ISO9001 2015がわかる
「ISO9001 2015の内容がわからない」、「ISO9001 2015で何をしたらよいかわからない」、と困っていませんか?
こういう疑問に答えます。
本記事のテーマ
- ①ISO9001 2015で理解すべきポイント
- ②各要求事項をわかりやすく解説
- ③【必読】ISO9001 2015各要求事項のリンク集
本記事の最も伝えたいこと
「品質向上には、何が必要か?」が自分で説明できるようになることです。
用語を暗記しても意味が無い。
試験で点数とれても、体に浸透しないと効果がない。
自分で考えて、自分なりに説明できて品質管理が身につくのです。
と言っても、人や組織は動きません。
納得して理解して行動するまで時間がかかるものです。
①ISO9001 2015で理解すべきポイント
4点あります。個々の要求事項の解説の前におさえてください。
- 暗記しない、自分の言葉で説明できること
- ISO9001 2015認証は手段、目的を明確にすること
- ISO9001 2015は全体像を最初に理解すること
- 品質向上には何が必要かを考えること
暗記しない、自分の言葉で説明できること
●いきなり暗記しても、頭に入りません。
- 用語の定義を辞書や言葉の意味から考える
- なぜ、その要求事項が必要なのか?を考える
- 自分なりの言葉で説明できること
●上の3段階に事例として「力量」を挙げましょう。
・用語の意味⇒力量って何?を調べて自分の言葉で理解する。
・必要性⇒力量管理や力量向上はなぜ必要なのか?組織にとってどんなメリットがあるか?を考える
・説明できること⇒自分の言葉でわかりやすく説明できること
をやりましょう。
ISO9001 2015認証は手段、目的を明確にすること
●品質管理も、ISOも、所詮は手段にすぎません。
目的は何かを理解しましょう。
目的は何か?
●組織の事業成長
●事業の収益向上
●社会的責任
●給料アップ
品質活動する目的を理解し、それが達成するための手段がいろいろあります。
ISO9001に準拠してもいいし、
自己流でもいい
ISO9001 2015は全体像を最初に理解すること
最初は 全体像を理解しましょう。
全体を俯瞰して、気になる所から個別に詳しく理解していけばOKです。
●図の見方を解説します。
- 4.組織の状況から、内部・外部の課題、リスクを抽出します。
- 5.リーダシップが組織内の活動をPDCAして、課題やリスクを解消します。
- 組織の品質活動のために計画、支援・運用、評価、改善が必要と理解できます。
ここが理解できたら、個別の要求事項を理解していけばOKです。
品質向上には何が必要かを考えること
あなたの業務での、品質要求事項が何か?を考えて、行動することが最も大事です。
- やみくもに仕事せず、まずは計画を立てる
- 業務のリスクは何か?
- 業務の責任と権限はどこまであるのか?
- 業務中、チームメンバーとのコミュニケーションは取っているか?
- 自分の業務における評価、振り返りはしているか?
- 次の業務に向けて、何を改善・習得・成長するか?
自己成長のために、何を普段から意識して取り組むか? があなたに求められるISO9001要求事項でもあります。
あなたが成長することが最もおさえてほしい目的・目標です。
少しずつでいいので、一歩ずつ継続して前進すればOK!
②各要求事項をわかりやすく解説
わかりにくい解説ばかり
教科書やサイトにいっぱいISO9001の解説があります。しかし、それを読んで理解できたためしがありません。その理由は,
- 教科書は間違った解釈は絶対NGなので、ISO原文通り解説する。だから理解できない。
- 教科書は読者を考えさせるためなので、十分理解させる気はない。
- コンサルタントのサイトに解説があるが、顧客獲得のためのもので、十分知りたい内容がない。
- 品質管理業務の実担当が解説したものが一番わかりやすい。なぜなら、実際それで組織の品質を回しているから。でも、実担当の視点で解説したものがない。
「品質管理業務の実担当が解説したものが一番わかりやすい。なぜなら、実際それで組織の品質を回しているから。でも、実担当の視点で解説したものがない。」
という課題を解決するために、QCプラネッツが、実業務で実際使っている、わかりやすい解説を持ってきました。
【必見】QCプラネッツがわかりやすい解説集を公開します!
わからなくなったら、QCプラネッツにお任せください。では、リンク集から理解していってください。
③【必読】ISO9001 2015各要求事項のリンク集
0章 一般
理解しにくい用語をわかりやすく解説しました。
品質マネジメントの原則がわかる
関係性管理がわかる
0.3 プロセスアプローチがわかる
0.3.3 リスクがわかる
4章 組織の状況
●内部・外部の課題、リスクと機会、利害関係者についての章です。
4.1 組織及びその状況の理解 がわかる
4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解 がわかる
4.3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定 がわかる
4.4 品質マネジメントシステム及びそのプロセス がわかる
5章 リーダーシップ
リーダー、リーダーシップ、コミットメントをしっかり理解しましょう。
5.1 リーダーシップ及びコミットメント がわかる
5.2 方針 がわかる
5.3 組織の役割,責任及び権限 がわかる
6章 計画
PDCAのPです。品質方針、品質目標と品質マネジメントシステムのコアな部分を理解しましょう。要求事項の解説だけでなく、品質目標の実際の作り方も解説しています。
6.2 品質目標及びそれを達成するための計画策定 がわかる
6.3 変更の計画(品質目標)がわかる(品質目標は期の途中でも変更OK!)
7章 支援
資源、力量、認識、コミュニケーション、文書化した情報の理解と、実務でのポイントを解説しています。
7.1 資源がわかる
7.2 力量がわかる
7_3_認識がわかる
7_4 コミュニケーションがわかる
7_5_文書化した情報がわかる
8章 運用
●実際の業務プロセス(営業、設計、研究開発、購買、製造、検査)についての要求事項を解説しています。
8_1 運用の計画及び管理がわかる
8_2 製品及びサービスに関する要求事項がわかる
8_3 製品及びサービスの設計・開発がわかる
8.4 外部から提供されるプロセス,製品及びサービスの管理がわかる
8.5 製造及びサービス提供
8.6 製品及びサービスのリリース
8.7 不適合なアウトプットの管理
9章 評価
評価、内部監査、マネジメントレビューの方法や実際の業務について解説します。
9.2内部監査は後日リンクアップします。
10章 改善
改善し続けるポイントを解説します。
10.2 不適合及び是正処置がわかる
10.3 継続的改善がわかる
ISO9001 2015なんて怖くない! 要求されるのではなく、自主的に成長できるツールとしてうまく活用しましょう! 成長したもん勝ちです!
まとめ
ISO9001 2015 をわかりやすく解説しました。
- ①ISO9001 2015で理解すべきポイント
- ②各要求事項をわかりやすく解説
- ③【必読】ISO9001 2015各要求事項のリンク集
Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/qcplanets/qcplanets.com/public_html/wp-content/themes/m_theme/sns.php on line 119