月: 2021年12月

  • 【必読】品質管理の用語集の演習問題【QC検定®2級対策】

    【必読】品質管理の用語集の演習問題【QC検定®2級対策】

    本記事のテーマ

    【必読】品質管理の用語集の演習問題【QC検定®2級対策】

    おさえておきたいポイント

    • ①品質機能展開
    • ②自社の収益の確保(QCD)
    • ③社会情勢やあった企業活動
    • ④自社の品質活動

    品質管理の用語集一覧の関連記事とリンクしています。各用語の使い方や、QC検定®に出題される文章に慣れましょう。

    【必読】品質管理の用語集一覧【QC検定®2級対策】
    QC検定®2級で頻出な、品質管理用語をまとめました。全用語を1つの記事にまとめました。

    本記事だけ読めば合格できます。
    なお、QC検定®2級合格対策本や参考書は1冊までにしてください。
    たくさん本を持っている人ほど、合格しません。
    合格する方法が重要で、対策本や参考書にはその方法が書いていません。
    品質管理・統計の初心者にとって分厚い本はキツイです。

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    【必勝メモ】と【必勝ドリル】のご紹介

    試験合格に必要最小限エッセンスをまとめた「必勝メモ」と
    何度も解いて合格に導く「必勝ドリル」
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    品質管理(QC)を究める数理問題集(初級・中級向け)

    QC検定®3級、QC検定®2級受験の方、QC検定®1級受験挑戦する方への問題集(80問)です。
    数学が苦手で品質管理の数理で苦戦していたら是非勉強しましょう!

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    ●商標使用について、
    ①QC検定®と品質管理検定®は、一般財団法人日本規格協会の登録商標です。
    ➁このコンテンツは、一般財団法人日本規格協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
    ➂QCプラネッツは、QC検定®と品質管理検定®の商標使用許可を受けています。

    ①品質機能展開

    品質管理は”自社の事業を永続的に成長し続けるため”に必要な活動です。そのために、社会や市場のニーズや要を掴みつつ、自社の収益を獲得し続ける活動が重要です。自社の収益を獲得しながら、社会に応えていくには、私たちは日頃、何を意識してどんな活動をすればよいかを考える必要があります。その活動の結果が品質管理につながります。イメージ図が下にあります。

    qms

    重要用語

    社会的責任、標準規格、トップマネジメント、経営理念、品質機能展開、方針管理、日常管理、PDCA

    ②自社の収益の確保(QCD)

    顧客満足を満たすために、市場分析して顧客ニーズを抽出するマーケットインが必要である。しかし、過去は作れば売れるプロダクトアウトな時代であった。
    自社を選んでもらえる魅力やQCD(品質、原価、納期)管理ができる自社の組織体制、運営が必要。

    品質、QCDなどの基礎用語は、意外と理解しにくいので、関連記事にわかりやすく解説しています。

    5分でわかる品質用語
    品質管理に急に関わるようになったあなた。難しい品質管理用語を丸暗記しても理解できず困っていませんか?本記事では、すぐに品質管理用語を使いこなせるよう、わかりやすく解説!

    ③社会情勢やあった企業活動

    法令遵守

    よくPL法が出題されます。

    製造物責任法(PL法)

    製造業者が負うべき賠償責任1994年に施行。損害賠償請求権は、損害および賠償義務者をしったときから3年の消滅時効または製造物を引き渡してから10年の除斥期間により消滅する。対策として製造物責任問題が発生してから対処する活動をPLD,発生させない活動をPLPという。

    この文章一式頭に入れておきましょう。5点くらい稼げますね。

    ISO9001 2015

    ISO9000 2015に適合した活動として7原則があります。

    ●顧客重視⇒売上拡大に必須
    ●リーダシップ⇒トップはもちろん各自にも求められる
    ●人々の積極的参加⇒会議参加だけでなく、自分事として改善活動
    ●プロセスアプローチ⇒自工程だけでなく工程間の相互作用も重要
    ●改善⇒不適合、是正処置による改善や、少しずつ改善する継続的改善
    ●客観的事実に基づく意思決定⇒決めつけでなく、再現性、客観性がある
    ●関係性管理⇒関係者やステークホルダーとの良好な関係

    自分の言葉でわかりやすく用語を整理しましょう。

    標準規格

    標準規格の種類⇒(標準化 国際、地域、国家、業界、社内)

    ISO14001(環境),ISO26000(社会的責任),ISO45001(労働安全衛生)もセットでよく出題される。

    ④自社の品質活動

    経営者(トップ)が取り組むこと

    トップマネジメント、コミットメント、方針管理、理念・ビジョン、中長期経営計画、品質展開

    社長、経営者が自らよい品質活動を行うと決めたコミットメントする。経営トップは方針管理を行う。

    トップは組織の使命・理念・ビジョン・経営環境に基づき中長期経営計画を策定し、各部門、組織へ策定案に沿って事業活動をするように品質展開する。

    各部門が取り組むこと

    目標と課題、トップマネジメント、品質保証体系図、QFD(品質機能展開)、分掌業務、管理項目と管理水準、力量、OJT

    各部門は、自部門の目標と課題を明確にして次期活動を計画し実施する。トップは各部門の達成状況などをチェックし、適切な対策をとるようトップマネジメントを行う。製品企画・設計・製造・検査・保守に至るまでの品質保証業務を各部門に割り振ったフローチャートである品質保証体系図を作成し、業務フローを管理する。

    またQFD(品質機能展開)を定義し、顧客に満足が得られる設計品質を設定しその設計の意図を製造工程までに展開する。各部門において、分掌業務を明確にして、それぞれの責任を担う。管理項目管理水準を決定する。各部門は、人的リソースにおいて要求品質を満たす力量があるかを確認し、必要に応じて教育やOJTを通じて社員のレベルアップを図る。

    ギャップ、PDCA、SDCA、日常管理、TQM、QCサークル活動(小集団活動)、後工程はお客様、経験や勘、事実に基づく管理、当たり前品質、一元的品質、魅力的品質、逆評価品質、無関心品質がある

    各部門やチームは、日々品質向上努めるため、目標と現状のギャップを定義し、そのギャップを埋めるための活動を行う。その活動を効果的にするためにPDCASDCA日常管理としてまわす。

    また、品質活動はトップマネジメントやTQMなどの会社的なものだけでなく、チームや個人ベースのQCサークル活動(小集団活動)も定期的に実施するとよい。上からの指示だけでなく、自ら考えて行動することが会社全体の品質マインド向上につながる。各部門はそれぞれの工程を担うが、後工程はお客様の精神で責任ある業務を行う。

    企画、設計、製造などの各工程においては経験や勘ではなく事実に基づく管理が重要である。顧客の立場から 当たり前品質、一元的品質、魅力的品質、逆評価品質、無関心品質がある。

    各工程で取り組むこと

    品質には、各工程に求められる。企画品質、設計品質(ねらいの品質),製造品質(できばえの品質)、使用品質がある。

    ①企画

    ブレーンストーミング、自由奔放、批判厳禁、課題解決型、問題解決型、重点指向、代用特性、リスクと機会、ねらいの品質

    顧客のニーズや要求事項を考えることは難しい。そのためアイデア出しが重要である。よく実施されるブレーンストーミングでは四大ルール(を求める、改善結合、自由奔放批判厳禁)をもとに、参加者の意義あるアイデアを量産する。

    顧客のニーズを発掘する課題解決型や顧客のクレームなどの問題発生に対する問題解決型のアプローチがそれぞれある。出た課題に対して、改善効果の大きい重点課題に注目して取り組むという重点指向をもってとりかかる。要求事項に求められる品質特性のうち、直接測定できないため、その代用として用いられる品質特性を代用特性という。

    製品規格におけるリスクと機会に着目し、自社に有利な戦略を構築する。設計品質は、ねらいの品質とよばれており、設計図や製品仕様書などの規定された品質である。設計品質の良し悪しは、製品仕様が顧客の要求と十分に合致しているかが重要である。

    ②設計

    設計審査DR、ボトルネック技術、品質表、要求品質と、品質特性、品質は工程で作り込む、アクシデント、インシデント、FMEA、FTA、重要性、頻度、検出困難度、QC7つ道具、新QC7つ道具、できばえの品質

    開発の各段階にいて、設計結果が、設計要求を満足して次の段階に進めてよいかを審査する設計審査DRを必ず実施する。設計審査DRには各工程の専門家を集めて、ボトルネック技術の有無や有った場合の技術的課題解決方法を議論する。

    また、品質表を使って要求品質と品質特性にヌケモレが無いかをチェックする必要がある。品質は工程で作り込む必要があるが、企画や設計の上流工程での品質の作り込みは特に重要である。

    製造後に発生しうるトラブルやアクシデントや、潜在的なインシデントを事前につかんで対策することが顧客満足度を高めつつ、余計な品質コストの発生を抑えることができる。そのためFMEAFTAを作成し、起こりうる懸念の抽出にあたる。

    FMEAはとくに、重要性、頻度、検出困難度で懸念事項を評価し、その得点の高低で対策の優先度を決めていく。設計を効率化する手法としてQC7つ道具新QC7つ道具がある。製造品質は、できばえの品質と呼ばれる。実際に作業標準通りに作業して製造されたものの品質である。製造品質の良し悪しは設計品質として要求された品質特性と合致しているかできまる。

    ③製造

    4M(材料、設備、作業者、測定方法、5S、三現主義、5ゲン主義、管理図、工程能力、ヒヤリハット、未然防止、直行率、校正、TPM、自主保全活動7つのステップ

    製造の際必要な4M(材料、設備、作業者、測定方法)が適切などうかをチェックする。製造現場では、安全に活動するために日頃から5Sを意識し、三現主義5ゲン主義に基づき現場ラインを管理する。

    量産にむけて管理図などを駆使し、工程能力の確保に努める。<製造現場では事故を防ぐために、ヒヤリハットを見つけ、事前に対策し、事故の未然防止に努める。

    製造コストを抑えるたえに、直行率を高め、出戻りが出ないように製造する。計測器は国家基準レベルに校正されているよう管理する。設備や製造環境を守るために、自主的な活動が必要である。TPMの考え方では自主保全活動7つのステップがある。

    ④検査

    直接検査、間接検査、全数検査、抜取検査、限界見本、標準見本、初期流動管理

    他社から購入した部品においては、直接検査間接検査のいずれかを選び、全数検査抜取検査の選択を行う。検査の合否判定を決める限界値である限界見本標準見本がある。納入後、初期故障によるトラブルが多いため、自社の初期流動管理が大事である。

    ⑤納入後、保守メンテナンス

    再発防止、フェールセーフ、プールプルーフ、偶然原因、ばらつき、トレーサビリティ、源流管理

    注意しても発生してしまうトラブルに対して、原因追及し、再発防止を実施する。また事故が発生しても安全な状態を確保できるフェールセーフになるように設計が必要である。さらに、事故トラブルを発生させない仕組みをいれるプールプルーフも考える必要がある。

    事故は偶然原因でおきるものや、ばらつきや工程管理不足によるものがある。製品や部品はどこで製造され、どのように製造されたかがわかるトレーサビリティの情報を提示する必要がある。不具合が発生した場合は、不具合の現象だけでなく、上流(源流)に戻って、原因を突き止める必要がある。これを源流管理という。

    試験の頻出用語を確認しました。不安な箇所は再度復習しましょう。

    まとめ

    QC検定®2級で、頻出かつ重要な品質管理用語を解説しました。

    • ①品質機能展開
    • ②自社の収益の確保(QCD)
    • ③社会情勢やあった企業活動
    • ④自社の品質活動

    品質管理の用語集一覧の関連記事とリンクしています。各用語の使い方や、QC検定®に出題される文章に慣れましょう。

    【必読】品質管理の用語集一覧【QC検定®2級対策】
    QC検定®2級で頻出な、品質管理用語をまとめました。全用語を1つの記事にまとめました。

  • 【必読】品質管理の用語集一覧【QC検定®2級対策】

    【必読】品質管理の用語集一覧【QC検定®2級対策】

    本記事のテーマ

    【必読】品質管理の用語集一覧【QC検定®2級対策】
    • ①QC7つ道具と新QC7つ道具
    • ②重要品質用語
    10回程度の過去問から出題された全重要用語を1つの記事にまとめました。
    知らない用語や、理解が不十分な用語が無いかチェックしましょう。

    なお、用語を使った演習問題を関連記事に用意しています。ご活用ください。

    【必読】品質管理の用語集の演習問題【QC検定®2級対策】
    QC検定®2級で頻出な、品質管理用語をまとめました。全用語に対して、説明文を見ながら用語の理解を深めることができます。

    本記事だけ読めば合格できます。
    なお、QC検定®2級合格対策本や参考書は1冊までにしてください。
    たくさん本を持っている人ほど、合格しません。
    合格する方法が重要で、対策本や参考書にはその方法が書いていません。
    品質管理・統計の初心者にとって分厚い本はキツイです。

    QC模試受験しよう!

    QC模試(品質技量の腕試し&QC検定®対策)
    品質技量の実力を試したい! QC検定®合格対策に活用したい!オリジナル試験問題を提供します!

    【QC検定® 2級合格対策講座】で必勝!

    QC検定® 2級合格対策講座を販売します。合格だけでなく、各単元の本質も理解でき、QC検定® 1級合格も狙える59題をぜひ活用ください。

    【必勝メモ】と【必勝ドリル】のご紹介

    試験合格に必要最小限エッセンスをまとめた「必勝メモ」と
    何度も解いて合格に導く「必勝ドリル」
    何度も繰り返すから力になる!

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    品質管理(QC)を究める数理問題集(初級・中級向け)

    QC検定®3級、QC検定®2級受験の方、QC検定®1級受験挑戦する方への問題集(80問)です。
    数学が苦手で品質管理の数理で苦戦していたら是非勉強しましょう!

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    ●商標使用について、
    ①QC検定®と品質管理検定®は、一般財団法人日本規格協会の登録商標です。
    ➁このコンテンツは、一般財団法人日本規格協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
    ➂QCプラネッツは、QC検定®と品質管理検定®の商標使用許可を受けています。

    ①QC7つ道具と新QC7つ道具

    QC7つ道具

    1. パレート図
    2. ヒストグラム
    3. チェックリスト
    4. 層別
    5. 散布図
    6. 特性要因図
    7. 管理図

    新QC7つ道具

    1. 新和図法
    2. PDPC法
    3. マトリックス法
    4. マトリックスデータ解析法
    5. アローダイアグラム法
    6. 連関図法
    7. 系統図法
    図の特徴、図の使い方がよく出題されます。

    ②重要品質用語

    (i)工程ごとの品質

    1. 魅力的品質
    2. 一元的品質
    3. あたり前品質
    4. 無関心品質
    5. 逆評価品質

    狩野モデルの5つをセットで覚えましょう。実際そんなに使う言葉ではないけど。

    (ii)工程ごとの品質

    1. 企画品質
    2. 設計品質
    3. 製造品質
    4. 使用品質

    QFD(品質機能展開)やQC工程図を考えるときに、各工程に求められる品質ですね。

    (iii)品質保証

    1. PL(製造物責任)
    2. PLD(製造物責任防御)
    3. PLP(製造物責任予防)

    PLはPL法ですが、PLをPLD(D:Defenceの防御) PLP(P:Preventionの予防) に分ける。違いは、
    ●PLD:事故発生後のダメージを少なくする
    ●PLP:事故発生を未然に防ぐ

    フェイルセーフとフールプルーフとセットで覚えるとよいですね。

    (iv)品質管理

    7つ用語をチェックしましょう。

    1. 顧客志向
    2. マーケットインとプロダクトアウト
    3. 後工程もお客様
    4. 自工程完結
    5. 重点指向
    6. QCサークル
    7. TQM

    穴埋め問題で用語が答えられるようにしましょう。

    (v)ISO9001 2015

    ISO9001 2015の重要用語を確認しましょう。

    1. 品質マネジメントシステム(QMS)
    2. 有効性と適合性
    3. 品質方針と品質目標
    4. 測定可能な品質目標
    5. 顧客満足
    6. トップマネジメントのコミットメント
    7. PDCA
    8. 資源
    9. リスクと機会
    10. 利害関係者(ステークホルダー)
    11. 顧客重視
    12. リーダーシップ
    13. 人々の積極的参加
    14. 客観的事実に基づく意思決定
    15. 関係性管理
    16. プロセスアプローチ
    17. 力量(その場でできる能力)
    18. 維持と保持(維持は更新OK,保持は変更NG)
    19. 文書化した情報(情報の管理方法は何でもよい)
    20. 内部監査
    21. マネジメントレビュー
    22. 不適合と是正処置
    23. 継続的改善(ちょっとずつ改善して元の悪い状態に戻らない)

    ちょっと用語が多いですが、頻出ですね。

    穴埋め問題で用語が答えられるようにしましょう。

    (vi)方針管理と日常管理

    方針管理、日常管理の違い。
    経営者のQFD,品質方針から方針管理の展開、
    各担当者の日常管理とのリンクが重要ですね。

    1. 方針管理
    2. 日常管理
    3. 中長期経営計画
    4. 年度経営方針

    (vii)監査

    立場の違いによる3つの監査があります。

    1. 第一者監査(内部監査で自分たちで監査)
    2. 第二者監査(取引先品質監査)
    3. 第三者監査(外部審査、認定機関による監査)

    (viii)その他の頻出用語

    1. デザインレビュー(DR)
    2. FTA(故障の木解析)とFMEA(故障の影響解析)
    3. FMEAのFM(Fail Mode故障モード)とEA(Effect Analysis 影響解析)
    4. 誤差:(系統誤差と偶然誤差)
    5. 誤差の4種類(ばらつき、かたより、真値、ばらつき)
    6. 官能検査(色つや、におい、表面の粗さなど)
    7. 標準化
    8. 規格:国際規格、地域規格、国家規格、社内規格
    9. JISの3種類のマーク、鉱工業品
    10. フェイルセーフとフールプルーフの違いと具体例
    11. アクシデントとインシデントの違い
    12. 直行率

    は三種類よく出題されます。
    ●鉱工業品
    ●加工技術
    ●特定側面

    誤差の種類を図で理解しましょう。

    誤差

    試験の頻出用語を確認しました。不安な箇所は再度復習しましょう。

    まとめ

    QC検定®2級で、頻出かつ重要な品質管理用語を解説しました。

    • ①QC7つ道具と新QC7つ道具
    • ②重要品質用語

    なお、用語を使った演習問題を関連記事に用意しています。ご活用ください。

    【必読】品質管理の用語集の演習問題【QC検定®2級対策】
    QC検定®2級で頻出な、品質管理用語をまとめました。全用語に対して、説明文を見ながら用語の理解を深めることができます。本記事を確認して確実に点数化しましょう。

  • 【必読】抜取検査の理論が最も重要【QC検定®2級対策】

    【必読】抜取検査の理論が最も重要【QC検定®2級対策】

    本記事のテーマ

    【必読】抜取検査の理論が最も重要【QC検定®2級対策】
    1. 抜取検査はなぜ必要なのか?
    2. ②抜取検査のメリット・デメリットは何か?
    3. ③抜取検査の合否基準はどうやって決めるのか?
    4. ④サンプル数と出荷後の不良率はどうやって決めるのか?
    5. ⑤調整型のなみ、ゆるい、きついの定義はどうやって決めるのか?
    おそらく、あなたの解答はすべて、
    JISで決められている

    でしょう。
    間違っていないけど、でもなぜJISはそう決めたのか?理論的に説明はできないはずです。

    抜取検査は使い方より理論をまず理解することが重要!
    でも、どこにも理論は解説していない。

    なので、本記事で抜取検査の理論を詳細にわかやすく解説します。
    本記事を読む、読まないの差はでかいです。

    頭で考えて抜取検査を勉強するか、
    カンで抜取検査の問題演習をしているかの差があります。

    検査は、日本の強みである品質の要。確実に検査の理論を本記事でマスターしてください。

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    品質管理(QC)を究める数理問題集(初級・中級向け)

    QC検定®3級、QC検定®2級受験の方、QC検定®1級受験挑戦する方への問題集(80問)です。
    数学が苦手で品質管理の数理で苦戦していたら是非勉強しましょう!

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    ●商標使用について、
    ①QC検定®と品質管理検定®は、一般財団法人日本規格協会の登録商標です。
    ➁このコンテンツは、一般財団法人日本規格協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
    ➂QCプラネッツは、QC検定®と品質管理検定®の商標使用許可を受けています。

    抜取検査の理論を理解する

    • ➀抜取検査が必要な理由が説明できる
    • ②抜取検査のメリット・デメリットが説明できる
    • ③抜取検査の合否基準が説明できる
    • ④サンプル数と出荷後の不良率が設計できる
    • ⑤調整型のなみ、ゆるい、きついの定義が決められる
    • ⑥抜取検査をさらに勉強したい方へ

    記事の信頼性

    記事を書いている私は、実験計画法を全く知らない状態から3ヶ月にQC検定®2級を合格し、さらに、QC検定®1級合格して、さらに独学で抜取検査の理論をまとめました。抜取検査の記事は超自信作です。

    ➀抜取検査が必要な理由が説明できる

    検査の種類を考えると3つある。
    ●全数検査(全部検査する)
    抜取検査(部分的に検査する)
    ●無試験(検査しない)

    3つの検査を比較すると、抜取検査が必要な場合を考えることでできます。

    抜取検査が必要な場合

    1. 部品数が膨大で全部検査できない場合
    2. 破壊検査の場合(破壊したら出荷できないから)

    抜取検査が必要な理由をまず説明できるようになりましょう。

    ②抜取検査のメリット・デメリットが説明できる

    簡単に想像つくはずです。

    【メリット】
    ●少ない数で検査判断できる(速くて、安くできる)
    【デメリット】
    ●不良品が出荷されてしまう

    デメリットである、不良品をいかに抑えるかを詰めておく必要があります。

    ③抜取検査の合否基準が説明できる

    抜取検査を研究した結果、たどり着いた結論を紹介します。

    抜取検査の検査設計は、
    すべてOC曲線で設計できる

    計数・計量、規準型・選別型・逐次・調整型、・・・とすべての抜取検査はOC曲線で設計できます。

    QCプラネッツは、QC検定®1級以上、1級、2級を対象に抜取検査50記事をまとめていますが、すべてOC曲線からスタートしています。

    OC曲線から合否判定を決める方法

    OC曲線を描きます。

    OC曲線

    見るべきポイントは以下です。暗記ではなく、しっかり理解しましょう。

    1. 2点(p0,1-α),(p1,β)を通るOC曲線で合否判定を決める
    2. p0,p1,α、βは製品の要求仕様に合わせて関係者と協議して決める

    α、βはそれぞれ第1種の誤り、第2種の誤りですね。
    α、βの値はJIS規格に準拠ではなく、必ず製品担当者で協議すべきです。出荷後の許容不良率は、予防コスト(検査コスト)と事後コスト(事故コスト)から考えて、コストやダメージが最小になるよう決めるべきです。ここは技術者の腕や経験が必要です。

    ④サンプル数と出荷後の不良率が設計できる

    JISでロットサイズとサンプルサイズの関係が規定されていますが、自分で考えるようになってください。

    サンプル数と出荷後の不良率もOC曲線から決める!

    2点(p0,1-α),(p1,β)を通るOC曲線を必ず描きますが、この2点を通る(n,c)は複数あります。。つまり、複数案のうち、nが最小なものを選べばOKです。

    抜取検査はサンプル数nにおいて、
    検査精度とコストは相反します。

    OC曲線で決めたサンプル数nと合格判定個数cがJISの主抜取表の値でもある。

    QCプラネッツは、実際に自分でOC曲線から(n,c)を計算してJISの主抜取表の値とほぼ一致することを確認しています。関連記事を紹介します。

    調整型抜取検査(1回方式)の主抜取表の作り方がわかる
    調整型抜取検査の抜取表のAc,Reの値の求め方やAQLが100以上のAc,Reの求め方を解説します。主抜取表は自分で作れます。

    ⑤調整型のなみ、ゆるい、きついの定義が決められる

    調整型抜取検査から次の疑問を解説します。

    1. なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の違いは何?
    2. AQLって何?
    3. 合格判定個数はどうやって決めている?

    答えを端的に述べます。詳細は関連記事に書いています。ヒントは、すべてOC曲線から作れる!です。

    1. なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の違いは、JISではAQLの1マス分の差。別の他の定義でもよい。
    2. AQLはなみ検査のp0(OC曲線)の値。
    3. 合格判定個数は、2点を通るOC曲線から求める。

    OC曲線

    ⑥抜取検査をさらに勉強したい方へ

    以上、抜取検査のエッセンスをさらっと解説しました。QC検定2級レベルはこの内容で十分です。しかし、抜取検査の世界の2%くらいしか紹介していません。もっと勉強がしたい方は、抜取検査のトップ記事を紹介しますので、確認してください。

     究める!抜取検査
    抜取検査は使い方だけ理解して終わっていませんか?実務で活用するには、抜取検査の理論の習得が必須です。本記事では、抜取検査全体の理論をわかりやすく解説します。

    資格試験合格も大事ですが、本質を理解する方はもっと重要です。実務に活かせる論理を是非ご覧ください。

    まとめ

    QC検定®2級で、抜取検査の理論を解説しました。

    • ➀抜取検査が必要な理由が説明できる
    • ②抜取検査のメリット・デメリットが説明できる
    • ③抜取検査の合否基準が説明できる
    • ④サンプル数と出荷後の不良率が設計できる
    • ⑤調整型のなみ、ゆるい、きついの定義が決められる
    • ⑥抜取検査をさらに勉強したい方へ
  • 【まとめ】究める!抜取検査

    【まとめ】究める!抜取検査

    本記事のテーマ

    【まとめ】究める!抜取検査

    抜取検査の使い方が理解でき、試験も合格できた!というあなたへ。抜取検査の個々の手法や値がどのように求めるのかは説明できますか?

    抜取検査は使い方より、理論を理解してほしいです。なぜなら、JISに頼るしかなく、業務の検査を自分で考えることができないからです。なぜ、個々の手法があり、サンプル数や合格判定数がある決まった値になっているのか?を考えることが重要です。

    昔は計算が大変だったので、使い方重視でした。今は、計算機があるので、理論が重要です。

    数値より理論が重要である現在に、ぴったりな抜取検査の教材がありません。

    品質は日本の強みの要です。品質を決めるのは検査です。その検査の理論がどこにも書いていないのは、大変まずいと危機感を感じたため、QCプラネッツでは、古書を研究し理論を解説しています。

    • ①抜取検査の使い方だけは教科書でマスターできる
    • ②抜取検査のここがわからない
    • ③良書が無いため抜取検査の勉強は苦労する
    • ④抜取検査のここがわからないがわかる!
    • ⑤抜取検査でおさえておきたいポイント
    • ⑥【必読】抜取検査の関連記事
    • ⑦抜取検査の本を紹介します。【良書ほど絶版で困る】

    ●You tube動画でも解説しています。ご覧ください。

    QCプラネッツが解説する抜取検査は全パターンです。紹介します。全部知っていますか?

    • (A) 1回抜取方式
    • (B) 2回抜取方式
    • (C) 選別型抜取検査
    • (D) 計量抜取検査
    • (E) 逐次抜取検査
    • (F) 調整型抜取検査
    50以上の内容をブログ記事とテキストに集約!
    これだけまとめたサイトをQCプラネッツだから作れる!

    本物の「抜取検査」問題集を販売します!

    QC検定®1級合格したい方、抜取検査の本質・理論をしっかり学びたい方におススメです。
    【QC検定®合格】「抜取検査」問題集を販売!①二項分布・ポアソン分布、OC曲線、➁多回抜取検査、➂選別型抜取検査、➃計量抜取検査、⑤逐次抜取検査、⑥調整型抜取検査、⑦抜取検査まとめ の7章全47題!

    ①抜取検査の使い方だけは教科書でマスターできる

    下の教科書を勉強すれば、抜取検査のやり方は十分理解できます。他のサイトもやり方を詳細に解説しています。

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    使い方だけ理解しても、理論が分からないと
    実務には使えないでしょう。
    「なぜ、この検査で、このサンプル数で、この合格判定条件で、こう結論づけた?」
    と聞かれて、論理的に説明できますか?

    試験問題は解けますが、解き方だけ理解しているだけで、抜取検査を論理的に説明することはできませんでした。手法をたくさん覚えたくらいでした。それでは、検査がわかるとは言えません。

    関連記事に、良書を紹介します。ただし、良書ほど絶版で、現在購入できる本は、抜取検査の使い方まで理解できるものです。

    抜取検査の本を紹介します。【良書ほど絶版で困る】

    良書ほど、古く絶版。
    現在本屋で販売の本は、抜取検査の使い方だけ理解できる。
    抜取検査をもっと知りたくなっても本が無い。。。
    だから、抜取検査の理論をまとめたQCプラネッツのブログを見て!

    ●You tube動画でも解説しています。

    【評価基準】
    ★:抜取検査の使い方は理解できる。しかし、理論がわからない。
    ★★:抜取検査の使い方は網羅している。しかし、理論がわからない。
    ★★★:抜取検査の理論が詳しくわかりやすく書いている。
    ★★★★:抜取検査の理論が詳しくわかりやすく書いている。ベスト良書!
    No 抜取検査の本 発行年度 販売 個人評価
    QMC抜取検査ハンドブック
    ―品質管理のための抜取検査
    1952 絶版
    抜取検査表―
    一回および二回抜取
    1954 絶版
    抜取検査入門 1957 絶版 ★★
    抜取検査―
    理論と適用
    1962 絶版 ★★
    新編抜取検査
    (品質管理講座)
    1963 絶版 ★★
    品質管理教程
    抜取検査法
    1966 絶版 ★★★★
    計量抜取検査
    の実施化理論
    1968 絶版 ★★★
    計数調整型抜取検査
    マニュアル―JIS Z 9015
    1971 絶版 ★★★
    サンプリングと抜取検査
    (QC入門講座)角田
    1992 絶版
    計数抜取検査手順と抜取表
    ―邦訳 MILーSTDー105D
    1996 絶版
    抜取検査実施法 2000 絶版 ★★
    サンプリングと抜取検査
    (QC入門講座)加藤
    2000
    JISハンドブック
    品質管理 2020
    2020

    ②抜取検査のここがわからない

    私がなぜ?と思った疑問をリストにまとめます。答えられるか確認ください。

    1. 手法がたくさんが、1つの考えで抜取検査を網羅できないか?
    2. サンプル数はどうやって決めたらよいかがわからない。
    3. 抜取回数を増やすメリットがわからない。
    4. 選別型抜取検査のメリットがわからない。
    5. 逐次抜取検査のメリットや合格判定直線の作り方がわからない。
    6. 調整型抜取検査の「なみ検査、ゆるい検査、きつい検査」の「なみ、ゆるい、きつい」の基準がわからない。
    7. 抜取表にある縦軸と横軸の値が1,1.5,2.5,4.0,6.5,10など、ルールに従っているが、これは何か?
    8. 抜取表にある合格判定個数の導出方法がわからない。
    9. 調整型抜取検査の各値(AQL,検査水準、切替えルール)の決め方がわからない。
    10. JISハンドブックには理論式や近似式があるが、導出方法がわからない。

    すべて本質的な疑問ですが、試験勉強やJISを勉強しても、上の①~⑨が全く答えられませんでした。

    ③良書が無いため抜取検査の勉強は苦労する

    泣き面に蜂で、上の疑問を説明してくれる本はありませんでした。なので、自分で考えて研究しました。

    ●現在入手可能な本の中では、JISのハンドブックが最も良い。
    しかし、高価なわりに、抜取検査の理論や背景は書いていない。
    ●過去の良書はいくつかあるが、絶版で入手困難である。
    計算機がない時代の本なので近似式導出が多く、現在の教科書には不向き

    困りました。

    QCプラネッツでは抜取検査をわかりやすく解説できるように研究し、
    抜取検査の理論をわかりやすく網羅し、
    複雑な計算はツールやプログラムで処理して、
    理論を考える記事を豊富に用意しています。

    抜取検査のなぜ?が最もわかるサイトと自信もって提供できます!

    ④抜取検査のここがわからないがわかる!

    先ほどの疑問の解答を先に教えます。抜取検査の理論の理解を早める効果があります。

    1. 手法がたくさんが、1つの考えで抜取検査を網羅できないか?
      OC曲線で全パターン解ける!
    2. サンプル数はどうやって決めたらよいかがわからない。
      OC曲線で判断できる
    3. 抜取回数を増やすメリットがわからない。
      1回のサンプル数を減らし、早めに検査終了させると検査量が減らせる
    4. 選別型抜取検査のメリットがわからない。
      検査後の不良率と検査量がおさえられる
    5. 逐次抜取検査のメリットや合格判定直線の作り方がわからない。
      合否を都度確認できる。OC曲線から合格判定直線が導出できる。
    6. 調整型抜取検査の「なみ検査、ゆるい検査、きつい検査」の「なみ、ゆるい、きつい」の基準がわからない。
      OC曲線とAQLから基準が作れる。
    7. 抜取表にある縦軸と横軸の値が1,1.5,2.5,4.0,6.5,10など、ルールに従っているが、これは何か?
      聞きなれないが、標準数(\(10^{0.2}\))≒1.58である。
    8. 抜取表にある合格判定個数の導出方法がわからない。⇒OC曲線から導出
    9. 調整型抜取検査の各値(AQL,検査水準、切替えルール)の決め方がわからない。⇒OC曲線から導出できるが、切替えルールの理論はわからない。
    10. JISハンドブックには理論式や近似式があるが、導出方法がわからない。⇒自分でOC曲線描けば値は導出できるため、JISの式は気にしなくていい。

    OC曲線描くと本質的な理解につながることがわかります。

    私が出した回答で、少し理解できた点と、さらに疑問になった点があるでしょう。関連記事をご紹介し、理解を深めてください。

    でも、その前に!

    抜取検査全般でおさえておきたいポイントを列挙します。

    ⑤抜取検査でおさえておきたいポイント

    1. すべての抜取検査はOC曲線から導出できる。
    2. OC曲線をたくさん描く練習をすれば抜取検査の理論がわかる。
    3. 抜取回数が増やすのは、検査量が減らせるから。
    4. 抜取表の軸の値は標準数標準数(\(10^{0.2}\))≒1.58であるが、自由に決めてもよい。
    5. 抜取表の合格判定個数はOC曲線から求められる。自分でOC曲線作って、判定個数を決めてもよい。
    6. 「なみ、ゆるい、きつい」の定義はあくまでJISが決めたもの。自分で自由に決めてもよい
    7. 検査は品質の要。顧客が納得する抜取検査とすべき。JISに準拠して製品・システムを抜取検査しても、相手が納得しないと意味が無い。
    8. JISや古書にある近似式は不要で、Excelなどのツールで簡単に計算できる。
    9. JISや本を読んで丸暗記せず、不明な点をなぜ?と疑問に思うこと。

    では、関連記事を紹介します。

    ⑥抜取検査の関連記事

    (A) 最も基本である1回抜取方式を、最初にマスターしよう

    曲線が抜取検査の根幹です。二項分布もポアソン分布もOC曲線が描けます!作成プログラムもあります! 抜取検査を勉強して、苦手なポアソン分布の式も慣れましょう。

    【まとめ】抜取検査(1回抜取)の基礎がわかる
    ●抜取検査はすべてOC曲線をベースに考える ●OC曲線(二項分布、ポアソン分布)を描こう ●OC曲線を作る超幾

    (B) 苦手意識のある2回抜取方式もOC曲線描いて理解しよう

    2回抜取検査は資格試験などには出ませんが、重要な概念です。
    2回抜取検査を実施するメリット、デメリットがわかるためにまとめました!

    以前は、ブログ記事でまとめていましたが、PDFとしてまとめました。ダウンロードして学習ください。

    2回抜取検査の流れが理解できる関連記事を紹介します。上から下に沿って、それぞれの関連記事を読んでいってください。

    抜取検査 【QCプラネッツ2回抜取検査プレミアム勉強プリント】リンク

    No ブログ記事リンク
    1 2回抜取方式(二項分布)のOC曲線が描ける
    2 2回抜取方式(ポアソン分布)のOC曲線が描ける
    3 2回抜取検査の第1サンプルの合格判定数acが導出できる

    一緒に勉強しましょう。

    (C) 選別型抜取検査をマスターしよう。

    選別型抜取検査のメリットは、
    平均出検品質(AOQ)が不良率pより小さくできること

    つまり、検査後の不良率であるAOQは、検査対象の不良率pより小さいため、検査後の不良率を低減することができます。

    その代わり、抜取検査から全数検査に切り替える手間が増えます。

    検査後の不良率を低減するための変数として、
    平均出検品質(AOQ)
    平均出検品質限界(AOQL)
    があります。

    詳細は、関連記事で解説しています。

    選別型抜取検査(JISZ9015)の平均出検品質AOQがわかる
    本記事では、選別型抜取検査の基本である平均出検品質AOQや平均出検品質限界(AOQL)をわかりやすく解説しました。

    さらに

    検査後の不良率はp→pL(p)となるので低減できるが、
    不良があった時点で全数検査に切り替える分、平均検査量は増加する。

    平均出検品質AOQと平均出検品質限界AOQLについて、不良率pとの関係をプロットすることができます。

    また、そのプロットには、サンプル数nによってさまざまな曲線が描けます。サンプル数と検査後の不良率であるAOQの関係がわかります。

    ロット合格率L(p)は二項分布とポアソン分を使います。QCプラネッツでは二項分布の場合もポアソン分布の場合も解説します。

    以前は、ブログ記事でまとめていましたが、PDFとしてまとめました。ダウンロードして学習ください。

    【QCプラネッツ選別型抜取検査プレミアム勉強プリント】リンク

    No ブログ記事リンク
    1 選別型抜取検査(JISZ9015)の平均検査量がわかる
    2 平均出検品質AOQと抜取個数の関係がわかる(二項分布)
    3 平均出検品質AOQと抜取個数の関係がわかる(ポアソン分布)

    一緒に勉強しましょう。

    (D) 計量抜取検査をマスターしよう。

    計量抜取検査を解説している本やサイトがほぼ皆無です。しっかり解説します。

    計量抜取検査の理論は、検出力の考え方と同じです。また、解法パターンが1つなのでマスターしやすいです。また、OC曲線への反映が難しいですが、わかりやすく解説します。

    計量抜取検査がすべてわかる【まとめ】
    計量抜取検査のエッセンスをすべて解説します。サンプル数n、合格判定係数k、合格判定値の導出、OC曲線の描き方をベースに、標準偏差σの既知、未知や規格値・合格判定値についてそれぞれ詳細に解説します。

    (E) 逐次抜取検査をマスターしよう

    逐次抜取検査は知っていますか?
    都度検査して、合否を出すか検査を続けるかを
    判断直線を使って検査する手法です。

    ブログ記事でまとめていましたが、PDFとしてまとめました。ダウンロードして学習ください。

    逐次抜取検査の流れが理解できる関連記事を紹介します。上から下に沿って、それぞれの関連記事を読んでいってください。

    以前、ブログ記事としていましたが、まとめて冊子にしました。
    どれも重要なテーマなので勉強しましょう!

    逐次抜取検査 【QCプラネッツ逐次抜取検査プレミアム勉強プリント】リンク

    No ブログ記事リンク
    1 計数逐次抜取検査(JISZ9009)の理論がわかる(二項分布)
    2 計数逐次抜取検査の特徴がわかる
    3 計数逐次抜取検査(JISZ9009)の理論がわかる(ポアソン分布)
    4 JISZ9010計量値逐次抜取検査(σ既知)の場合がわかる
    5 JISZ9010計量値逐次抜取検査(σ既知)の事例演習
    6 JISZ9010計量値逐次抜取検査(σ未知)の場合がわかる
    7 JISZ9010計量値逐次抜取検査(σ未知)の事例演習
    8 逐次抜取検査の合格判定線を作るときの注意点

    一緒に勉強しましょう。

    (F) 調整型抜取検査をマスターしよう

    基本的な使い方は、すでにわかっているでしょう。しかし、<br?
    「なみ、ゆるい、きついの違い」、「AQL」って何?、「検査水準はなぜ7つもあるのか?」、「主抜取表の合格判定個数の求め方」、「切替えルールの基準」は説明できますか? 教科書に書いていない内容をQCプラネッツが研究し、わかりやすく内容をまとめました。

    【まとめ】調整型抜取検査がわかる
    本記事では、調整型抜取検査の理論を解説します。検査水準、検査のきびしさの定義、主抜取表の値の求め方など、調整型抜取検査をマスターしたい方は必見です。

    (G) OC曲線の自動作成プログラムの使い方

    【問題集で使います】ので、
    OC曲線の自動作成プログラムの使い方
    を紹介します。

    実際に自動作成してみて、OC曲線の特徴や式に慣れましょう。

    OC曲線自動生成プログラム OC曲線の自動作成プログラムの使い方を解説します!

    ここまでわかれば、抜取検査を最もわかっている人になっているはずです。

    全部で50以上の記事とテキストPDFがありますが、じっくり読んで検査の達人を目指してください。検査は経験が重要といいますが、理論はもっと重要です。経験と勘だけではなく、統計的・数学的な知見も技術者には必要なスキルです。

    ⑦抜取検査の本を紹介します。【良書ほど絶版で困る】

    「抜取検査の本をどれにすればよいかわからない」、など困っていませんか?

    こういう疑問に答えます。

    ●You tube動画でも解説しています。

    抜取検査の本を紹介します

    アマゾン、大きな県立図書館を検索して、推薦したい本を下表にまとめます。

    【評価基準】
    ★:抜取検査の使い方は理解できる。しかし、理論がわからない。
    ★★:抜取検査の使い方は網羅している。しかし、理論がわからない。
    ★★★:抜取検査の理論が詳しくわかりやすく書いている。
    ★★★★:抜取検査の理論が詳しくわかりやすく書いている。ベスト良書!
    No 抜取検査の本 発行年度 販売 個人評価
    QMC抜取検査ハンドブック
    ―品質管理のための抜取検査
    1952 絶版
    抜取検査表―
    一回および二回抜取
    1954 絶版
    抜取検査入門 1957 絶版 ★★
    抜取検査―
    理論と適用
    1962 絶版 ★★
    新編抜取検査
    (品質管理講座)
    1963 絶版 ★★
    品質管理教程
    抜取検査法
    1966 絶版 ★★★★
    計量抜取検査
    の実施化理論
    1968 絶版 ★★★
    計数調整型抜取検査
    マニュアル―JIS Z 9015
    1971 絶版 ★★★
    サンプリングと抜取検査
    (QC入門講座)角田
    1992 絶版
    計数抜取検査手順と抜取表
    ―邦訳 MILーSTDー105D
    1996 絶版
    抜取検査実施法 2000 絶版 ★★
    サンプリングと抜取検査
    (QC入門講座)加藤
    2000
    JISハンドブック
    品質管理 2020
    2020

    【ご注意!】ご購入の前にQCプラネッツに問い合わせてください。

    絶版ばかりなので、価格が乱れることがあります。
    300円で買えるときがあっても、30,000円になる場合もあります。
    一回QCプラネッツに問い合わせてください。
    何を必要としているか教えてください。
    ブログで済むなら、その記事を紹介します。

    抜取検査の理論はQCプラネッツのブログを見て!

    ②抜取検査の理論はQCプラネッツのブログを見て!

    良書ほど、古く絶版。
    現在本屋で販売の本は、抜取検査の使い方だけ理解できる。
    抜取検査をもっと知りたくなっても本が無い。。。
    古い良書を勉強したが、
    計算機がない時代の本なので、
    理論より近似式を立てて値を求める方を優先している。
    古い良書にある抜取検査の理論と
    複雑な計算はExcelに任せて理論を理解できるものが必要!
    QCプラネッツに記事をまとめることにしました。

    まとめると、

    「抜取検査の理論をQCプラネッツより詳しく書いているところは無い」と明言できます。

    まとめ

    「【まとめ】究める!抜取検査」について解説しました。OC曲線があれば、抜取検査のすべてがわかります。豊富な関連記事を紹介しました。是非勉強してください。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

    • ①抜取検査の使い方だけは教科書でマスターできる
    • ②抜取検査のここがわからない
    • ③良書が無いため抜取検査の勉強は苦労する
    • ④抜取検査のここがわからないがわかる!
    • ⑤抜取検査でおさえておきたいポイント
    • ⑥【必読】抜取検査の関連記事
    • ⑦抜取検査の本を紹介します。【良書ほど絶版で困る】
  • 【まとめ】抜取検査(1回抜取)の基礎がわかる

    【まとめ】抜取検査(1回抜取)の基礎がわかる

    本記事のテーマ

    【まとめ】抜取検査(1回抜取)の基礎がわかる
    • ①検査の種類を理解する
    • ②抜取検査はOC曲線で考える
    • ③抜取検査とOC曲線で理解しておくべきこと

    本物の「抜取検査」問題集を販売します!

    QC検定®1級合格したい方、抜取検査の本質・理論をしっかり学びたい方におススメです。
    【QC検定®合格】「抜取検査」問題集を販売!①二項分布・ポアソン分布、OC曲線、➁多回抜取検査、➂選別型抜取検査、➃計量抜取検査、⑤逐次抜取検査、⑥調整型抜取検査、⑦抜取検査まとめ の7章全47題!

    抜取検査の初歩ですが、とても重要です。なぜなら、この記事の内容が抜取検査のベースだからです。

    関連記事とテキストにまとめたPDFの内容をご紹介します。

    抜取検査(1回抜取)の関連記事

    No 記事 内容
    1 ブログ 全数検査と抜取検査と無検査の違いがわかる
    2 ブログ 抜取検査はすべてOC曲線をベースに考える
    3 ブログ OC曲線(二項分布、ポアソン分布)を描こう
    4 ブログ 【重要】抜取検査に欠かせない標準数がわかる
    5 ブログ 【簡単】AQL(合格品質水準)がすぐわかる
    6 ブログ 抜取検査設計補助表(JISZ9002)はすごい!
    1 テキスト
    (PDF)
    OC曲線を作る超幾何分布、二項分布、ポアソン分布をマスターする
    2 テキスト
    (PDF)
    【重要】検査の誤りがOC曲線へ与える影響がわかる
    3 テキスト
    (PDF)
    【重要】計数規準型一回抜取検査表(JISZ9002)はOC曲線から作れる

    ①検査の種類を理解する

    抜取検査の前に、検査とは何で、どんな検査があるかを理解しましょう。抜取検査の特性や適用場面が理解できます。最初に確認してほしい関連記事です。

    全数検査と抜取検査と無検査の違いがわかる
    抜取検査を学ぶ前に、無検査、全数検査、抜取検査の違いを理解しましょう。また、検査の違いを不良率とコストの観点からまとめました。さらに臨界不良率の導出も説明します。

    ②抜取検査はOC曲線で考える

    抜取検査はOC曲線で考える。
    これが、抜取検査で最も重要です。
    抜取検査の関連記事のすべてにOC曲線が出てきます。

    OC曲線の描き方を解説した関連記事です。ロット合格率の立式、OC曲線で重要な値の読み方を理解しましょう。

    抜取検査はすべてOC曲線をベースに考える
    抜取検査はすべて、OC曲線をベースに考えていきます。OC曲線を構成する二項分布の導出や式の意味、OC曲線の描き方や描くために必要な制約条件について解説します。教科書のように表面的な理解しかできない本当のOC曲線がわかり、自分で抜取検査が設計・計画できるようになります。

    ぜひ、OC曲線の描くプログラムを活用ください。このプログラムがあれば、サンプル数nと合格判定数cを入れるだけでOC曲線が一瞬で描けます。OC曲線をいっぱい描かないと抜取検査の全容が理解できません。関連記事からプログラムを活用しましょう。二項分布も苦手なポアソン分布もあります。

    OC曲線自動生成プログラム OC曲線の自動作成プログラムの使い方を解説します!

    OC曲線をマスターするには、二項分布、ポアソン分布、超幾何分布を理解する必要があります。3つの確率分布関数についてわかりやすく解説しています。ポアソン分布は、抜取検査とOC曲線に慣れると理解は早まります。

    【QCプラネッツ抜取検査(1回抜取)プレミアム勉強プリント】リンク

    【1】OC曲線を作る超幾何分布、二項分布、ポアソン分布をマスターする」をご覧下さい。

    抜取検査の要である、OC曲線と描くプログラムが入手できたところまで来ました。

    ③抜取検査とOC曲線で理解しておくべきこと

    抜取検査でよく使う表や変数について、関連記事で解説します。

    抜取検査の最も基本である、計数規準型一回抜取検査の抜取表を解説します。単に抜取表の読み方だけ理解して終わるのではなく、抜取表の値を導出する過程を解説します。自分で計算できてはじめて、抜取表が習得できます。

    【QCプラネッツ抜取検査(1回抜取)プレミアム勉強プリント】リンク

    【3】【重要】計数規準型一回抜取検査表(JISZ9002)はOC曲線から作れる」をご覧下さい。

    その他、たくさんの抜取検査を解説しますが、すべて抜取表の中の値を実際に計算していきます。

    合格品質水準(AQL)は抜取検査の重要な変数です。JISや教科書も詳しくAQLの定義が解説しています。しかし、実際にどの値がAQLかがはっきり書いていません。関連記事でAQLの定義について、白黒はっきりさせました。

    【簡単】AQL(合格品質水準)がすぐわかる
    AQL(合格品質水準)はOC曲線上でどの値なのかが説明できますか?JISや教科書の説明ではよくわからないはずです。本記事では、AQLの定義をわかりやすく解説します。

    主抜取表のAQLと不良率の間隔がある一定の倍数になっています。これは何か?「標準数」です。なじみのない標準数について解説します。

    【重要】抜取検査に欠かせない標準数がわかる
    規準型抜取検査や調整型抜取検査の抜取表の範囲や区分はどのように決めているかご存じですか?本記事は、抜取表の範囲や区分や、抜取表を自分で作る方法を解説します。抜取表の作り方が知りたい方は必見です。

    抜取検査に慣れると、目にするのが抜取検査設計補助表です。この表と値の精度が高いので驚きました。計算機が未発達な時代でも近似式を使って正確な値を求める昔の先輩方に脱帽です。JIS規格の値とExcelから計算した値を比較しました。

    JISの表は魔法の表ではなく、自分で計算して確かめる習慣をつけましょう。

    抜取検査設計補助表(JISZ9002)はすごい!
    抜取検査にある抜取検査設計補助表の式やサンプル数の求め方を説明できますか?本記事では、サンプル数を導出する近似式とExcelを使ってOC曲線からサンプル数を導出する方法の2つを解説します。抜取検査をマスターしたい方は必見です。

    検査の誤りによるOC曲線に与える影響を解説します。検査対象以外で検査ミスがある場合のOC曲線に与える影響を考えます。実務向きな関連記事です。

    【QCプラネッツ抜取検査(1回抜取)プレミアム勉強プリント】リンク

    【2】【重要】検査の誤りがOC曲線へ与える影響がわかる」をご覧下さい。

    検査は品質の要。
    最も基本で重要な1回抜取方式の抜取検査を
    マスターしましょう

    まとめ

    抜取検査(1回抜取)の基礎について解説しました。

    • ①検査の種類を理解する
    • ②抜取検査はOC曲線で考える
    • ③抜取検査とOC曲線で理解しておくべきこと
  • 【まとめ】調整型抜取検査がわかる

    【まとめ】調整型抜取検査がわかる

    本記事のテーマ

    【まとめ】調整型抜取検査がわかる
    • ①調整型抜取検査もOC曲線描けばすべてわかる
    • ②なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の基準がわかる
    • ③なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の主抜取表の作り方がわかる
    • ④調整型抜取検査は自分で考えて設計できる

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    調整型抜取検査は
    ①検査基準と検査水準を決めて
    ②抜取回数と合格判定数をJIS規格表から求めたらOK!
    ですが、
    調整型抜取検査の理論は説明できますか?
    JIS規格の使い方の勉強より、
    抜取検査の理論が説明できることが重要です。
    なぜなら、品質を決める検査は、必ず顧客から説明責任が求められます。

    なので、QCプラネッツでは、JISでも教科書にも書いていない、抜取検査の理論をしっかり解説します。

    調整型抜取検査についての関連記事を紹介します。併せて読んでください。個別に内容紹介をしていきます。

    ①調整型抜取検査もOC曲線描けばすべてわかる

    OC曲線は抜取検査の根幹です。

    すべての抜取検査は、OC曲線で設計できます。

    ●計数抜取検査
    ●計量抜取検査
    ●選別型抜取検査
    ●逐次抜取検査
    ●調整型抜取検査
    すべて共通です。

    たくさんの抜取検査手法がありますが、理論はすべてOC曲線から始めます。

    OC曲線から調整型抜取検査を考える方法

    OC曲線から調整型抜取検査に必要な値が求められます。
    合格品質水準AQL,サンプル数n,合格判定個数Ac
    これに、検査のきびしさ、検査水準が加わるだけです。

    OC曲線は抜取検査の母です。

    OC曲線

    OC曲線から
    ●第1種の誤りとなる不良率p0=AQL(合格品質水準)
    ●第2種の誤りとなる不良率p1がわかります。
    ●また曲線を構成する、サンプル数n,合格判定個数Acもわかります。

    ②なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の基準がわかる

    OC曲線から必要なデータが読めたら、検査のきびしさを考えましょう。

    最初に、OC曲線から、なみ検査の主抜取表が作れることを関連記事で解説します。

    OC曲線(二項分布とポアソン分布)を使って、合格品質水準AQLが0~1000における、合格判定個数Acと合格品質水準AQLの関係を解説しました。主抜取表を作る過程は是非知っておいてください。魔法の表でもなく、あなたも作ることができます。

    調整型抜取検査(1回方式)の主抜取表の作り方がわかる
    本記事では、OC曲線を描きながら調整型抜取検査の重要な値(抜取表のAc,Reの値など)の導出方法を解説します。

    自分で作ると、主抜取表が身近な存在になります。

    調整型抜取検査の主抜取表を見ると、サンプル数nとAQLの値の間隔がある一定の法則であることや、合格判定個数Ac,不合格判定個数Reが主抜取表の対角線上に同じ値となり、きれいにまとまっていることがわかります。これ、なぜそうなるのか?を次の関連記事で解説しています。

    調整型抜取検査のなみ検査の主抜取表がわかる
    本記事では、主抜取表の値(AQLサンプルサイズ、合格判定数Ac,不合格判定数Re)をOC曲線から導出し、自力で主抜取表が 作れることを解説します。

    以上の2つの関連記事から、なみ検査の場合の主抜取表の作り方が理解できます。

    どこにも主抜取表の作り方が書いていないので、研究して調べたら自分でも作れることがわかりました。

    ③なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の主抜取表の作り方がわかる

    なみ検査で、主抜取表が理解できたら、検査のきびしさの定義を理解しましょう。ゆるい検査、きつい検査もまとめてマスターできます。

    OC曲線を使って、なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の違いの定義を明らかにし、3つの検査共通の合格品質水準AQLが何であるかもはっきりさせました。調整型抜取検査でわからないことはすべてOC曲線が解決してくれます。

    なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の主抜取表(一回抜取方式)の作り方がわかる
    本記事ではJISの抜取表に頼らずに、自分で考えて調整型抜取検査(なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の主抜取表(一回抜取方式))を設計できるように解説!

    1回抜取検査だけでは物足りないので、2回抜取検査についても、なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の主抜取表をOC曲線から求めた結果を解説しています。手計算ではきびしく、Excelなどの解析ツールが必須です。

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    ここまで、来れば、JIS規格が定義する、なみ検査、ゆるい検査、きびしい検査がマスターできます。

    しかし、1つ問題があります。

    検査は品質の要。
    品質に問題があれば、顧客から説明責任が問われる。
    「JISどおり検査した」では顧客は納得しない。
    検査は品質の要。
    JIS規格を参考にしながら
    自分で考えて検査して、その結果を説明できることが重要。

    検査は、顧客への説明責任を負います。
    自分で考えて抜取検査を設計することが重要です。
    これについても、関連記事で詳しく解説します。

    実務に活かせることが重要。
    お勉強だけでは通用しません。

    ④調整型抜取検査は自分で考えて設計できる

    検査の選択する考え方をまとめました。基本はJIS,教科書ですが、あなたが担当する製品やシステム、顧客要求に合わせて抜取検査を実施することが重要です。関連記事で詳しく解説します。

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    検査のきびしさの切替え方法は、JISにあります。しかし、このルールの根拠は数学的に解けませんし、
    あなたが担当する製品やシステム、顧客要求によって、切替え方法は変わります。よく吟味すべきであることを関連記事で詳しく解説します。

    検査のきびしさの切替え方法はJISに頼るな!(調整型抜取検査)
    本記事では、JISZ9015にある検査を切り替える基準と実務での注意点について解説します。

     

    検査水準(特別検査水準、通常検査水準)とロットサイズとサンプル数の関係もJISに規定されています。しかし、そのまま使うべきかどうかは、あなたが担当する製品やシステム、顧客要求を考慮するべきです。よく考えて、抜取検査を設計してほしいことを、関連記事で詳しく解説します。

    調整型抜取検査の検査水準がわかる
    本記事では、検査水準の中身を解説し、JIS規格の活用と、自分で抜取検査を設計するポイントを解説します。

    検査は品質の要。
    その抜取検査の理論が非常にわかりにくい!
    わかりにくい理由は抜取検査規格の歴史にあります。

    QCプラネッツは自分で研究して、仮説を立てながら、抜取検査の理論をほぼ解明しました。その結果は、すべてOC曲線で抜取検査は設計できることです。

    調整型抜取検査の関連記事をぜひご覧ください。

    まとめ

    調整型抜取検査について解説しました。自分で設計できるレベルになっていますよ。

    • ①調整型抜取検査もOC曲線描けばすべてわかる
    • ②なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の基準がわかる
    • ③なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の主抜取表の作り方がわかる
    • ④調整型抜取検査は自分で考えて設計できる
  • 抜取検査設計補助表(JISZ9002)はすごい!

    抜取検査設計補助表(JISZ9002)はすごい!

    本記事のテーマ

    抜取検査設計補助表(JISZ9002)に頼るな!(OC曲線で考える)
    • ①抜取検査設計補助表の導出式の意味はわからない
    • ②自力でサンプル数n、合格判定数cは計算できる!
    • ③計算機がない時代でも精度良い値を作れるのはすごい!

    ●You tube動画でも確認ください。

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    【QC検定®合格】「抜取検査」問題集を販売!①二項分布・ポアソン分布、OC曲線、➁多回抜取検査、➂選別型抜取検査、➃計量抜取検査、⑤逐次抜取検査、⑥調整型抜取検査、⑦抜取検査まとめ の7章全47題!

    ①抜取検査設計補助表の導出式の意味はわからない

    抜取検査設計補助表(JISZ9002)

    試験に頻出である抜取検査設計補助表を解説します。

    ロット合格率L(p)=1-α(第1種の誤りα)なpをp0
    ロット合格率L(p)=β(第2種の誤りβ)なpをp1
    として、
    比 p1/p0の値が大きすぎる場合、小さすぎる場合に抜取検査設計補助表を使いますね。

    OC曲線

    抜取検査設計補助表のモデル式

    サンプル数n,合格判定数c、係数\(a_0\),\(a_1\)を使って、
    \(n=\frac{a_0}{p_0}+\frac{a_1}{p_1}\)
    と計算でき、係数\(a_0\),\(a_1\)が表の通りとなっています。

    \(p_1/p_0\) c \(n=\frac{a_0}{p_0}+\frac{a_1}{p_1}\)
    17以上 0 2.56/\(p_0\)+115/\(p_1\)
    16~7.9 1 17.8/\(p_0\)+194/\(p_1\)
    7.8~5.6 2 40.9/\(p_0\)+266/\(p_1\)
    5.5~4.4 3 68.3/\(p_0\)+334/\(p_1\)
    4.3~3.6 4 98.5/\(p_0\)+400/\(p_1\)
    3.5~2.8 6 164/\(p_0\)+527/\(p_1\)
    2.7~2.3 10 308/\(p_0\)+770/\(p_1\)
    2.2~2.0 15 502/\(p_0\)+1065/\(p_1\)
    1.99~1.86 20 704/\(p_0\)+1350/\(p_1\)

    抜取検査設計補助表(JISZ9002)のここがわからない

    古書や論文を調査しましたが、次の2点がわかりません。

    1. サンプル数nのモデル式がわからない。なぜ、p1,p0の逆数の和なのかがわからない
    2. 係数の求め方が分からない。どうやって値が決まったのかわからない

    もし、知っている方は教えてください。どの文献見ても、式と値の引用だけで、式の導出は書いていません。

    ②自力でサンプル数n、合格判定数cは計算できる!

    抜取検査設計補助表を使わないとしたら、どうするか?

    自分でOC曲線を描いて、(n,c)を求めたらOKです。

    OC曲線の描き方については、関連記事があります。Excel VBAでOC曲線が作れます。

    OC曲線自動生成プログラム OC曲線の自動作成プログラムの使い方を解説します!

    ③計算機がない時代でも精度良い値を作れるのはすごい!

    計算機がない時代でも精度良い値を作れるのはすごい

    今は、Excelで簡単に計算ができるからJIS規格表はそれほど必要ない。
    けど、計算機がほとんど無かった1950年代から精度が高い抜取検査設計補助表がある。

    計算機がないのに、精度が出せる!
    昔の先輩方はすごいと思いませんか?

    計算機がない時代は、近似式を駆使して、値を取りに行っていました。
    しかし、今は計算機(Excel)があるので、値自体の価値は下がり、むしろ、理論・理由・本質を理解する方が重要になります。
    計算機がない時代の方が、抜取検査の良書は多い。
    時代が進み、現在は値の求め方より、抜取検査の理論や考えが重要になっている。
    しかし、抜取検査の理論や考えを解説した良書が無いのが現状

    なので、QCプラネッツは研究して理論を解説しています。

    では、どれくらい精度がよいか調べてみましょう。

    抜取検査設計補助表とExcelの値の比較

    抜取検査設計補助表を再掲します。

    抜取検査設計補助表のモデル式

    サンプル数n,合格判定数c、係数\(a_0\),\(a_1\)を使って、
    \(n=\frac{a_0}{p_0}+\frac{a_1}{p_1}\)
    と計算でき、係数\(a_0\),\(a_1\)が表の通りとなっています。

    \(p_1/p_0\) c \(n=\frac{a_0}{p_0}+\frac{a_1}{p_1}\)
    17以上 0 2.56/\(p_0\)+115/\(p_1\)
    16~7.9 1 17.8/\(p_0\)+194/\(p_1\)
    7.8~5.6 2 40.9/\(p_0\)+266/\(p_1\)
    5.5~4.4 3 68.3/\(p_0\)+334/\(p_1\)
    4.3~3.6 4 98.5/\(p_0\)+400/\(p_1\)
    3.5~2.8 6 164/\(p_0\)+527/\(p_1\)
    2.7~2.3 10 308/\(p_0\)+770/\(p_1\)
    2.2~2.0 15 502/\(p_0\)+1065/\(p_1\)
    1.99~1.86 20 704/\(p_0\)+1350/\(p_1\)

    Excelで計算するOC曲線も再掲します。

    OC曲線

    では、個々のcの値に対して、Excelと抜取検査設計補助表のそれぞれから求めたサンプル数nを比較します。

    c=0の場合

    ●近似式 2.56/\(p_0\)+115/\(p_1\)

    n(Excel) 20 50 100 500 1000
    c 0 0 0 0 0
    p0 0.26 0.1 0.05 0.01 0.01
    p1 10.88 4.5 2.28 0.47 0.24
    p1/p0 42.42 43.87 42.97 34.28 27.3
    n'(近似式) 20.56 50.5 98.81 435.69 767.13
    Excelから求めたサンプル数nと
    抜取検査設計補助表から求めたサンプル数n’はほぼ一致します。
    n=500,1000の場合はちょっとずれていますね。

    c=1の場合

    ●近似式 17.8/\(p_0\)+194/\(p_1\)

    n(Excel) 20 50 100 500 600
    c 1 1 1 1 1
    p0 1.81 0.71 0.35 0.06 0.04
    p1 18.1 7.56 3.83 0.78 0.65
    p1/p0 10.02 10.57 10.83 13.93 15.67
    n'(近似式) 20.57 50.57 100.84 567.34 725
    Excelから求めたサンプル数nと
    抜取検査設計補助表から求めたサンプル数n’はほぼ一致します。
    n=500,600の場合はちょっとずれていますね。

    c=2の場合

    ●近似式 40.9/\(p_0\)+266/\(p_1\)

    n(Excel) 20 50 100 500 900
    c 2 2 2 2 2
    p0 4.22 1.65 0.82 0.15 0.08
    p1 24.48 10.3 5.24 1.06 0.59
    p1/p0 5.8 6.22 6.37 6.9 7.42
    n'(近似式) 20.57 50.56 100.6 515.06 961.07
    Excelから求めたサンプル数nと
    抜取検査設計補助表から求めたサンプル数n’はほぼ一致します。
    n=900の場合はちょっとずれていますね。

    c=3の場合

    ●近似式 68.3/\(p_0\)+334/\(p_1\)

    n(Excel) 20 50 100 500 1000
    c 3 3 3 3 3
    p0 7.14 2.78 1.38 0.27 0.13
    p1 30.42 12.88 6.56 1.33 0.67
    p1/p0 4.26 4.63 4.76 5 5.38
    n'(近似式) 20.55 50.52 100.54 506.16 1042.47
    Excelから求めたサンプル数nと
    抜取検査設計補助表から求めたサンプル数n’はほぼ一致します。

    c=4の場合

    ●近似式 98.5/\(p_0\)+400/\(p_1\)

    n(Excel) 20 50 100 500 1000
    c 4 4 4 4 4
    p0 10.41 4.02 1.99 0.39 0.19
    p1 36.07 15.36 7.84 1.59 0.8
    p1/p0 3.47 3.82 3.94 4.05 4.09
    n'(近似式) 20.55 50.53 100.55 501.55 1006.39
    Excelから求めたサンプル数nと
    抜取検査設計補助表から求めたサンプル数n’はほぼ一致します。

    c=6の場合

    ●近似式 164/\(p_0\)+527/\(p_1\)

    n(Excel) 20 50 100 500 1000
    c 6 6 6 6 6
    p0 17.73 6.76 3.33 0.65 0.32
    p1 46.73 20.11 10.29 2.1 1.06
    p1/p0 2.64 2.98 3.09 3.21 3.28
    n'(近似式) 20.53 50.47 100.44 502.17 1008.73
    Excelから求めたサンプル数nと
    抜取検査設計補助表から求めたサンプル数n’はほぼ一致します。

    c=10の場合

    ●近似式 308/\(p_0\)+770/\(p_1\)

    n(Excel) 100 500 1000 1500 2000
    c 10 10 10 10 10
    p0 6.29 1.23 0.61 0.41 0.31
    p1 14.99 3.07 1.54 1.03 0.78
    p1/p0 2.38 2.48 2.51 2.53 2.54
    n'(近似式) 100.32 500.48 1001.28 1501.82 2000.61
    Excelから求めたサンプル数nと
    抜取検査設計補助表から求めたサンプル数n’はほぼ一致します。

    c=15の場合

    ●近似式 502/\(p_0\)+1065/\(p_1\)

    n(Excel) 100 500 1000 1500 2000
    c 15 15 15 15 15
    p0 10.3 2.02 1 0.66 0.5
    p1 20.61 4.23 2.13 1.42 1.07
    p1/p0 2 2.1 2.11 2.15 2.13
    n'(近似式) 100.4 500.64 1000.67 1508.83 1996.61
    Excelから求めたサンプル数nと
    抜取検査設計補助表から求めたサンプル数n’はほぼ一致します。

    c=20の場合

    ●近似式 704/\(p_0\)+1350/\(p_1\)

    n(Excel) 500 1000 1500 2000 2500
    c 20 20 20 20 20
    p0 2.83 1.41 0.93 0.7 0.55
    p1 5.37 2.7 1.8 1.36 1.08
    p1/p0 1.9 1.91 1.93 1.93 1.97
    n'(近似式) 500.14 1000.29 1505.15 1996.41 2523.37
    Excelから求めたサンプル数nと
    抜取検査設計補助表から求めたサンプル数n’はほぼ一致します。

    調べてわかりますが

    計算機がほとんど無かった1950年代から精度が高い抜取検査設計補助表があるのはすごいことですね。

    公式や解法の暗記だけではなく、実際に計算して比較することが重要です。

    まとめ

    抜取検査設計補助表(JISZ9002)の式の意味がわからないけど、ExcelからOC曲線を描くと、抜取検査設計補助表の精度が高く、すごい表であることを解説しました。

    • ①抜取検査設計補助表の導出式の意味はわからない
    • ②自力でサンプル数n、合格判定数cは計算できる!
    • ③計算機がない時代でも精度良い値を作れるのはすごい!
  • 検査のきびしさの切替え方法はJISに頼るな!(調整型抜取検査)

    検査のきびしさの切替え方法はJISに頼るな!(調整型抜取検査)

    本記事のテーマ

    調整型抜取検査の検査切替え方がわかる
    「調整型抜取検査の切替えルールの理由」
    「JISの切替えルールは必須なのか?」
    がはっきりします!
    • ①JISの切替えルールの規準の理論はわからない
    • ②切替えルールは検査対象に合わせて考えるべき

    自分で抜取検査の理論を理解して、抜取検査を先に自分で設計して、必要な値をJISや教科書を使うようにしたいです。

    ●You tubeでも解説しています。ご確認ください。

    本物の「抜取検査」問題集を販売します!

    QC検定®1級合格したい方、抜取検査の本質・理論をしっかり学びたい方におススメです。
    【QC検定®合格】「抜取検査」問題集を販売!①二項分布・ポアソン分布、OC曲線、➁多回抜取検査、➂選別型抜取検査、➃計量抜取検査、⑤逐次抜取検査、⑥調整型抜取検査、⑦抜取検査まとめ の7章全47題!

    ①JISの切替えルールの規準の理論はわからない

    JISZ9015を読むと、検査のきびしさ(なみ検査、ゆるい検査、きつい検査)の切替え方法が下図のように書いています。

    切替えルール

    試験にも頻出です。検査回数と不良品の数でどのタイミングで検査のきびしさを切り替えるかを勉強する必要があります。

    ところが、よく考えると、この検査のきびしさの切替える基準の根拠がどこから決まっているのか?疑問に思うはずです。

    切替えスコアが30以上なら、ゆるい検査でよい。
    ⇒30ってどこから決まっているの?

    連続5ロット以内に2ロットが不合格ならきつい検査に切り替える。
    ⇒5ロットと2ロットはどこから求めた値なのか?

    連続5ロットが合格ならなみ検査に切り替える。
    ⇒連続、5ロットの根拠は?

    JISだから全部正しいですが、
    鵜呑みせず、値や判断基準の理由を考えることが重要です。

    わからないことをまとめると、次の2つです。

    切替える基準のここがわからない!

    1. 基準を決める値や数式がわからない。
    2. 実際の検査は対象によって切替え基準はばらばらなはず。1つの規格に従うのは無理がある

    QCプラネッツでは、研究中ですが、知っている方は教えてください。

    ②切替えルールは検査対象に合わせて考えるべき

    検査結果で最も重要なことは、

    不良品や事故を許容範囲外で出ないよう社内で検査すること。
    それは、JIS規格どおり検査することではなく、自分たちで抜取検査を設計すること。

    検査結果は顧客が評価する

    関連記事にあるように、品質は顧客が満足する期待値です。

    5分でわかる品質用語
    品質管理に急に関わるようになったあなた。難しい品質管理用語を丸暗記しても理解できず困っていませんか?本記事では、品質管理用語をわかりやすく解説します。

    顧客要求レベルを上回る結果を出すように検査を設計しなければなりません。

    抜取検査が調整型だからとして、JISZ9015の切替え基準そのまま準拠しても、顧客は満足しない可能性もあります。

    検査対象ごとに要求される検査を考えるのが重要

    全数検査なら、不良は確実に見つかりますが、大量の製品の場合は抜取検査にならざるを得ません。顧客要求を満たすために、どんな調整型抜取検査を考えるべきか?

    自分でゼロベースで考えてみましょう。

    以下は、QCプラネッツの1つの考え方を紹介します。

    検査のきびしさを自分で定義

    次のように2つだけでよいと考えます。
    ●なみ検査: 顧客要求レベルを満たすきびしさ
    ●きつい検査:初期流動管理の場合、不良品が見つかりトラブル発生した場合

    ゆるい検査は、不要としてもよいでしょう。ゆるくしてよい理由が無いからです。ゆるい検査は手抜き検査であってはなりません。

    ゆるい検査のきびしさを入れたい場合

    検査のきびしさを3段階にしたければ、次のように考えます。
    ●ゆるい検査:顧客要求レベルを満たすきびしさ
    ●なみ検査: 重要顧客の要求レベルを満たすきびしさ
    ●きつい検査:初期流動管理の場合、不良品が見つかりトラブル発生した場合

    ●ゆるい検査≡なみ検査
    ●なみ検査≡ちょっときびしい検査
    ●きつい検査≡最悪の条件以上に厳しくした場合の検査
    と、なみ検査ときつい検査がきびしくした条件にした方がよいでしょう。

    切替え基準も自分で定義

    なみ検査、きつい検査のみで考えた場合に話を戻します。
    ●なみ検査: 顧客要求レベルを満たすきびしさ
    ●きつい検査:初期流動管理の場合、不良品が見つかりトラブル発生した場合

    なみ検査ときつい検査を切り替える条件とタイミングは、
    担当部門や経営陣との調整で決めるべきで、JIS規格のような値で決めるものではない。

    新しい製品を出荷するときは、
    きつい検査で始めるでしょう。

    その後、
    ●ある一定期間(半年、年のスパンですが)経過して、製造工程が安定、成熟した場合
    ●納品後、目立ったトラブルや不良が出ていないことが確認した場合
    の条件がそろったら、きつい検査⇒なみの検査へ切り替えてもOKでしょう。

    ただし、工場のある部門だけの判断ではなく、営業、技術、工場と顧客との調整で決める必要があります。

    不良確率が一定以下だからといって、きつい検査からなみ検査に一方的に変えても、NGとなる場合があります。関係者間の調整が重要となります。

    抜取検査では、検査しない製品の不良はそのまま外部に流れてしまいます。そのリスク評価と不良・事故発生の対応も関係者間で調整しておく必要があります。

    検査の切替えは、JIS規格の方法で機械的に変わるものではなく、多くの関係者間の調整が必要となります。

    品質を決める検査だけに、慎重に考える必要があります。

    検査は品質を決める要。
    トラブルがあると説明責任が問われます。
    なぜ、そのような検査をしたかを技術的に説明できるように
    抜取検査を勉強する必要があります。

    まとめ

    検査のきびしさ(調整型抜取検査)を切り替える方法について解説しました。

    • ①JISの切替えルールの規準の理論はわからない
    • ②切替えルールは検査対象に合わせて考えるべき
  • 調整型抜取検査の検査水準がわかる

    調整型抜取検査の検査水準がわかる

    本記事のテーマ

    調整型抜取検査の検査水準の背景が理解できる
    「調整型抜取検査の検査水準が7つに分かれる理由」、
    「ロットの大きさごとにサンプルサイズが決まっている理由」
    をわかりやすく解説!
    • ①検査水準の根拠がわからないことがわかる
    • ②調整型抜取検査の理論がわかりにくい理由
    • ③規格に頼らず、自力で抜取検査を設計すべき

    自分で抜取検査の理論を理解して、抜取検査を先に自分で設計して、必要な値をJISや教科書を使うようにしたいです。

    ●You tube動画でも解説しています。ご確認ください。

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    ①検査水準の根拠がわからないことがわかる

    調整型抜取検査で、サンプルサイズを決めるために、必須な表が、検査水準表です。

    4つの特別検査水準(S-1,S-2,S-3,S-4)と通常検査水準(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)の7つに区分され、
    ロットサイズごとにサンプルサイズ(文字)が決まっています。

    ロットサイズ 特別検査水準 通常検査水準
    S-1 S-2 S-3 S-4
    2~8 A A A A A A B
    9~15 A A A A A B C
    16~25 A A B B B C D
    26~50 A B B C C D E
    51~90 B B C C C E F
    91~150 B B C D D F G
    151~280 B C D E E G H
    281~500 B C D E F H J
    501~1200 C C E F G J K
    1201~3200 C D E G H K L
    3201~10000 C D F G J L M
    10001~35000 C D F H K M N
    35001~150000 D E G J L N P
    150001~500000 D E G J M P Q
    500001以上 D E H K N Q R

    でも、この表に対して、いろいろ疑問に思いませんか?

    1. なぜ、4つの特別検査水準と3つの通常検査水準があるのか?
    2. 各検査水準の定義があいまい
    3. 「何も制約がなければ、通常検査水準Ⅱを使うこと」ってなぜ?
    4. 水準ごとのサンプルサイズが若干変わる根拠は何?
    5. ロットサイズとサンプルサイズの比は妥当なのか?

    つっこみどころ満載です。学校の試験や資格試験では、素直に表を使って合格しましょう。でも、それじゃ、抜取検査がわかるとは十分言えません。

    JIS・教科書・論文を調査しても、検査水準の各々気になる点がわかる根拠が明記していません。
    では、使い方だけ暗記して使えばよいのか?
    NGです!
    検査は検査の妥当性を証明することが最重要なので、使う値や表は確実に納得して説明できるようにすべきです。

    なぜ、JIS・教科書・論文を調査しても、わからないのかを次に解説します。

    ②調整型抜取検査の理論がわかりにくい理由

    調整型抜取検査の理論がわかりにくい理由

    調整型抜取検査の規格は米軍規格を直輸入した版の改良版
    自分たちで考えて標準化する前に、強制的に規格導入となった。
    1950年以前の米軍規格に関する知見が少ない。
    これが、調整型抜取検査の理論がわかりにくい理由です。

    QCプラネッツは知見が少ないため、抜取検査の理論のすべてを理解はできていません。その代わり、自分で仮説を立てて、論理に矛盾がない説明をしっかりブログで解説しています。

    調整型抜取検査の歴史

    品質管理の歴史と重なりますが、簡単に紹介します。

    抜取検査の歴史

    1. 1945年まで日米が戦争
    2. 終戦後は米国が日本を統治するが、対戦相手だった日本を発展させる気は全くなかった
    3. どころが、1950年に、朝鮮戦争(冷戦)が勃発してしまった。
    4. 戦場に近い供給元が必要になった米国が日本を製造拠点に選択。
    5. ところが、当時の日本は品質管理レベルが低かった。
    6. 品質の悪い供給品では戦争に勝てないため、急遽デミングらを来日させた。
    7. 米国の秘伝のタレである品質管理や標準化・規格を日本企業に従わせた。
    8. 戦敗国は戦勝国に反発するのが常である。他国のテロ活動がその例。
    9. しかし、実際に、失業者が多く、経済がどん底だった日本は、供給品を爆買してくれる米国にうまく対応した。
    10. 明日を生き抜くだけで精一杯な日本と、冷戦に勝ちたい米国の利害関係がうまく一致した。
    11. 多くの品質管理や標準化の概念が日本に伝わり、日本企業の品質レベルが上がった。

    よくある教科書では、
    ●日米友好のために、デミング博士が来日、
    ●日本の品質レベルが向上し、経済発展
    と優しめに書いています。正しいけど、そんな理由で、簡単に変革が起こるかは疑問です。

    もともと対戦国に対して、米国の秘伝のタレである「科学管理」、「品質管理」を教えるはずがありません。でも、「そうは言っていられない緊急事態が起きた」ため、早く日本に品質管理を教えなければならなくなった。とするのが自然です。

    また、日本側も、焦土化された相手の要求に簡単には乗りません。本来は反発活動が増えて荒れるはずです。しかし、経済が冷え切っており、失業者が多い暗い時代に、突如爆買いする相手がいれば、ハングリー精神で、何でも吸収しますよね。生活が楽になるなら、何でも頑張る状況だったのです。

    冷戦が日本の品質管理を高めるきっかけであったはずです。

    その後、日本は戦後復興・経済発展して落ち着いてくると、
    「いろいろ米国から伝わったものって、本当に正しいの? ルールの背景や理由が知りたい」
    と本質的な研究が深まるようになります。

    調整型抜取検査は、
    1940年代に米軍規格としてスタートし、
    1950年にMIL-STD-105Aが日本に直輸入されます。

    その後、しばらく米軍の規格の改定が進み、
    1971年に日本規格であるJISZ9015 1971が制定されます。

    日本人が考えて作った規格ではなく、米国のものを改良した規格であるため、規格の背景や理由を調べてもなかなか知見が得られないのが現状です。
    品質管理は技術に親和性が高いですが、意外と世界史・地政学も関係していきます。なぜなら、ルールづくりをするのが品質管理や標準化です。ルールづくりは国家間の思惑が入ってきます。

    品質管理は世界史・地政学、経済・経営など幅広く俯瞰するとさらに面白さが広がります。

    ③規格に頼らず、自力で抜取検査を設計すべき

    調整型抜取検査に話を戻します。,

    調べてもわからないで終わらせずに、自分で考えて抜取検査を設計しましょう。JIS通り検査するより、検査内容を技術的に説明できることが重要です。

    自分で抜取検査を設計する

    抜取検査の設計ポイント

    1. OC曲線で抜取検査を設計するのが大前提
    2. 検査対象の消費者危険、生産者危険を品質コストや経営の影響から設定する
    3. 消費者危険、生産者危険の2点を通るOC曲線を描く
    4. OC曲線を決定するサンプル数nと合格判定数cを決める

    この基本ができていれば、抜取検査は、検査対象の許容不良率から設計できるので、説明責任が十分果たせます。数値を早く求めるときに、JISの規格表を活用すればよいのです。

    サンプル数はOC曲線を見ながら決める

    消費者危険、生産者危険の2点を通るOC曲線は複数描ける。
    そのうちのサンプル数nが最小のものを選ぶとよい。

    サンプル数nと合格判定数cが異なっていても、OC曲線がぴったりであれば、合否判定基準は同じなので、サンプル数nを小さい方を選んでも、合否結果は同じです。

    検査コストも考慮すれば、サンプル数nは小さくしたいですよね。

    実際に近いOC曲線を描いてみましょう。
    ●n=50,c=2
    ●n=200,c=11
    ●n=2000,c=125

    OC曲線

    不良率の軸を拡大しているので、3本はややずれてはいますが、不良率1%,2%前後は許容範囲とすれば、
    サンプル数をn=2000からn=50と1/40にサンプル数を減らしても
    合否判定結果精度は変わらないといえます。

    このように、OC曲線カーブと不良率を見て、検査コストも考慮しながら、サンプル数を決定してもよいです。

    検査設計が面倒ならJISの検査水準表を見ればOKですが、
    値を決める理由を説明できるなることも重要です。

    まとめ

    調整型抜取検査の検査水準と、自分で抜取検査を設計することの重要さを解説しました。

    • ①検査水準の根拠がわからないことがわかる
    • ②調整型抜取検査の理論がわかりにくい理由
    • ③規格に頼らず、自力で抜取検査を設計すべき
  • なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の主抜取表(一回抜取方式)の作り方がわかる

    なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の主抜取表(一回抜取方式)の作り方がわかる

    なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の主抜取表(一回抜取方式)の作り方がわかる

    「なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の主抜取表のAc,Reの値の求め方がわからない」、「なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の違いがわからない」など困っていませんか?
    【簡単】\(χ^2\)乗分布がすぐ使いこなせる【初心者向け】
    • ①なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の違いがわかる
    • ②ゆるい検査、きつい検査の合格判定個数をOC曲線から導出
    • ③なみ検査、ゆるい検査、きつい検査を選ぶ時の注意点

    自分で抜取検査の理論を理解して、抜取検査を先に自分で設計して、必要な値をJISや教科書を使うようにしたいです。

    ●You tube動画でも解説しています。

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    ①なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の違いがわかる

    結論

    JISZ9015-1では、AQL(合格品質水準)とサンプル数nを標準数\(10^{0.2}\)=1.58倍ずつずらしたものと定義。

    1つずつずらしたものと定義しただけです。どんな抜取検査でも、なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の違いはJISの定義と同一にする必要はありません。

    主抜取表で比較

    0.65 1 1.5 2.5 4 6.5 10
    検査 サイズ Ac,Re Ac,Re Ac,Re Ac,Re Ac,Re Ac,Re Ac,Re
    ゆるい 20 1,2 2,3 3,4 4,5 6,7
    なみ 20 1,2 2,3 3,4 5,6
    きつい 20 1,2 2,3 3,4
    ゆるい 32 1,2 2,3 3,4 4,5 6,7 8,9
    なみ 32 1,2 2,3 3,4 5,6 7,8
    きつい 32 1,2 2,3 3,4 5,6
    ゆるい 50 1,2 2,3 3,4 4,5 6,7 8,9 10,11
    なみ 50 1,2 2,3 3,4 5,6 7,8 10,11
    きつい 50 1,2 2,3 3,4 5,6 8,9
    ゆるい 80 2,3 3,4 4,5 6,7 8,9 10,11
    なみ 80 1,2 2,3 3,4 5,6 7,8 10,11 14,15
    きつい 80 1,2 2,3 3,4 5,6 8,9 12,13

    同じ色を見ると、対角線に1つずつずれているのがわかりますね。

    数式で比較

    OC曲線の式で、なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の違いを比較します。
    詳細は関連記事に解説しています。

    検査のきびしさを変えても同じAQLにするために、ゆるい検査ときつい検査では、OC曲線の式を一部補正しています。

    補正変数mは、主抜取表のAQLの1列のずれを考慮して、標準数\(10^{0.2}\)を入れます。
    ●\(L(p)\)=\(\sum_{r=0}^{c} {}_nCr (pm)^r (1-pm)^{n-r}\) (なみ検査) (m=1)
    ●\(L(p)\)=\(\sum_{r=0}^{c} {}_nCr (pm)^r (1-pm)^{n-r}\) (ゆるい検査) (m=\(10^{-0.2}\))
    ●\(L(p)\)=\(\sum_{r=0}^{c} {}_nCr (pm)^r (1-pm)^{n-r}\) (きつい検査) (m=\(10^{0.2}\))

    AQL

    AQL

    上の図では、
    ●なみ検査 (n,Ac)=(20,3)
    ●ゆるい検査 (n,Ac)=(13,3)
    ●きつい検査 (n,Ac)=(32,3)
    について、ゆるい検査ときつい検査の曲線を補正し、なみ検査 (n,Ac)=(20,3)のOC曲線に近づけて、AQL=6.5%と求めました。

    なお、サンプル数どおしを比較すると
    32/20=1.6≒\(10^{0.2}\)
    20/13=1.53≒\(10^{0.2}\)
    の関係があります。不思議ですが、そうなるように主抜取表を作ったのでしょう。すごいですね。

    ②ゆるい検査、きつい検査の合格判定個数をOC曲線から導出

    ゆるい検査、きつい検査のOC曲線を定義

    もう一度書きますが、下の3つの式からOC曲線を描いて、合格判定個数を求めます。
    ●\(L(p)\)=\(\sum_{r=0}^{c} {}_nCr (pm)^r (1-pm)^{n-r}\) (なみ検査) (m=1)
    ●\(L(p)\)=\(\sum_{r=0}^{c} {}_nCr (pm)^r (1-pm)^{n-r}\) (ゆるい検査) (m=\(10^{-0.2}\))
    ●\(L(p)\)=\(\sum_{r=0}^{c} {}_nCr (pm)^r (1-pm)^{n-r}\) (きつい検査) (m=\(10^{0.2}\))

    ゆるい検査、きつい検査の合格判定個数を導出

    OC曲線を描いて合格判定個数を求めます。

    サンプル数n=20を固定し、合格判定個数c=Acを0から20まで変化させます。
    なみ検査、ゆるい検査、きつい検査でそれぞれ
    c=Acを0から20まで変化させた場合のOC曲線を描きます。

    OC曲線

    AQLとAcの関係をまとめてみましょう。

    AQL 0.15 0.25 0.4 0.65 1 1.5 2.5 4 6.5 10 15 25 40 65 100
    ゆるい 0 1 1 1 1 2 2 3 4 6 8 12 16 20 20
    なみ 0 0 1 1 1 1 2 2 3 4 6 8 12 16 19
    きつい 0 0 0 1 1 1 1 2 2 3 4 6 8 12 16

    OC曲線からAcを導出して抜取表を作ると、なみ検査、ゆるい検査、きつい検査では合格判定個数Acが1つずつずれていることがわかります。

    主抜取表の作り方がわかると、JISが提供する魔法の表ではなく、自力でも作れる身近な表になりますね。
    主抜取表の使い方を勉強して終わるのではなく、
    主抜取表をどのように作るのかを考えることが抜取検査をマスターする上で重要です

    ③なみ検査、ゆるい検査、きつい検査を選ぶ時の注意点

    あなたが抜取検査する対象の、「なみ、ゆるい、きつい」の定義と
    JISが定義する「なみ、ゆるい、きつい」の定義は一致しない
    点に注意が必要

    JISが定義する「なみ検査、ゆるい検査、きつい検査」

    JISには明記していない点が、わかりにくくしていますが、
    JISの定義は、AQLを1つずらしたもので定義しているようです。

    また、AQLは公比が標準数\(10^{0.2}\)=1.58の等比数列として、JISの主抜取表があります。

    あなたが抜取検査する対象の「なみ検査、ゆるい検査、きつい検査」

    一方、あなたが検査する対象では、検査対象によって、「なみ、ゆるい、きつい」の程度が変わるはずです。

    次の3点に注意しましょう。

    1. 「なみ、ゆるい、きつい」の差はJISの定義(標準数\(10^{0.2}\)=1.58)と同じとは限らない
    2. 「あなたの「なみ検査」はJISの「なみ検査」と同じとは限らない
    3. 「JIS規格だからそのまま活用しても良いとは限らない
    JIS規格の表だから何でも正しいではなく
    あなたが実施したい抜取検査の合否判定基準や調整したい幅(ゆるさ、きつさ)を自分で考えることが重要です。

    あなたが抜取検査すべき「なみ検査、ゆるい検査、きつい検査」

    まとめると、

    1. あなたの「なみ検査」の合否判定基準を設計する
    2. あなたの抜取検査の調整の幅(ゆるさ、きつさ)を自分で定義して設計する
    3. JIS規格に合う検査条件ならJIS規格を活用する

    あなたの「なみ検査」の合否判定基準を設計する

    検査の合否判定基準を、製品出荷後の品質コストや経営リスクを考慮して、決める必要があります。そこから、消費者危険(p0,1-α)、生産者危険(p1,β)をいくらにすべきか?がわかります。

    消費者危険(p0,1-α)、生産者危険(p1,β)が決まると、そこを通るOC曲線を引くと、サンプル数n,合格判定個数cの候補がいくつか出てきます。(n,c)によって、同じ点を通るOC曲線が複数描けるからです。

    サンプル数n、合格判定個数cを1つに絞ります。

    あなたの抜取検査の調整の幅(ゆるさ、きつさ)を自分で定義して設計する

    調整型抜取検査を実施したいならば、調整の幅をJISの表を見る前に、自分で考える必要があります。

    出荷実績が少なく、初期流動管理が必要なら、最初は、きつい検査とし、半年経過して、品質に問題がなければ、なみ検査とするなど考えます。

    初期流動管理の場合の、製品不良率が、工程管理が成熟した場合の不良率と比較して、どの程度違うのか?を検討します。それをカバーできる、きつい条件を設定して、きつい検査と定義します。

    品質はどの工程でも、「なぜそうしたか?」を自分で説明できる責任があります。自分で考えて設計し、それがOKならそのままでも良く、NGなら改善していけばよいです。そして、自分で改善案を考えることができます。

    JISに頼ると、なぜかもわからず、検査し続けることになってしまいます。

    JIS規格は、調整の幅をAQLの公比(標準数)として、さまざまなサンプル数とAQLにおける合格判定個数を定義しています。ただ、どんな調整型抜取検査にするかは、あなたが考える必要があります。
    抜取検査対象となる製品で、JIS規格に従って検査したら、
    「なぜ、サンプル数n,合格判定個数Acを決めたのか?」と品質監査で聞かれて時に
    「JISどおりにやったから」としか回答できず、監査で不適合と言われる可能性があります。

    JISの調整型抜取検査の主抜取表を使う前に、抜取検査を自分で考える力を身につけましょう。

    まとめ

    調整型抜取検査(1回方式)の主抜取表(なみ検査、ゆるい検査、きつい検査)の作り方について解説しました。

    • ①なみ検査、ゆるい検査、きつい検査の違いがわかる
    • ②ゆるい検査、きつい検査の合格判定個数をOC曲線から導出
    • ③なみ検査、ゆるい検査、きつい検査を選ぶ時の注意点
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