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【品質管理心得】①孤高になる覚悟

品質管理心得

「品質管理業務で思うように進まず、悩んだり困ったりしていませんか?」

こういう疑問・悩みに答えます。

本記事のテーマ

【品質管理心得】①孤高になる覚悟がわかる
何で相手はやらないのか?
ルールで決まっているのに何でやらない?
正しいことを言っているのになぜ聞かない?
とよく悩みますよね。
辛く、悩んでいるときこそ
QCプラネッツと一緒に
品質管理心得をしっかり習得して
一皮むけましょう!

悩みは成長痛の証です。そんなあなたをQCプラネッツは応援します。

  • ①「【品質管理心得】①孤高になる覚悟」がなぜ必要なのか?
  • ➁孤高な人を挙げてみよう
  • ➂周囲に流されない強い意思
  • ➃でも相手に無理に押し付けない
  • ➄組織に対して「No」が言えるのが品質担当のあるべき姿
QCプラネッツも所属する組織に改革を促していて、何人も一緒に動いてもらっていますが、実質3割くらいの達成度ってところです。それでも継続していくと少しずつ改善・改革が見えて来るものです。

①「【品質管理心得】①孤高になる覚悟」がなぜ必要なのか?

5つの品質管理心得

品質管理業務は基本

  1. 結果が出るまで、数カ月・数年と時間がかかる
  2. 周囲の応援は基本ない
  3. あなたを阻害する雑音や誘惑が多い
  4. 大事と皆わかっているがやりたくない、嫌われ役
  5. 常に進化が求められる

などが要求されます。ただし、選ばれた人だけが悩めるものです。だから、心得をしっかり学んでブレないプロになってほしいです。

5つの心得は、関連記事のように

5つの心得 「品質管理業務で思うように進まず、悩んだり困ったりしていませんか?」あるべき理想へ組織改善したいが、周囲の不協力、反発、改善より昇進などの様々な邪心が組織にはあります。そんな状況下でも、あなたが目指すべき方向を示すための5つの心得を解説します。

  • ①孤高になる覚悟
  • ②相手への動機づけ
  • ③冷静な客観視
  • ➃待てる覚悟
  • ➄成長する信念

の5つをQCプラネッツから提言しています。

1つ目は「孤高になる覚悟」

本記事は、1つ目の「孤高になる覚悟」です。

ブレない心
自分に厳しく、相手に優しい
正しい道へ誘う力
嫌われることも、上司や周囲との意見の違いも辞さない
でも孤独ではなく、孤高を目指す
ただ品質部門にいるサラリーマンではなく
真の品質のプロを目指すための孤高

では、解説していきます。

➁孤高な人を挙げてみよう

 

孤高な有名人

まず、孤高の意味ですが、

孤高(ここう)とは、個人の社会生活における1つの態度を表し、ある種の信念や美学に基づいて、集団に属さず他者と離れることで必要以上の苦労を1人で負うような人の中長期的な行動とその様態の全般を指す。本来は俗世間との通行を自ら断って1人で道を求める者の姿を指しており、私利私欲を求めず他者と妥協することなく「名誉」や「誇り」といったものを重視する姿勢から、周囲が「気高さ」を感じるような良い意味での形容に用いられる他に、協調性を欠いた独自の態度を軽く批判する場合にも用いられる。迎合主義の対極に位置する。芸術家や指導者に多く存在する。
(Wikipedia から引用)

あなたが思い浮かべる孤高な人ってどんな人ですか?

  1. ブレない人
  2. 誰に対しても同じ対応
  3. ちょっと近づきがたい
  4. 自分にも他人にも厳しいし優しい
  5. 見えない所で人の何百倍も努力している人

一流芸能人、一流スポーツ選手、オリンピック選手、一流経営者などが孤高な人ではないでしょうか?

孤高な人からのメッセージ

あなたの好きな孤高な人の本を読んでみましょう。

【名言集】
(あなたの好きな孤高な人の名言集を集めてみましょう。)

いろいろな名言がありますが、品質管理で戦っていくためのマインドを十分支えるものばかりですね。

胸にグッときますね。

品質管理は組織へ改善を促す重要な任務があります。しかし、組織という巨体を動かすのは並大抵のことではありません。当然、うまく事が進まないことばかりです。やはり自分との戦いになってきます。

➂周囲に流されない強い意思

誰よりも実行し、誰よりも汗をかく

品質管理をどうやれば組織の改善につながるかは意外とわかりにくいです。
目の前にある状況、監査結果、取得できるデータなどを分析してまとめても、それをどう活用すればよいか?
疑問のまま、何も改善しないことが多々ありました。

QCプラネッツの経験では、

組織の担当者1人1人に確認して業務の課題やうまくできていないものを一緒にサポートしていくことから始めました。

なぜ、相手はできないのか?しないのか?やりたくないのか?
ここが品質改善のキーポイントとなる所なのに!!

というところが相手には当然わかっていませんから、
何度も足を運び、会話して、相手ができない所を一緒にできるようサポートし続けるところから始めました。

この活動は他の品質管理担当は誰もやっていないし、相手方の管理職側も疑問視していましたが、数カ月、数年とやっていくと、徐々に改善効果が見え始めます。

誰よりも実行し、誰よりも汗をかく
でも、周囲はわかってくれない。逆風も吹きます。
そこを超えられるかが大事ですね。

よく考えて自分と向き合う

周囲の理解が少ない時期とはいえ、

組織改善にはどこが必要か?
を十分考え抜いたし、それを賛同してくれるわずかな仲間がいたから
自分と向き合い、ここは動こう!と決意できましたね。

自分らしく貢献できるところはどこか?
自分の得意・強みは活かせるか?
何度もやめようと思っても、それでも、もう1歩やってみよう!と思えるかどうかまで、
自分と向き合うことが大事ですね。

周囲もやっているし、
上司からの高い評価がされやすいからやってみよう!
という打算があると継続しません。

自分と向き合い、じっと思いをため込まないと、踏ん張れませんよね。

自信があれば意見が違っても怖くない

逆風が吹いたり、クレームが来ることも多々あります。

●忙しいのに何度も来るな!
●それをやってどうなるの?意味があるの?
などなど
仕事とはいえ、心が折れるところですよね。

だから、

絶対ここをやれば勝てる!
という絶対的な自信が必要です。
過去の成功体験を踏まえ、ピンとくる物があることが大事ですね。

自信があれば、違う意見があっても、自分の信念をしっかり伝えることができます。このあたりで感情的にはなりますが、汗をかいて闘うあなたがいるはずです。周囲はそれを見て、「一皮むけたなあ」とあなたを見返すでしょう。

  

➃でも相手に無理に押し付けない

いくら正しいとして、相手を論破できる自信があっても、組織の品質改善は組織にいる相手がやることです。相手が気持ちよく改善に進むようサポートが必要です。

自分の熱い信念と、相手を冷静になって動かすことの両方が必要です。

自分が正しいは相手には正しくない

あなたと相手は同じ人間ではありませんから、相手にとって、あなたの思いは100%伝わるわけではありません。

同じ思いを共感しやすい人もいれば、そうでない人もいますし、役職さまざまです。

相手に押し付けるのではなく、
自分の一貫する信念で接すればよいです。
相手が共感するかはある意味、確率論

相手に伝わるまで時間がかかる

とにかく、時間がかかります。改善依頼事項をつたえても、やってくれない人や、やってくれたけど出来が悪い人が多いです。

こちらの要求レベルどおり対応してくれる人は、経験上全体の10%くらいで、その人は何をやってもできる人なので、多忙です。

だから、諦めずに数カ月、数年スパンで根気よく時間かけて進めましょう。

時間がかかるので、
あなたが息切れしないよう
時には休憩も必要です。緩急つけてうまく対応しましょう。

それでも相手へ言い続ける

時間がかかっても、一貫した思いを伝えましょう。徐々に周囲の関係者が共感して動き始めます。対立関係だった人や喧嘩した人も、喧嘩しなくなり、いつも間にか裏で動いてくれたりします。

ずっと続けることが勝利の条件!
やってみようとしてやる人は100人に1人
嫌なことがあっても、続けてみようとする人は100人に1人
成功するまでやり続ける人は100人に1人
だから100万人に1人しか成功しない!
でも成功するまでやれば絶対勝てる!

➄組織に対して「No」が言えるのが品質担当のあるべき姿

品質管理担当の究極は、組織や経営陣と戦う場面で、「No」と言えるかどうかと考えます。

孤高なマインドで組織改善できたとして、以下の3つが将来できるかどうか自問してみましょう。

  1. 上、組織からのNGな指示を反論できるか?
  2. 困ったときに頼れる人になっているか?
  3. 組織を正しい方向に向かわせる覚悟ができているか?

品質管理担当は基本、サラリーマンです。経営陣から見て従業員です。この関係が品質不正を回避できない原因です。時に、NGな指示を自分の昇進を度外視して、反論するのが真の品質管理担当です。それがあなたはできますか?

家のローン、教育ローン、歯向かったときの左遷、とかいろいろ怖いものが有りますが、品質は経営の要、最後の砦でもあります。それを肝に銘じて対応できるかどうか?

また、困ったときに頼れる兄貴分であることも大事ですね。これはオーラだけではムリで、日ごろの組織担当者への指導・サポートを積み重ねて信頼を勝ち取っていく必要があります。

組織を正しい方向に向かわせるためには
孤高になる覚悟が必要です。
そして、日々コツコツ積み重ねていくしか
真の品質管理リーダにはなれません。
そうなる覚悟はできていますか?
組織は、真の品質管理リーダを欲しています。
悩んでいたら問い合わせください。一緒に頑張りましょう!QCプラネッツ自身も悩みながら前進しています!

まとめ

「【品質管理心得】①孤高になる覚悟」をわかりやすく解説しました。

  • ①「【品質管理心得】①孤高になる覚悟」がなぜ必要なのか?
  • ➁孤高な人を挙げてみよう
  • ➂周囲に流されない強い意思
  • ➃でも相手に無理に押し付けない
  • ➄組織に対して「No」が言えるのが品質担当のあるべき姿


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