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【MBA】マーケティングがわかる

マーケティング

「副業とか何となく始めたけど、うまく商品が売れないの?」、と困っていませんか。

こういう疑問に答えます。

本記事のテーマ

【MBA】マーケティングがわかる
アフィリエイト、ブログ、SNSなどが流行っていますが、何となく始めて、収益につながっていないことってありませんか?
自分の商品くらいは、せめてマーケテイング戦略にて売れるかどうか評価しましょう。

それで、売れると評価できて、売れていないなら、不足分を補えばいいし、
売れないとわかったら、他のあてを探した方がいいですよね。

  • ①マーケテイング戦略の流れ
  • ②STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)
  • ③4P(Price,Place,Product,Promotion)

①マーケテイング戦略の流れ

マーケテイングとは

●簡単にいうと、

モノが売れるための戦略。

「売れる商品なのか?」
「売る市場であなたが勝てるのか?」
「販売する上でのリスクは何で、どう対処するか?」
などを、考えることです。

何となく売れるは、危険!
売れる理由は誰も知らないので、仮説ベースで考え抜くしかありません。

●本業、副業どちらも有効な思考法です。

マーケテイング戦略の流れ

●マーケテイング戦略の流れがあります。教科書ベースですが、MBAマーケテイングの講義では、この流れを使って、何回も演習します。覚えておいて損はありません。

  1. 環境分析
  2. STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)
  3. 4P(Price,Place,Product,Promotion)

●「環境分析」とは、ビジネスしやすい環境かどうかを分析します。
●「STP」とは、あなたがどこの領域からビジネスをしかけるかを選択します。
●「4P」とは、あなたが収益を得るための手段を選択します。

「何となく」始めずに、始める前から、リスクと機会を十分把握しておくとよいです。リスクと機会は、MBA、経営でもISOでも要求されます。

では、個別に見ていきましょう。

環境分析

●「外部環境分析」と「内部環境分析」があります。どちらも、関連記事で解説していますので、確認ください。

【MBA】外部環境分析ができる(3C,PEST,5F)
自社の課題は何か?と聞かれて即答できますか? 本記事では経営課題やISOで要求される外部の課題をMBA分析ツールを使って簡単に課題抽出できるよう解説します。簡単ですぐにマスターできるので必読です!

【MBA】内部環境分析ができる(SWOT)
自社の課題は何か?と聞かれて即答できますか?本記事では経営課題やISOで要求される内部の課題をMBA分析ツールを使って簡単に課題抽出できるよう解説します。簡単ですぐにマスターできるので必読です!

②STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)

よく「3C,5F,PEST,SWOTの次はSTP-4Pで分析しよう!」とマーケテイング習いたての人はこうやって暗記します。個別に解説します。

S(セグメンテーション)

●「Segmentation」は和訳で「細分化」です。

狙うべき市場を細分化します。最初から市場全部を獲れませんから。獲れるところを可視化します。

●可視化するなら、2次元表示がよいでしょう。2軸が必要ですが、
互いに相関性のない内容ならOKです。自分も相手もわかりやすい軸を用意します。

例えば、「価格帯」×「地域」はOKですが、
「価格帯」×「専門性」はNGです。なぜなら、専門性が高い顧客と高価格帯を選ぶ傾向があるという相関性があるからです。この場合、「価格帯」の中に「専門性」の意味を含めたらよいですね。

STP

何となくある市場が、細分化したことではっきりしましたね。

T(ターゲティング)

●細分化出来たら、「どこを狙う?獲りに行く?」ですよね! 狙うから「T:ターゲティング」です。

狙い方は、

  1. 市場が大きい所から攻めるのか
  2. 小さい市場で成功してから拡大するのか
  3. 拡大せず、1つの領域を守り抜くのか

など、いろいろあります。

●市場が大きいと、金持ちになれる!となりますが、市場を狙うには、

経営理念など、事業活動する意義は何か?と整合してください。

●お金も大事だけど、それ以外に大事なことも沢山あります。

下図のように、セグメンテーションで分けて領域の一部の領域を狙います。

STP

P(ポジショニング)

●狙いを定めたら、次は、「自分はどのポジショニングが取れるのか?」を考えます。

●ポジショニングの決め方は、

  1. 相手がまだ入っていない領域、隙間を狙うか
  2. 相手と真っ向勝負するか
  3. 自分が得意な領域から攻めるか

など、いろいろあります。図で描くと下図のようになります。

STP
STPを考えるだけでも、勝てそうな領域が可視化できる。

何となく活動していたら、STPを使って、ビジネスがうまくできそうかどうか評価してみてください。

③4P(Price,Place,Product,Promotion)

STPで攻める領域が分かれば、「何をどう売って行けばよいか」の手段を決めればOKです。この手段が4Pと言って、4つ考えていけばOKです。個別に見ましょう。

Price

●価格帯だけではなく、「いくらで売るか?」、「いくつ売れるか?」を考えます。

●単にお金が欲しいから価格帯を上げても無意味で、

相手がその値段を払ったら、それ以上のリターンが相手にもたらすか!を考えます。

●やりたくないのは、

原価×利益率。
これじゃ、高収益化は狙えません。

●例えば、ある資格試験があり、これを合格すると給料が10万円/年上がる人に、必勝テクニック本を作って売ることを考えます。いくらで売りますか? 本の原価は、印刷代の800円です。

  1. 1200円(一般の本の値段に合わせて)
  2. 25万円

●相手によっては「25万円」でも安いですよね。給料アップによって数百万円もらえる人にとっては25万円は安いかもしれません。価格はよく考えましょう。

Place

●「どこで、売るか?」です。
・オフライン(店)
・オンライン
いろいろあります。

●オフラインの場合は、店の固定費がかかりますが、認知されやすいメリットもあります。
オンラインの場合は、固定費が圧倒的に安いですが、認知まで時間がかかりますし、怪しいイメージの払しょくが消えるのに時間がかかります。

売る場所、広告の仕方、商品への想いなどを整合させて、どこで売るかを考えましょう。

Product

●「何を売るか?」です。
製品(もの)やサービスがあります。もちろん、あなたの得意なモノを造りましょう。

●製品やサービスは、量産も必要なので、造るのにかかる時間・費用の計算、材料の調達の費用・時間・手間なども考えるとベターです。

Promotion

●「宣伝」です。皆に伝えましょう!
・昔は新聞、テレビ、チラシでしたが、
・SNSを活用するのがベストですね。費用ほぼ0円でフォロワー数を増やせば、認知度も上がっていきます。

4Pの分析で大事なのは、
・自分が優位で、簡単・すぐに製品化、収益化できるものを見つけつつ
・コスト、手間や、周囲からあなたが受けてしまう悪い影響・リスクを除去していくことです。

例えば、ノウハウ集を売りたいとして、
・本を出版したい!
としても、印刷の手間、費用、出版社との連携、出版社からの要求事項などに揉まれて、良質なノウハウ集を作りこめる時間が無くなるリスクがあります。

・印刷の手間を減らしたい⇒web販売、印刷不要、自分の販売網が広がる!
・出版社の力に頼らず売りたい⇒SNSで自ら発信、フォロワー数が増えたら武器になる!
という手段に切り替えることができますね。

webやSNSが流行っているからではなく、
自分のビジネスにおいてリスクを減らしてチャンスを増やすため活用しています。

●繰返し分析の練習をすると、自分らしく、ストレスフリーなビジネスが見つかります。

まとめ

【MBA】マーケテイングを解説しました。

  • ①マーケテイング戦略の流れ
  • ②STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)
  • ③4P(Price,Place,Product,Promotion)


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