%
  • 25歳以上30歳未満 24.8%
  • 30歳以上35歳未満 24.8%
  • 35歳以上40歳未満 21.9%
  • 40歳以上45歳未満 13.3%
  • 45歳以上 2.9%
  • その他 7.6%
  • 平均 33.5歳

*出典:文部科学省「国内外の経営系大学院及び修了生の実態並びに産業界の経営系大学院に対するニーズ等に関する調査」(2016年) P9
https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2017/04/20/1384497_1.pdf

通ってわかる実際

●実際に通ってみるとそれぞれの年齢の人がいます。その印象をまとめます。

年齢 印象(主観が入ります)
25歳未満 アカデミックな学校限定?就職前にMBAとっても活かせるのか?
25歳以上30歳未満 入社数年で、就職に疑問や辛い体験があり、早めに門をくぐった人
30歳以上35歳未満 チームリーダを若いときに経験済。さらに伸ばしたい
35歳以上40歳未満 管理職を目指してスキルアップ
40歳以上45歳未満 管理職になって慌てて勉強が必要
45歳以上 半分趣味でスキルアップしたい

●通っていたクラスは、どのクラスも平均年齢は35歳±4歳くらいでした。

●学校のカリキュラムや教材・課題は35歳の主任クラスの人が「少々ヒイヒイ」いうレベルに作られている印象でした。今思うと、40代以上の経験豊富な人にとっては、理解しやすい分、少々物足りなさがあるかもしれませんね。

②MBAは何歳でもよい

基本は何歳でもOKです。
でも、実体験からいうと、早い方がベターです。

基本は早い方がいい

●その理由は、学びのリターンが大きいからです。

  1. 経営を全く知らない若手中堅にとって学びのリターンが大きい
  2. リターンが大きいけどレベルは高いので通学はしんどいけど
  3. 同世代と少し上の年齢層の熱い仲間に出会えるから伸びる
  4. 先輩が多いクラスにいると、数年後の自分が想像しやすくなる
  5. 勉強の成果は若い分、乏しくなる。でも、卒業後、年齢を重ねるとわかってくることが多々ある
  6. 若い人は経営なんて普通学ばない。よっぽどMBA進学選択という強い意思がある。

●早い方が、「背伸びできる環境」なのでリターンが大きいです。でも、経験が少ない分、勉強は大変そうでしたね。

高齢ほどリターンが少ない

●高齢ほど、経験が豊かで成績も良い人が多かったです。でも、その分学びのリターンが少ないかもしれませんね

  1. 経験が武器で成績もよいが、学びのリターンが少ない
  2. 学校の仲間は基本自分より年下。うまくからめるか?
  3. 年齢により卒業後の進路の選択肢が若手より少ない
  4. 半分趣味で来ている人も多い。

●50代の人が何人か通っていましたが、確かに成績が良かったです。けど、「MBA取って将来何をするんだろう?」というビジョンが無い印象でした。

ピークの35歳前後がベスト

●最も通学する年齢層に合わせたカリキュラムを学校が用意するので、そのターゲットに合った時期に通うのがベストでしょうね。

  1. 35歳前後の人が「少々ヒイヒイ」いう課題で成長できる
  2. 学校の仲間は同年代が多いし、年上も年下もバランス良くいる
  3. 卒業してもまだ30代、転職・独立の選択肢が豊富
  4. 勉強、仕事、家庭の両立が大変だけど

今振り返ると、勉強や成績だけ心配・不満がありましたが、それ以外の勉強環境には一切不満がありませんでした。それは最も通学する年齢層に合っていたからだと強く思います。

③MBAを取って人生100年時代を戦略的に生きる

●何歳で通うか?において、大事なのは、

自分の人生設計をよく考えた上で、通学の選択、時期を選ぶことです。

MBA通学で一番考えさせられた人生設計

●通学でよく考えさせられたのは、自分の人生設計です。

当時、「ライフ・シフト / 100年時代の人生戦略」がベストセラーにもなっていたこともあり、自分の人生を再設計しました。その結果、新しい発見がたくさんあり、今、ブログを書いている人に変化しました。

QCプラネッツがMBAの通学前後に描く人生設計を比較します。

通学前 通学後
定年は60歳 85歳まで働ける心身を作る
入社25歳、定年60歳、折り返しは42歳 入社25歳、定年85歳、折り返しは55歳
42歳までに管理職じゃないとやばい 半分は定年間際の55歳。55歳から本当の勝負!
社内の出世が大事 55歳からの独立の方が大事
従業員脳 経営者脳
会社に尽くす 副業で種を10年以上かけていっぱい蒔けば勝てる!
集団の中で上に上がる 個人戦で有名になればいい
会社の鎧を着て戦う 自分の名前が売れる方が重要
住宅・教育ローンを完済できるか? バランスシート脳で資産を増やす生き方
会社・集団に合わせ、気を使って生きる 自分らしく生きる
管理職で年収1000万が目標 お金より時間が大事 経営で一発あたればラッキー

まあ、随分、生き方の価値観が変わりました!

55歳までに独立できるものがあるか?が勝負

●55歳は役職定年で、これからの時代、定年延長になりますが、基本は会社では定年で去るべき時期です。

でも、25歳で社会人になり、85歳まで働くとすると、中間は55歳です。55歳からの30年間はどう生活しますか? つまり、

55歳までは会社が面倒見て来るけど、55歳からは自分で生きろ!
となるはず

●20代は、右も左もわからないし、家も子供も作って生きていくから、どこか組織に所属して飯を食うことが大事。
●でも55歳になったんだから、そろそろ自立しろ!ということでしょう。いい大人なんだから!

55歳で高い役職であること以上に
55歳で独立できる状態の方がはるかに大事じゃないか?

管理職を目指す気が一切無くなった瞬間です!
「飯のタネを今から蒔こう!」と、まさにライフシフトしました!

品質管理業務って、50代後半がほとんどで、彼らを見ていると
・体力がない
・人の話を聞かない、頑固
・今後のビジョンがない
・やる気がない人が多い
なので、独立できそうな雰囲気がありません

年金頼りだけど、それまでどうするのか?
会社にいつまでも居座る人もいますけど。

これって、過去から準備をして来なかった結末ですよね。
そうならないよう、55歳独立にむけて、時間かけて準備しましょう。

MBAを通う多くが3,40代である意義

55歳で高い役職であること以上に
55歳で独立できる状態をいかに創るか!

が、重要な人生テーマです!

組織の役職は上になるほど、ポストが無くなる。ポストを狙うより、自分の顔で売れる状態を作れ!

●55歳になってから飯の種を蒔いても、遅すぎます! また、種が実になるのは10年くらいかかるでしょう。

3,40代でMBA取得して経営脳になったんだから、
55歳まで出世する狙いと、
40歳から自分の飯の種を蒔く練習を始めろ!

が、大事と考えます。

一人前とは、自分の顔で飯が食えること
早く実現しませんか?

●人生をうまく戦略的に生きるためにも、年齢で設計することは大事です。人生の大きな変化点で良い方向の舵を切れるための武器の1つがMBAです。

まとめ

【MBA体験記】MBAは何歳で取得すればよいを解説しました。

  • ①MBAに来る人の年齢構成
  • ②MBAは何歳でもよい
  • ③MBAを取って人生100年時代を戦略的に生きる


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