【まとめ】信頼性工学を究める!

信頼性工学を究める

本記事のテーマ

【まとめ】信頼性工学を究める!
  • ①QC検定で学んだくらいでは何もわかっていないのと同じ
  • ➁信頼性工学は何を学ぶものか?
  • ➂信頼性向上が信頼性工学の目的
  • ➃信頼性工学を究めるために必要な記事の紹介
  • ⑤ブログだった32記事を冊子にまとめました!
単なる試験対策の勉強では、
信頼性工学なんて何もわかっていないのと同じ。
信頼性工学の本質がわかる
QCプラネッツ記事で勉強しましょう。

①QC検定で学んだくらいでは何もわかっていないのと同じ

QC検定で学ぶ内容

点数稼ぎやすく、落とせない信頼性工学ですよね! だから、簡単で馴染みやすいイメージが強いはずです。

頻出パターンは大体こんな感じです。

  1. 直列・並列の系の信頼度の計算
  2. MTTF,MTBF,MTTRの公式使った計算
  3. 意味不明でもいいから信頼度の区間計算はχ2乗分布とその自由度代入に注意して解く問題
  4. 突然出て来るワイブル分布を活用した確率紙の使い方
  5. 確率紙からパラメータやB10ライフの求め方

得点源となる信頼性工学は簡単と思いがち

理解していなくても、公式代入や確率紙の使い方を暗記すれば点数は稼げるし、QC検定1級も合格できます。

でも、何もわかっていないのと同じ

でも、そんな問題は
お子ちゃまレベル!
信頼性工学ってそんなに甘くないし
ちゃんと理論を理解しましょう!
信頼性向上で品質改善、業績向上につながる大事な理論です!

QCプラネッツの思い

過去の良書をかき集め、信頼性工学のプロとしても十分通用する大事なエッセンスを50記事にして解説しました!
試験対策はもちろん、仕事しても、プロとしても十分通用できるレベルになれます!

苦労して学んで得た、皆に伝えたいエッセンスを記事で解説しています。

➁信頼性工学は何を学ぶものか?

関連記事の紹介の前に、全部ガチで勉強した結果、

信頼性工学は何を学ぶものか?

の結論を述べます。

  1. 信頼度向上(故障しにくく)する工夫とその効果が知りたい
  2. 信頼度を評価するパラメータを活用したい
  3. 信頼度を評価するための数学を駆使する
  4. QC検定合格したい(本質ではない)

つまり、

  1. 使っている製品の寿命を評価し、延伸できる方法を考えたい
  2. 寿命を計算で求めたい
  3. 寿命計算できるための数学力が前提
  4. 公式暗記して問題が解ける(本質ではない)

とわかりました。

そこで、まとめのブログ記事として以下を紹介しています。

  1. 【信頼性工学】確率密度関数がわかる(指数関数)
  2. 【信頼性工学】確率密度関数がわかる(正規分布)
  3. 【信頼性工学】ワイブル分布がわかる
  4. 対数正規分布がよくわかる
  5. 【必読】寿命計算の信頼区間にχ2乗分布を使う理由がよくわかる
  6. 信頼度の点推定と区間推定がわかる(ワイブル分布)
  7. 【必読】指数分布とポアソン分布の関係がよくわかる
  8. 直列系の信頼性・故障率がよくわかる
  9. 並列系の信頼性・故障率がよくわかる
  10. 多数決系の信頼性・故障率がわかる
  11. 【必読】MTBF,MTTFの点推定と推定区間の式がよくわかる
  12. 信頼性における抜取検査はポアソン分布を使う理由がわかる
  13. 正規確率紙がよくわかる
  14. スタージェスの公式がよくわかる
  15. 対数正規確率紙がよくわかる
  16. メジアンランク法がよくわかる
  17. ミーンランク法がよくわかる
  18. ワイブル確率紙がよくわかるし、自分で作れる!(その1)
  19. ワイブル確率紙がよくわかるし、自分で作れる!(その2)
  20. 累積ハザード法がよくわかるし、自分で作れる!
  21. ワイブル確率紙と累積ハザード法の違いがよくわかる
  22. 【まとめ】信頼性工学を究める!

なので、QC検定対策のための記事はありませんが、本質を解説した記事なので、試験は楽勝に合格できる内容です。

今回は、
【まとめ】信頼性工学を究める!

この記事にリンク先はすべてのQCプラネッツ信頼性工学の記事につながっています!

➂信頼性向上が信頼性工学の目的

信頼性工学を学ぶ目的は?

単体の信頼性モデルや、数式が難解なため、単体モデルを考えるだけでもハードです。
だから、

信頼性工学を学ぶ目的が見失いがち

さらに、教科書の章立てやページも、説明しやすさを優先するので、信頼性工学を学ぶ目的や目標が見えにくいです。むしろ、手前の数式とかでくじけやすい!

信頼性工学を学ぶ目的は
信頼性を向上させる方法を学ぶ!
つまり、壊れにくい系を考え、数量評価すること!
信頼性工学を学ぶ目的のために
基礎となる確率、数学、統計の勉強
単体の信頼性の評価
が身に着けておく必要がある!
信頼性工学に関する本、データをかき集めてファンダメンタルな理論をわかりやすく解説します!

なお、半導体や電子部品などの実例を解説した本などありますが、どの分野でも自分で考えた確率分布を用いて信頼性評価したいので、ここの解説は省いています。

QCプラネッツ信頼性工学の記事は50あります。結構ボリュームありますので、じっくり読み進めてください。

➃信頼性工学を究めるために必要な記事の紹介

上から関連記事を読むと理解が進みますが、もちろん読みたい所からでもOKです。

【信頼性工学】確率密度関数がわかる(指数関数)

信頼性工学 信頼性工学は自力で説明や式の導出ができますか?公式や内容を暗記しやすい内容ですが、理論は意外と難しい信頼性工学。本記事では数式やモデルを理解しながら大事な信頼性工学を解説していきます。きちっと信頼性工学を勉強したい人は必読です。

【信頼性工学】確率密度関数がわかる(正規分布)

信頼性工学_正規分布 信頼性工学は自力で説明や式の導出ができますか?公式や内容を暗記しやすい内容ですが、理論は意外と難しい信頼性工学。本記事ではストレスストリングスモデルを使った正規分布型の関数を解説します。きちっと信頼性工学を勉強したい人は必読です。

【信頼性工学】ワイブル分布がわかる

信頼性工学_ワイブル分布 信頼性工学は自力で説明や式の導出ができますか?公式や内容を暗記しやすい内容ですが、理論は意外と難しい信頼性工学。本記事ではワイブル分布の導出や、ワイブル分布の確率密度関数の期待値と分散を導出過程を端折らず解説!。きちっと信頼性工学を勉強したい人は必読です。

対数正規分布がよくわかる

信頼性工学_対数正規分布 信頼性工学で使う対数正規分布が説明できますか? 本記事では、正規分布から対数正規分布を導出し、期待値・分散、故障率の変化をわかりやすく解説します。信頼性工学をマスターしたい方は必読です。

【必読】寿命計算の信頼区間にχ2乗分布を使う理由がよくわかる

信頼性工学_寿命区間 指数分布に従う製品の寿命の信頼区間を計算するのに、何で自由度倍のχ2乗分布を使うか理由がわかりますか?本記事では理由を丁寧に解説します。単なる公式暗記ではなく、理由を理解することが大事です

信頼度の点推定と区間推定がわかる(ワイブル分布)

信頼性工学_ワイブル分布_点推定と区間推定 信頼度の点推定と区間推定が計算できますか。本記事ではワイブル分布における点推定と区間推定をわかりやすく解説します。信頼性工学を勉強したい方は必読です。

【必読】指数分布とポアソン分布の関係がよくわかる

信頼性工学_ポアソン分布と指数分布の関係 信頼性工学で扱う指数分布とポアソン分布の関係が説明不足できますか?本記事では、数式を使って両者の関係を導出します。丸暗記せず導出を理解しましょう。

直列系の信頼性・故障率がよくわかる

信頼性工学_直列系 直列系の信頼度、故障率、平均寿命は計算できますか。本記事では、わかりやすく解説しています。基本的な内容ですが、信頼度、確率密度関数、MTTFの導出式を理解して、並列系、待機系、多数決系の応用パターンも理解していきましょう。

並列系の信頼性・故障率がよくわかる

信頼性工学_並列系 並列系の信頼度、故障率、平均寿命は計算できますか。本記事では、わかりやすく解説しています。基本的な内容ですが、信頼度、確率密度関数、MTTFの導出式を理解して、待機系、多数決系の応用パターンも理解していきましょう。

多数決系の信頼性・故障率がわかる

信頼性工学_多数決系 多数決系の信頼度、故障率、平均寿命は計算できますか。本記事では、わかりやすく解説しています。基本的な内容ですが、信頼度、確率密度関数、MTTFの導出式を理解して、多数決系、並列系、待機系の平均寿命の違いが理解できます。

【必読】MTBF,MTTFの点推定と推定区間の式がよくわかる

信頼性工学MTTF_MTBF_MTTR MTBF,MTTFの点推定と推定区間の式を無理に暗記していませんか?本記事では、点推定と推定区間の式を導出解説します。定時打切り、定数打切りで自由度が異なったり、変数2Tや自由度2nと2倍を使う理由をわかりやすく解説します。必読です!

信頼性における抜取検査はポアソン分布を使う理由がわかる

信頼性工学_抜取検査_ポアソン分布を使う理由 信頼性でも抜取検査することがありますが、なぜポアソン分布型を使うのか説明できますか?本記事では指数分布で信頼性を定義したものをポアソン分布の抜取検査を使ってよい理由を、数式で導出します。導出過程があるのはQCプラネッツだけです。必読です!

正規確率紙がよくわかる

信頼性工学_正規確率紙 正規確率紙の使い方や理論を解説します。Excelで済むので、今は不要ですが、平均ランク法や順序統計量、度数分布表などの信頼性工学に必要なエッセンスが詰まっています。信頼性工学を学ぶ方は必読です。

スタージェスの公式がよくわかる

信頼性工学_スタージェスの公式 ヒストグラムの区分数を考える1つの方法として、スタージェスの公式を解説します。信頼性工学ではヒストグラムをよく使いますので、紹介します。

対数正規確率紙がよくわかる

信頼性工学_対数正規確率紙 対数正規確率紙の使い方や、対数正規分布の平均・分散、メジアンランク法の使い方を解説します。ヒストグラムから対数正規確率紙を使って平均・分散導出する過程を丁寧に解説! 必読です!

メジアンランク法がよくわかる

信頼性工学_メジアンランク メジアンランク法は説明できますか? 本記事では順序統計量をベースにメジアンランク法をわかりやすく解説し、実際に解析しながら、公式の理解が深める事ができます。信頼性工学を学ぶ人は必読です。

ミーンランク法がよくわかる

信頼性工学_ミーンランク法 ミーンランク法を解説します。ミーンランク法の活用方法や、公式の導出、メジアンランク法との違いをわかりやすく解説!信頼性工学・統計学を学ぶ方は必読です。

ワイブル確率紙がよくわかるし、自分で作れる!(その1)

信頼性工学_ワイブル確率紙1 ワイブル確率紙は使えますか? ワイブル確率紙の目的を理解して、ワイブル確率紙に頼らず自分で解析できますか? 本記事は、ワイブル確率紙を使うために必要なエッセンスをわかりやすく解説します。信頼性工学を学ぶ人は必読です。

ワイブル確率紙がよくわかるし、自分で作れる!(その2)

信頼性工学_ワイブル確率紙2 ワイブル確率紙は使えますか? ワイブル確率紙の目的を理解して、ワイブル確率紙に頼らず自分で解析できますか?本記事は、ワイブル確率紙を使うために必要なエッセンスをわかりやすく解説します。指数分布とワイブル分布について確率紙を使った事例を解説!信頼性工学を学ぶ人は必読です。

累積ハザード法がよくわかるし、自分で作れる!

信頼性工学_累積ハザード法1 累積ハザード法を使って、信頼度が計算できますか? 本記事は、累積ハザード法を使ったワイブル分布のフィッティングをわかりやすく解説します。確率紙を使わずに、簡単なグラフから求めるコツを伝授します! 信頼性工学を学ぶ人は必読です。

ワイブル確率紙と累積ハザード法の違いがよくわかる

信頼性工学_ワイブル確率紙と累積ハザード法の違い ワイブル確率紙と累積ハザード法の違いや、使い分けが説明できますか?本記事では、ワイブル確率紙と累積ハザード法の使い分けをわかりやすく解説します。信頼性工学を学ぶ人は必読です。

⑤ブログだった32記事を冊子にまとめました!

以前、ブログ解説していましたが、1つのPDFにまとめました。勉強に役立ててください。

No 題名
1 【信頼性工学】ガンマ分布がわかる
2 【信頼性工学】二項正規分布がわかる
3 【必読】ワイブル分布の寿命計算なのにχ2乗分布を使う理由がよくわかる
4 信頼度の点推定と区間推定がわかる(指数分布)
5 信頼度の点推定と区間推定がわかる(正規分布)
6 信頼度の推定方法がわかる(寿命分布なし、区間分け有、打切り無しの場合)
7 信頼度の推定方法がわかる(寿命分布なし、区間分け有、打切り有りの場合)
8 待機系の信頼性・故障率がよくわかる
9 待機系の冷予備系の信頼性・故障率がわかる
10 待機系の温予備系の信頼性・故障率がわかる
11 待機系の熱予備系の信頼性・故障率がわかる
12 要素の故障が非独立な系の信頼性がわかる(非修理系)
13 要素の故障が非独立な系の信頼性がわかる(完全修理系)
14 要素の故障が非独立な系の信頼性がわかる(不完全修理系)
15 【必読】MTTF,MTBFとMTTRが導出できる
16 【必読】アベイラビリティがよくわかる
17 並列系のアベイラビリティがよくわかる
18 直列系のアベイラビリティがよくわかる
19 並列系のアベイラビリティがよくわかる(修理系の一部が無い場合)
20 信頼性工学がよくわかる(離散系と連続系まとめて理解できる)
21 信頼性工学ができる(離散系と連続系まとめて演習)
22 カプランマイヤー法が理解できる
23 打切りデータがある場合の信頼度の計算がわかる
24 ヒストグラムから信頼度が計算できる
25 信頼性(指数分布)における計数抜取検査がよくわかる
26 信頼性(指数分布)における計量抜取検査がよくわかる
27 信頼性(指数分布)における逐次抜取検査がよくわかる
28 一様分布のメジアンランク法がよくわかる
29 カプランマイヤー法と累積ハザード法の違いがよくわかる
30 直列モデルを使った累積ハザード法がよくわかる
31 (カプランマイヤー法)グリーンウッドの公式導出がわかる
32 信頼性工学に使う経験分布関数がわかる

内容は以下です。応用レベルをわかりやすく解説しています。97ページあります。

この記事を読めば、信頼性工学は究めたと言って過言ではありません!

まとめ

「【まとめ】信頼性工学を究める!」を解説しました。

  • ①QC検定で学んだくらいでは何もわかっていないのと同じ
  • ➁信頼性工学は何を学ぶものか?
  • ➂信頼性向上が信頼性工学の目的
  • ➃信頼性工学を究めるために必要な記事の紹介
  • ⑤ブログだった32記事を冊子にまとめました!

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